
保育士への転職を考える人の中には、「他の職種に就いていたけれど、やはり子どもが大好きで、今から保育士になりたい」と転職を考える職種未経験者もいるでしょうし、「今の職場よりもっと良い保育園に勤めたい」という保育士経験者もいるでしょう。
そこで今回は、未経験からの転職と経験者の転職の両面から、保育士への転職を成功させるためのポイントをご紹介したいと思います。
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急激に増えつつある保育園。保育士への転職は引く手あまただからこそ、慎重に転職先を選びたい!
まず、保育士への転職を考える人が安心していいのは、保育士への転職は引く手あまただということです。働くママが急激に増加し、それに保育園の受け入れ数が追い付いていないような状況なので、転職を考える保育士はあちこちの施設から引っ張りだこの状態なのです。
完全な売り手市場であることは、保育士への転職を考える人にとって、非常に活動しやすい環境といえます。たとえ未経験から保育士を目指す人でも、今の状況であれば、保育補助として転職できる可能性は大いにあるでしょう。
このような恵まれた環境だからこそ、保育士への転職を目指す人はけっして妥協せず、自分が心から納得できる転職先を見つけたいものです。
保育士の資格や経験がない人が転職するなら、「保育補助」の仕事からスタート
掃除や片付け・おむつ替え・食事サポートなどを行う、保育補助の仕事
「今まで事務の仕事をしてきたけれど、やっぱり私は子どもが好きなので、保育士の仕事に転職したい」というように、保育士の資格や経験がない人が保育施設に転職する場合は、「保育補助」として転職するのがベストの方法です。
保育補助の仕事内容は施設によってもさまざまですが、一般的には掃除や準備・片付けといった作業を行ったり、お昼寝のときに子どもたちを寝かしつけたり、おむつ替えや着替え・食事のサポートなどを行います。
保育士ほど子どもと直接関わる機会は少ないのですが、保育士のサポートをしながらさまざまな仕事を覚えられるので、今後の保育士としての仕事に大いに役立ちます。
保育施設に2年間以上勤めると、保育士試験の受験資格が生まれる
保育士になる方法といえば、短大や保育の専門学校を卒業して保育士の資格を取得し、新卒で保育士として入職するのが最も一般的なルートです。しかし、すでに社会人としての経験があり、転職先として保育園を選ぶ人は、短大や専門学校でまた学び直すのも大変なものがあるでしょう。
その場合、まずは「保育補助」として転職し、2年間は保育士のサポート的な仕事を行います。そして2年以上勤めて、総勤務時間が2,880時間以上(1日6時間以上、1ヶ月20日以上)勤めると、保育士の試験を受けることができるようになります。そこで保育士試験に合格すれば、晴れて保育士として働くことができるようになるというわけです。
保育士試験の合格率は10%~20%だが、コツコツと勉強すれば取れない資格ではない
保育士試験の合格率は10%~20%と言われ、しかも保育施設で働きながら試験を受ける人は学校に頼らずに試験に臨まなければならないため、けっして簡単に取得できる資格ではありません。9科目すべてにおいて6割以上の得点を取らなければならないので、合格のハードルが高いのも事実です。
しかし、保育士資格は働きながらコツコツと勉強を積み重ねれば、けっして取れない資格ではありません。日々の保育園業務を通して学べることもたくさんあるので、自信を持って保育士試験に臨みましょう!
