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企業内保育所がある企業への転職を考えよう!働くママの最強の味方

更新日:2018.11.9
公開日:2018.8.7

転職を考えるママや、これから結婚・出産を予定している女性にとって、「これほど便利なものはない!」と確信できるのが、“企業内保育所”です。

かつて保育所の付いた職場といえば、病院など女性の職場に限定されていました。ところが、ここ数年は国も企業も女性の労働力に大きく期待するようになり、必然的に企業内保育所も増える傾向にあります。

では、企業内保育所にはどんな種類があり、どんな点に気を付けて選んだら良いのでしょうか?企業内保育所のメリット&デメリットとは?そして、企業内保育所を設けている企業には、どんなところがあるのかについて、ご紹介しましょう!

企業内保育所には「事業所内保育所」と「企業主導型保育所」がある

企業内保育所には、大きく分けて「事業所内保育所」と「企業主導型保育所」があります。今後、企業内の保育所は、この2つのパターンに大きく分かれるのではと言われています。

「事業所内保育所」とは企業内にある認可保育所のこと

もともと女性の労働力がクローズアップされる以前からあったのが、「事業所内保育所」です。事業所内保育所とは、企業内にある認可保育所のことで、広さや保育士の数・給食設備などに関して地方自治体の細かい決まりがあり、自治体から助成金も出ます。

「認可保育所なら安心」という考え方もありますが、その分さまざまな点で縛りがあるため、新しくできる企業内保育所の中には、企業主導型保育所として開園するケースも少なくありません。

待機児童対策の一環としてスタートした「企業主導型保育所」

一方、「企業主導型保育所」は、2016年度に政府が待機児童対策の一環としてスタートした、新しいスタイルの保育所です。事業所内保育所は“認可保育所”ですが、企業主導型保育所は“無認可保育所”の扱いとなります。

企業主導型保育所には事業所内保育所のような細かいルールが少なく、さらに認可外施設でありながら認可施設なみの助成金を受けることもできるので、企業にとっても社員にとってもメリットが大きいといえます。

企業主導型保育所にはこんな利点もある

企業主導型保育所は、上に挙げた利点のほかに、「週3日勤務」「1日3~4時間勤務」といったフレキシブルな利用の仕方ができることや、複数の企業が共同で保育所を利用できるなどの利点もあります。

一般的な企業内保育所は、1社の企業が単独で利用する「単独型」ですが、1社が設置した保育所を近隣の企業やグループ企業が一緒に利用したい場合は、「共同利用型」の保育施設に分類されます。事業所内保育所ではこの共同利用型の施設は認められていませんが、企業主導型保育所では、共同利用型の施設も認められています。

「1社だけで保育所を運営するのは厳しいが、数社で共同利用できるのなら、企業内保育所を設けたい」という企業の需要もあり、今後は共同利用型の保育施設が増えていくことと思われます。

企業主導型保育所はトラブルもあるので十分に注意を!

「企業主導型保育所は魅力的だけれど、認可外保育所という点が気になる」という人もいるでしょう。たしかに、企業主導型保育所は既存の保育制度にある程度準じてはいるものの、認可保育所ほど厳しい設置基準はありません。

設置基準がゆるいということは、いろいろなことを自由に決められるというメリットがある反面、「企業主導型保育所に子どもを入れたら、保育内容がイマイチだった」という可能性もないとはいえないのです。

特に注意したいのは、社員への福利厚生という意味合いではなく、「保育所完備というメリットで社員を呼び込んで、何とか人材を確保したい」というような打算だけで、企業主導型保育所を設けるケースです。「実際に預けてみたら、保育士の質が悪かった」「子どものアレルギーに対応していなかった」といったトラブルも、発生しています。

企業主導型保育所を検討する場合は、どんな保育内容なのか、保育室や給食設備はどの程度充実しているのかなどを、自分の目でしっかりと確かめておくことが大切です。

企業内保育所にはこんなメリットがある!

