転職活動の準備 PREPARATION

自己PRが見つからない人のための、アピールポイント発見法

更新日:2018.11.9
公開日:2018.1.17

転職活動をするにあたって、応募や面接の際に必ず要求されることのひとつに、「自己PR」があります。自分のこれまでの経験やスキル・能力・人柄・適性などをもとに、応募する会社にいかに貢献できるかをアピールします。

しかし、この自己PRの内容が「どうしても考えられない」と悩む人がいます。実際にはそんなことはけっしてなく、自分のアピールポイントに気付かないだけなのですが、それを見つけるにはちょっとしたコツが必要です。

そこで今回は、自己PRが思い浮かばなくて悩む人のために、自分のアピールポイントを考えるためのヒントをご紹介しましょう。

中途作用の場合、やはり“実績のアピール”は重要。絞り出す努力を!

誰にでも自慢できるような実績だけが、アピールポイントではない

転職者が企業に中途採用される理由は、まずは“即戦力になってほしい”ということです。自分が今までどんな仕事を経験してきて、それをどんな風に転職先の仕事に活かせるのか、そこを理解してもらえるようにアピールポイントを絞り出す必要があります。

ここで気を付けたいのが、「営業でトップになって社長賞をもらいました」といった誰にでも自慢できるような実績だけが、アピールポイントではないということです。

たとえば、営業事務の仕事をやってきたAさんを例に挙げましょう。勤めている会社が業績不振のため、違う会社の同職種に転職しなければならないAさんですが、応募するにあたってどうしても自己PRできる内容が見つかりませんでした。

「自分はごく普通の事務しかやってこなかったし、特別な資格を持っているわけでもない。毎日同じ仕事を繰り返してきただけなのに、自分のアピールポイントなんて言われても何もない!」と悩んでいました。

ところがこのAさん、キャリアカウンセラーにそのことを相談したところ、とても繊細な気配りができる人であることがわかりました。

応募者の人柄を感じる小さなエピソードが、採用側の心に響く

Aさんは会社の営業マンから、「お客様にお配りする資料を作ってほしい」と頼まれることが、よくありました。そのときにAさんはWord機能を使って資料を作成しましたが、「年配のお客様には書体を大きくした方が読みやすい」「わかりにくい内容には補足を入れて、簡単なイラストを入れて作成したら、理解してもらいやすい」など、さまざまな工夫をして提出していました。

すると、あるお客様から「営業さんの話を聞いただけだとわからなかったけれど、この資料を読んだらよくわかったわ」と、とても喜ばれた経験があったのです。

これは晴れがましい表彰を受けたような出来事に比べると、とても小さなエピソードのようですが、実は人事担当者や面接官を説得するには非常に有効なアピールポイントとなります。なぜなら、採用側は「そのような気配りのできる人なら、きっと当社のお客様に対しても、細やかな心配りをしてくれるだろう」と、具体的に人柄をイメージできるからです。

人がアッと驚く自己PRよりも、説得力のある自己PRを

日々の業務の中で、喜ばれたり褒められたりしたシーンを思い浮かべる

人事担当者や面接官を説得するアピールポイントを考えるには、ちょっとしたコツがあります。人がアッと驚くような立派な自己PRよりも、入社後にその人が会社で活躍することをイメージできるような、具体的で人間味のある自己PRがベストです。

  1. まずは、自分が仕事上で喜ばれたり褒められたりしたシーンを思い浮かべる
    (Aさんの場合:お客様が資料を読んで喜ばれているシーン)
  2. そのとき、自分はどんな仕事をしたか?
    (Aさんの場合:営業マンからお客様向けの資料作成を頼まれ、Word機能を使って資料を作成した)
  3. その仕事に対して自分はどんな工夫をしたかを、具体的にアピール
    (Aさんの場合:一人ひとりのお客様が資料を理解しやすいように、書体を変えたり補足を入れるなど、さまざまな工夫をした)
  4. それによってどんな結果が得られたかをアピール
    (Aさんの場合:お客様から「この資料を読んでよくわかったわ」と褒められた)