子育て中に未経験から保育士に転職した、ママさん保育士もいる
何の資格もないため、子育て中の転職先が見つからなかったAさん
保育士として活躍している人の中には、子育て真っ最中に未経験から保育士に転職した、ママさん保育士もいます。独身時代に3年間、自動車メーカーで事務の仕事をしていたAさんは、結婚・妊娠を機に退職。しばらくは子育てに専念していました。
2人目の子が2歳になった頃、「そろそろ私も仕事を再開したい」と考えたAさんですが、何の資格もない子育て中のママが、子持ちで転職できる先は見つかりませんでした。Aさんは仕方なくスーパーのパートの仕事を見つけ、子どもを保育園に預けました。
保育補助の仕事に転職し、保育士の資格取得に向けて勉強を始める
子どもを保育園に預けて1年が過ぎた頃、Aさんは園長先生から「よかったらうちで保育補助として働いてもらえませんか?」と、声をかけられました。子どもが好きだったAさんは、喜んでこれを引き受け、保育士の補助的な仕事に就くことになりました。
そして1年後、またAさんは園長先生から声をかけられました。「保育士補助の仕事を2年以上続けると、保育士の資格試験を受けることができるのよ。国家資格だし、女性が一生働ける資格になるから、がんばって受けてみない?」
今までこれといった資格を持っていなかったAさんは、転職するにあたって資格がないことの大変さを痛感していました。「よし!がんばってみよう」と決心したAさんは、保育園で働きながら、子どもを寝かしつけた後に資格取得のための勉強を始めました。
最も大変だったのは、実技試験でした。ピアノの実技試験があったにもかかわらず、Aさんは習ったことがありません。そこで週に1回ピアノ教室に通い、必死で演奏の練習をしました。
無事に保育士の資格を取り、5年後には主任保育士として活躍
そして1年後、Aさんは晴れて保育士の資格を取得。それからは保育補助から保育士に昇格し、さらに1年後には学年主任に昇格。その4年後には園全体の主任保育士に抜擢され、今では園長先生の片腕としてバリバリ働いています。
「何の資格もなく、パートの仕事しか見つけられなかった私だけど、保育士に転職できたことで一生の仕事を見つけることができた」と、保育士に転職したことを心から喜ぶAさんでした。
保育士の経験者が転職をする場合、心から満足できる保育園に転職するためには、どうすればいいか?
保育園を辞めてから転職先を探すよりも、勤めながら探すのがベスト
「今まで勤めていた保育園に不満があり、転職をしたい」と考えている人は、けっして転職先の決定を焦ってはいけません!
なぜなら、今勤めている保育園よりも条件的に良く、転職したことを心から満足できる保育園でなければ、転職する意味がないからです。そのためにも、できればいま勤めている保育園をすぐに辞めてしまうのではなく、勤めながら転職先を探すことをお勧めします。
スムーズに辞めやすいタイミングを選んで転職を
保育士の求人数は他の職種に比べて多いので、保育園を辞めてから転職先を探しても、もしかしたら問題なく見つけられるかもしれません。しかし、人によっては転職活動に時間がかかり、何園も面接を受けている間に失業保険が切れてしまう場合もあるでしょう。
そのときに焦って保育園選びを妥協してしまうと、後で後悔することになります。その点、保育園に勤めながら転職先を探せば、理想の転職先をじっくりと探すことができます。転職先が決まった後は、1ヶ月以内に退職するのがベストですが、そのためにはスムーズに辞められる時期を選ぶことも大切です。
保育園の場合、秋以降に次年度に向けて保育士との面談を行うケースが多いので、そのタイミングを狙うのもひとつの方法です。同じ業界内の転職なので、退職理由は適当にごまかしたりせず、転職先が決まっていることをはっきりと告げて退職しましょう。
必ずいくつかの保育園を見学し、比較検討することが大切!
保育士の転職活動を行う際にやりがちなのが、「仕事が忙しいから、初めて見学に行った保育園に決めてしまった」「初めて見学した保育園の印象が悪くなかったので、あちこち見学するのは失礼かと思い、ここに決めてしまった」というようなパターンです。
義理人情に厚いタイプの人は、園との信頼関係を大切にするあまり、ひとつの園だけを見て決めてしまうことがあるのですが、これは非常に危険です。物事は何でも、いくつかの選択肢を用意して比較検討することで、はじめて見えてくるものがあります。
また、子どもがいるなどの事情をかかえている保育士さんも、「家から近くないと勤められないから、一番近いあの保育園に決めよう」などと、最初から一園に限定してしまう人もいます。しかしこの場合も、実際に何園かを見学してみると、「ちょっと遠いけれどあの保育園の方が自分に合っている」と感じる場合も少なくありません。
