職業別の転職 OCCUPATION

理学療法士が飽和状態というのは本当?理学療法士の転職で収入を上げる方法もチェック!

更新日:2019.5.13
公開日:2019.5.13

理学療法士というと「日本全国どこに行ってもやっていける、食いっぱぐれのない仕事」というイメージがありますが、その陰で「理学療法士はすでに飽和状態で、近い将来転職が難しくなる」という噂が出ているのも事実です。さて、実際のところはどうなのでしょうか?理学療法士の転職事情について、お話ししましょう!

また、現役の理学療法士が転職を考える理由や、理学療法士の収入をアップさせる方法、理学療法士の転職に最適な時期などについてもご紹介したいと思います。

理学療法士がいま過剰供給というのは本当?

理学療法士養成スクールが急増し、国家資格取得者が20年前の4倍以上に!

いま、巷では「理学療法士が職にあぶれる」という噂が、まことしやかにささやかれています。その背景には、理学療法士養成スクールの急激な増加があります。

確かにここ十数年の間に、理学療法士養成スクールの数はかなり増えました。日本理学療法士協会の統計情報によると、平成10年に2,215人しかいなかった国家試験合格者が、平成30年には9,885人に増えています。つまり、今は20年前よりも毎年4倍以上の理学療法士が、世に送り出されているということになります。

理学療法士の人数が増えても、需要はまだまだある

「そんなに沢山の人が理学療法士になったら、働く場所がなくなってしまうのでは?」と心配する人も、いるかもしれませんね。確かに、退職者がめったに出ない病院の理学療法士などは、飽和状態と言えます。人気の高い事業所への転職も、20年前に比べて厳しい状態にあるのは、間違いないでしょう。

しかし、理学療法士の転職先が本当に無くなってしまうのかというと、そういう訳ではありません。理学療法士の転職先は病院だけでなく、介護施設や障害者施設など、実にさまざまあります。そのため、理学療法士として転職しようと思えば、転職先は無限にあると考えられます。

特に介護関係は今後もますます需要が高まることが予測されるので、それに合わせて理学療法士の需要も高まることになります。そのため、理学療法士の転職先が無くなるという心配は、まずしなくても大丈夫です。そして「できるだけ自分の希望する所に転職したい」と考えるなら、後で紹介する転職エージェントを上手に活用し、万全の状態で転職活動に臨みましょう!

理学療法士に転職するなら、12月頃からの新年度募集時期が狙い目

毎年12月頃になると、理学療法士の新年度募集に向けて、募集が増え始めます。もちろん他の時期でも欠員募集などはあるのですが、毎年この頃が中途採用募集が最も多いので、転職時期としては12月頃からが狙い目です。

たくさんの募集があれば、それだけ自分の条件に近い転職先を見つけやすくなるので、なるべくグッドタイミングを狙うことも大切です。

現役の理学療法士が転職を考える理由とは?

現役の理学療法士として働いている人の中にも、転職を考える人は数多くいます。では、現役の理学療法士は、いったいどのような理由で転職を考えるのでしょうか?

収入アップを目指して転職を考える

理学療法士の転職理由として多いのが、収入面の問題です。理学療法士の中には、収入面に不満を感じている人も多く、「もっと収入の高い勤務先を見つけたい」ということで転職を考える人も少なくありません。

ちなみに、転職口コミサイト「転職会議」の調査によると、理学療法士の平均年収は388万円で、最高年収は900万円と高いのですが、最低年収は200万円とかなり低くなっています。

また、年代別では20代前半が346万円、20代後半が387万円、30代が411万円、40代以上が483万円となっています。20代前半の収入はけっして低くはありませんが、年齢が上がっても収入があまり増えないという特徴があります。

昇給の幅が少ないということは、初任給の段階である程度高い基本給があることが重要になってきます。そのため、初任給の低い企業や事業所で働いていた人は、必然的に転職を考えることになるという訳です。

残業の多さに疲弊して転職を考える

理学療法士の人手不足に悩む病院などは、いま在籍しているスタッフだけで仕事を回さなければならないので、どうしても残業が増えてしまうことになります。

このようにスタッフの集まらない勤務先は、残業だけでなく他の条件も悪い場合が多く、「条件が悪いからスタッフが集まらない」「スタッフがいないから残業する」「残業が多いからスタッフが辞める」という悪循環に陥っています。

こうした勤務先からはできるだけ早く脱出して、もっと条件の整った転職先を見つけるのが、ベストの方法でしょう。後に残る仲間のことを思うと、後ろ髪を引かれる思いがあるかもしれませんが、心を鬼にして決断することも必要です。

「自分のやりたい仕事が経験できない」という理由で転職を考える

理学療法士の中には、「自分のやりたい仕事が、ここでは経験できない」と見極めて、転職を考える人もいます。勤務に就いた当初は新鮮でも、何年もやっていると仕事をすべて覚えてしまって、自分自身が進歩できないという理由からです。前向きにキャリアを考える人であればあるほど、単調な仕事への不満は強いでしょう。

結婚や出産など、ライフステージの変化を理由に転職を考える

女性理学療法士の場合は、結婚や出産といったライフステージの変化を理由に、転職(あるいは退職)に踏み切る人も数多くいます。

理学療法士は子育て後の復帰がしやすい職種なので、出産を機に一定期間子育てに専念することも可能ですし、しばらくの間パートタイムや時短勤務に切り替えることもできます。子育てが一段落してから正規職員として復帰しても、会社員のように再就職できないということはないので、安心して子育てライフを送ることができます。

そういう意味では、理学療法士は女性にとって無理なくキャリア形成ができる、理想的な職種と言えるでしょう。

理学療法士が収入を上げるには、いったいどうしたらいい?