人柄が滲み出るような、ストーリー性のある自己PRを

これらの一連のストーリーを、人事担当者や面接官がリアルにイメージできるように、具体的にアピールすることが大切です。採用側はAさんの自己PRを読んで、Word作成技術に感動するのではありません。自己PRを通して、Aさんのきめ細やかな感性や優しさという、“人間性”の部分に心を打たれるのです。

人事担当者や面接官から「仕事で創意工夫したことは?」などと問われると、応募者がどんな能力を持っているのかを問われているのだと、思い込んでしまいがちです。もちろんその側面もありますが、それと当時に採用側は、話の中から見えてくる応募者の“人柄”に、大きな関心を寄せています。

「応募者はいったいどんな性格の人なのだろう?」「うちの会社に入ったら、一生懸命働いてくれるのだろうか?」「上司のB君とは、うまくやっていけるだろうか?」といったことを、企業の人事担当者や面接官は、常に気にかけているのです。

そのことを念頭に置いて自己PRを考えることが、説得力のある自己PRを作る上で非常に大きなポイントです。

志望企業が求めている資格やスキルをアピールすること

単なるお飾りの資格よりも、“生きた資格”をアピール

資格は転職活動の大きな武器となりますが、自分が志望する企業にとって役立つものでなければ、意味がありません。たとえば不動産業界に入るにあたって宅建の資格は非常に重要ですが、栄養士の資格を持っていても何の役にも立ちません。何年も前に取得して、すっかりホコリを被ってしまっているような資格も、企業にとっては意味がないでしょう。

応募者の中には、「転職を成功させるために、できるだけたくさんの資格を自己PRに盛り込みたい」と考える人もいますが、ズラズラと資格が並び立てられた自己PRを見て、喜ぶ企業はほとんどないでしょう。評価されるとしたら、「それだけ沢山の資格を取ることができるほど努力家だ」ということぐらいです。

それよりは、「この資格は、応募する企業にとって絶対にインパクトがある」と思える資格をクローズアップし、そのことを自己PRで強くアピールしましょう。たとえば介護関連の会社に就職するなら、「介護福祉士の資格を持っているので、介護に関する専門的な知識を持っており、安心して業務をお任せいただけます」といった形です。

枝葉を捨てて、応募する企業が本当に魅力を感じるような“生きた資格”を、自己PRでアピールしましょう。

特別なスキルがなくても、自分の能力をアピールできればOK

応募や面接の際に、「自分の強みは何だと思いますか?」といった質問をされることがあります。これまでの専門的なスキルを業務に活かせる場合は、もちろんそれを伝えることが重要ですが、たとえそれが思い当たらなくても心配することはありません。

転職成功者の多くは、特別なスキルや経験ではなく“コミュニケーション能力”や“行動力”といった強みをアピールすることで、採用を勝ち取っています。実際に入社して業務に就くと、専門的なスキル以前に人間力が何よりも重要であることを、企業は知っているからです。

「これといってアピールできるスキルや経験がない」という人は、自分の人間力をアピールできるような自己PRの方法を考えることが大切です。その際は、前職で自分がどんな場面に遭遇し、そのときにこうして対応したというような、具体的な説明が必要です。

人間力をアピールする自己PRの例文

私は子どもの頃からスポーツが好きで、小学校から大学までサッカーチームに入っておりました。そのときに、コーチやメンバーと一体になって試合に臨む経験をしたことで、チームワークの大切さを肌で学ぶことができました。

卒業後は住宅設備の会社に就職し、5人の営業チームのリーダーをしておりました。そのときに私は「チームワークはスポーツだけでなく、仕事にも絶対に必要だ」と確信していたため、毎日一人ひとりの部下に声をかけて、そのときの部下の状況を把握しました。

そしてチーム内の誰かに手助けが必要な場合は、自分だけがフォローするのではなく、「今日〇〇君をフォローできる人はいないか?」と皆に呼びかけました。自分の成績だけを追うのではなく、チームが一体となって動くことによって、必ずチームの業績が伸びるはずだと信じたからです。