あまり多くの保育園を見学するのは印象を悪くする可能性もありますが、少なくとも3園程度は見学し、保育内容やスタッフの人柄・父兄の印象などをしっかりとチェックしましょう。
劣悪な就労環境の保育施設に転職すると、地獄の日々が待っている
保育園の中には、人手不足で大変な状態になっている園もある
「子どもが好きだから、家に近ければどの保育園でも大丈夫」と、気軽に保育士の転職先を見つけてしまった人の中には、劣悪な就労環境にさらされて地獄のような日々を送る人もいます。
都内の無認可保育施設に勤めるBさんは、子どもが小学校に入ったのを機に、パートとして今の施設に勤め始めました。独身時代に5年ほど保育士の仕事をしていたBさんですが、子育て中の現在は「自宅に近いこと」「16時に帰れること」といった条件があるため、選べる転職先が限られていました。
「パートだから、そこまで深く考えなくても」と、見学もせずに転職する施設を決めてしまったBさんですが、入職して初めて保育の実態を知り、以前の保育園とのあまりの違いに愕然としました。
保育士に気持ちの余裕はまったくなく、笑顔も忘れてしまう状況
Bさんが転職したのは小規模の保育園だったのですが、園児の数に対して保育士の数が少ないため、保育士は常にアタフタしながら園児の面倒をみているような状態でした。体力的にも精神的にもハードで、気持ちの余裕はまったくなく、園児に笑顔で接することも忘れてしまいそうになるほどでした。
退社時刻の16時に「お先に失礼します」と言っても、先輩に「あと1時間でいいからいられない?」と懇願されることもしばしばでした。夫には「パートなんだから、そこまで律義に付き合わなくてもいいだろう」と言われるのですが、現場の惨状を見ているBさんとしては、先輩がかわいそうで帰るに帰れなかったのです。
劣悪環境の保育園を退職後は、神経質なほど慎重に転職活動を行うBさん
しばらくは我慢し続けていたBさんですが、ついに「自分はあくまでパートなのだし、そこまで保育園の言いなりになる必要もない。もうこれ以上、この園にはいられない」と決心したBさんは、「辞めさせてください」と主任保育士に意思を告げました。
すると案の定、園側の引きとめ攻撃がスタートしました。「お願いだから後任が見つかるまでいてほしい」と何度も懇願され、引きとめられたのです。さんざん揉めた末に、やっと退職できたBさんですが、安易に転職先を決めてしまった自分の軽率さを心から反省するのでした。
「今度転職するときは、もう二度とこんな過ちは犯したくない!」と、固く心に誓ったBさん。今回の転職活動は、神経質なほど詳しく転職先を調べ、慎重に慎重を重ねて転職活動を行っています。
正社員の保育士ではなく、「派遣保育士」という働き方もある
ワークライフバランスを大切にするなら、派遣保育士という選択肢もある
「働くなら絶対に正社員の方がいい」と思う人は多いのですが、ワークライフバランスを大切にしたい場合は、「派遣保育士」という働き方を選ぶこともできます。
たとえば「子育て中なので、16時には仕事を終えて保育園のお迎えに行きたい」「趣味を大事にしているので、毎週金曜日のレッスン日は必ず休みたい」「家庭の仕事に無理なく働きたい」といった希望を持っている人は、正社員の保育士として働くよりも、むしろ派遣保育士として転職した方が良いかもしれません。
時給は比較的高めで、派遣社員の福利厚生も受けられる
派遣社員は月給ではなく時間給で働くのですが、時給は比較的高めです。サービス残業をすることもなく、派遣社員の福利厚生を受けることもできるので、派遣といえども満足度はけっして低くないでしょう。
人間関係で悩まないために、派遣保育士として現場を経験してみる
また、保育士として働いていた人が転職を考える最も大きな理由に、「人間関係の悩み」がありますが、人間関係のリスクも派遣保育士として転職することによって避けることができます。
まずは派遣スタッフとして入職し、数ヶ月ほど勤めていると、どんな職場かがおおよそわかってきます。そのときに、「自分にはこの保育施設が合っているので、正社員としてずっと勤めたい」と思えば、その施設に正社員になりたい旨を申し出れば、職員の入れ替えの激しい保育施設なので受け入れてもらえる可能性も高いでしょう。
逆に「この保育施設は、最初はいいと思ったけれど、数ヶ月勤めてみたらいろいろと不満な部分が出てきた」という場合は、契約期間を終えたら早々に次の保育施設へと移ることもできます。
心から満足できる保育園を見極めるための転職チェックポイント
自分が転職をしたときに、心から満足できる保育園かどうかを見極めるために、必ずチェックしておきたいポイントをご紹介しましょう!
