転職活動の準備 PREPARATION

「仕事を辞めたい」が言えない理由と、退職するための対処方法

更新日:2018.11.9
公開日:2018.9.27

今すぐにでも仕事を辞めたい」と思っているのに、どうしてもそれが言えないで悩んでいる人は、意外と多いのではないでしょうか?最初は我慢しなければと思っていても、職場は毎日通う場所なので、だんだんとストレスが溜まって我慢の限界を超えてしまいます。

仕事を辞めたいのに言えないのには、理由があります。真面目な人や、思いやりの深い人ほど、言えない気持ちは強いかもしれません。新卒社員・中堅社員・ベテラン社員といった、立場上の問題もあるでしょう。

では、喉まで出かかっている「仕事を辞めたい」のひと言が、どうしても言えないまま悶々としている人のために、何とか退職するための対処法をご紹介しましょう!

新卒入社だから、仕事を辞めたいと言えない

会社の役に立てないまま、辞めてしまう後ろめたさ

高校や大学・専門学校を卒業して新卒で入社すると、1~2年ほど経って転職したいと思ったときに、「仕事を辞めたいとはなかなか上司に言えない」と躊躇する人もいます。

「新卒ならまだそこまで戦力になっていないから、仕事を辞めたいと言いやすいのでは?」と思う人もいるのですが、実はそうではありません。新卒で入社をすると、当然ながら会社も「我が社の将来を担ってほしい」と大きな期待を抱きますし、そのための研修や教育もしっかりと受けさせます。

入社して10年以上働けば、まだ会社に貢献したという実感もありますが、数年足らずで辞めてしまうと、会社としては雇ったことがマイナスの結果に出てしまいます。そうした負い目もあって、新卒社員が「仕事を辞めたい」というのは非常に勇気のいることであり、なかなか言えないことなのです。

大学新卒者の3人に1人は、3年以内に退社している

厚生労働省が毎年発表している「新規学卒者の離職状況」の調査によると、平成26年3月新規大卒就職者の3年目の離職率は32.2%と、新卒者の3人に1人が退職していることがわかります。

仕事を辞めたいと考える新卒者がまず知っておくべきことは、新卒者の3人に1人が3年以内に辞めているということは、かなり一般的に起こっていることで、何も自分だけが特別ではないということです。

仕事を辞めたいと思う理由の多くは、退職に値する

「仕事の内容が合わない」「上司のパワハラにあっている」「残業が多過ぎる」「会社自体に重大な問題があった」「昇給がまったくない」など、新卒者が仕事を辞めたいと思う理由にはさまざまありますが、どれひとつを取ってみても説得力のある理由です。

たとえば「社員がいい人ばかりで刺激がない」といったわがままな理由で仕事を辞めたいと考えるなら別ですが、新卒者が深刻に仕事を辞めたいと思う理由の多くは、退職に値するものです。その会社に我慢して何年勤め続けても、一度固まってしまった体質というものは、そうそう変わるものではありません。

だから自信を持ってとは言えませんが、「このまま自分が勤め続けていても、会社にとっても自分にとってもプラスにはならない」と割り切り、思い切って上司に「仕事を辞めたい」と打ち明けるのが、ベストの選択でしょう。

上司が怖くて、「仕事を辞めたい」と言えない

パワハラ上司に直接話をせず、まずは上司の上司に相談してみる

上司からパワハラを受けている場合などは、「仕事を辞めたい」などと言うと、どんな扱いを受けるかわかりません。それが怖くて、仕事を辞めたいと言い出せない人もいます。

このようなケースのときに、上司に直接退職の話をするのは、避けた方が賢明です。対処法としてまず考えられることは、上司の上司に相談することです。たとえば上司が課長であれば、その上の部長クラスの人に相談してみましょう。部長にも部下を管理する責任はあるので、話を聞いてもらえないということはない筈です。

