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IT業界の経理職に転職するには、どんなスキルが求められる?お勧めの資格についてもチェック!

更新日:2019.3.25
公開日:2019.3.25

数ある業界の中でも、いま最も勢いのある業界といえば、やはりIT業界です。経理職として長く働こうと思ったときに、「将来的に伸びる業界で働きたい」と考える人の中には、IT系の企業を選択するケースも少なくありません。転職先の半数がIT企業と言われている時代にあって、IT関連の経理に強くなれば、どこでもやっていける“鬼に金棒”のスキルとなる筈です。

そんなIT業界の経理職として転職するためには、どんなスキルや能力が必要なのでしょうか?IT業界の経理職に転職するために、これだけは知っておきたい転職成功のためのポイントをご紹介しましょう!

IT企業の経理職に転職するときに、どんなスキルが求められるか?

IT企業特有の経理の難しさがあるので、それを理解する力が必要

他業種からIT企業の経理職への転職を考えている人は、「IT業界の経理職には、いったいどんな難しさがあるのだろうか?」と、不安に思っている人もいるのではないでしょうか。確かにIT企業の経理職には、特有の難しさがあります。

たとえばオンラインゲームを扱うIT企業の経理を担当すると、海外のゲーム会社とライセンス契約を結んだときに、契約金を資産計上して償却する作業があります。その辺の細かい処理は、単に商品を仕入れて販売する小売業などとは違った、複雑なものがあります。

また、IT企業間でよく行われる契約に、レベニューシェア契約があります。これは成功報酬型の契約形態のことで、発注側と受注側がリスクを共有しながら、あらかじめ決められた配分率でお互いの利益を分け合うので、支払い額が固定されていません。

小売会社が「商品をいくつ販売すると、いくらの利益が出る」というような単純な計算方法ではないので、最初のうちは理解するのに苦労するかもしれません。そういう意味でIT企業の経理職に転職する人には、IT企業特有の経理の難しさを理解し、間違いなく計算できる能力が求められます。

できれば初歩的なITスキルは身につけておきたい

「初歩的なITスキルがないと、IT業界の経理職に転職できない」というわけではありませんが、IT業界には特有の専門用語が飛び交っているので、初歩的な言葉を知らないと転職当初に社員とのコミュニケーションが取りにくい場合があります。

できれば下記の「ITパスポート」の国家資格を取れるレベルになってから転職すると、スムーズに業務に溶け込むことができます。

IT業界の経理職を目指すなら、「ITパスポート」の資格取得がお勧め

IT業界の経理職への転職を目指すなら、ぜひ取得しておきたいのが、国家資格「ITパスポート」です。ITパスポートは情報処理に関する初歩的な知識を幅広く身につけるための資格なので、まさにIT業界の経理職にはピッタリの資格です。難易度も低いので、転職活動中でもがんばれば取得することができるでしょう。

経理職なので、ITエンジニアが取得するような資格は必要ありませんが、IT業界で働く以上、「IoTって何ですか?」といったレベルではさすがに通用しません。たとえ「IT用語ぐらいは知っている」と自分では思っていても、それを証明するものがなければ、採用する企業側としてはそれを見抜くことができないのです。

そのときに、履歴書の資格欄に「国家資格ITパスポート取得」と書いてあれば、「そうか、この応募者はIT関連の基礎的な知識を持っているようなので、安心して経理を任せられそうだ」と認めてもらうことができます

国家資格ITパスポート

ITパスポート(通称iパス)は、国の「情報処理の促進に関する法律」に基づいた、IT系の国家資格のひとつ。IT系の国家資格には基本情報技術者・応用情報技術者・ネットワークスペシャリストなど、全部で12種類ありますが、ITパスポートはその中で唯一難易度レベル1(最も簡単)に指定されています。

このITパスポートを取得することで、ITを活用するすべての人が備えておくべきITの基礎的な知識があることを、証明することができます。IT業界の人に向けた資格というよりは、どんな業界・職種の人でも持っておくべき資格なので、たとえ結果的にIT企業に転職しなかったとしても、取得しておいて損はありません。

経理のIT化が進むいま、IT企業の経理職に転職する人はどうすればよいのか?

