職種別 OCCUPATION

看護師の転職を成功させるためのポイントと、お勧めの転職エージェント

更新日:2018.11.9
公開日:2018.7.27

看護師の仕事は女性の職業の中でも比較的高い所得が得られ、どんな不況の時代になっても、またAIが人間の職業を奪う時代になっても生き残る職業と言われています。しかしその反面、看護婦の転職回数は平均3回以上とも言われ、非常に転職する人の多い職種でもあります。中には、「何度転職してもいい職場が見つからない」と嘆く人もいます。

それはなぜなのでしょうか?そして看護師がより良い職場を目指して転職を考えたときに、いったいどのようにして転職活動を行ったら良いのでしょうか?看護師の転職を成功させるためのポイントと、お勧めの転職エージェントをご紹介しましょう!

看護師の求人はたくさんあるが、本当に満足できる転職先は少ない

今は看護師不足と言われていて、看護師の求人は非常に多く、まさに“引く手あまた”の状態です。しかし、実際にフタを開けてみると、看護師への転職を希望する人が心から満足できる求人は、そう多くはないのが実情です。

そのため、看護師への転職を考える人は、どんな病院なのか、どんな仕事内容でどんな評判を得ているのかなど、転職先をとことん調べておくことが大切です。「看護師の求人はたくさんあるし、ダメだったらまた転職すればいい」という考え方もありますが、できればひとつの病院に腰を据えて、キャリアップを図るのがベストでしょう。

まずは、看護師の転職に失敗してしまう人のパターンを、いくつかご紹介したいと思います。

仕事が忙しくて、転職活動に時間をかけられなかった。

人手不足の病院で看護師として働いている人は、毎日のように残業があり、夜勤もたくさん入れられてしまっているケースが少なくありません。まさにブラック企業ならぬ、ブラック病院です。病院が意図的に人員を減らしているわけではなく、看護師の需要に供給が追い付かないのです。

そんな病院に勤めていると、「もうこんな病院、やっていられない!」と思って転職を考えても、いざ転職活動を始めようとすると、自分のために動く時間がありません。病院は生死のかかった仕事なので、人手が足りなければ「有給は看護師の権利です」などと言っても通りません。必然的に自分の転職活動は二の次となり、どうしても我慢できなくなった段階で、適当に転職先を決めてしまうのです。

たとえば、こんな方法で転職先を即決してしまう人がいます。

  • 看護師仲間に誘われた。
  • たまたま休憩中に見ていた雑誌に、看護師募集が載っていた。
  • 家の近くの病院で、看護師を募集していたのを見かけた。

ところが、こうして適当に看護師の転職先を決めてしまった人の中には、「そこもやっぱりブラックだった!」と転職後に気付き、Wパンチを受けてしまう人もいます。転職活動は余裕をもって行い、転職エージェントなどを利用しながら、“正真正銘お勧めの病院”を選ぶことが大切です。

「有名な病院だからいいだろう」と、思い込んでしまった。

会社を転職する人が「大手企業がいい」と思い込んでしまうように、病院を転職するときに「大きな病院だから安心」と思い込む看護師は、少なくありません。特に地方で“県内有数の病院”などと言われていると、「もうそこに入れるだけで幸せ!」と思い込んでしまい、入職してから「こんなはずじゃなかった」と後悔するケースが多いのです。

たとえば地元でも指折りの病院に転職した看護師の中には、有名な病院であるがために教育体制が厳しく、プライベートの時間がほとんど無くなってしまった人もいます。いくらスキルを積むことができても、「休日が月に1~2回しか取れない」というような状態では、友達や恋人と会うこともできず、体調を壊すことにもなりかねません。

「大きな病院だからいい病院」とは思わずに、どんな病院なのかをよく調べてから、転職先を選ぶことが大切です。

「高給」の条件に飛びついてしまった

これもまた、よくあるケースです。「看護師は高給取り」と言われているにもかかわらず、あまり給与が高くない病院で働いている人の中には、「いつかお給料の高い病院に転職したい」と考えている人も数多くいます。

そんなときに、たまたま見かけた看護師の求人に「年収500万円以上」などと書いてあると、思わず飛びついてしまうことがあるのです。ところがいざ入職してみると、なぜ高給なのか、その理由を目の当たりにして愕然!とんでもない医療体制でボロ儲けをしていたことに気付き、逃げるように病院を辞めるケースがあります。

患者に優しくない病院が、看護師に優しくできるはずもなく、勤務体制はもれなくブラック。たとえ高額のお金をもらっても、自分の私生活や看護師としてのプライドがズタズタになってしまえば、何のための人生だかわからなくなってしまうでしょう。

お金の高条件に惑わされて転職先を決めるのではなく、「いい医療を提供し、その結果として高い給与を得る」という、看護師としてのプライドある考え方を持つことが大切です。