上司のパワハラ問題も、包み隠さず相談する

そして、課長からパワハラを受けている件も、包み隠さず話した方が良いでしょう。場合によっては、退職の話を切り出す前に、パワハラの問題を相談した方が良いかもしれません。なぜなら、もしも部長に相談して部署を替えてもらうことで、パワハラ問題が解決するなら、退職しなくても済む可能性があるからです。

部長に相談しても部署替えなどの動きが無く、自分に味方をしてくれる態度も見られなければ、いよいよ部長に退職の意を表明するしかないでしょう。さらにその上のポストの人に相談するという手もありますが、上司の上司にパワハラの件を相談して解決しなかった時点で、会社的に問題がある可能性は高いといえます。

それでも解決しないときは、最後の手段に出る

では、上司の上司に「仕事を辞めたい」と伝えても取り合ってもらえなかった場合は、どうしたら良いでしょうか?もうこの時点で、自分がいる会社が究極のブラックであることは判明しました。上司のパワハラも、もしかしたら上司自身の憂さ晴らしでやっているのではなく、もっと上の人からの指図があったかもしれません。

このような状態では、もう最終手段に出るしか方法はないでしょう。考えられるのは、労働基準監督署に相談するか、退職代行サービスに依頼して、自分に代わって退職の話をまとめてもらう方法です。

もともと法律的に正社員のような期間の定めのない労働者は、会社側から退職の了承を得なくても、退職届を内容証明郵便で郵送することで退職できるという法律もあります。最終的にはその法律に則って退職するというのも考えられますが、くれぐれも次の転職に支障をきたさないよう、慎重に行動することが大切です。

親しい職場の仲間と、離れたくない

せっかく同期の仲間がいるのに、離れてしまうのがつらい

仕事を辞めたいと考えている人の中には、今の会社に新卒で入社した人もいるでしょうし、中途入社で入った人もいるでしょう。

新卒で入社した人には“同期の仲間”がいて、「同じ部署の人には話せなくても、同期の仲間には何でも話せる」というような、とても良い関係を築いているケースが多々あります。会社にいるときはそれが大きな心の支えとなるのですが、いざ「仕事を辞めたい」と思ったときには、ある意味それが足かせのようになってしまうケースが、少なくありません。

仲間の中には「これまで一緒にやってきたじゃないか。これからも一緒にがんばろうよ」と説得する人もいるでしょうし、自分自身でも「この関係を壊したくない」と、思ってしまいがちです。

「またあの孤独な日々を繰り返すのか」と思うと、二の足を踏んでしまう

また、中途入社で今の会社に入った人は、最初のうちはなかなか職場の雰囲気に馴染めず、とても苦労したのではないでしょうか?新卒のように同期の仲間もなく、たった一人で新しい環境に入るのですから、打ち解けられないのも無理はありません。

でも、それも1年ほど過ぎると少しずつ馴染んできて、3年もすればずっと前からいたような顔で働けるようになります。しかし、いざその会社を辞めたいということになると、あの大変だった入社したての頃の自分が、走馬灯のように浮かんでくるのです。

「またしばらくの間、あの孤独な日々を送らなければならないのか」と思うと、どうしても二の足を踏んでしまいます。年齢が30代を超えていれば、だんだんと気持ちも保守的になっていくので、なおさらでしょう。

職場で本当に親しかった仲間とは、また会う機会もある

「仕事を辞めたい。でも仲間と離れたくない」そんなやるせない気持ちになってしまった場合は、「仲間と別れるのではなく、これから新しい仲間が増えるのだ」というように、気持ちを切り替えてみてはどうでしょうか。

今の会社を辞めたとき、たしかに何人かの仲間とは、もう会うことがないかもしれません。しかし、自分と特に親しくしていた人は、きっと「辞めてもまた飲みに行こう」と言ってくれるはずです。今までのように毎日会うことはなくなりますが、逆に自分が新しい環境に身を置くことで、たまに会う仲間に新しい刺激を与えてあげられるかもしれません。