経理のメインの仕事である記帳作業は、遅かれ早かれなくなる運命にある

ここ数年、「AIによって人間の仕事が激減する」と言われ続けています。特に経理や一般事務といったバックオフィスの仕事に関しては、いずれ淘汰される可能性が高いと言えます。

たとえば経理のメインの仕事のひとつである「記帳業務」に関しては、会計データをアップロードすれば自動的に仕分けをしてくれる時代になったので、少しずつ人間の手を離れつつあります。今まで人間がコツコツ行ってきた記帳業務は、遅かれ早かれ無くなる運命にあるでしょう。

とはいえ、新しいシステムを真っ先に取り入れるのは、いつの時代も資金力のある大企業が中心。中小企業が自動で経理業務を行えるようになるのは、5年先か10年先か、もしかしたら20年先かもしれません。

ITシステムを使いこなせる経理職を目指すのがベスト

しかし、ことIT業界の企業に限ってみると、経理システムの自動化は早期に行われる可能性も否めません。仕事そのものが時代の先端を走っているので、経営者も新しいことには敏感で、「よい会計システムなら取り入れよう」と導入に踏み切る可能性は濃厚です。

では自分が転職したIT企業が経理を自動化したとして、そのときにはどんな人材が必要なのかと言うと、そのITシステムを使いこなせる経理職です。仕分けシステムに不具合が生じれば修正し、軌道に乗せることができる、いわば“経理のことがわかるITエンジニア”的な人材が求められてきます。

そのため、これからIT企業の経理職に転職を考えている人は、ある意味ITスキルを学ぶ絶好のチャンスと考えても良いでしょう。転職後に企業内のシステムがどうなっているかを勉強し、その上でIT企業の経理システムの自動化・効率化を提案するぐらいの気持ちで仕事に臨むと、今後はどこに転職しても重宝されるような希少な存在になることができます。

IT業界の場合、経理業務の自動化・効率化は提案しやすい

IT企業の経理職に転職した場合、経理システムの自動化・効率化に関しては、非常にやりやすい環境にあると言えます。経理の自動化が進んでいるというような話は、IT業界の人なら誰もが知っているので、わざわざ必要性を説明する必要もありません。ITツールを活用する際に、何か不明点があれば、質問できるエンジニアは社内にたくさんいます。

しかし、これがもし運送会社の経理職に転職したとしたらどうでしょう?経営者に「社長、当社も会計システムを効率化してはどうでしょうか」などと提案しても、まったく畑違いの分野なので理解できず、「自分が楽をしたいだけじゃないのか?」などと言われることもあるかもしれません。

経理職はどの業界のどんな企業にも必ずある仕事なので、あらゆる業界の中から経理職を選ぶことができます。その中からあえてIT業界を選ぶのであれば、せっかく入った業界の利点を活かして自分の強みを作ることが、今後経理職としてのキャリアアップするための有効な手段と言えるでしょう。

IT業界の経理職に転職するなら、転職エージェントを活用しましょう!

転職エージェントに登録すると、より条件の良い転職先が見つかる

IT企業の求人は数多くあるので、「ハローワークに行けばIT系の経理の転職先が見つかるだろう」「インターネットの転職サイトで検索すれば、IT系の経理職を見つけられる」というように考える人も、少なくありません。実際、ハローワークやインターネットの求人サイトだけでも、IT企業の経理職の求人は簡単に見つけることができます。

しかし、より条件の良いIT企業の経理職に就こうと思うなら、転職エージェントへの登録は必須です。職場の雰囲気が自分に合っているかどうか、自分のやりたい仕事ができるかどうかといった情報も、転職エージェントにつながっておけば入手することができます。

転職エージェントには、独自の非公開求人がある

では、なぜ転職エージェントに登録すると自分に合った条件のよいIT企業に転職できるかというと、まずひとつは転職エージェントが独自の非公開求人を持っているという点があります。

たとえば「リクルートエージェントと長年のつながりがあり、求人はすべてリクルートエージェントに任せている」といった企業があり、こうした企業の求人はリクルートエージェントに登録しないと知ることができません。

「それなら、リクルートは転職業界の老舗だから、リクルートエージェントに登録しておけばすべての求人が把握できるだろう」と考える人もいるのですが、そういうわけでもないのです。たとえばtype転職エージェントなどは、IT系の派遣会社を運営していることもあって、typeだけに求人を頼んでいる企業も多数あります。