企業内保育所のある会社に勤めるママや、企業内保育所のある会社へ転職しようとするママは、「地域の保育園を選ぶべきか、それとも企業内保育所に預けるべきか?」という2つの選択肢があるために、どちらにすべきか悩むことになります。

近所の保育園に預ければ、子どもはわざわざ電車に乗る必要もなく、電車の中で風邪をうつされたりすることもありません。しかし、企業内保育所にはそのマイナス点を引いてもおつりがくるほど、さまざまなメリットがあります。では、そのメリットとは?

保育料が安いところが多い

一般の認可保育園や認可外保育施設に預けると、月々の保育料は2万円~5万円ほどかかります。その点、企業内保育所は2万円前後を中心に、安いところでは1万円以下で預かってくれるところもあります。

もちろん保育料の安い企業内保育所ばかりではなく、中には月5万円ぐらいかかってしまう企業もありますが、全体的には企業内保育所の方が一般の保育所よりも安めです。

同じビルの中にいるので子どもが安心する

よく「3歳までは親の手元で育てる方がいい」と言われますが、企業で働くワーママである以上、それは許されません。警察官のように、子どもが3歳になるまで育児休暇が取れればいいのですが、一般の企業にそれを求めるのは無理というもの。しかし、泣く泣く子どもが1歳になったのを機に保育園に預けると、大泣きに泣かれて心痛む思いを経験したママも少なくないでしょう。

企業内保育所も、子どもと離れることには違いないのですが、「ママがすぐ近くでお仕事をしている」というのは、子どもに大きな安心感を与えます。たとえ小さな子どもでも、大好きなママがすぐ近くにいることは、鋭く感じ取るのです。

企業によっては、働くママの窓越しに保育ルームを設け、ママの働く姿を子どもが見られるようにしている、非常に良心的な企業もあります。ここまで至れり尽くせりなら、子どもの“ママと一緒にいる感”は、ほぼ100%に近くなりますね!

子どもの調子が悪くなったときはすぐに迎えに行ける

これもまた、企業内保育所の大きなメリットのひとつです。1~2歳児の子どもは本当によく体調を崩します。特に保育所に入っていると、いろいろなウィルスをもらってしまうことも多く、「お子さんが熱を出してしまいました」という電話を職場にもらうこともしばしばです。そんなときに、企業内保育所であれば、すぐに子どもを迎えに行くことができます。

お昼休みなどの休憩時間に子どもに会いに行ける

通常は朝保育園に預けると、夕方お迎えに行くまで子どもと顔を合わせることはありません。その点、企業内保育所は、お昼休みの休憩時間などにササっと子どもに会いに行くことができます。

お昼休みといえば、子どもにとってはそろそろママが恋しくなるタイミング。そんなときにママが現れると、子どもは「ママが一緒にいてくれている」という気持ちを強く持つので、預けられる寂しさを緩和することができます。

休憩時間を利用して授乳することもできる

企業によってルールはさまざまですが、事情が許せば休憩時間などを利用して、子どもに授乳をすることもできます。一般の保育園では、子どもを保育園に預けた時点でミルクに切り替えたり、授乳自体をやめてしまったり、母乳を絞って冷凍して飲ませているママもいます。

しかし、母乳を飲むことは子どもにとって精神的な安心にもつながり、できれば自然と子どもが止めるまで続けてあげたいものです。ママ自身も、母乳をあげ続けることができれば乳腺炎などの心配も少なくなり、働きながら自然体で育児を続けることができるでしょう。

災害などに遭ったときに真っ先に子どもを引き取りに行ける

つい10年ほど前までは、大災害が起こるのはレアケースでしたが、最近は災害時の対応も真剣に考えなければならない課題となりました。ママが仕事中に万が一大地震などの災害が起こったとき、企業内保育所であれば、真っ先に子どもを迎えに行くことができます。

これがもし、会社と保育所が電車で何駅も離れていたら、どうなるでしょうか?被災してから迎えに行くまでに何時間もかかってしまう可能性があり、電車が止まってしまえば、その日のうちに迎えに行くこともできないかもしれません。

