転職活動の準備 PREPARATION

転職活動の成功は、動き出す前に決まる! 応募前にやっておくべき10の下準備

更新日:2018.11.9
公開日:2018.1.18

「転職活動が成功するかどうかは、動き出す前に決まる!」と言い切ってもいいほど、応募前の下準備は重要です。それがなぜなのか、そして応募前にいったいどんなことをやっておくべきなのを、詳しくお話ししましょう。

何をするにも、準備が肝心! 自分をアピールできる要素はすべて出し切り、服装や髪形なども整えて、自分の希望にピッタリ合った企業の採用を勝ち取りたいものです。

【下準備1】まずは「転職ノート」を用意する

転職ノートを常に持ち歩き、情報収集・整理・スケジュール管理を行う

転職を考え始めたら、まずは最初の準備として「転職ノート」を用意しましょう。大きさや形式などはまったく自由ですが、ルーズリーフタイプにすると、途中から挟むこともできるので便利です。「ノートに書き込むより、スマホやパソコンに打ち込みたい」という人もいるかもしれませんが、その際は外出先に携帯できることが条件になります。

転職ノートは常に持ち歩き、企業や職業の情報収集・整理・スケジュール管理などにフル活用します。たとえば、「この会社には少し関心がある」「この職業をもう少し調べてみたい」というような情報があれば、すぐに準備していた転職ノートにメモし、切り抜きなどの情報があればスクラップしましょう。

転職への決意を明確にでき、自己成長にもつながる

転職ノートを用意したら、次に準備したいのがスクラップです。インターネット上で気になる企業や職業の情報を見つけたら、その都度プリントアウトして、準備した転職ノートにスクラップしておきます。

「スクラップが面倒」という人もいますが、ノートにホチキスで止めるだけなので、意外と簡単です。それも面倒であれば、転職ノートとは別にクリアファイルを用意するか、パソコン上に情報を溜めておいても良いかもしれません。ただし、情報が分散されてしまわないよう工夫が必要です。

「ノートなんてわざわざ準備しても、企業に見せるわけではないし、役に立たない」と思う人もいるかもしれませんが、これが意外と転職成功のための最強ツールになるのです!実際にやってみるとわかりますが、転職ノートを準備して活用することで、自分の転職への決意を明確にできたり、転職を通して自分自身を成長させることもできます。ぜひ実践してみましょう。

転職ノートに記載したいのは、次のような内容です。

  1. 日程表(スケジュール管理)
  2. 転職の目的
  3. 「転職したらこうなりたい」という将来像
  4. 今までのキャリア
  5. 自己PR
  6. 自分の長所・短所
  7. 企業の情報
  8. 職業・業界の情報
  9. その他、転職に関する情報

転職ノートの詳しいまとめ方については、次のページをご覧ください。

【下準備2】転職の目的をはっきりさせる

「なぜ自分は転職をしたいのか?」、その理由をすべて書き出す

転職活動をスタートする前に、「なぜ自分は転職をしたいのか?」ということを明らかにする必要があります。そうした心の準備をすることで、転職に向かう自分の気持ちを明確にできます。今の会社を転職したいと決意した理由や、会社への不満などを、転職ノートにすべて書き出しましょう。

転職の理由については、面接の際にも必ずといっていいほど質問されます。面接の際にはそれなりの話し方というものがありますが、ここは自分だけが見るノートなので、本音をすべて書き出しても一向にかまいません。

最初は職場の愚痴ともとれる文章でOK

最初は「これ、はっきり言って職場の愚痴?」ともとれる文章でOKです。たとえば、

「毎日残業ばかりで疲労が溜まっている。もっと残業の少ない、人間らしい生活ができる職場に移りたい」
「仕事がルーティンワークなので、面白みがない。ここに勤めていると、このままずっとつまらない仕事に明け暮れるのかと思うと、ゾッとする。同じ人生を生きるなら、もっとやりがいを持って仕事に取り組める、生き甲斐のある人生を送りたい」

そんなリアルな文面でも、一向にかまいません。逆に、職場の不満を文章にぶちまけることで、日頃のストレス解消にもなります。そうして本音をすべて書き出し、転職に向けて心の準備を整えたら、今度は一つずつ項目ごとに分け、「では具体的にどうやって転職活動につなげていくか?」という作業を行います。

自己分析をすることで、逆に「やっぱり今の会社に残る」という結果になることも

こうして自分の気持ちを具体的に分析していくと、転職活動を始めたはずが、逆に「やっぱり今の会社に残る」という選択に変わることもあり得ます。

「中小企業だから福利厚生は充実していないし、ビルも古臭くて社員食堂もない」と思っていたのが、それを書き出してみることで「でも、中小企業だからアットホームな良さもあるし、社員の人は皆優しくて、一緒に仕事をしていて楽しい」という会社の良さに気付くこともあります。

これは、離婚を考えて離婚ノートを書き始めた人が、逆に夫の良さに気付いて離婚を踏みとどまるケースと同じでしょう。いずれにしても、自分の不満を文章化することでゴチャゴチャになっていた気持ちを整理し、今後に向けて心の準備をすることは、転職するにしてもしないにしても大切なことです。