仲間と別れるのではなく、新しい仲間が増えるだけ

そして、新しい職場ではまた、時間をかけてじっくりと新しい仲間ができてくるはずです。転職したての頃は慣れるのに大変かもしれませんが、最初はどのみち仕事を覚えるので必死でしょうし、過ぎてみればあっという間です。

そして新しい職場に馴染んだ頃には、新しい職場にも仲間ができ、さらにかつての職場の仲間ともたまに飲みに行けるような良い関係が築けています。「な~んだ、別れが寂しいと思っていたけれど、仲間と別れるのではなくて、新しい仲間が増えただけだった」と気づいて、何だか得した気持ちになれるでしょう。

辞めると皆が困ることがわかっているから、仕事を辞めたいと言えない

「絶対に辞める!」と心に決め、用意周到に行動すること

たとえば人手不足が深刻で、現状の社員で何とか回しているような職場の場合は、「自分が仕事を辞めたいと言ったら、皆が困ることが目に見えているから、どうしても言えない」と思ってしまうケースもあります。

性格的に優しくて、困った人を放っておけないタイプの人ほど、この負の無限ループにはまってしまいがちです。こんなときには、いったいどうしたら良いのでしょうか?

答えはたったひとつです。それは、「絶対に辞める!」と心に決めること。その固い決意がなければ、この状況から抜け出すことはできません。そして次に、辞めるタイミングや方法などをしっかりと考え、用意周到に行動することが大切です。

退社日を明確にし、“退職の報告”という形で上司に伝える

まず退職の意志を上司に伝えるタイミングですが、できるだけ繁忙期や忙しい時間帯を選ばず、上司に心のゆとりがあるときを選びましょう。直接上司に「お話ししたいことがあるのですが」と声をかけても良いのですが、それが難しい場合は、メールで連絡するという方法もあります。

上司と話す機会を持つことができたら、その場で「退職したいのですが、認めていただけますでしょうか?」などと相談はせず、「退職します」という報告の形で伝えるのがベストです。相談などしてしまうと、ただでさえ忙しいのに「今はそれどころじゃないから、何とかうちでがんばってちょうだい!」などと説得されるスキを作ってしまいます。

また、退職日もその場で明確に伝える必要があります。「今まで本当にお世話になり、ありがとうございました。大変申し訳ないのですが、一身上の都合により、〇月〇日で退職させていただきます。」というように、あくまでも丁寧に感謝の気持ちを持ちつつ、辞める日を明確に伝えることが大切です。

そもそも、転職自体を良くないことだと思っている

転職が良くないことだという考え方は、まったくの時代錯誤

仕事を辞めたい理由がはっきりとあるにもかかわらず、それが言えない人の中には、「転職するのは良くないこと」と思い込んでいる人もいます。しかし、これに関してはまったく時代錯誤の考え方なので、転職に関するさまざまな記事やニュースを見ることでその考え方を改め、転職活動に踏み切ることをお勧めします。

「転職するのは良くないこと」と思う人の場合、昭和時代に社会人だった親がそういう考え方を持っているケースも、少なくありません。たしかに昭和の頃の日本は終身雇用制が当たり前だったので、「いったん入った会社を辞めるなんて、根性なしだ!」というようなことを言う人たちが、たくさんいました。どんなに嫌な会社でも、我慢して勤めてさえいれば、定年までの給与と十分な退職金が約束される時代でもあったからです。

「転職する人の方が優秀」という価値観を持つ人が増えている

ところが時代は変わり、平成も終わろうとしている今となっては、「ずっと同じ会社に勤められるとは限らない」という考えの方が主流になりつつあります。そして、むしろ同じ会社にい続けるよりも、「転職する人の方が優秀」という価値観を持つ人も、増えてきています。

