楽な職場に転職したい薬剤師は必見!給料が高くて楽な仕事を探すコツなどを解説

更新日:2021.1.13

「今の仕事が大変過ぎるので、もっと楽な仕事に就きたい」と考える薬剤師さんは多いのではないでしょうか。実際、薬剤師の仕事は、職場によっては本当に大変です。

では、いったいどうすればもっと楽な職場に転職できるのでしょうか?薬剤師が楽で給料の高い職場に転職するコツをご紹介しましょう。

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そもそも薬剤師は楽な仕事なのか

薬剤師の7割近くは残業時間が月10時間以内

そもそも薬剤師の仕事は、楽な仕事なのでしょうか?

薬剤師転職ドットコムが正社員の薬剤師150人に行ったアンケート調査によると、薬剤師のひと月あたりの残業時間は「約1~10時間」が最も多く、56.0%でした。

「残業がない」と答えた人も12.7%おり、7割近くの薬剤師さんが、月10時間以内の残業時間で済んでいるということになります。

そう考えると、「薬剤師の残業時間は比較的少ない」と言ってもいいかもしれません。

薬剤師の7割近くは残業時間が月10時間以内
出典元:薬剤師転職ドットコム

職場によってはかなりブラック

ただし、職場によってはかなり残業時間が多くなるので、転職先を選ぶときは注意が必要です。

たとえば調剤薬局などは、毎日定時で帰れる楽な職場があるかと思うと、人手不足で毎日夜遅くまで働かされる超ブラックな職場もあります。

ドラッグストアも、職場によっては店舗に薬剤師が一人しか配置されず、朝10時から閉店時間の22時までビッシリ働かされるようなケースもあります。

このように、薬剤師の残業が全体的に少ないとはいえ、労働環境が厳しいところも実際にあるので、それは転職する上でしっかりとチェックしておいた方がいいでしょう。

薬剤師の仕事が楽な職場

薬剤師が楽な職場には、たとえば次のような職場があります。

薬剤の品目が少なく、ゆったりと働ける「皮膚科」

薬剤師の中でも最も残業が少なくて仕事が楽なのは、「皮膚科」の薬剤師です。

皮膚科で扱う薬剤は軟膏などの外用薬が中心なので、数ある診療科の中でも最も品目が少なく、薬剤師は時間に追われずにゆったりと仕事ができるでしょう。

内服薬を扱う内科のように、調剤ミスによるリスクも少ないので、安心して働けるのも大きなメリットです。

ただし、人気が高く予約制を取っていない皮膚科の場合は、最後の患者さんが終わるまで薬剤師は待っていなければならないので、残業になるケースはあります。

点眼薬がメインで薬剤師の仕事が少ない「眼科」

「眼科」もまた、薬剤師が楽チンに働ける職場です。

眼科の処方薬は点眼薬がメインで、全体的に薬の数が少なく、新薬もあまり出ません。

目の検査やメガネの作成のために来院する患者も多いので、「眼科で診療しても薬はもらわない」という人も多く、薬剤師さんは暇な時間が多いかもしれません。

新しいことを覚えてスキルアップしたい人にはまったく不向きな職場ですが、「子育てをしながら楽に働ける薬剤師の仕事を探している」という人には、眼科の仕事は最適でしょう。

処方薬の多くが湿布薬で薬剤師が暇な「整形外科」

薬の数が少ない診療科として、もうひとつ「整形外科」があります。整形外科は内科のように飲み薬が少なく、処方薬の多くが湿布薬なので、薬剤師が忙しくない職場が数多くあります。

このように、診療科で選ぶなら「皮膚科」「眼科」「整形外科」の薬剤師を選ぶことで、楽に仕事ができる可能性が高いでしょう。

処方箋の内容がほぼ決まっている「慢性期病棟」

病院の病棟の薬剤師の中では、「慢性期病棟」の薬剤師が、比較的楽な傾向にあります。なぜかというと、慢性期なので患者さんの容態が比較的安定しているため、薬剤師は決まった内容の処方箋を出すだけで済む場合が多いからです。

慢性期の病院は外来患者もいないところが多いので、ゆったりとした時の流れの中で、楽に仕事をすることができるでしょう。

入院病床数が少ない「中小規模の病院」

入院病床数が少ない中小規模の病院の中にも、薬剤師が楽な職場がけっこうあります。

たとえば病床数が40床の病院の場合、入院患者が半分ほどだと20床なので、1日の処方箋の枚数は20枚です。

処方箋以外の仕事も多少はありますが、楽な仕事であることは間違いないでしょう。

慢性期病院や中小規模の病院は人手不足のところも多く、薬剤師の募集も多いので、転職は比較的楽です。

医薬品の品質管理などを行う「医薬品メーカーの管理薬剤師」「

医薬品メーカーには、倉庫で保管する医薬品の品質管理や在庫管理、物流管理などを行う「管理薬剤師」がいるのですが、そこで働く薬剤師は残業が少なく比較的楽な仕事です。

ただし募集は少ないので、希望する人は複数の転職エージェントに登録するなどして、常に目を光らせていた方がいいでしょう。

薬剤師の仕事が忙しくて大変な職場

では、薬剤師が忙しくて大変な職場とは、いったいどんな職場なのでしょうか?