「保育園に近い」など、子育てのしやすさにこだわってしまった

看護師は結婚・出産後も働き続ける人が多く、子どもが生まれるとどうしても子ども中心の考え方になってしまいがちです。たとえば「転職をしたいけれど、いい保育園だから転園させたくないし、送り迎えを考えるとあの病院しかない」などと考えて、最初から転職する病院を絞ってしまうケースもあります。

それで転職して満足できるなら良いのですが、「子どものために選んだはずが、ブラック病院で精神的にボロボロになってしまい、ストレスから子どもを叱ってばかり」などということになったら、本末転倒です。

たとえ子育て中でも、「できる限り自分が満足できる病院を選ぶ」ということに関して、妥協しないことが大切です。たとえば、車であと15分走ったら、送り迎えは大変になっても満足できる病院が見つかるかもしれません。その分料理がちょっと手抜きになっても、家事がおろそかになっても、子どもはママが笑顔でいることを一番望んでいるはずです。

もちろん、子育てと看護師としての転職の両方をかなえることは、容易ではありません。もしかしたら、結果的にかなり妥協せざるを得なくなる場合もあるでしょう。でも、もしそうなったときは「子どもが成長したときに希望通りの転職がかなうこと」に重きを置いて、今回の転職を終着点としないことが大切です。

看護師が転職をするときに、ブラックな病院の見極め方

では、看護師が転職を考えたときに、いったいどうやってブラックな病院かどうかを見極めたら良いのでしょうか?看護師がブラックだと感じる病院の特徴をご紹介します。

とにかく休みが少ない!

“働き方改革”“ワークライフバランス”などと言われて何年も経ちますが、そんなことはどこ吹く風。いまだに超ハードな勤務を強いられる病院は少なくありません。「純粋に休日といえる日が月に2日しかない」といった病院もざらにあり、深夜勤務の後に平気で日勤が入るなど、体調を壊してもおかしくないような勤務が常態化しているケースもあります。

勤務中に休憩が取れない!

2交代制のシフトの場合、通常看護師は2時間程度の休憩を取りますが、人手不足のために休憩時間が取れない病院も数多くあります。ナースコールや緊急入院への対応などで、せっかくの休憩時間が奪われてしまうからです。

残業手当がもらえない!

残業をしても残業代が出ず、上司に申請すると嫌な顔をされるような病院は、間違いなくブラック病院です。人手不足で休みが少ないのは、まだ仕方ない部分もありますが、払うべきお金を払わないというのは人道的に許せるものではありません。

人間関係が最悪!

小言ばかり言うヒステリックな主任看護師がいたり、陰険で人を人とも思わない医師がいるなど、病院によっては人間関係がギスギスして最悪の状態になっているところもあります。これはもう、休みが少ないといった肉体的にハードな病院よりも、ブラック度は高いでしょう。

看護師が心から納得できる転職先を見つける方法とは?

看護師が転職に失敗するパターンに共通しているのは、仕事が忙しいなどさまざまな理由から、あまりよく調べずに転職先を決めてしまっていることです。しかし、転職は自分の人生を左右する大きな決断なので、自己判断で安易に決めてしまうのは絶対に避けた方が良いでしょう。

やはりここは転職のプロフェッショナルに相談し、いろいろな情報を仕入れた上で、冷静に決めるのがベストの方法です。看護師が心から納得できる転職先を見つけるために、力強い助っ人となってくれるのが、「転職エージェント」の存在です。転職エージェントと聞くと、何となくビジネスマンの仕事を紹介するところのように感じますが、けっしてそんなことはありません。

転職エージェントが紹介する求人案件には、看護師の求人募集もたくさんあります。たとえば通常の病院やクリニックの求人はもちろんですが、「大手法人が経営するホテルライクな福祉施設で、週休3日・夜勤なし」といった、ビジネスの現場とつながっているからこそ発生する求人案件などもあります。

もちろん、ハローワークや求人雑誌なども貴重な情報源なので、転職エージェントも含めてさまざまな方面から情報を収集し、その中から自分に一番合った転職先を見つけると良いでしょう。

「転職エージェント」とは、いったいどんなところ?

看護師の転職先を探している人の中には、「転職エージェントというものがあること自体、知らなかった」という人もいるでしょう。たとえ知っていても、「何となく敷居が高くて、連絡しづらい」と思っていた人もいるかもしれません。「利用料が高いかも」と、不審に感じていた人もいるのでは?そこで、ここでちょっと転職エージェントがどういうものなのかを、詳しくお話ししたいと思います。

無料で仕事の紹介やアドバイスが受けられる

転職エージェントは、人材を求めている企業や団体と、仕事を求めている求職者との縁をつなぐ、“仕事の仲人”のようなものです。転職エージェントの利益は企業や団体から入るので、求職者が利用をする際には、お金は発生しません。

