職種別 OCCUPATION

幼稚園の先生に転職するためのポイントと、お勧めの転職エージェント

更新日:2018.11.9
公開日:2018.8.2

教育の仕事は、“これから未来を背負う若者を育てる”という夢があり、大きなやりがいを感じることができる仕事です。その中でも、子どもたちの健やかな成長を見守ることができる幼稚園の先生の仕事は、子どもが好きな人であれば、大きなやりがいを感じることのできる適職といえるでしょう。

しかしその一方で、「幼稚園の先生が足りない!」と、深刻な人手不足をかかえている幼稚園もあります。幼稚園への転職考えている人は、いったいどんな点にポイントを置いて転職活動を行ったら良いのでしょうか?

幼稚園にはブラックな職場もあるので、転職活動は慎重に!

幼稚園の転職先の中には、結婚・出産などの理由以外にほとんど先生の入れ替えがなく、ベテラン先生を筆頭に先生同士がまとまっている幼稚園もあれば、入職1~2年で辞めてしまう先生が多い幼稚園もあります。

幼稚園を辞めてしまう理由にはさまざまありますが、特に離職率の高い幼稚園には、下記のような傾向が見られます。

人間関係が悪い

幼稚園を辞めて転職を考える人の多くは、人間関係の問題をかかえていると言われています。女の世界特有のいじめがあったり、ストレスをかかえる園長や主任のパワハラがあったりと、幼稚園によっては修羅場と化している職場もあるようです。

お給料が安い

これは幼稚園の先生と保育士に共通する問題で、国も施策を考えてはいるものの、なかなか幼児に関わる仕事をする人の給与は上がりません。幼稚園の先生は重労働な上に、子どもの命を預かる責任の重い仕事なので、「安月給ではやっていられない」と思うのは無理のないことです。

先生の負担が重すぎる

幼稚園によってさまざまな方針がありますが、園児を何とか獲得しようとして、「リトミック」「英会話」「楽器演奏」といった特色を持たせる幼稚園があります。外部講師を呼ぶ分には問題ありませんが、それを先生にやらせるとなると、話は別です。

ただでさえ仕事の大変な幼稚園の先生に、専門的な教育までやらせるような幼稚園は、高額の手当てをもらえない限り避けた方が良いでしょう。

「転職して良かった」と思える幼稚園を選ぶために、チェックしたいポイント

園長は先生たちに慕われているか?

幼稚園の転職先を選ぶにあたって、園長先生がどんな人かということは、最も重要なチェックポイントです。なぜなら、園の雰囲気というのは、園長の人柄や考え方でほとんど決まってしまうからです。

園長が先生方から慕われ、何かあったときには守ってくれるような包容力のある人なら、まず転職先として選んで間違いはないでしょう。

今勤務している先生方は、長く勤めているか?

転職を考える幼稚園の先生たちの半分以上が、3~4年以上勤めているようであれば、自分自身が転職したときも長くいられる可能性が高いでしょう。ただし、その辺の情報はなかなか調べづらく、面接でも聞きづらいかもしれません。転職エージェントを通して転職活動を行うと、「あの幼稚園は居心地が良いので、先生方が皆長く働いている」といった内部情報を入手することもできます。

もちろん、離職者が多いからといって、悪い園ばかりとは限りません。幼稚園の先生は結婚した時点で退職する人が多いので、たまたま結婚退職が続いてしまったという事情があるケースもあります。

園児たちの表情がイキイキとしていて、笑顔があるかどうか?

転職活動の際に幼稚園の見学や体験保育にいくときは、園児の表情にも注目しましょう!どんなに崇高な教育方針をかかげている幼稚園でも、園児に元気がなく、楽しそうに感じられない幼稚園には、何かしらの問題があります。

逆に園児たちが生き生きと目を輝かせ、笑顔で園での時間を過ごしている幼稚園は、「転職して良かった」と思えるいい幼稚園である可能性が高いといえます。

育児に対してしっかりとした考えを持つママたちが多いかどうか?

