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転職を考えるときに、意外と馬鹿にできない「社員食堂」のメリット

更新日:2018.11.9
公開日:2018.8.2

転職を考えるときに、あなたなら何を一番重要視しますか?「仕事のやりがい」でしょうか?それとも「給与額」でしょうか?転職先を選ぶ際に、意外と馬鹿にできない条件のひとつに、「社員食堂」があります。

「社員食堂があるかないかで転職先を選ぶなんて、信じられない」と思う人もいるかもしれませんが、これが長い意外と馬鹿にできないのです!では、社員食堂があると、いったい社員にどんなメリットがあるのでしょうか?社員食堂の美味しさで定評のある企業とは?そんな、転職先を選ぶ上でちょっと隅に置けない社員食堂の魅力について、ご紹介したいと思います。

実際にあった福利厚生で一番よかったのは「食堂・昼食補助」

マンパワーグループが2015年3月に18~60歳の男女972人に行ったアンケートによると、「会社の福利厚生として良いと思うものは?」という質問に対して、「住宅手当・家賃補助」と答えた人が1位で48.3%、それに次いで「食堂・昼食補助」と答えた人が33.9%いました。

そして、「実際にあった福利厚生でよかったと思うものは?」という質問に対しては、なんと「食堂・昼食補助」が17.1%と、「住宅手当・家賃補助」の16.7%を抜いて第1位だったのです!

その次は「割引制度(余暇施設など)」「財形貯蓄制度」「健康診断(人間ドッグなど)」と続きますが、いかに社員食堂があることで従業員の人たちにメリットがあるかがわかります。あなたが転職を考えるときは、いったいどんな福利厚生を一番に希望しますか?

社員食堂は、会社から月3,500円までの食費補助が受けられる

社員食堂があることによって、会社から昼食費を補助してもらえるというのは、社員にとって非常に大きなメリットです。福利厚生費として認められる食事代は、「半分以上を従業員が負担し、会社が負担する食事代は月3,500円以下」という決まりがあるので、1ヶ月に22日社食を利用した場合は3,500円÷22日=159円と、1食の補助額は159円になります。

そうなると、たとえば本当は659円払わなければいけない食事を、社員食堂では500円で食べられるということになります。月に3,500円の補助ということは、1年に42,000円の補助が受けられるということ。社員食堂を利用すれば、それ自体が手当のようなものなので、かなりメリットがあると考えて良いでしょう。

また、現状では月3,500円の食事補助ですが、政府は「企業が食事補助をもっと増やせば、栄養面に配慮した食事を提供しやすくなる」と判断し、税制改正を検討中です。食費補助の金額がもっと増えれば、さらに大きなメリットとなり、社員としては嬉しい限りですね!

社員食堂がある会社に転職するメリットは?

社員食堂があると、栄養バランスの良い食事を毎日食べられる

社員食堂があることで、最も大きなメリットといえるのがこれ!社員食堂で調理師さん手作りの食事を提供してもらえると、毎日栄養バランスの良い食事を食べることができる点です。

もちろん彩り豊かで手の込んだお弁当を持参すれば、 栄養バランスの整った料理を食べることはできますが、なかなか毎日そこまでやるのは大変な作業です。社員食堂が利用できれば、そんな苦労をすることもなく、温かい料理を一番おいしい状態でいただくことができます。

「お昼の食事ぐらい、何でもいいだろう」と考える人もいますが、会社員として働く期間は数年・数十年というスパンで続くので、長い間には体の健康に大きな影響をもたらします。毎日コンビニで適当に買ってしまったり、外食ばかりの食生活を続けていると、生活習慣病なども心配になってくるでしょう。

社員食堂があることが、いかに大きなメリットかを本当にわかるのは、数年後・数十年後の健康診断のときなのかもしれません。

社員食堂があると、他部署の人と気軽に会話ができる

社員食堂の大きなメリットのひとつに、「他部署の人と気軽に会話ができる」というメリットがあります。会社にいると、同じチームの人とは会話をする機会がありますが、違う部署の人と会話をするチャンスというのはなかなかありません。

その点、社員食堂があると、たまたま隣に座った人と気軽に話をすることができます。何気ない会話の中から、意外なアイデアや企画が生まれる可能性もあるでしょう。他部署との交流は、企業を成長させる上でとても重要なので、社員食堂はその一翼を担う重要な存在ともいえます。

社員食堂でおいしいものが食べられると、仕事をするのが楽しくなる!