ママの職場と保育所が近くにあることが、いかにありがたいことか、被災した事態を考えるとひしひしと感じますね。

保育所がママの仕事に理解がある

企業内保育所は、ママが勤める会社と当然ながらつながっているので、一般的な保育所に比べて融通が利くというメリットがあります。「今日はどうしても残業で遅くなる」というような事態になっても、保育所がこころよく対応してくれたり、逆に「お子さんが熱を出した」と保育所から連絡が入ったときも、会社の人に白い目で見られずに済みます。

このように、企業内保育所に子どもを預けることは、ママにとってさまざまなメリットがあります。今後も企業内保育所は増え続ける傾向にあり、「地域の保育園に落ちた」と嘆くママは減っていくことでしょう。

企業内保育所にはデメリットもあることを知っておきましょう

さまざまなメリットのある企業内保育所ですが、もちろんいいことばかりではありません。企業内保育所にも、それなりにデメリットがあります。それを把握した上で、地域の保育園にするか企業内保育所にするかを、慎重に選択した方が良いでしょう。

園庭がない、または少ない

保育所で遊ぶ子どもたちにとって、欠かせない存在ともいえるのが、“園庭”です。地域の保育所の多くは園庭を持っていて、そこで子どもたちは太陽を浴びながら、思う存分遊びます。残念ながら、企業内保育所は都心のビル内にある場合も多く、園庭がないか、またはあってのほんの少しというケースが数多くあります。

保育スペースが狭い

一般的な保育所は、ゆったりとしたスペースを用意しているところが多いのですが、企業内保育所はどうしてもスペースが限られてしまいます。「子どもをのびのびと育てたい」と考えるママは、不満を感じるかもしれません。

子どもを電車に乗せなければならない

会社まで徒歩で通勤する人はほとんどいないので、大半のママは子どもを連れて電車通勤をします。時差通勤をしたとしても、やはり1~2歳の子を毎日電車に乗せるのは、抵抗を感じるでしょう。電車の乗客から、風邪やインフルエンザをうつされる危険性もあります。

会社に行かない日は託児もなし

地域の保育園であれば、平日に有給休暇を取って子どもを保育所に預け、買い物に出かけたり友達とランチをすることもできます。ママが風邪で寝込んだときも、子どもを預けてゆっくり家で寝ていることができるでしょう。しかし、企業内保育所の場合は、会社を休むと子どもを預けられません。

このように、企業内保育所にはメリットもあり、またデメリットもあります。どちらがより自分の希望に沿っているかを考えて、より満足度の高い保育所を選ぶと良いでしょう。

保育サービスを提供する会社に保育所の運営を任せる企業も多い

企業内保育所は社員の福利厚生のために重要な施設ですが、そもそも保育は企業にとって本業ではないので、自主運営で行うのは非常に大変なことです。そのため、企業自体で運営をせずに、保育サービスを提供する会社に運営を委託している企業が少なくありません。

転職を考えている企業が保育サービスに委託をしている場合は、運営会社のホームページなどを見て、どんな保育を行っているのかをしっかりと確認しましょう。ネット上の口コミなども要チェックです。転職活動に支障のない範囲で見学したり、保育士から話を聞いたり、運営会社に直接電話をしてみるのもひとつの方法です。

職場に子どもを預けられるのは、それだけでとてもありがたいことではありますが、だからといって妥協するわけにはいきません。小学校就学前の子どもをどう保育してもらえるかというのは、親にとって非常に重大な関心事です。そのため、転職前に保育内容をしっかりと聞いて、納得した上で転職を決めることが大切でしょう。

企業が自主運営し、質の高い保育を実現しているケースもある

企業内保育所の中には、保育所の運営を外部に任せずに、自主運営を行って質の高い保育を実現しているケースもあります。自主運営の利点は、保育士を直接雇用することによって、好待遇で優秀な保育士を招き入れることができる点です。