育児に対してしっかりとした考え方を持つママたちが多い幼稚園は、モンスターペアレントも少なく、先生の離職率も低い傾向にあります。転職の見学や面接の際には、ママたちの様子もしっかりとチェックしましょう。

「完全給食」「延長保育あり」「バス送迎」の3拍子が揃った幼稚園には、どうしても楽をしたがるママが多くなります。ただし、「ママたちが園に来ない幼稚園の方が、面倒くさくなくていい」と考える人にとっては、バス送迎の幼稚園の方が向いているかもしれません。

また、育児に熱心なママが多ければいいかというと、そういうわけでもありません。「子どもをサッカー選手にしたい」「何としてでも有名私立小学校に入れる」といった自己中心的な熱心さを見せるママが多い幼稚園は、問題ありです。子ども同士のトラブルも多いでしょうし、わけのわからないクレームを付けられる可能性も高く、先生も疲弊してしまいます。

給与は安すぎないか、残業は多過ぎないかなど、就労環境もしっかりチェック!

幼稚園の先生の給与は全体的に低めですが、その中でも特に低い幼稚園があり、間違ってそういう園に転職してしまうと、後で後悔することになります。金額が低いだけでなく、そこに働いている職員の質も低く、パワハラやいじめが横行している場合もあります。

残業が多過ぎる幼稚園もまた、転職先を選ぶ上では避けた方が賢明です。幼稚園の仕事はただでさえ重労働で気も使うので、その上で夜遅くまで残業させられたら、もう目が当てられません。残業の毎日をずっと続けていると、体調を崩してしまう人もいるでしょう。

未経験の人が幼稚園の先生に転職することはできる?

会社員を辞めて幼稚園に転職するなど、未経験でも先生になる人はいる

文部科学省の認可幼稚園の先生になるには、幼稚園教諭の資格が必要なので、たいがいの人は資格の取れる大学や短大・専門学校を卒業して、幼稚園に就職します。未経験から幼稚園の先生に転職する人は、ほとんどいません。しかし、ごく稀に会社員として働きながら「自分はやっぱり幼稚園の先生になりたかった」と気づき、思い切って資格を取って幼稚園に転職する人もいます。

会社員はお給料面では幼稚園の先生よりも恵まれていますが、ストレスが溜まることも多く、「何のために働いているか?」と考えると疑問に感じる人も多いでしょう。子どもが好きな人であれば、やりがいを求めて幼稚園への転職を考える気持ちは、とてもよくわかります。

未経験の人は、無認可幼稚園の先生に転職するという方法もある

その場合、一から保育系の短大や専門学校に入り直し、文部科学省の幼稚園教諭免許を取得するのは大変なことです。未経験から資格なしで幼稚園の先生になるひとつの方法として、認可外の幼稚園で働くという方法もあります。

認可外といっても、いいかげんな教育を行っている園というわけではありません。学校教育法の幼稚園設置基準に適合していないということで、たとえば名古屋教育文化センターの自然幼児教室「スタンツ」(http://www.boken.co.jp/)のように、独自の教育法を貫く幼稚園の中には、あえて無認可のままでいる園もあります。

その園の教育方針と自分の考え方が合っていれば、幼稚園教諭の資格を取らずに、無認可幼稚園の職員として働き続ける方法もあるでしょう。もちろん、会社を退職後に保育系専門学校に通うか通信教育を受講し、幼稚園教諭の資格を取って転職するのは王道です。幼稚園教諭の免許には、1種・2種・専修の3種類があり、短期大学や専門学校・養成学校卒の場合は2種免許を取得することができます。

幼稚園の先生が、より良い園を求めて転職活動をするときのコツは?

「転職ノート」を作って、転職に対する自分の気持ちを明確にする

現役の幼稚園の先生が転職を考える場合、幼稚園が全体的に人手不足ということもあり、転職は比較的しやすいと考えて良いでしょう。前職を辞める理由は何だったのでしょうか?そして、転職したらどんな幼稚園に入りたいですか?