残業のブラック度が半端ない製薬会社の「MR」

薬剤師の仕事の中でも、最も残業が多いと言われているのが、製薬会社の「MR」(medical representative/医療情報担当者)です。

MRが残業漬けになってしまうの理由は、仕事量の多さだけではありません。医師などに新薬の説明をする時間帯が、診療時間などの関係でどうしても夕方以降になってしまうといった事情も含まれています。

夕方以降にアポがあるからといって、昼から出社というわけにはいかないので、必然的に勤務時間が長くなってしまうのです。

遅い時間にアポを取ると、そのまま時間外のお付き合いが発生するケースもあり、MRの勤務時間はあってないようなものかもしれません。

MRの提供する情報は医療関係者にとって貴重な情報源となるので、とてもやりがいのある仕事ではありますが、残業のブラック度は半端ないと思っておいた方がいいでしょう。

“毎日残業”が当たり前の職場もある「ドラッグストア」

「ドラッグストアの薬剤師は、営業時間内に医薬品の売り場に立っていればいいのでは?」と思われがちですが、実際はそうではありません。

見た目以上に忙しい職場が多いのが、「ドラッグストア」です。

営業時間外に業者に手配をしたり、商品の入れ替えをしたり、ドラッグトアならではの価格競争に勝つための戦略を練るなど、薬剤師がやらなければならないことは山積みです。

また、ドラッグストアには医薬品だけでなく、食品や日用品などもあるので、さまざまな商品の知識を得るために残業することも少なくありません。

その結果、薬剤師さんが「毎日残業が当たり前」の生活になっている職場も、意外とあるのです。

人手不足でブラック度が高い職場もある「調剤薬局」

「調剤薬局」に関しては、経営者がしっかりしていて定時で帰れる薬局もあるのですが、それとは真逆で人手不足でブラック度が高くなっている薬局もあるので注意しましょう。

経営者のやり方が悪くて職場の居心地が悪い、居心地が悪いと嫌気がさしてスタッフが辞める、スタッフが辞めると残った人たちの業務が大変になるという悪循環です。

このような悪循環に陥っている調剤薬局に間違っても入ってしまわないよう、転職を考える際にはくれぐれも下調べを慎重に行うことが大切です。

病棟業務が重くのしかかる「病院」の薬剤師

「病院」の薬剤師というと、「医師の処方箋に沿って薬を出している人」というイメージがありますが、それ以外の仕事も実はかなりあり、病院によっては薬剤師の残業が常態化しているところもあるのが現実です。

何が忙しいかというと、病院の薬剤師にとって負担となっているのが、病棟業務です。入院患者さんの薬剤を管理したり、服薬の指導を行ったり、病院はチーム医療を行うためミーティングや勉強会に出席することもあります。

そうなると、どうしても定時までにその日の仕事が終わらず、残業となるケースが多いのです。

薬剤師が楽な職場に求めるべき必須条件

薬剤師さんが楽な職場を探すときは、次のような条件を満たしているかどうかをチェックしましょう。この必須条件を満たしていたら、居心地のいい職場である可能性は極めて高いといえます。

職員の数が十分にあること

職員が適材適所に配置され、十分な人数が確保されている職場は、ゆったりとした気持ちで自分の職務に集中することができます。

たとえば調剤薬局への転職を考えるなら、職場見学をしたときに、職員がどこに何人いるかをしっかりとチェックしましょう。

薬局の規模に対して職員の数が少ない職場は、避けた方が賢明です。

経営者が働き方の改善に取り組んでいること

経営者が職員の働き方の改善に取り組んでいる職場は、残業も少なく働きやすい傾向にあります。

たとえば仕事の流れを効率化したり、AIを導入して業務効率をアップさせたりしていれば、職員の負担は少なくなり、必然的に働きやすくなります。

「職員が忙しくて大変そうなときに、何かしらの対処をしてくれるような誠意のある経営者か?」「職員のことをきちんと考えてくれている経営者か?」といったことを、面接時などで見極める必要があるでしょう。