待遇の良し悪しは、優秀な保育士を確保する上で大きく影響するので、企業に自主運営をする力があればそれに越したことはありません。企業内保育所を見学するときには、どんな保育士さんがいるのかを、必ず確認しておくことが重要です。

企業によってさまざまな個性がある企業内保育所

“手ぶら登園”ができる「ヤフー本社」の企業内保育所

国の働き方改革の一環として、企業内保育所を設置する企業が、いま続々と登場しています。2018年7月に企業内保育所をオープンした「ヤフー」も、そのひとつ。東京ガーデンテラス紀尾井町の本社に企業内保育所を開設し、働くママ社員を応援しています。

保育所の定員は12名。ママが一生懸命働いている間に、子どもたちは動物の絵が描かれた明るい雰囲気の園内で、ママを待ちながら楽しく過ごします。対象年齢は0~2歳児で、保育時間は朝7時から夕方6時まで。残業があるときは、夜8時まで延長保育も可能です。

保育所内には500冊の絵本があり、読み聞かせのプログラムを取り入れています。「ガーデンテラスみたいな都会だったら、お散歩はないのでは?」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。“都心のオアシス”に認定されたガーデンテラスの庭園には、野生生物も生息していて、園児たちはそこを散歩しながら自然と触れ合うことができます。

ヤフーの企業内保育所で「これは助かる!」と思うもののひとつに、“手ぶら登園”があります。ママが希望すればオムツを保育所で用意してくれて、洋服や布団なども保育所で洗濯してくれるというもの。「電車通勤に不安がありましたが、着替えもオムツも用意される“手ぶら登園”なので安心しました。」という社員の声もあり、評判は上々のようです。

通勤する会社の中に保育所があり、しかも手ぶらで登園できるとなれば、ワーママの負担もかなり軽くなりますね!

雨の日もお散歩に出かける「イケア」の企業内保育所

北欧スウェーデン発祥の家具メーカー「イケア(IKEA)」の企業内保育所が、また素晴らしい!たとえば千葉県船橋市にあるイケアの5階にある企業内保育所は、「ここが企業の保育所?本物の保育園では?」と思うほど、立派な保育所です。

たとえば玄関スペースには、コルクの壁に森をイメージした樹木のイラストが描かれ、靴箱にはシステムキッチン用のキャビネットが使われています。さすが家具屋さんだけあって、センスが違います。

玄関を入ると、子どもたちのレインコートがズラリ。なぜかというと、ここではなるべく自然と触れ合うために、晴れの日はもちろん、雨の日でも散歩に出かけるのだそうです。それが初代施設長だった、スウェーデン人の先生の方針なのだとか。こんなことからも、保育に関するイケアの素敵なこだわりが感じられますね。

イケアで働く人は日本人だけでなく、世界各国から集まっているので、当然子どもたちも多国籍。よく「子どもを国際人に育てたい」といって、アメリカンスクールに通わせる人がいますが、この企業内保育所なら、自然と国際感覚も養われそうです。

実はこのイケアという企業は、子育て支援を徹底している会社として知られています。広々とした保育室や、充実した保育内容があるのも、企業が本気で子育てを応援している証拠といえるでしょう。「他の企業に決めようと思ったけれど、保育所を見学したらイケアに気が変わった」というママも、意外と多いかもしれません。

食育を重視した保育プログラム「味の素」の企業内保育所

“食”と“健康”をテーマに、定員19名の小規模施設で自主調理を行っているのが、2018年3月に開設された「味の素」の企業内保育所です。昼食とおやつは、栄養士さんがライブキッチンで調理をします。料理を作っている様子が保育室から見えるので、子どもたちはもう興味津々!

