メディカルライターへ転職する8つのメリット、4つのデメリット!仕事内容や年収についても解説

更新日:2021.1.7

「メディカルライター」への転職を考えている人のために、メディカルライターに転職するメリット&デメリットや仕事内容、年収、転職成功のためのポイントについてご紹介しましょう!

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メディカルライターに転職するメリット・デメリット

メディカルライターに転職するメリット

医療に関する豊富な知識が得られ、着実にキャリアアップできる

メディカルライターとして働く最も大きなメリットは、キャリアを積めば積むほど医療に関する豊富な知識が得られ、着実にキャリアアップできる点です。

フリーランスになれば育児や介護などのライフイベントに合わせて仕事をコントロールしながら、ずっと働き続けることもでき、豊富な経験を活かしてさらにレベルの高い仕事を受けることもできるでしょう。

高収入が期待できる

メディカルライターは全体的に収入が高く、実績を積んで信用を得ると、年収600万円~800万円、あるいはそれ以上の高い年収が期待できる仕事です。

たとえば看護師や薬剤師から転職した場合でも、今まで以上の年収を稼ぐことも可能でしょう。

さまざまな人と関われる仕事

医師や看護師、薬剤師などは、病院や調剤薬局などの狭い人間関係の中で働くことが多いのですが、メディカルライターは仕事を通して企業の担当者や編集者などさまざまな職業の人と出会う機会があり、外からの刺激を受けて自分自身も成長することができます。

人間関係のしがらみも少なく、職場内のパワハラやいじめといったことも起きにくい環境です。

土日に休める

メディカルライターは企業の社員なので、基本的に土日祝日は休むことができます。ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始なども、カレンダー通りに休むことができます。

病院に勤務している医師や看護師・薬剤師がメディカルライターに転職すると、「週末に家族や友人と出かける機会が増え、旅行や帰省などもしやすくなった」と喜ぶ人が数多くいます。