職場内のリーダーになる

理学療法士は年齢に関係なく、長く働き続けることができる職種ですが、「同じ職場でずっと働いていても、なかなか給与が上がらない」という悩みを持つ人が少なくありません。では、どうしたら理学療法士の収入をアップさせることができるのでしょうか?

理学療法士の収入をアップさせる方法は、二通りあります。ひとつはリーダーシップのとれる人材として認められるように自分の人間性を磨き、ある程度の年齢になってから職場内のリーダーになる方法です。

理学療法士の管理職に就いている人は40代が多いので、20代・30代のうちに職場での信用を高めて、40代になったときの昇進に備えることが大切です。

特定の分野のエキスパートになる

そしてもうひとつは、特定の分野のエキスパートになることです。たとえば「義肢装具の知識なら、誰にも負けない」というように、「このことに関しては、〇〇さんしかできない」と言われるような強みを持っていると、転職の際にも高い給与で雇ってもらうことができます。

また、福祉住環境コーディネーターなど、理学療法士にとって役立つ資格を取得しておくことも、自分を高くアピールできる材料となります。職場のリーダーになる場合も、エキスパートになる場合も、何より大切なのは自分のキャリアを磨き続けることです。

理学療法士は、転職が収入アップにつながる職種

転職というと、「30代以降の転職は難しい」「転職すると年収が減る」といったマイナスイメージを持つ人も多いのですが、こと理学療法士に関しては、そのジンクスが通用しません。自分自身のスキルさえ高めておけば、転職時に「この応募者なら、高い給与を払ってでも来てほしい」と思ってもらえるからです。

むしろ、同じ職場でコツコツと昇給するのを待つよりも、転職という機会を利用する方が、収入アップのチャンスは大きいと言えるでしょう。

ただし、短期間に何回も転職をしてしまうと、「この人はせっかく採用しても、どうせすぐに辞めてしまう」と思われてしまう可能性が高くなります。自分の履歴に傷を付けないように注意しつつ、キャリアアップ転職を図ることが大切です。

理学療法士に転職するなら、ハローワークだけでなく転職エージェントも活用しましょう!

理学療法士の求人は、ハローワークなどにも数多くありますが、それとは別に転職エージェントも活用しましょう!なぜなら、ハローワークの相談員は職業紹介がメインなので対応も杓子定規ですが、転職エージェントのキャリアコンサルタントは企業とのつながりが深く、「どの転職先が自分に合っているか?」といった相談にも乗ってもらえるからです。

そして、希望すれば応募書類の添削や、模擬面接にも応じてもらえます。転職活動中も、応募書類の提出から面接日の設定・入社日の調整までキャリアコンサルタントにやってもらえるので、応募者は採用試験に集中することができるでしょう。

転職エージェントの利用は無料なので、2~3社に並行して登録し、比較検討しながら転職活動を行うのがベストの方法です。

理学療法士への転職におすすめの転職エージェント

キャリアコンサルタントの手厚いサポートが受けられる「doda」

doda

転職エージェントとしてリクルートエージェントに続いて求人数が多いのが、「doda」です。dodaはどのキャリアコンサルタントにあたっても手厚いサポートを受けられるので、気持ちよく転職活動ができます。求人の質も高めで、実際に利用した人からの評価が非常に高いのが特徴です。

dodaは転職サイトもやっているので、キャリアコンサルタントからの紹介だけでなく、自分でサイト検索をして転職先を探すこともできます。dodaサイト上にある理学療法士の求人は、医療・介護の職種の「その他の医療・看護」の欄にあります。サイト上の求人件数は少なめですが、転職エージェントに登録すれば非公開求人も見ることができます。


人材業界の世界シェアNo.1!外資系にも強い「Spring転職エージェント」

転職するならSpring(スプリング)転職エージェント

Spring転職エージェントは、世界60カ国に拠点を持つ人材業界の世界シェアNo.1の転職エージェント。日本国内ではリクルートエージェントやdodaなどの最大手に比べて求人数は少なめですが、求人の質は高く、安心して登録することができます。

また、求職者に直接対応するキャリアコンサルタントが法人担当も兼ねているため、事業者の情報をよく知っていて、その点でも安心できます。ただし外資系の転職エージェントなので、キャリアコンサルタントが気を使ってサポートしてくれるのを待っていても、何もしてくれません。自分から積極的にサポートを求めましょう。