まずは転職活動をするにあたって、なぜ自分は転職をしたいのか、その理由を明確にすることが大切です。その上で、これまでどんなキャリアを積んできたのか、将来に向けてどんなことを考えているのかなど、転職に関わるすべてのことをひとつにまとめてみましょう。

在職中に転職を考える人は忙しくて大変かもしれませんが、「転職ノート」を1冊用意し、転職の理由や転職したい幼稚園への希望、転職候補となる幼稚園の情報などをきちんと整理しておくことをお勧めします。

そうすることで、今までぼんやりしていた自分の気持ちが明確になり、「自分はこんな幼稚園に入りたいのだ」という強い意志をもって幼稚園への転職に臨むことができます。転職ノートを作成することで、逆に「自分のいる園は、思ったよりもいい園だった」と気づき、転職を思い留まる人もいます。

転職エージェントやハローワークを活用して、転職活動をする

大学や短大の保育課を卒業して幼稚園に就職した人の多くは、学校の紹介で就職したのではないでしょうか?そのため、いざ転職という段になると、「いったいどうやって募集している幼稚園を探したらいいのだろう?」と迷う人も、少なくありません。

まず思いつくのは、ハローワークです。ハローワークにも幼稚園の先生の募集はたくさんありますが、どんな幼稚園が良いのかを細かく相談できる相談員は少ないので、基本的に自分で選択することになるでしょう。

転職エージェントの場合は、教育の分野に詳しいキャリアコンサルタントが担当になることが多く、より具体的に相談に応じてくれる可能性があります。たとえば「家からあまり遠くなく、残業が少なくて、子どもをのびのびと育てる幼稚園で働きたい」といった要望を伝えると、それに合った幼稚園を紹介してもらうこともできます。

幼稚園への転職におすすめの転職エージェント

幼稚園への転職に最適な転職エージェントは、幼稚園の転職に特化した転職エージェントです。たとえば「マイナビ保育士」は、人材業界大手の株式会社マイナビが運営する転職エージェントで、転職市場の老舗としての信頼感があるので、安心して応募することができます。

他にも「保育ひろば」「保育エイド」「保育情報ドットコム」などの保育園・幼稚園に特化した転職エージェントがあり、給与・勤務地・待遇などの希望に合った幼稚園を探すことができます。

また、圧倒的な求人数をもつ「リクルートエージェント」や「DODA」などの大手転職エージェントにも登録しておくと、幼稚園の求人はけっして多くはありませんが、他には出ていないような好条件の転職先に出会える可能性もあります。

人材業界大手のマイナビが運営する「マイナビ保育士」

https://hoiku.mynavi.jp/
「マイナビ保育士」は、人材業界大手の株式会社マイナビが運営する保育士・幼稚園教諭に特化した転職エージェントで、東京・神奈川・千葉・埼玉の一都三県にある幼稚園を紹介してもらうことができます。

数ある保育園・幼稚園専門の転職エージェントの中でも、大手転職エージェントが運営しているのはここだけ。人材紹介で長い歴史を持つマイナビの運営なら信頼感は高く、キャリアコンサルタントの質も高いので、安心して相談することができます。

人間関係の良い幼稚園を紹介してもらえる「保育エイド」

https://www.hoiku-aid.jp/
幼稚園に勤める人が転職を考える大きな理由の一つに、「人間関係がうまくいかない」という理由があります。いじわるな主任がいたり、同僚同士の雰囲気が悪いなど、人間関係の悩みはお給料の良し悪し以上に辛いものがあるでしょう。

そんな転職希望者にお勧めしたいのが、人間関係の良い幼稚園を厳選して紹介してくれる「保育エイド」です。保育園の求人が中心ですが、幼稚園教諭の求人もあります。専属コーディネーターがしっかりとサポートしてくれて、入職前の職場見学や体験保育もできます。

幼稚園の先生が、転職後にキャリアアップできる方法とは?