【下準備3】転職したらどんな自分になりたいかをイメージする

なりたい自分を具体的にイメージし、転職ノートに書き出す

転職の目的がはっきりし、転職活動に向かう心の準備ができたら、今度は「転職することによってどんな自分になりたいか」をイメージしてみましょう。たとえば、

「残業のない会社に入れば、毎日家族と一緒に夕食を食べられるので、子どもと会話をする時間が増える」
「育児休業や時短勤務がしっかりしている会社に入れば、彼と結婚をしてもずっと働き続けられる。自宅から近い職場を選んで、保育園の送り迎えも支障がないようにしたい」

そんな就労条件的なことから始まってもかまいません。こうして自分がイメージしたさまざまなシーンを転職ノートに書き尽くしたら、今度は長期的な将来のビジョンを描いていきます。そして、そのビジョンを実現するにはどんな会社に入ったら良いかを考え、具体的な会社選びの準備へとつなげていきます。

【下準備4】転職活動のスケジュールを立てる

いつまでに何をすべきかを考え、計画的に動く

転職しようと決めたら、「いつまでに何をするか」という計画を立てるための、準備をする必要があります。会社に勤めながら転職活動をする人は、得てして「採用されなければこのまま会社に残ればいい」という気持ちになりがちですが、そういう気持ちで転職活動をすると本当に就職先が決まりません。

転職を決意したら、転職までの間は退職準備期間と考え、あくまで気持ちは転職後の就職先に向けて動くようにしましょう。一般的には3ヶ月~半年以内を目安に考え、「年内には転職を決めて、晴れやかな気持ちでお正月を迎えたい」といった節目の目標を立てると、ファイトが湧きます。

退職後の転職活動は、資金面の準備も重要

すでに退職中の場合は、失業保険が切れるタイミングまでには、何としてでも転職を決めたいものです。転職活動中は交通費や被服費・外食費なども準備する必要があるので、失業保険で本当に生活を営んでいけるかなど、資金面での計画を立てることも大切です。

【下準備5】今までのキャリアを振り返る

キャリアを活かすか、それとも違う職業を選ぶか

今までやってきた仕事を振り返り、そのキャリアを転職先で活かすのか、それとも違う分野に挑戦するのかを見つめ直すための準備をする必要があります。

今までのキャリアを活かしてステップアップするのであれば、具体的にどんなキャリアがあって、転職先にどのような形で貢献できるのかをまとめておきましょう。経験者を採用する企業は、この部分を最重要視します。自分を雇ってもらうことで、会社にどんなプラスをもたらすことができるのかを、具体的にしっかりとアピールするための準備をすることが大切です。

また、今までとは違う職業に転職したいと考えている人は、自分がどんな仕事に向いているのかを自己分析しましょう。

【下準備6】自分を最大限にアピールできる方法を考える

履歴書の写真で好印象を与えるために、髪型やメイク・服装・表情などを工夫する

まずは「書類選考」という第一関門を通過するために、履歴書の写真で人事担当者に好印象を与える必要があります。そのためには、髪型やメイク(女性の場合)、服装などを工夫し、できるだけ好感度をアップするための準備をしなくてはなりません。

そして、証明写真は撮影の際にちょっとした下準備と工夫をするだけで、ビックリするほど印象がアップします。履歴書に貼った写真の印象が悪くて、書類選考で落とされるケースは少なくないので、履歴書の写真がいかに大事かを肝に銘じておきましょう。

転職ノートに自己PRできることをまとめておく

書類選考や面接では、仕事の能力や性格面での長所・会社に貢献できる点など、自分を最大限にPRする方法を考える必要があります。そのために、まずは履歴書・職務経歴書の自己PR欄を充実できるよう、転職ノートに自分自身のアピールポイントをまとめておきましょう。

中には「自己PRできることが見つからない」という人も、いるかもしれません。しかし、けっしてそんなことはない筈です。自分を常にアピールして仕事を勝ち取っていく海外の人たちとは違って、日本人は昔から“恥の文化”が根付いているので、自分の良さを伝えることに慣れていないだけなのです。

こちらのページを読んで、自分をアピールできる方法を見つけ、自信をもって履歴書や職務経歴書を書くことが大切です。

クリエイティブ系の職種なら、ポートフォリオを作る

たとえばデザイナーの場合は過去の作品をまとめるなど、自己PRを裏付けるようなものがあれば、ポートフォリオを準備しておくと説得力が格段に増します。

【下準備7】SNSの書き込みをチェックする

FacebookやTwitter、Instagramなどをやっている人は要注意!