医療事故の不安がない

メディカルライターは臨床の現場で仕事を行わないので、医療事故への不安を感じることなく仕事ができます

ただし、自分の書く文章に対する責任が重いという点では、ストレスはあるかもしれません。それについては、デメリットの項目でご紹介します。

ライターとしての希少価値が高く、仕事に困らない

日本はメディカルライターという職種自体の歴史が浅いため、メディカルライターの絶対数がまだ少なく、ライターとしての希少価値が高いというメリットがあります。

そのため、メディカルライターとして経験を積み信用を得ることができれば、仕事に困ることはないでしょう。

ただし、今後メディカルライターの仕事が日本でも一般化してくると、ライターの数も増えてくるかもしれません。

デスクワークなので体力を使わない

メディカルライターの仕事はデスクワークなので、病院の看護師のように体力を使うこともなく、看護師の経験を活かせる仕事の中でも最も体への負担が少ない職種です。

自宅でも仕事ができる

メディカルライターはテレワークに最適な職種で、転職した企業がテレワークを推奨していれば、自宅でも問題なく仕事ができます

フリーランスとしても働きやすく、取材などの業務以外は自宅を一歩も出ずに仕事をすることができます。

メディカルライターに転職するデメリット

文章のミスが許されない、責任の重い仕事

メディカルライターが書く文章は、1文字のミスも許されない、非常に責任の重い仕事です。

なぜかというと、メディカルライターが書いた文章を医療従事者や読者が参考にするため、間違った情報を伝えると命にかかわる危険もあるからです。

たとえば、メディカルライターのミスに誰も気づかず、間違った医薬品情報が公表されてしまった場合、それを医師が見て誤った処方をしてしまうこともあり得ます。

もちろん仕事を依頼する側もしっかりとチェックは行いますが、メディカルライターが原稿を出した時点でミスが発覚すると、信用問題にもつながるでしょう。

そういう意味では、メディカルライターは非常に神経を使う、責任の重い仕事といえます。

運動不足になる

メディカルライターの仕事は基本的にデスクワークなので、運動不足は意外と深刻な問題です。

特にテレワークやフリーランスで働いている人は、「気が付いたら一日中ほとんど歩いていない」というようなことも起こりかねません。

たとえば看護師として働いていた人がメディカルライターになると、あまりの運動量の違いに愕然とすることもあり、くれぐれも太らないよう要注意です。

忙しいときと暇なときの落差がある

メディカルライターは、ボリュームのある仕事がドンと入ってくるかと思うと、これといった仕事もなく暇なときもあります。そのため、毎日定時で帰れる職業ではありません

忙しいときは納期に追われて残業が続くこともあり、体調管理が心配になることもあるでしょう。

毎日定時に帰れる仕事に比べると、そうした点はデメリットといえます。結婚・出産後は、企業のメディカルライターとしてやっていくのは厳しいかもしれません。

いったんメディカルライターになると、臨床の仕事には戻れない

医師や看護師・薬剤師などの仕事とメディカルライターの仕事は、関連性こそあれ業務内容はまったく違います。

そのため、いったんメディカルライターになったからには、もう臨床の現場には戻れないと思った方がいいでしょう。

「ずっとこの道で生きていく!」という、強い意志が必要です。

メディカルライターになるには

医師や看護師・獣医師・薬剤師などがキャリアチェンジするケースが多い

メディカルライターの仕事は、医師や看護師・獣医師・薬剤師といった医療系の資格をもつ人が、資格や経験を活かしてキャリアチェンジをするケースが数多くあります。

資格をもたない人が医療に関するライティングを行っている場合もありますが、より専門性の高い分野では、信用度という点で有資格者が選ばれる傾向にあるようです。

欧米では社会的地位の確立された職種

メディカルライターは日本ではまだあまり一般的に知られていませんが、欧米では長い歴史をもつ仕事で、社会的な地位の確立された職種です。

たとえばアメリカの「AMWA(American Medical Writers Association)」と呼ばれるメディカルライターの学会は、すでに1940年に設立されていて、5,000人以上の会員がいます。

そこではメディカルライターのための教育活動や資格認定なども行われ、確実にスキルアップを図ることができる仕組みになっています。

日本には残念ながら、メディカルライターのための教育機関はありません。企業のメディカルライターとして転職し、そこで実践を通してスキルを積んでいくのが、唯一のルートになります。

未経験者のための研修制度を設けている企業も少ないので、多くの人は自分が書いた文章を上司にチェックしてもらうなどして、現場で働きながら学んでいく形になるでしょう。

まずは企業のメディカルライター未経験者枠募集に応募を

そのため、メディカルライターとしての第一歩を踏み出すために、まずは企業のメディカルライター未経験者枠募集に応募する必要があります。

そこで無事採用になり、数年間経験を積むことで、一人前のメディカルライターとして認められるようになっていきます。

プロのメディカルライターとしてさまざまな業務をこなせるようになると、会社を辞めてフリーランスとして活動する人も少なくありません。

メディカルライティングの需要は多く、それに対してメディカルライターの絶対数はまだ少ないので、フリーとして活動しても仕事の依頼は十分あります。

転職先は大きく分けて3種類ある

メディカルライターへの転職先は大きく分けて3種類あり、最初にどこに就職するかによって、今後のキャリアの道筋が決まるといっていいでしょう。

製薬会社・CRO(医薬品開発業務受託機関)に転職する

製薬会社や、製薬会社などから委託を受けて新薬開発のサポートを行う「CRO」と呼ばれる医薬品開発業務受託機関のメディカルライターとして転職する方法があります。

ただし、未経験で製薬会社に転職することは難しく、CROの未経験枠募集に応募するのが現実的です。

CROに転職すると、医薬品や医療機器の臨床試験に関連する「治験薬(機器)概要書」や「治験実施計画書」といった文書を作成する仕事がメインとなります。

高度な専門的知識を必要とされる仕事なので、CROのメディカルライティングを経験すると、より希少性の高いメディカルライターとして活躍できるでしょう。

未経験で入社後は、まず医療文献からキーワードを抽出したり、サマリーを作成したりといった作業から始まり、慣れたら正式にメディカルライティングを任されるといった形をとる企業もあります。

何年かメディカルライターとして働いた後は、シニアメディカルライターとしてキャリアアップすることもできますが、会社を辞めてフリーランスとして活動する人も数多くいます。

医療情報サイト運営会社・医療系出版社に転職する

一般の人に病気や健康に関する情報を提供する「医療情報サイト」の運営会社や、「医療系出版社」でも、メディカルライターを募集しています。

医療情報サイトに関しては、一般の人にわかりやすく医療情報を伝える必要があり、文章も柔らかめです。一般的に「Webライター」と言われる職種に最も近い仕事といえるでしょう。

看護師の経験がある人などは、医療情報サイトのメディカルライターとして転職しやすい傾向にあります。

医療系出版社の場合は、医療従事者向けの出版物もあれば一般向けの出版物もあり、それによってライティングの内容も変わってきます。

医療従事者向けの出版物のライティングは、より専門的なスキルが身に付きますが、一般向けの出版物の場合は、病気や健康についてよりわかりやすく書くスキルが求められます。