園の方針
園の方針が自分と合うかどうかは、心から満足できる保育園を見つけるにあたって、最も重要なチェックポイントです。ホームページで確認するだけでなく、口コミをチェックしたり、実際に園長先生から具体的な方針を聞いておくことも大切です。
お給料
たとえば「月収22万円」と書かれていて「ほかの園よりも多い」と思っても、実はボーナスがほとんど出なかったり、残業代が出なかったりして、実際の年収が低い場合もあります。実際に働いたときにいくらぐらいの年収をもらえるのかを、しっかりとチェックする必要があります。
お給料をチェックする際は、「月収」「経歴の近い人の平均年収」「賞与」「残業代」「その他の諸手当」について、細かく確認しましょう。
昇給・昇格
1年後にどれだけ昇給できるのか、クラス担任・学年主任・主任へと昇格できる可能性があるか、昇格したらいくらもらえるかを、確認しておくことが大切です。
スタッフや父兄の雰囲気
スタッフや父兄の雰囲気も、転職後の日々の仕事が楽しいかどうかに大きく関わってきます。見学に行ったときに、自分の目でしっかりとその辺を観察しましょう。実際に自分が働き出したシーンを思い浮かべ、「ここならやっていけそう」と感じられれば、転職後に満足できる可能性が高いと言えます。
ワークライフバランス
残業は多いのか、休日出勤があるのかなど、ワークライフバランスに関わる事柄も要チェックです。
保育士への転職を考えるなら、転職エージェントを活用するのがお勧め!
キャリアコンサルタントが、転職活動の強い味方になってくれる
保育士への転職を考えるときに、ハローワークやインターネットの求人情報を見て転職をしようとする人もいるのですが、少しでも満足できる転職を望むなら「転職エージェント」に登録することをお勧めします。
転職エージェントは無料で登録することができ、専属のキャリアコンサルタントが転職の悩み相談から面接の日程調整・条件交渉・入社後のフォローまで、さまざまな点でサポートをしてくれます。
自分では言いづらい条件交渉も、エージェントに代わってもらうことができる
また、自分で転職先を探すときは「給与をもう少し高くしてほしい」「休日がもう少し多いと良いのだけれど」といったときに、直接交渉するのはかなり勇気が必要です。その点、転職エージェントを利用すれば、キャリアコンサルタントに条件交渉を代わってもらうことができます。
「無料でそこまでサービスしてくれるなんて、うさん臭い」と思う人もいるかもしれませんが、けっしてそんなことはありません。転職エージェントは保育士を求める施設や会社から手数料を受け取っているので、転職希望者から直接お金をもらう必要はないのです。
もちろんハローワークの紹介も役に立つので、ハローワークと転職エージェントの紹介を並行して受けながら、自分にピッタリ合った保育士の転職先を見つけるのがベストの方法といえるでしょう。
保育士への転職におすすめの転職エージェント
保育士への転職のために転職エージェントを選ぶ際は、保育園の転職に特化した転職エージェントを選ぶことが大切です。
1社に特定するのではなく、たとえば「大手転職エージェントが運営している会社から1社」「口コミで評価の高い転職エージェントから1社」「自分が興味のある転職エージェントから1社」というように、2~3社の転職エージェントに登録し、比較検討しながら転職活動を行うことをお勧めします。
また、たとえば「この保育園にはこんな園長がいて、スタッフからお母さんのように慕われている」「この保育園は子育てをしながら働く保育士を応援している」といったように、転職エージェントが各園の内情に詳しいことも大きなメリットとなります。
さらに、キャリアコンサルタントが保育園の見学に同行してくれたり、さまざまな点で親身になってサポートしてくれたりすると、転職者としては大いに助かるでしょう。
人材業界大手のマイナビが運営する「マイナビ保育士」

人材業界大手の株式会社マイナビが運営する、保育士・幼稚園教諭に特化した転職エージェントが、「マイナビ保育士」です。マイナビの幅広い情報網の中から、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県にある保育園を紹介してもらうことができます。
人材紹介で長い歴史を持つマイナビの運営なので信頼感は高く、キャリアコンサルタントの質も高いため、安心して相談することができます。大手転職エージェントの中で、唯一マイナビが保育専門のエージェントを持っているので、利用しないのはもったいないかもしれません。
保育士・幼稚園教諭の就職・転職に特化した「保育のお仕事」