これはもう人間の本質的な欲求ですが、社員食堂で毎日おいしいランチが食べられると、それを楽しみに働けるので、仕事をするのが楽しくなってくるというメリットがあります。特に最近は社員食堂のレベルがどんどん上がっているので、なおさらです。

転職の面接で志望動機を述べるときに、「私は御社のこんな理念に共鳴し…」といった崇高な動機を述べる人も多いかと思います。もちろん、その気持ちに間違いはないのですが、どんな素晴らしい志望動機も「毎日社員食堂でおいしいものが食べられる」という魅力の前には、色褪せて見えるかもしれません。

仕事をするということは、詰まるところ“働く”という日々の作業の繰り返しです。朝出社し、夜退社するまでの間に、“おいしい社食”という楽しみがあるとないとでは、働く意欲に大きな差が生まれても不思議はないでしょう。

昭和のイメージがある社員食堂は、実は時代のトレンドだった!

社員食堂で昼食を取る女性

社員食堂というと、何となく昭和の頃のイメージがありますが、実は最近さまざまな企業がこぞって社員食堂を設け始めています。なぜなら、社員食堂はより優秀な社員を雇用するのに格好のツールであり、社員の健康管理にも役立ち、なおかつ社内コミュニケーションの活性化にもつながるという経営上のメリットがあるからです。

そんなメリットいっぱいの社員食堂なので、かつては「安く食べられればいい」と企業も単純に考えていましたが、最近はあの手この手でアイデアいっぱいの社員食堂を運営し、企業価値を高めている会社が続々と登場しています。テレビでも頻繁に取り上げられているので、ご存知の方も多いかもしれませんね。

もはや今となっては、「社員食堂が企業価値を決める」といっても、言い過ぎではないかもしれません。では、そんなメリットいっぱいの社員食堂を運営し、企業価値を高めている元気な会社を、いくつかご紹介しましょう!

こんなに多種多彩!いまどきのユニークな社員食堂

500kcalのまんぷく定食が食べられる「タニタ」の社員食堂

あまりにも有名になり過ぎていまさら感もありますが、やはりトップに紹介したいのは、体脂肪計「タニタ」の社員食堂です。

“500kcalのまんぷく定食”で知られているタニタの社員食堂ですが、メニュー表には毎週テーマが設けられていて、今週が“鉄分”だったら来週は“食物繊維”、再来週は“ストレス”といったように、健康に大きく関わるテーマをピックアップしています。

基本的には一汁三菜のメニューで、鉄分がテーマの週は主菜がニラレバ炒め、副菜に高野豆腐ときのこの玉子とじなど、鉄分の多いメニューを提供するといった具合です。野菜はやや硬めに茹でられていて、よく噛むことで量以上の満腹感が得られます。

ご飯は自分で盛り付けるシステムですが、大きな保温釜の前には、抜かりなくタニタのクッキングスケールが!「150gは240kcal」といったように、いやでもカロリーを意識するように仕組まれています。さすが体脂肪計の会社ならではの気配りですね!

カロリーの低さと栄養バランスの良さにおいては、タニタの社員食堂の右に出る会社はないでしょう。もちろん、お味の方も上々です。女子社員で、この社員食堂があるメリットを目当てに入社した人も、少なくないのでは?