医療系広告代理店に転職する

医薬品や医療機器などの広告・プロモーション活動を行う「医療系広告代理店」が、メディカルライターを募集することがあります。

製薬会社や医療機器メーカーなどのパンフレットやポスター、MR研修資料などを作成する仕事なので、ただ単に間違いのない文章を書くだけでなく、マーケティングや販売戦略といったことにも関わってきます。

医療情報サイトの仕事が「Webライター」なら、医療系広告代理店の仕事は「コピーライター」に近いと考えていいでしょう。

転職エージェントに相談するのがベストの方法

メディカルライターへの転職を考えるなら、ハローワークやインターネット上の転職サイトで求人を探すだけでなく、転職エージェントに登録するのがベストの方法です。

転職エージェントに登録をすると、専任のキャリアカウンセラーを紹介されます。

転職先を紹介してくれるだけなく、さまざまな相談にも応じてくれるので、二人三脚で転職活動を進めていくとよいでしょう。

たとえば「看護師からメディカルライターになりたいけれど、自分に本当にできるかどうか不安」というような場合でも、相談をすればキャリアカウンセラーが転職のプロの視点からアドバイスをしてくれます。

転職エージェントの利用は基本的に無料なので、2~3社に登録して比較検討しながら転職活動をすることをおすすめします。

メディカルライターとはこんな仕事

書くことが好きで、医療に深い関心がある人に向いている仕事

メディカルライターは、基本的に書くことが仕事なので、文章を書くことが好きだということは絶対条件です。

どんなに医学に対する知識や経験があっても、書くことがあまり好きでない人は、どこかで必ず行き詰まりを感じることになるでしょう。

たとえば医療従事者向けの医薬品紹介記事を書く場合でも、「医師や看護師に医薬品の内容をわかりやすく伝えるにはどうしたらいいか?」を常に考えながら仕事をするため、文字を扱うことが好きではない人は苦痛に感じるかもしれません。

また逆に、どんなに書くことが好きでも、医療に対する深い関心がないと、やはり難しい文献を調べたりする際、苦痛を感じることになります。

そのため、メディカルライターは書くことが好きで、医療に深い関心がある人に向いている仕事です。

メディカルライターの具体的な仕事内容

医療関係者や製薬会社などを対象とした「メディカル・ライティング」

健康や医療に関する専門的な情報を、適切な文章にして発信するのが、メディカルライターの仕事です。

メディカルライターの仕事には、大きく分けて「メディカル・ライティング」と「ヘルス・コミュニケーション」の2種類があります。

「メディカル・ライティング」は、主に医療関係者や製薬会社などを対象としたライティングで、薬事申請や医師の研究発表などに使われるため、より専門性の高いライティングとなります。

自分の書いた文章が新薬の開発や学会発表などで活用されるため、非常に責任の重い仕事といえるでしょう。

広く一般の人に医療や健康の知識を伝える「ヘルス・コミュニケーション」

一方「ヘルス・コミュニケーション」は、医療情報サイトなどのさまざまなメディアを通して、広く一般の人が医療や健康の知識を得るために使われます。

医療や健康について知りたいと思っている人に、よりわかりやすく、読みやすい文章で伝えるのが、メディカルライターの仕事です。

医療従事者向けのライティングのような難しさはありませんが、自分の書いた文章を読者が信じて実行に移すため、正しい情報を的確に伝えることが重要です。

メディカルライターの一日のスケジュール

メディカルライターの一日のスケジュールは、勤務する企業によっても違いますが、一般的に次のようなスケジュールとなります。

9:00 出勤

メールチェックを行い、その日に必要な業務内容を確認した後、仕事をスタートします。

治験関連文書を作成したり、医薬品の承認申請書類を作成したりと、仕事の内容は企業や担当によってさまざまですが、主にオフィス内でのデスクワークとなります。

12:00 昼食・休憩

社内でお弁当を食べたり、近くの飲食店でランチを食べたりと、さまざまな形でお昼の時間を過ごします。

13:00 午後の業務

休憩が終わったら、午後の業務を開始します。ライティングの仕事なので、自分の裁量で仕事を進めることができるのは、精神的に楽な点です。

ただし、案件が詰まって締め切りに追われているような場合は、かなりストレスが溜まることもあります。どの程度の忙しさになるかは、企業の方針などによっても違います。

18:00 退勤

一日の業務が終わり、退勤となります。

メディカルライターの年収水準

未経験から検診・健診センターの看護師になった場合

勤務する企業によって年収はさまざまですが、未経験からメディカルライターになった場合、年収の相場は400万円~450万円ほどです。

経験を積むと年収はいくらぐらいになる?