「保育のお仕事」は、保育士・幼稚園教諭の就職・転職に特化した転職エージェントで、全国の求人に対応していて、正社員から派遣・パートまで、幅広い求人があります。電話だけで転職活動を進められるので、働きながら転職先を探す人も、気軽に利用することができます。
電話だけの対応と言っても、キャリアコンサルタントのサポートはしっかりとあります。インターネット上で登録をすると、キャリアコンサルタントから電話が入り、10分程度の簡単な電話面談が行われます。コンサルティングも丁寧なので、安心してやり取りができるでしょう。
全国の保育士求人に対応している「保育ひろば」

人材情報サービスを展開するネオキャリアが運営し、電話とメールのみのサポートで全国の保育士求人に対応しているのが、「保育ひろば」です。業界トップクラスの求人数があり、専任のコンサルタントが、悩み相談から条件交渉・入社後のフォローまで一貫してサポートします。
正社員に転職すると2万円、パートや派遣でも5千円のお祝い金がもらえます。また、地方から東京・大阪に面接に行く場合には、交通費補助として5千円をもらうこともできます。
人材派遣業を展開する企業が運営する「キララサポート保育」

「キララサポート保育」は、人材派遣業を展開する企業が運営する求人・転職サイト。“キララサポートの転職支援サービス”として、保育士だけでなく看護師や介護士を含めた医療・福祉分野の転職サポートを行っています。
銀座・札幌・横浜・名古屋・大阪・福岡の全国6拠点があり、登録すると専任のコンサルタントが転職希望者のさまざまな相談に応じてくれます。
関東・関西の都市部に求人の多い「ほいく畑」

「ほいく畑」は、関東・関西の都市部に求人の多い転職エージェントです。関東は東京・埼玉・千葉・神奈川、関西は大阪・兵庫・京都・奈良に求人が多く、地域ごとに厳選した求人を紹介してもらえます。
「ほいく畑」は勤務条件の交渉が得意なので、結婚・出産後に復職して「5時までには仕事を終えたい」「週4日勤務にしたい」といった条件提示をしたい人にはお勧めです。また、無資格から保育士への転職を目指す人にも最適です。
事前に施設見学もできるので、実際に施設の雰囲気や職員の印象などを実感した上で、自分に合わなければ他の施設を紹介してもらうと良いでしょう。
自分の希望に近い施設をピンポイントで見つけらる「ホイクナビ」

保育業界専門の求人検索ができ、全国のエリアから探せる転職・求人サイトが、「ホイクナビ」。「オープニング」「小規模」「モンテッソーリ」といったさまざまなこだわり条件を選択して検索できるので、より自分の希望に近い施設をピンポイントで見つけることができます。
ホームページ上にカウントされていた保育士求人数は、2018年10月19日時点で18,074件。園長・主任クラスの求人は204件、保育補助の求人は19件でした。サイトを通して直接応募することもできますが、キャリアコンサルタントの転職サポートを受けることもできます。
正社員・派遣・パートなど多様な働き方が選べる「保育Fine!」

「保育Fine」は、人材情報サービスを展開するネオキャリアが運営する、保育士・幼稚園教諭といった福祉系資格を持つ人のための求人サイト。登録するといつでも気軽に求人検索ができ、気になる求人はお気に入りに登録して、いつでも閲覧できます。全国の求人に対応しており、正社員・派遣・パートなど多様な働き方が選べます。
登録後は1回だけ、職務経歴や希望を確認するための電話がかかってきます。「仕事でどうしても出られない」という人は、メールでの確認も可能。キャリアコンサルタントの手厚いサービスが受けられる転職エージェントに比べると、サポートらしいサポートはあまりないので、「誰かに面倒をみてもらうより、自分で自由に転職先を探したい」という人に向いています。
保育士への転職に関するまとめ
保育士の仕事は、女性の母性を存分に発揮できるまたとない仕事であり、また女性が定年まで働き続けることができる数少ない仕事のひとつでもあります。定年後も、働き続けたいという意思と体力さえあれば、パートなどの立場になって働き続けることも可能です。
仕事の大変さばかりが強調されがちな保育士ですが、「未来を担う子どもたちの成長を目のあたりにできる」という、他の職業にはけっしてないやりがいがあることも、忘れてはなりません。0歳で入園してきた子が、6歳になって晴れて卒園を迎えるときには、保育士として何とも言えない感慨を覚えることでしょう。
そんな大きなやりがいと安定性を持った保育士への転職が、心から満足できるものとなるよう、転職成功のためのポイントをしっかり押さえて転職活動に臨みたいものです。
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