担任から学年主任、そして主任へキャリアアップ

幼稚園の先生というと、どうしても20代の若いイメージがあり、「女性が一生続ける仕事としては考えにくい」と思っている人も多いのではないでしょうか?実際、結婚・出産後に幼稚園の先生を辞めてしまう人は、少なくありません。

幼稚園の先生として転職をすると、まずはクラスの担任を持つことになります。そこでクラス担任として何年か勤めると、学年主任という役職を与えられて、手当がつきます。学年主任は1学年に1名なので、3年保育の幼稚園なら3人いて、入職3~4年目あたりで任命される人もいます。特に試験などはなく、適任と認められれば学年主任に就くことができます。

その先には主任という役職があり、主任は1名というのが通常のパターンですが、副主任がいる園もあります。幼稚園の先生になってから7~10年程度勤めると、同年代の先生たちは退職していき、残ったベテラン先生が主任に就くというケースも少なくありません。

幼稚園の先生から園長になれる人は、ほんのひと握り

その後幼稚園の先生がキャリアアップを図るとなると、もうその先は園長先生しかいません。園長先生は園に1名しかいないので、園長先生が当分辞める気配が無ければ、別の園で園長職を探すことになります。また、園によってはそもそも主任が園長にはならないケースもあり、幼稚園の先生から園長になれる人はほんのひと握りです。

ただし公立の幼稚園なら、幼稚園教諭免許1種を持ち、昇級試験に合格することで、園長への道が開かれています。

幼稚園の先生から、別の仕事に転職してキャリアアップする人もいる

幼稚園の先生から「臨床心理士」に転職して活躍!

臨床心理士

幼稚園の先生としてのキャリアアップとしては、園長を目指すよりもむしろこの方が確実なキャリアアップといえるのではないかと思えるのが、「臨床心理士」に転職する道です。

臨床心理士とは、臨床心理学に基づく知識や技術を用いて、人間の“こころ”の問題にアプローチする“心の専門家”です。教育や医療・福祉・司法・労働などさまざまな分野で必要とされる職種ですが、幼稚園での経験を活かせるのは幼児教育の分野でしょう。

学校内の相談室や教育センター・各種教育相談機関などで幼児に関する相談に応じたり、必要に応じて他機関との橋渡し役も務めます。文部科学省が実施するスクールカウンセラーとして派遣される人や、発達障害を持つ園児や問題行動を起こす園児がいる幼稚園・保育園を巡回して、サポートを行う臨床心理士もいます。

臨床心理士になるには、公益財団法人日本臨床心理士資格認定協会の資格試験に合格する必要がありますが、その前に大学院などで所定の臨床心理プログラムを受講し、1年以上の臨床心理実務経験を積む必要があります。

けっして簡単に取れる資格ではありませんが、臨床心理士への転職は幼稚園の先生としての経験を十分に活かしてキャリアアップできる道であり、また年齢に関わらず働き続けられる道でもあります。通学制の大学院だけでなく、放送大学の大学院でも臨床心理プログラムを用意しているので、「幼児の発達心理に興味がある」という人は積極的にチャレンジしてみると良いでしょう。

「自分は短大卒だから、4年制の大学を卒業していない」という人は、まず放送大学の3年次に編入し、2年間分の大学の授業を受けた後に大学院に進む形となります。放送大学の年間の学費は、18万円程度です。

「運動保育士」や「リトミック指導者」になる道もある

キャリアアップといえるかどうかはわかりませんが、「幼児の心理面よりも運動面に興味がある」という人は、「運動保育士」や「リトミック指導者」の資格を取って、運動遊びのプロとして活動することもできます。

たとえばリトミック指導者となった場合は、音楽教室や幼稚園・保育園でリトミックを担当したり、リトミックを教える託児サービスを開業するなど、さまざまな働き方が考えられます。幼児だけでなく、介護の現場などで活躍する人もいます。

幼稚園の先生の転職に関するまとめ

幼稚園の先生の仕事は「お給料が安く重労働」というイメージがありますが、女性が母性を活かして働ける仕事としては、これ以上適した職種はないともいえます。女性が働くことが当たり前になってきた現在、幼稚園の先生が一生働き続けられる方法も、今後は模索されることでしょう。

転職エージェントやハローワークなどをフル活用して、「この幼稚園ならずっと働きたい」と思えるような幼稚園を見つけ、生き生きと先生の仕事に励まれることを願っています!

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