メディカルライターとして経験を積むと、企業にもよりますが500万円~700万円ほどの収入となります。

さらに経験と実績を積んで、メディカルライターの上級職である「シニアライター」になると、700万円~1,000万円以上の年収を得ている人もいます。

フリーランスの場合も、さまざまな仕事を受注して800万円以上の収入を得ているケースが数多くあります。

メディカルライターのここが知りたい!

夜勤はあるの?

メディカルライターは企業の社員なので、夜勤はありません。

フリーランスで働く場合は、納期が迫ったときに徹夜をすることもあるかもしれませんが、それも自分の裁量でコントロールできるでしょう。

土日には休める?

企業に勤めるメディカルライターは、基本的に土日祝日が休みです。ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始休みも問題なく取れます。

残業はどのぐらい?

メディカルライターに残業があるかどうかは企業によってまちまちですが、納期のある仕事なので、納期に間に合わせるために残業をすることは多少なりともあります。

ボリュームのある仕事が短納期で入ってきた場合、残業続きになってしまうこともあるのは覚悟しておいた方がいいでしょう。

ただし、納期さえしっかり守ればあとは自分の裁量で働けるので、「今日は友人と食事をするから早く帰りたい」というようなときは、比較的都合をつけやすい職種といえます。

また、1件の仕事に自分がどれぐらいの時間を要するかによっても、残業の度合いは変わってきます。

新米の頃は仕事が遅くて残業が続くこともありますが、十分にキャリアを積むと仕事が早くなるので、テキパキと動いて定時に帰れる人もいます。

転勤や出張はある?

メディカルライターの仕事に転勤はほとんどありません。

取材などの仕事を除けば在宅でも働けるので、フリーランスになるとどこに住んでいても、パソコンひとつでできる仕事です。

出張に関しては、ドクターの取材やセミナーの取材などで、遠方に出向くといった機会はあるかもしれません。

製薬会社やCROのメディカルライターは、まったく出張がないというケースも多いでしょう。

有給休暇は取れる?

メディカルライターの場合、納期との兼ね合いをうまく調節できれば、有給休暇は問題なく取得できます。

自分の裁量でいつどのぐらい業務を行うかをコントロールできるのは、非常に嬉しい点です。

子育てをしながら働ける?

メディカルライターは、子育てをしながら働くのに最適な職種といえます。

たとえば、独身時代に数年間企業のメディカルライターとして働いてスキルを積み、結婚後はフリーランスになって自宅で仕事をし、子育て中は仕事量を抑えて育児と両立させ、子どもが成長した後はまたバリバリ働き始めるといった具合です。

仕事の納期自体は決まっていても、その中である程度融通は利くので、子どもが熱を出したときなどは仕事を休んで子どものケアをすることもできるでしょう。

メディカルライターとしてのキャリアさえあれば、受注できる仕事は数多くあるので、ライフイベントの変化に合わせて柔軟に働くことができます。

引越しをしても仕事は続けられる?

メディカルライターの仕事先であるCROや製薬会社などは、都心に集中する傾向にありますが、地方に引っ越しをしてもテレワークで仕事を続けられる可能性は十分にあります。

フリーランスになれば、企業の所在地に関係なくどこでも働くことができるので、引っ越しをしても仕事を続けられる可能性は十分にあります。

「夫の海外転勤に付いていかなくてはならない」というようなときも、住む国を問わず働くことができるのは嬉しい点です。

メディカルライターへの転職に成功した事例

単調な薬剤師の仕事を、つまらないと感じ始める

Aさんは薬科大学を卒業し、総合病院で3年前から薬剤師として働いていました。「手に職を」と思って自ら選んだ薬剤師の仕事でしたが、毎日の業務は意外と単調で、勤めて2年目頃から「仕事がつまらない」と感じるようになってしまいました。

もともと上昇志向が強く、新しい情報を吸収して自分を高めていきたい気持ちの強いAさんだったので、仕事から得られる刺激が少ないことに耐えられなかったのです。

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「せっかくがんばって勉強して薬剤師になったのだし、この経験を捨てたくはないけれど、ただ薬を調合するだけの仕事は私には向いていないのかもしれない」