そのため、転職エージェントは1社に絞らず、2~3社に登録して比較検討しながら転職先を探すのが、ベストの方法です。

キャリアコンサルタントに何でも相談でき、必要な情報も入手できる

転職エージェントに登録すると、自分に合った条件のよい企業に転職できる理由として、専属のキャリアコンサルタントがつくことも挙げられます。

転職エージェントには、登録者のキャリア形成をサポートして、より良い転職に結び付けるためのコンサルタントが常駐しています。そのため、転職エージェントに登録すると1名のキャリアコンサルタントが自分の担当につき、何かと面倒を見てくれます。

転職先の紹介はもちろんのこと、履歴書や職務経歴書の効果的な書き方、面接のアピールのしかた、転職に関する悩み事に至るまで、キャリアコンサルタントが何でも相談に乗ってくれるので、安心して転職活動を行うことができます。

転職エージェントの利用は無料。だから使わない手はない!

そこまで面倒をみてもらっても、転職エージェントの利用は無料です。なぜかというと、転職エージェントは求人を募集する企業からお金をもらっているので、利用者からもらう必要がないからです。

そうなるともう、求職者が転職エージェントを利用しない理由は、ほとんどないと言ってもいいでしょう。「登録に行くのが面倒」という人もいますが、登録のための面談の所要時間は1~2時間ほど。いったん登録すれば、後は電話やメールなどでのやり取りになるので、行き帰りの移動時間を含めても半日あれば終わります。

転職は人生にとって、結婚や家の購入と並ぶほど大きなライフイベントなので、そのために半日を使って転職エージェントに登録することは、非常に大きな意味があると言えるでしょう。

IT業界の経理職に転職する人にお勧めの転職エージェント

IT業界の経理職に転職するなら、まずは「リクルートエージェント」や「doda」「マイナビエージェント」などの大手転職エージェントの中から、1社以上を選んで登録しましょう。大手の転職エージェントは、何と言っても求人件数が圧倒的に多いので、1~2社は必ず押さえておく必要があります。

その上で、IT業界の求人が多い「type転職エージェント」や、経理職の求人に特化した「MS-JAPAN」「ジャスネットキャリア」などに登録するのがベストの方法です。

また、経理経験豊かな人が、さらなるキャリアアップ&年収アップを目指してIT企業への転職を考える場合は、年収600万円以上のハイクラス求人に特化した「ビズリーチ」や「JACリクルートメント」「キャリアカーバー」などを利用することをお勧めします。

総合転職エージェントの中で特にIT企業の求人が多い「type転職エージェント」

type転職エージェント

type転職エージェントは、リクルートエージェントやdodaなどに比べてトータルの求人案件数は少ないのですが、IT関連の派遣会社をやっている関係もあってIT企業との関わりは深く、IT企業の求人が非常に多い転職エージェントです。

IT企業の求人と言っても、ほとんどはエンジニアの募集ですが、IT企業との関わりで経理職募集の掘り出し物が出る可能性もあるでしょう。そのため、IT企業の経理職に転職したい人は、type転職エージェントも要チェックです。

キャリアコンサルタントの対応も丁寧で、理想の経理職に転職できるよう、親身になって相談に応じてくれます。

断トツに多い案件数、求人の質も良い「リクルートエージェント」

リクルートエージェント

IT業界の経理職に転職する際に、登録必須とも言えるのが「リクルートエージェント」です。リクルートといえば、言わずと知れた転職業界の老舗中の老舗ですが、非公開求人数は20万件以上と、他の転職エージェントを大きく引き離しています。さすが老舗なので求人の質も確かで、安心して転職活動を進めることができます。

ただし、「自分はキャリアコンサルタントにいろいろと相談しながら、転職活動を進めたい」という人には、不向きかもしれません。リクルートエージェントは案件数も多ければ登録者数も多いので、一人ひとりに丁寧に接する余裕がない場合も多いからです。大手転職エージェントの丁寧な対応を望む人には、「doda」がお勧めです。

IT業界の経理職への転職に関するまとめ

IT企業の経理職への転職についてご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?さまざまな点を考えると、経理職への転職を希望する人がIT企業を選択するというのは、将来を見据えた上で非常に賢い選択肢と言えるかもしれません。

なぜなら、IT業界がこれから伸びる業界だということはもちろんですが、それ以外にIT企業に属することで、経理とITの両方に詳しくなれるというメリットがあるからです。

日々の経理業務をやりながら、これから確実に起こり得る会計業務のIT化にも興味を示し、少しずつ信用をつけて業務を効率化していけば、自分自身のスキルアップになり会社の評価にもつながるでしょう。

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