顧客との信頼関係を大切にしていること

病院であれば患者さん、ドラッグストアであればお客様との信頼関係を大切にしている職場は、無理せず地道に経営を続けているところが多い傾向にあります。

そういう職場であれば、職員も無理をすることなく、落ち着いて仕事に臨むことができるでしょう。

これに反して、少しでも安く商品を売って価格で顧客を引き付けているようなドラッグストアは、営業時間も長くなり、職員が価格競争に巻き込まれて疲弊してしまいます。

転職を考えるときは、スタッフとお客様との関係が良好な職場かどうかを、鋭くチェックすることが大切です。

薬剤師が楽で給料も高い職場を探して転職するコツ

薬剤師専門の転職エージェントに相談する

薬剤師さんが楽で給料の高い職場を探して転職するには、薬剤師専門の転職エージェントに相談するのが早道です。

ハローワークやインターネット上の転職サイトでも、薬剤師の求人を探すことはできますが、ハローワークの職業相談員に聞いても、求人先に関する詳しい情報を知ることはできません。

その点、薬剤師専門の転職エージェントは、求人先の内部情報まで把握しているところもあるので、とても頼りになります。

どのぐらい楽な仕事かということも、キャリアカウンセラーに質問すれば事前に把握することができます。転職エージェントの利用は無料なので、こういうときに使わない手はありません。

求人先の内部情報を用意周到に仕入れておけば、転職後に「しまった!楽な職場だと思ったらブラックだった」と気付いて後悔することも少なく、給料面においても希望に沿った求人を紹介してもらえるでしょう。

職場見学をする

楽な職場かどうかを確認するためには、募集要項だけで応募を決めてしまわず、事前に職場見学をすることをおすすめします。

職場見学をすると、スタッフの人たちが疲れた表情で働いているか、それともゆったりとした気持ちで働いているのかが、ある程度キャッチできます。

また、職場がどの程度整理整頓されて効率的な働き方をしているか、どの程度ITを活用して事務の効率化を図っているかなども、見学することによって見えてくるでしょう。

職場見学をしたい場合は、転職エージェントのキャリアカウンセラーに依頼すると、手配をしてもらえます。

職場見学だけでなく、応募書類の提出や面接日の設定、入職日の調整なども、転職エージェントに任せることができます。

スタッフの年齢層をチェックする

職場のスタッフの年齢層をチェックすることも、意外と大切です。

もし年齢層が若いスタッフばかりの場合は、自分が頼られてしまい、大変になる可能性があります。逆に年配の人ばかりがいる職場は、新しい提案を受け入れてもらえないので、それはそれでやりにくいでしょう。

やはりさまざまな年齢層のスタッフが、バランスよくいる職場がおすすめです。

職場見学のときにさり気なく職員を観察して、年齢層をチェックしたり、転職エージェントのキャリアカウンセラーに聞けば教えてもらえる可能性もあります。

楽をすると転職が難しくなるリスクもある

楽をすると、その職場でしか働けない薬剤師になる

楽な職場に勤めることは、子育てや介護などに追われる薬剤師さんとしては、日々の負担が軽くなるのでとても助かりますね。でもそこには、キャリアプランという点で落とし穴もあるので、注意が必要です。

それは何かというと、楽な仕事をすることで薬剤師としてのスキルが磨けず、「その職場でしか通用しない人材」になってしまうリスクがあることです。

10年後・20年後を見据えた職場選びが大切

「私は楽な職場で定年まで勤めるからいい」という人は、まったく問題ないかもしれません。でも、人間いつどういう理由で「転職をしたい」と思うかは、わからないものです。

もしそうとなったときに、同じぐらいの年収で転職先を探そうと思っても、ほとんど難しいと思った方がいいでしょう。大幅に年収を譲歩するか、パートタイムとして勤めることになるかもしれません。

たとえば40代になって引っ越しをして転職することになったときに、「いま年収600万円を稼いでいるから、同レベルの転職先を探したい」と思っても、それなりのスキルがないとかなり厳しいでしょう。

目先の楽さ加減に惑わされて、薬剤師としての自分の将来を潰してしまわないよう、10年後・20年後のキャリアプランを考えた上で転職先を選ぶことが大切です。

まとめ

薬剤師さんが楽な仕事に転職するためのコツについてご紹介しましたが、いかがでしたか?

看護師さんのような超ハードな職種と違って、薬剤師さんの7割近くは残業の少ない仕事をしているようですが、けっしてそういう職場ばかりではありません。

転職をする際には、念には念を入れて十分に注意が必要です。転職エージェントに相談したり、自分でも職場見学に行ったりしながら、楽で給料の高い職場をピンポイントで見つけましょう。

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