と思ったAさんは、大学時代の恩師に相談をすることにしました。

メディカルライターに転職する道があることを知る

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「最初のうちは仕事を覚えるのに必死だったのですが、慣れてきたら仕事がつまらないと感じるようになってしまって…」

そう悩みを打ち明けるAさんに対して、恩師はさまざまな情報を提供してくれました。

Aさんの恩師
Aさんの恩師

「Aさんの2年先輩のBさんも、同じようなタイプの人でしたよ。彼女も病院の薬剤師をしていましたが、自分の知らないことをとことん調べて追求することが好きだったので、CROという医薬品開発業務受託機関に転職し、メディカルライターになりました」

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「メディカルライターですね!」

恩師の言葉からヒントを得たAさんは、持ち前の探求心でメディカルライターについてとことん調べました。

薬剤師としてのキャリアがメディカルライターの仕事に生かせること、薬剤師からCROに転職する人が少なからずいること、新たな案件を常に受けて刺激的な毎日が送れるという点に、Aさんはとても惹かれるものがありました。

そして何より、薬剤師ほどの安定感はないにしろ、一生仕事を持ち続けることができ、薬剤師以上の収入を得られる可能性があるという点に、Aさんは注目しました。

CROのメディカルライターを目指し、転職エージェントに登録

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「CROのメディカルライターに転職したい!」

そう決心したAさんは、早速転職エージェントに登録しました。

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「薬剤師を辞めてメディカルライターになりたいと思うのですが」

と相談するAさんに対して、転職エージェントのキャリアカウンセラーは

キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタント

「それは十分に可能です。ただ未経験者募集は少なく、応募する方々が皆さん優秀な方ばかりなので、採用試験対策をしっかり行わないと内定は厳しいですよ」

と教えてくれました。

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「がんばります!いろいろ教えてくださいますか?」

とAさんはキャリアカウンセラーにお願いし、まずはアドバイス通りに自己分析を行い、履歴書と職務経歴書を作成しました。

履歴書・職務経歴書をほぼ完璧な状態に作り終える

Aさんは作成した履歴書・職務経歴書をメールでキャリアカウンセラーに送り、添削をお願いしました。

キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタント

「自己PRは具体例を挙げながら書くと説得力がある」
「志望動機にもっとインパクトをもたせた方がいい」

といったアドバイスを受け、Aさんはとことん考えて文章を書き直しました。

応募写真に関しても、好感度を高められるよう髪型やメイク・服装を整え、地元で履歴書撮影がうまいと評判の写真館で撮影しました。

Aさんは履歴書と職務経歴書をほぼ完璧な状態に作り終え、準備を万全に整えてキャリアカウンセラーからの求人紹介を待ちました。

大手CROのメディカルライター募集に応募

Aさんが応募書類を完成させて間もなく、キャリアカウンセラーから連絡が入りました。

キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタント

「大手CROが未経験のメディカルライターを募集していますよ。非公開なので、ご希望ならすぐに応募した方がいいでしょう」

とのこと。

Aさんは早速そのCROの情報を調べました。CRO業界の中でも実績があり、大手製薬会社の案件を多数もっているとのこと。大きな案件から小さな案件まで、仕事の内容的にもさまざまな種類の案件をもっている企業でした。

社員のキャリアアップに力を入れていて、研修体制が充実していることなどを確認し、「ここなら間違いない!」と確信したAさんは、早速用意していた応募書類をキャリアカウンセラーに送り、CROのメディカルライター募集に応募しました。

書類選考に合格。面接に向けて練習を重ねる

キャリアカウンセラーから書類選考通過のお知らせを受け取ったのは、応募から10日後のことでした。

面接は1週間後とのこと。Aさんは応募書類提出後、すぐにキャリアカウンセラーの模擬面接を受け、話の内容や話し方のクセなどを指摘してもらっていました。

毎日自分で面接の練習をし、指摘された部分を修正しているので、すでに準備は万端です。

Aさんは1週間後の面接に向けて、さらに練習に磨きをかけ、いよいよ当日の面接日を迎えたのです。

自分の本当の想いを、面接で心を込めて伝えたAさん

面接では、予想通り

面接官
面接官

「なぜ薬剤師からメディカルライターにキャリアチェンジしようと思ったのですか?」

といった質問が投げかけられました。

Aさんは面接の練習で何度もその質問に対する回答を練習していましたが、キャリアカウンセラーから「暗記した内容を伝えても説得力はない」と聞いていたので、あえてまっさらな気持ちで自分のメディカルライターにかける思いを伝えました。