家でママがご飯を作るシーンを、子どもが自然に見るように、毎日保育所で料理を作る風景を見ていると、子どもたちも自然と食への関心を深められそうです。保育プログラムの中には、保育スタッフや栄養士さんによる「食育」も含まれています。いかにも食品会社の味の素らしい、食にこだわった保育方針ですね。

社内でベビーブームが起こった「ドワンゴ本社」の企業内保育所

ニコニコ動画で人気の「ドワンド」では、東銀座の歌舞伎座タワーにあるドワンゴの本社オフィスに、「どわんご保育園」を設けています。開園したのは2014年なので、企業内保育所としては、かなり早いスタートです。

もともと皆がビックリするようなことを次々と発信するドワンゴなので、企業内保育所を設置したところで驚くにはあたりませんが、それでも当時はかなりセンセーショナルな話題を呼びました。開園当初は2~3人しか集まらなかったものの、2年もするといつのまにか満員になって、社内はベビーブーム状態に!

それもそのはず。社内に保育園があるということは、「どうぞ子どもを産んで働いてください」と、会社がメッセージを出したようなもの。「それなら遠慮なく産んでみようか」ということで、妊娠する社員がたくさん現れた結果、社内ベビーブームが起きたようです。

いま少子化対策がさかんに叫ばれていますが、子ども増やす一番手っ取り早い方法は、社内保育所を増やすことなのかもしれません。

まさにジブリに出てくるような「スタジオジブリ」の保育園

ドワンゴが企業内保育園を作って話題を呼んだ5年ほど前から、すでに働く女性スタッフのための保育施設を作っていたのが、「スタジオジブリ」です。ジブリオフィスのすぐ近くに、「3匹の熊の家」という名前の保育園があり、ジブリで働くママはここに子どもを預けて、せっせとアニメづくりに励んでいます。

「保育園を作りたいと思ったのはきれいごとではなく、子供たちによってこちらが助けられるからです。子供たちを見ていて感じることは、やっぱり希望なんです」とは、宮崎駿の言葉。いかにも宮崎監督らしい、開園のきっかけですね。

そんな発想から生まれた保育園なので、外観はまさにジブリの世界そのもの。木のぬくもりがする園舎に、日当たりのいい広々としたお庭。そこには可愛らしい池もあって、屋根の上には3匹の熊が!「こんな保育園で過ごせたら、さぞ子どもたちは幸せだろうなぁ」と思えるような、見るからにのどかな保育園です。

アニメの世界で一生懸命働くママと、アニメのような保育所でのびのびと育つ我が子。何だか都会でアクセクと働くママにとっては、羨ましい限りの子育て環境ですね。

企業内保育所の草分け的存在「ヤクルト」の企業内保育所

企業内保育所の設置が叫ばれるずっと前から、「企業内保育所といえばここ!」と誰もが思い出す存在だったのが、「ヤクルト」です。ヤクルトの企業内保育所は全国1,200ヶ所にあり、近所を見渡せばどこかに必ず、保育所付きのヤクルトが見つかるほどです。

ヤクルトで働く女性のことを、「ヤクルトレディ」と呼びます。ヤクルトレディは正社員としてバリバリ働くというスタイルではなく、パート的に1日5~6時間働き、収入を家計の足しにしたいという主婦が圧倒的多数です。

たとえば「3歳と1歳の子どもがいるけれど、1日に5時間程度は働きたい。上の子の幼稚園の園費もけっこうかかるし、将来のために少しでも貯金をしたいから、ヤクルトレディなら保育費も少額なので助かる」というような人に最適な仕事です。

大企業だけでなく、中小企業にも企業内保育所は増えつつある

企業内保育所というと、「どうせ大企業しか導入していないのでしょう?」と思う人もいるかもしれません。たしかにヤフーやイケアなどの大企業は資本力があるので、企業内に保育所を作るのは難しくないでしょう。しかし、企業内保育所があるのは、実はそんな大企業ばかりではありません。中小企業の中には、積極的に保育所を設置して、福利厚生を充実させる企業も増えてきています。