転職するには、自分がそれなりに魅力的な人材でなければ、雇ってもらうことはできません。それができるということは、社会人としての市場価値が高いということなのです。実際、ひとつの会社で数年間キャリアを積んだ後、より高い給与とポジションを求めて転職する人は、数年前に比べてかなり増えています。

辞めた後の生活が不安で、仕事を辞めたいと言えない

家族を養う立場の人やひとり暮らしの人は、どうしてもためらってしまう

「仕事を辞めたい」と思っても、辞めた後の生活のことを考えると不安で、どうしても言えない人もいるでしょう。特に自分が家族を養う立場だったり、ひとり暮らしで家賃を払わなければならなかったりすると、仕事を辞めたいと思ってもすぐに転職先がみつかるとは限らないため、どうしてもためらってしまいます。

転職先を見つける前に会社を辞めてしまうのは、生活面を考えると危険

たとえば「毎日残業ばかりで、身も心ももうボロボロ。先のことを考えるよりも、まずは仕事を辞めたい!」と思っている人もいるかもしれません。たしかに、身体に無理をして働き続けるよりも、ここで「仕事を辞めたい」と言ってしまう方が、自分としてはスッキリとできるでしょう。

しかし、転職先を見つける前に会社を辞めてしまうのは、生活面を考えると非常に危険な行為といえます。失業保険の受給期間は限られているため、その期間が過ぎても転職先が見つからないと、まったくの無収入になってしまうからです。

会社を辞めずに、まずは働きながら転職活動を

仕事を辞めた後の生活が不安な人は、まずは会社を辞めてしまわずに、働きながら転職活動をすることをお勧めします。いま転職活動を行う人の多くは、働きながら転職先を探しています。その方が失業保険をもらいながら、期間限定で転職活動を行うよりも、安心してじっくりと転職に臨むことができるからです。

「仕事を辞めたい」と上司に言う前に、転職エージェントに相談するのがベスト

会社で働きながら、2~3社の転職エージェントに登録して転職活動を行う

「仕事を辞めたいと思っていたが、何だか言える勇気が出てきた」と思った人は、上司に辞職を伝える前に、転職エージェントに相談するのがベストの方法です。

「まずはこんなひどい会社を辞めて、失業保険をもらいながら次を探す」という人もいますが、会社を辞めてから仕事を探すのは、精神的にもかなり大変なものがあり、けっしてお勧めはできません。毎日終電近くまで残業があり、休日出勤もあって「とても働きながら求職活動をするのは無理」という人は別ですが、そうでなければ、仕事を続けながら転職活動を行うのが賢明です。

まずは「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「DODA」といった大手転職エージェントの中から1社程度登録し、その他に転職を希望する職種に強い転職エージェントに登録するなど、2~3社の転職エージェントに登録し、比較検討しながら転職先を探しましょう。

面談のスケジュール調整や非公開求人の紹介など、さまざまなメリットがある

転職エージェントに登録すると、専門のキャリアコンサルタンが担当につきます。転職に関するさまざまな相談に乗ってもらえると共に、働きながら仕事を探している点も理解した上で、面談などのスケジュール調整もしてもらえます。

また、転職エージェントは非公開求人を数多くかかえているので、登録することでインターネット上の転職サイトにはない企業を紹介してもらえる可能性も高まります。ちなみに転職エージェントの最大手「リクルートエージェント」は、求人の8割が非公開です。

仕事を辞めたいが言えない理由に関するまとめ

仕事を辞めたいと思いつつ、それを上司に言えないと悩む人は、少なくありません。転職が当たり前になりつつある今でも、仕事を辞めたいと上司に打ち明けるのは、非常に辛いことです。

もちろん、仕事を辞めたいと思いながら、結果的に転職をあきらめたことで、「それで正解だった」と思う人もいます。その辺は、その人の年齢やキャリア、仕事を辞めたいと思う会社の社会的安定度などによっても違ってくるでしょう。

仕事を辞めるにしても、辞めないにしても、後でけっして後悔することのない選択をしたいものです。

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