求人の質量ともにNo.1の老舗エージェント「リクルートエージェント」

リクルートエージェント

数ある転職エージェントの中でも最も規模が大きく、登録者も最も多いのが、転職業界の老舗「リクルートエージェント」です。そのため、さまざまな理学療法士の求人の中から、自分に最も合った求人を探すことができます。

転職支援実績も、もちろんNo.1。求人の質・量ともに申し分ないのですが、サポートの手厚さは担当者にとって違いがあります。そのため、いろいろと相談しながら転職先を決めたい人は、dodaなどの方が良いでしょう。


理学療法士から他職種にシフトする人もいる

施術サロンの開業やヨガインストラクターなど、さまざまな方向にシフトできる

理学療法士の中には、経験を活かして他職種にシフトする人もいます。たとえば、独立開業して腰痛や肩こりなどの施術サロンを開くケースです。理学療法そのものは医療の分野なので、医師の指示が無いとできないのですが、健康や美容に関する分野であれば開業は可能です。

また、ヨガインストラクターの資格を取ってマタニティヨガを教えたり、障害者スポーツトレーナーの資格を取って、障害者にスポーツを教えたりする人もいます。理学療法士は解剖学や運動学などを学んでいるので、それが社会的な信用となり、フリーランスの仕事も取りやすくなります。

理学療法士の国家資格を活かして、さまざまなキャリアの方向性が考えられるのが、理学療法士の大きな強みです。

理学療法士への転職に関するまとめ

理学療法士の国家資格所得者が増えているとはいえ、理学療法士の職場自体がなくなってしまうことはないということを、おわかりいただけたでしょうか?ただし、誰もが行きたがるような人気の高い職場は、この限りではなく、今後ますます狭き門になっていくことが考えられます。

そのうねりの中で理学療法士としてたくましく生きていくためには、自分のキャリアプランをしっかりと立て、たとえ転職の際に何人の応募者がいても“選ばれる理学療法士”になることが大切です。

関連記事

転職支援実績が豊富な転職エージェント・転職サイト3選

転職満足度No.1!業界トップクラスの転職支援サービス DODA(デューダ)

総合評価 4.8
求人の質 4.5
サポート 4.8
スタッフ 4.7
  • 全国対応
  • 正社員
  • 未経験OK
  • フリーター歓迎
  • 女性
  • 非公開求人多数
  • 給料UP率高
  • スカウト
公開求人数 43,934件 非公開求人 131,280件 対象年代 全年齢 対応地域 全国対応
年収UP率 やや高い 得意職種
  • ◎全業種
  • 営業
  • 企画
  • 事務
  • ITエンジニア
  • 金融系
  • コンサルタント
業界最大級の非公開求人!転職者満足度No.1の転職エージェント

DODAの魅力は圧倒的な求人数と満足度の高さ。全国で10万件以上の求人は転職できる可能性を高めてくれます。また、DODAのキャリアアドバイザーは業界ごとのスペシャリストです。特定分野への転職に親身に相談に乗ってくれます。

年収1,000万円を超える求人多数!ハイクラス向け転職エージェント ビズリーチ

総合評価 4.5
求人の質 4.9
サポート 4.6
スタッフ 4.7
  • 全国対応
  • 正社員
  • 非公開求人多数
  • 給料UP率高
  • ハイクラス求人
  • スカウト
公開求人数 89,000件 非公開求人 非公開 対象年代 30代~50代の男女 対応地域 全国+海外
年収UP率 高い 得意職種
  • ◎全業種
  • ITエンジニア
  • 金融系
年収600万円以上の方に大人気!高収入の転職希望者は登録しておこう

ビズリーチの特徴は何といっても豊富な高収入求人。年収が500万円以下の求人はほとんどなく、年収1000万円超えの求人も豊富です。忙しい人には大企業から直接声がかかるスカウト制度もあり、忙しい中で効率的に転職活動を行いたい人にもおすすめできます。

IT/WEB業界のエンジニア・クリエイター職に強い!IT専門の転職エージェント レバテックキャリア

総合評価 4.6
求人の質 4.5
サポート 4.7
スタッフ 4.8
  • 正社員
  • 非公開求人多数
  • 給料UP率高
  • ハイクラス求人
  • IT専門
公開求人数 2,000件 非公開求人 10,000件 対象年代 全年代のITエンジニア 対応地域 関東・関西・福岡
年収UP率 非常に高い 得意職種
  • ITエンジニア
首都圏エリア・関西エリアのIT/WEBエンジニア・クリエイターは登録必須!

レバテックキャリアは IT/WEB系エンジニアとデザイナー・クリエイターに特化した転職エージェントです。首都圏・関西エリアでの求人に強く、年収を上げたい・待遇を良くしたいなどの要望が叶います。専門用語・最新技術の話が通じるキャリアアドバイザーが対応するので、スムーズに求人を紹介してもらえます。また、プログラミングを学んだことがある20代の方なら未経験も歓迎しています。

都道府県別おすすめ転職エージェントを利用して納得の転職を

こちらの記事も読まれています

特集記事