日本一野菜のおいしい社内カフェ「ルネサスエレクトロニクス」の社員食堂

自動車用のマイコンや半導体などを手がける「ルネサス エレクトロニクス」の社員食堂が、またすごい!「日本一野菜のおいしい社内カフェ」をテーマに、究極のヘルシー社食を提供しています。

それもそのはず、メニューの考案や素材の調達は、有機食材の草分けである「大地を守る会」がやっているとのこと。大地を守る会の野菜がおいしくて健康にいいことはわかっていても、高くてなかなか買えないという人が多い中で、社員食堂でそれを食べられるというのは、なんとまあ贅沢なこと!

いまさら言うまでもありませんが、社員食堂で使う食材は、すべて契約農家の国産有機野菜です。それを築地市場がもうすぐ移転する、江東区豊洲の高層マンション群を眺めながら食す幸せ。野菜たっぷりのランチボックスをはじめ、「あさりと茸 野菜の和風丼」といった食欲をそそるヘルシーメニューがあり、毎日食べても飽きません。

こんな素晴らしい社員食堂があることは、ルネサスの社員にとって、何にもまさる最大のメリットといえるでしょう。

毎日無料でまかないランチが食べられる、「はてな」の社員食堂

はてなブックマークなどのWebサービスを展開する「はてな」では、ランチタイムになると多目的スペースにブッフェ形式の料理がズラリと並びます。従業員はそこで好きなものを取り分け、毎日好きなだけ食べられるという、何とも嬉しいシステムなのです!

シェフの腕がいいのか、野菜たっぷりのおいしいメニューばかりなので、社員は皆大満足!無料で食べられるというメリットもあって、思わず話もはずみます。

実はこのブッフェ料理、社内の食堂で作られているわけではありません。近所のマンションの一室でシェフが作ったものを、お昼時に会社に届けているのです。社員食堂のないオフィスでも、こういった社食システムなら、気軽に取り入れられるかもしれませんね!

バラエティ豊かなランチにビックリ!「楽天」の社員食堂

まるでイオンモールのフードコートにいるような巨大なスペースの中で、お寿司あり、丼ものあり、カフェあり。毎日「今日は何にしようかな?」と悩んでしまうのが、「楽天」の社員食堂です。

バラエティ豊かなだけかというと、これがまた味もおいしい!たとえば700円のお寿司は、まぐろやウニ・車エビなどの上物ネタを使っていて、「え!これが700円で食べられるの?」と思わず絶句してしまうほどの充実ぶりです。

毎日おいしいランチが選り取り見取りというメリットがあるので、社員食堂に続々と現れる社員は、皆ウキウキと楽しそうです。こんな楽しい雰囲気とおいしい料理を前に、社員同士の会話が弾まないわけがありません。当然職場は活気づき、会社はもれなく成長するという仕組みです。

「人は自分の食べるものでできている」と言いますが、毎日おいしく幸せなランチタイムを送れる会社の社員は、心も体もずっと元気でいられそうですね。

美と健康にこだわった“健美食”が食べられる「資生堂」の社員食堂

「資生堂」といえば、日本を代表する化粧品メーカー。美しさを追求するにあたって、食生活はとても重要なアイテムです。そんな資生堂の社員食堂らしく、定食のネーミングは“健美食”。「おいしく食べて、美しくなる」をコンセプトに、質の良い脂肪やたんぱく質を材料に使い、カロリー控えめの見た目にもおいしい定食メニューを提供しています。

女性の多い会社だけあって、野菜はかなり多めで、ダイエット中の人にもメリットがありそうです。肉や魚の隣に野菜があるというよりは、野菜の中に肉や魚がコラボしているような感覚で、それでいて満足感が高いのはさすが。8種類の総菜盛り放題のビュッフェもあり、とても会社の食堂とは思えない充実ぶりです。

窓からは浜離宮恩賜公園も一望でき、社員同士の貴重なコミュニケーションの場となっていることも、大きなメリットのひとつです。「転職するなら、美しくなれる社食が食べられる会社に!」と思った女性も、いるかもしれませんね。