その結果、我がチームはお客様からたくさんのお喜びの声をいただくことができ、口コミで顧客を増やすことができました。業績が上がったときは皆で喜び、不振なときは皆で相談し合うなど、一団結して仕事を進められたのも、チームワークの賜物であったと感じております。

アピールポイント発見法に関するまとめ

日本人は“恥じらい”や“遠慮”といった文化が根付いているため、「私は何もできません」といった控えめな態度が尊ばれる傾向がありますが、こと転職活動の自己PRに関してはそういう考えは捨てなければなりません。

なぜなら、自分の周囲の人は何も言わなくても自分の良さをわかってくれていますが、人事担当者や面接官には、自分から自分の良さをアピールしなければ誰も気付いてくれないからです。

「自分のアピールポイントが何なのか、どうしても見つけられない」という人は、キャリアコンサルタントなどに客観的な目で見てもらうなどしながら、応募企業に認められる魅力的な自己PRを考えましょう。

転職支援実績が豊富な転職エージェント・転職サイト3選

転職満足度No.1!業界トップクラスの転職支援サービス DODA(デューダ)

総合評価 4.8
求人の質 4.5
サポート 4.8
スタッフ 4.7
  • 全国対応
  • 正社員
  • 未経験OK
  • フリーター歓迎
  • 女性
  • 非公開求人多数
  • 給料UP率高
  • スカウト
公開求人数 43,934件 非公開求人 131,280件 対象年代 全年齢 対応地域 全国対応
年収UP率 やや高い 得意職種
  • ◎全業種
  • 営業
  • 企画
  • 事務
  • ITエンジニア
  • 金融系
  • コンサルタント
業界最大級の非公開求人!転職者満足度No.1の転職エージェント

DODAの魅力は圧倒的な求人数と満足度の高さ。全国で10万件以上の求人は転職できる可能性を高めてくれます。また、DODAのキャリアアドバイザーは業界ごとのスペシャリストです。特定分野への転職に親身に相談に乗ってくれます。

年収1,000万円を超える求人多数!ハイクラス向け転職エージェント ビズリーチ

総合評価 4.5
求人の質 4.9
サポート 4.6
スタッフ 4.7
  • 全国対応
  • 正社員
  • 非公開求人多数
  • 給料UP率高
  • ハイクラス求人
  • スカウト
公開求人数 89,000件 非公開求人 非公開 対象年代 30代~50代の男女 対応地域 全国+海外
年収UP率 高い 得意職種
  • ◎全業種
  • ITエンジニア
  • 金融系
年収600万円以上の方に大人気!高収入の転職希望者は登録しておこう

ビズリーチの特徴は何といっても豊富な高収入求人。年収が500万円以下の求人はほとんどなく、年収1000万円超えの求人も豊富です。忙しい人には大企業から直接声がかかるスカウト制度もあり、忙しい中で効率的に転職活動を行いたい人にもおすすめできます。

リクらくは学歴・職歴に自信がない20代を正社員にした支援実績多数あり リクらく

総合評価 4.4
求人の質 4.0
サポート 4.6
スタッフ 4.6
  • 正社員
  • 未経験OK
  • フリーター歓迎
  • 女性
  • 給料UP率高
公開求人数 - 非公開求人 2,000件 対象年代 20代・フリーター・既卒第二新卒 対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉
年収UP率 未経験OKの高年収求人多数! 得意職種
  • ◎全業種
絶対に就職・転職を成功させたい20代は、リクらくがオススメ!

リクらくは、20代に特化した転職エージェントです。そのため、20代までの学歴・職歴不問の未経験歓迎求人がほぼ全求人となっており、スキルや経験に自信がない方でも正社員の内定を取れます。今まで正社員になれなかったフリーターの方など、20代には絶対オススメできる転職エージェントです。

都道府県別おすすめ転職エージェントを利用して納得の転職を

特集記事

都道府県別転職エージェント