しかも、転職エージェントには「企業や団体に優秀な人材を紹介する」「求職者に満足してもらって会員数を増やす」という使命があるので、利用料が無料でありながら、キャリアコンサルタントは求職者にいろいろとサービスを提供してくれます。まさに求職者にとっては、“使わなきゃ損”のサービスなのです。

転職に関する悩み相談にも応じてくれる

たとえばキャリアコンサルタントは、転職に関する悩みに対してプロの視点からアドバイスをくれたり、良い印象を与える応募書類の作成方法を教えてくれたり、模擬面接にも応じてくれます。医療分野に強いキャリアコンサルタントがいれば、「あの病院はキャリアアップの体制がしっかりしていて、スタッフも温和な人が多く、育休も長くとれる」といった裏情報も教えてもらうことができます。

転職エージェントは未公開求人をたくさん持っている

「転職エージェントは独自の転職サイトを持っているから、そこで検索すれば求人情報がわかるのでは?」と思っている人もいますが、実は転職エージェントはインターネット上に公開されない未公開求人をたくさん持っています(たとえばリクルートエージェントは、80%が未公開求人)。

そのため、転職エージェントに登録しなければ、シークレットゾーンにいる看護師募集の案件は知ることができないのです。

ひとつだけでなく、2~3社の転職エージェントに登録するのがベスト

よく「転職エージェントに登録するなら、1社に絞ってお世話になった方がいい」と思って、ひとつのエージェントにしか登録しない人がいます。しかし、そこまで律義に考える必要はまったくありません。転職に成功する人の多くは、複数の転職エージェントに登録しています。

たとえば大手の転職エージェント1社、看護師専門の転職エージェント1社、それ以外に気になる転職エージェント1社というように、合計2~3社程度の転職エージェントに登録して、さまざまな情報を仕入れながら転職先を探すことをお勧めします。

転職エージェントには、こうやって登録する

転職エージェントに登録する一般的な方法は、まず転職エージェントのサイトから申し込みをします。住所・氏名・希望職種などの必要事項を記入して申し込むと、転職エージェントから連絡が入り、後日キャリアコンサルタントと面談をします。

転職エージェントの登録のためにやるべきことは、基本的にこれだけです。忙しい看護師の仕事をしながらでも、ちょっと空いた時間にパソコンやスマホから申し込み、休日に数時間の面談時間を確保するだけであれば、何とかできるという人もいるでしょう。

それでも「勤めていると転職活動をする余裕がまったくない」という人は、覚悟を決めて職場を退職し、失業保険をもらいながら転職先を探すというのもひとつの方法です。企業の転職と違い、看護師の転職先はとても多いため、失業保険受給期間内に転職先が決まらないというリスクは低いといえます。

看護師の転職にお勧めの転職エージェント

看護師の転職にお勧めの転職エージェントは、「リクルートエージェント」や「マイナビエージェント」「DODA」などの大手転職エージェントをはじめ、「マイナビ看護師」や「カンゴルー」「ナース人材バンク」「看護のお仕事」などの看護師専門の転職エージェントに登録すると良いでしょう。

転職するなら押さえておきたい「リクルートエージェント」

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転職エージェント最大手の「リクルートエージェント」は、転職を考える際に必ず押さえておきたいエージェントのひとつです。転職業界の最古参として求人数が圧倒的に多く、企業とのつながりも深いため、企業経営の医療施設などを非公開求人としてかかえているかもしれません。

ただしリクルートエージェントは登録者数が半端なく多いため、コンサルタントによっては親切な対応ができない場合もあります。「コンサルタントに今後のことなどもじっくり相談しながら、転職先を決めたい」という人は、同じ大手でも「DODA」のように丁寧なフォローで定評のある転職エージェントを選ぶと良いでしょう。

マイナビが運営する「マイナビ看護師」

https://kango.mynavi.jp/
転職業界大手の株式会社マイナビは、日本最大級の看護師転職サイト「マイナビ看護師」を運営しています。全国14拠点に相談会場があり、求人件数も全国トップクラス。地域ごとの人気求人ランキングも表示され、各病院ごとにキャリアドバイザーのレポートが掲載されています。

転職業界の大手が運営するので安心感が高く、医療機関にも実際に足を運んで、常に最新の情報を仕入れています。どんな医療機関なのかを担当者がよく知っているので、病院の内部情報なども知ることができ、求職者に本当に合った転職先を紹介してもらうことができます。

看護師の転職に関するまとめ

非常に求人募集の多い看護師ですが、それだけに「いったいどこに行ったらいいのだろう?」と迷う人も多く、思わずブラック病院にはまってしまって後悔するケースも少なくありません。求人募集も多ければ、ブラックな転職先もまた医療関係には多いということです。

看護師の転職先を決めるにあたっては、くれぐれも自己判断に留めず、プロの手を借りて幅広い情報を得ながら進めることをお勧めします。

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