たとえば、コープデリの流通業務を行う「協栄流通」は、埼玉県所沢市に本社をおく社員200人ほどの中堅企業ですが、いま各事業所内に保育園を次々と開園しています。

また、茨城県竜ケ崎市に本社をおく通信キャリアの企業「アドバンス」は、契約・派遣社員を含めたスタッフが400人程度の企業ですが、企業内保育園を設置しています。室内は白を基調とした爽やかな空間で、床には良質な木材を使い、床暖房も完備するという充実ぶり。

中小企業はいい人材を確保することが経営の大きなテーマなので、こうして企業内保育所を充実させることは、優秀な女子社員の獲得にもつながります。そういう意味では、中小企業こそ企業内保育所を充実させることに、大きな価値があるともいえるでしょう。

企業内保育所の付いた企業への転職を考えているなら転職エージェントを利用しよう

保育所付きの企業をキャリアコンサルタントに紹介してもらえる

「企業内保育所の付いた企業に転職をしたい!」と考えている人は、自分でインターネットなどを使って調べるよりも、「転職エージェント」を利用することをお勧めします。

転職エージェントには、転職のプロフェッショナルであるキャリアコンサルタントがいて、面談のときに「企業内保育所の付いた企業を希望します」と伝えれば、保育所付きの企業を厳選して紹介してもらえます。

企業内保育所の内容や評判をできるだけ収集することが大切

企業内保育所にもさまざまなところがあり、中には問題のある保育所も隠れていて、認可外保育所が多いだけに保育内容もピンキリです。しかし、インターネットやハローワークなどで表向きの就労条件を知るだけでは、こうした情報は集まりません。

その点、転職エージェントのキャリコンサルタントは企業の内部事情に詳しい人も多いので、企業内保育所の情報もキャッチしている可能性があります。

子どもを企業内保育所に預ける場合、もはや転職は自分だけの問題ではないので、何とかして保育所の評判なども収集することが大切です。そういう意味で、転職エージェントの存在は、非常に心強いといえるでしょう。

転職エージェントは1社に限らず、2~3社に登録を

転職エージェントは1社にこだわらず、2~3社に登録するのがベストです。数社と並行してお付き合いをすることで、その中から自分と相性の良いキャリアコンサルタントを見つけることができます。

最初から1社だけに絞ってしまうと、キャリアコンサルタントがたまたま女性の就業に疎かったり、相性が悪かったりすると、そこでアウトになって話が進まなくなってしまいます。相性のいいキャリアコンサルタントを見つけたら、そこからはその人を信頼して1社に絞るなど、いろいろと方法はあるでしょう。

複数の転職エージェントはどうやって選んだらいい?

転職エージェントを選ぶ際は、大手転職エージェントばかりを選ぶのではなく、「大手転職エージェントの中から1社」「女性の就業に強い転職エージェントの中から1社」「希望する職種に強い転職エージェントに1社」といった具合に、それぞれ特徴のある転職エージェントをピックアップして選ぶ方が効率的です。

「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「DODA」などの大手転職エージェントは、やはり持っている求人数が圧倒的に多く、優良企業の求人も多い傾向にあるので、どこかに登録しておいた方が賢明です。

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また、特定の職種に強い転職エージェントもあるので、そこにも登録しておくと、レアな求人情報が入ってくるかもしれません。

企業内保育所に関するまとめ

企業内保育所についてお話をしてきましたが、現在企業ではこうした子供の預け先だけでなく、女性が子どもを産んでもずっと働き続けられるための、さまざまな努力をしています。産前産後の休暇が取れるのは、もう当たり前の話になりました。それ以外にも、「時短勤務」「時差勤務」「週休3日」「選べる勤務制度」「テレワーク」「自宅勤務」など、子どもを持つママの多様な働き方を支援しています。

ちなみに、Yahoo JAPAN社員の産休・育休後の復職率は、なんと96.1%だそうです!子どもができたら辞めざるを得なかった昔の企業からは、想像もできない数字ですね。ワーママ同士がお互いの定年後の人生を、ごく普通に語り合う日が来るのも、そう遠くはなさそうです。

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