なんと!シリコンバレーの「Google」の社員食堂は、夢のようだった

話が海外に飛んでしまいますが、Google社は創業当初から従業員の飲食には配慮していて、56ヶ国以上のオフィスに約200のカフェテリア(社員食堂)と、約1,000のマイクロキッチンがあり、朝食・昼食・夕食すべて無料で食べられるそうです。

たとえばシリコンバレーにあるGoogleの社員食堂は、24時間営業で、好きな食べ物が食べ放題!しかも使っている食材はすべてオーガニックで、ハワイからとれたての魚を空輸したり、契約農場から最高級の牛肉を仕入れるなど、まるで夢のような社食生活です。

ここまで至れり尽くせりにするのは、「社員が最高のパフォーマンスを発揮するための環境を整えることが大切」という、いかにもGoogleらしい発想からきているそうです。しかし、実際には太り過ぎに悩む社員もいるらしく、そういう点では食べ放題社食のデメリットもある?あ!これはただのやっかみでしたね、失礼!

出張型の食堂を利用すれば、小さな企業でも社員食堂が持てる

社員食堂を利用できるのは、何も大きな企業ばかりではありません。ベンチャー企業の規模でも、工夫をすればおいしい社食を味わうことができます。その方法のひとつが、「ポップアップ食堂」と呼ばれる出張型の社員食堂です。

家事代行サービスを手がける株式会社Casyは、料理代行サービスの一環としてポップアップ食堂を開始し、さまざまな中小企業やベンチャー企業においしい社食を届けています。価格は人数によっても変動しますが、20名ほどで1人675円程度と、社食をメリットとして受け入れられる範囲内の金額。

ポップアップ食堂を利用する企業は、週に1回“ポップアップ食堂の日”を設けるなど、さまざまに工夫しながら利用しています。たまに社員食堂がやってくるというのも、特別感があって楽しく、社員同士のコミュニケーションにも大いに役立っているようです。

社員食堂は、企業の実力を見極める指標のひとつ

「オフィスライフを楽しむ」という考え方にシフトしてきた日本

社員食堂について、いろいろとお話ししてきました。ホテルのラウンジのような社員食堂もあれば、手作りのブッフェランチが味わえる社員食堂、美と健康を追求する社員食堂など、会社によってさまざまなスタイルの社員食堂がありますね。

こうして従業員が会社に勤めるメリットを享受できるようになることで、かつては「一にも二にも仕事、仕事!」と働くことだけを考えていた日本人も、少しずつ「オフィスライフを楽しむ」という働き方にシフトしていくことができそうです。

企業にどんな社員食堂があるかを、若い転職者は目ざとくチェックしている

オフィスライフを楽しむといえば、ちょっと極端な例ではありますが、「DMMグループ本社」の新オフィスは凄いものがあります。2016年に新オフィスに移転したDMMですが、そのオフィスづくりに対するこだわりは、半端ではありません。

社員食堂はもちろん、オフィス内には保育施設や和室の会議室も設置。打ち合わせに訪れた人が社内に入ると、壁面に映し出された動物の姿のプロジェクトマッピングが、緑化された壁面を歩いて会議室まで案内してくれるという凝りようです。

オフィス内にはさまざまな植物が自生し、その間をプロジェクトマッピングの滝が流れ、清涼感たっぷり。こうした凝ったオフィスにすることで、より優秀な人材を呼び込むことができ、社員の士気も高められるというメリットがあるようです。

日本には、旧態依然とした社員食堂で「安ければいい」というメニューを出している企業もありますが、若い転職者は会社選びの段階で、その辺を目ざとくチェックするでしょう。現代の社員食堂は、企業の実力を見極める指標のひとつと化しているのかもしれません。

社員食堂のメリットに関するまとめ

社員食堂には、“安くて便利”というメリットもありますが、同時に“オフィスライフを充実させる”“社員の健康を守る”という意味で大切な役割を果たしています。転職を考える人は、「この会社に入ったらどんなオフィスライフが待っているか?」「日々の健康管理がきちんとできる会社か?」といった点にも留意して、企業を選ぶ必要があるでしょう。

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