実は転職をする際に意外と怖いのが、SNSです。普段何気なくアップしているFacebookやTwitter、InstagramなどのSNSは、転職中に限っては閉鎖するか、転職に支障をきたさないよう何らかの準備をしなくてはなりません。

なぜなら、SNSにヘタなことが載っていると、人事担当者がそれを見て採用を見合わせる可能性があるからです。実名を出さず、顔写真も載せなければ問題はありませんが、どちらか一方でも出ていると人事担当者のチェックに引っかかるかもしれません。たとえ本名や顔写真を載せていなかったとしても、場所や人が特定できる情報でキャッチされる危険性もあります。

一般企業の採用では、SNSをやっていることがプラスに働くことはあまりない

カメラマンなどのごく限られた職種では、SNSを通じて自己PRすることで社カメに採用されるというようなこともありますが、一般的な企業の採用でSNSをやっていることがプラスに働くことはあまりありません。

それはなぜかというと、企業は会社としてのメンツもあるので、SNSを通じて社員が社内機密をもらしたり誹謗中傷のコメントを載せたりするのを非常に恐れています。SNSを積極的に利用する人が社員になることで、そのリスクが高まるのは、喜ばしいことではありません。また、SNSの投稿を通じて、面接ではわからない学生の日常の姿を知りたいという意図もあります。

せっかく始めたSNSなので、閉鎖してしまうのは犠牲が大き過ぎますが、せめて転職期間中は人事担当者が見られないようにしておくか、見られると危ない投稿は削除するなどの準備が必要でしょう。

【下準備8】企業の情報を集める

希望する企業が絞られているなら、その企業に関する情報を徹底的に集める

転職を考える時点で、行きたい企業がほぼ決まっている人もいれば、希望する職種もまだ決まっていないという人もいるでしょう。希望する企業が特定されている人は、その企業が本当に自分の思い描いた通りの企業なのかどうかを、徹底的にチェックして転職への準備をする必要があります。

四季報や企業のホームページなどには、表向きの情報しか載っていません。転職会議やキャリコネなどの転職口コミサイトを見たり、2chなどの裏情報も欠かさずに見るようにしましょう。「上場企業だから安心だと思っていたら、意外とブラックだった」ということは、口コミをチェックしなければわからない情報です。

口コミサイトや2chなどの情報は、参考程度に考える

ただし、転職口コミサイトや2chなどの情報には、デマも数多くあります。口コミの中にはその会社を辞めた人のコメントも多く、当然ながら職場に対するマイナス感情を持っているので、誇張して書いている可能性もあります。インターネット上の情報はあくまで参考程度に留め、「事の真意は自分で判断する」ぐらいの気持ちで臨み、溢れる情報に流されないことが大切です。

希望する職種が決まっていれば、職種を絞って検索

「希望する職種は決まっているけれど、どこの企業がいいかはわからない」という人は、DODAやリクルートエージェントなどの転職エージェントが立ち上げているサイトを利用し、業種や勤務地を絞って企業を検索して転職の準備をしましょう。転職エージェントが開催するイベントに出かけてみるのも、いい刺激になります。

また、転職EXなどのように、さまざまな転職エージェントが扱う求人情報を網羅している転職サイトもあります。まずはここで希望職種の応募を行っている企業を徹底的に検索し、興味がある企業があればエージェントのサイトに飛ぶというのも、転職下準備のひとつの方法です。

希望する職種が決まっていない場合は、業界や業種の調査から

「今まで働いていた仕事は自分には向いていなかった」「自分の携わっていた業界が全体的に不況なので、思い切って違う業界に移りたい」というような場合は、未知の業界や業種を徹底的に調べて転職の下準備をする必要があります。業界研究や企業研究の方法については、次のページをご覧ください。

【下準備9】現在の職場を円満退職する方法を考える

現在会社に勤めながら転職先を探している人は、現在の職場をどうすれば円満退社できるかを準備期間中に考えましょう。「立つ鳥跡を濁さず」ということわざがありますが、今までお世話になったことへの感謝の気持ちも込めて、退職後に何も支障なく業務が進むように準備しておくことが大切です。

たとえば会社の繁忙期に退職願を出すというのは、言語道断です。後任者に引継ぎをしようにも、仕事が忙しくては申し送りをする余裕もありません。辞められた側の立場を考えて、できる限りスムーズに辞められるよう準備することで、円満退社をすることができます。

あまりに酷い辞め方をすると、内定後に転職先の会社から退社した会社に連絡が入ったときに、内定取り消しになる危険性もあるので注意しましょう。

【下準備10】転職活動に必要なものを準備する

転職活動をするにあたって必要なものを、前もって準備しておく必要があります。応募と面接までに用意するものは、下記の通りです。

<応募までに用意するもの>

  • 履歴書
  • 職務経歴書
  • クリアファイル
  • 封筒
  • 証明写真

<面接時に必要なもの>

  • スーツ
  • バッグ

ほかにも手帳や筆記用具、スマートフォンなどを適宜用意しましょう。クリアファイルは必須ではありませんが、応募書類を郵送する際にクリアファイルを準備し、それに書類を収納して送ると好印象を与えます。

応募前の下準備に関するまとめ

「何事も準備が肝心」と言いますが、就職活動の場合もまさにしかりです。準備をせずにいきなり求人募集を見て応募し、採用されたのはいいものの、「自分が行きたかったのはこの会社じゃない!」などということにならないよう、くれぐれも綿密な準備を怠らないようにすることが大切です。

転職は計画的に進める必要がありますが、だからといってけっして焦ることはありません。自分の一生に大きく関わることだからこそ、慎重に慎重を重ねて企業を選ぶようにしましょう。

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