必ず伝えるべき内容はすでに応募書類に記載しているので、Aさんは薬剤師の道に進むまでの経緯や、単調な毎日に行き詰って恩師に相談したこと、メディカルライターに転職した先輩の話を聞いて自分の性格にピッタリだと感じたことを、自分の言葉で堂々と伝えました。

すると、練習した内容と違うことを話しているにもかかわらず、面接官は微笑ましい顔でAさんの話を聞いてくれたのです。

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「何度も面接の練習をしていたからこそ、会社のトップクラスの方々の前でも、自信をもって自分の気持ちを伝えられたのかもしれない」

と、そのときはっきり感じたAさんでした。

50名以上の応募者の中から、内定者3名の1人に選ばれる

そしてAさんは見事、総応募数50名の中から、内定者3名の1人に選ばれたのです。

いまAさんは新入社員研修を修了し、小さな案件を先輩に付いてこなしながら、充実した日々を送っています。

薬剤師Aさん
薬剤師Aさん

「ずっと学んできた薬剤師のキャリアを潰すことなく、自分に合った仕事を見つけることができて、本当に良かった。メディカルライターの仕事は文献を徹底的に調べるような業務が多く、毎日新しい知識を得ることの連続で、本当に楽しい!将来はシニアメディカルライターにキャリアアップしたい」

と、意欲に燃えるAさんでした。

メディカルライターへの転職に成功するためのポイント

応募のための対策を徹底することが大切!

メディカルライターの職種は、医師や看護師、薬剤師、獣医師などがキャリアチェンジをするケースが多く、知的レベルの高いライバルばかりなので、未経験から簡単に転職できる職種ではありません。

それに対して未経験の人をメディカルライターとして採用する人数は限られているので、応募書類対策、面接対策は徹底的に行って書類選考や面接を勝ち抜く必要があります。

まずは書類選考に通るために、応募書類対策を徹底的に行いましょう。

転職エージェントのキャリアカウンセラーなどに添削をしてもらいながら、数ある応募者の中から選ばれる1人になるために、履歴書と職務経歴書をブラッシュアップさせる必要があります。

インターネット上にも自己PRや志望動機などのさまざまな事例が紹介されていますが、あくまで参考にした上で、自分の言葉で書くことが大切です。

模擬面接を受け、当日に向けて心の準備をする

無事応募書類が通った後は、面接対策に進むことになります。未経験で企業のメディカルライター募集の内定を勝ち取るのは、けっして簡単なことではないので、心してかかる必要があるでしょう。

転職エージェントのキャリアカウンセラーなどから模擬面接を受け、自分の欠点を修正し、説得力のある回答の仕方などのアドバイスを受けるのがベストの方法です。

その上で自宅でも何度も面接の練習をして、本番当日に備えることで、面接への自信をつけることができます。

英語力に自信がある人はアピールを

メディカルライターは海外の学術論文を調べたり、逆に海外に向けて英語の文面を発信したりすることもあるので、英語の読解力と作文力に自信がある人は、ぜひ応募の先にアピールしましょう。

もちろん、英語ができないとメディカルライターのなれないというわけではありません。入社後に仕事をしながら学んでいくこともできるので、まずは英語に抵抗がないことが大切です。

公開求人だけでなく、非公開求人にも応募する

インターネット上にもメディカルライターの募集は出ていますが、公開されている求人は多くの人が見ているので、倍率が高い傾向にあります。

その点、インターネット上に公開されない非公開求人は比較的倍率が低いので、積極的に応募することで、採用される確率を高めることができるでしょう。

転職エージェントに登録すると、キャリアカウンセラーから非公開のメディカルライターの求人を紹介してもらうことができます。

こうしたさまざまな求人情報を多方面から集め、未経験可のメディカルライター募集に積極的に応募することが、転職成功の秘訣です。

まとめ

メディカルライターへの転職についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

メディカルライターの仕事はデスクワークで体力を使わず、土日に休めて夜勤もなく、キャリアを積むことで高収入が期待できる仕事です。

その反面、「絶対に間違った文章を書けない」という精神的なプレッシャーは大きく、調べものも多いので、神経を使う仕事でもあります。

医師や看護師のように体を張って仕事をしてきた人が、一日中パソコンに向かって仕事をする生活ができるのかどうかという点についても、よく考えた方がいいかもしれません。

でも、書くことが好きで「医療についてもっと深く知りたい」という探求心のある人は、さまざまな刺激を受けながら生き生きと働き続けることができるでしょう。

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