職種別 OCCUPATION

貿易事務の転職を成功させるためのポイントと、お勧めの転職エージェント

更新日:2018.11.9
公開日:2018.5.1

「英語が得意なので、英語力を生かして貿易関係の仕事に就きたい」と考える女性は、少なくありません。その中で、最も転職しやすいポストのひとつが、「貿易事務」(国際事務)です。

事務というと、一般事務から営業事務・経理事務・金融事務までさまざまありますが、その中でも貿易事務は、英語力を生かしたい女性にとって最適な仕事として人気があります。“貿易”という言葉にも、他の事務職とはちょっと違う響きがあり、それも人気の要因のひとつになっています。

国際化の時代にあって、世界とつながれる希少な仕事のひとつである「貿易事務」の転職を成功させるには、どんな点に注意をして転職活動を行ったら良いのでしょうか?また、貿易事務の経験を積むことによって、どんなキャリアアップの道が開かれているのでしょうか?貿易事務への転職にお勧めの転職エージェントについても、ご紹介しましょう!

未経験から貿易事務の正社員に転職することはできる?

未経験から貿易事務の正社員への転職は、非常に厳しい

貿易事務の仕事を希望する人の中には、「今まで違う仕事をしていたけれど、海外と関わる仕事がしたいので、どうしても貿易事務の仕事に就きたい」と考えている人もいるでしょう。その場合、職種未経験でも貿易事務の仕事に就くことはできるのでしょうか?

実は、「これからがんばりたい」と思っている人には酷なことをお伝えしてしまいますが、未経験から貿易事務の正社員に転職するのは、非常に厳しいというのが現状です。ほとんどの人は、まずは派遣社員か契約社員になって、そこで何年か経験を積んで正社員として転職するのが通常のパターンです。

結婚・出産などのライフイベントがあると、経験があっても正社員は難しい

ただし女性の場合、それができるのは、独身の場合のみ。派遣社員や契約社員として働いている間に結婚・出産というライフイベントがあると、そこから正社員を目指すのはかなりキツいということは、覚悟しておいた方が良いでしょう。

もちろん、結婚後も子どもが生まれてからも、経験と能力によっては正社員として採用されるケースもまったく無いわけではありません。自分が貿易関係の仕事を一生の仕事と考えるなら、チャレンジしてみる価値はあるでしょう。

貿易事務の仕事は、残業が多いハードな仕事

女性が結婚・出産後に働き続けるのは、時間的な面でも厳しい

貿易事務の仕事に転職するにあたって、気がかりなことがもうひとつあります。それは、残業が多いこと。派遣社員や契約社員の場合は、時間でくっきり区切られた残業なしの貿易事務の仕事もありますが、正社員となるとその量はグッと減ります。

そのため、女性が結婚・出産のライフイベントをくぐり抜け、なおかつ貿易事務の正社員として勤め続けるということは、時間的な面でもかなり厳しいといえます。職種的には女性に最適な仕事でありながら、このように女性の前にいくつものハードルがあるということは、極めて残念なことですね。

働き方を工夫して、貿易事務の仕事を続ける方法もある

もしも「貿易事務の仕事が好きで、それ以外は考えられない。結婚して子どもができても、何らかの方法で働き続けたい」というのであれば、貿易事務の経験を何年か積んだ後、出産後にいったん退社し、残業のない大手物流企業などに派遣社員として勤めることは可能です。

派遣社員であれば、保育園の送り迎えに支障のない範囲で働ける場合もあり、子どもがいても根気よく転職活動を行えば採用される可能性もあります。そこで子育てが一段落するまでがんばり、しっかりと貿易関係のキャリアを積んで、子育てが一段落してからまたバリバリと働き始めるのです。

けっしてキャリアアップを約束された道ではありませんが、確かな実績さえ積んでおけば、ある程度の年齢に達していても道は開けてくるはずです。

貿易事務の仕事は、なぜ残業が多いのか?

貿易事務の仕事の多くがハードで残業が多いのは、いったいなぜなのでしょうか?その理由は各企業によっても若干違いますが、たとえばこんな理由があります。

時差の関係で、取引先とやり取りをする時間がズレてしまう

海外とやり取りをする際にどうしても避けられないのが、「時差」です。貿易事務の仕事の場合、海外の企業や自社の海外支店とやり取りをする際に、相手が活動し始めるのが夕方からということもざらにあります。

トラブルがあると、夜でも電話がかかってくる

また、何かトラブルが発生した場合などは、海外の取引先から夜中に電話がかかってくるというような事態もあります。アジア諸国であれば時差もさほどではありませんが、アメリカやヨーロッパともなると、そのズレ具合も半端ではありません。

このように、貿易関係の仕事に就く場合は、時差による時間のズレが大きなネックとなります。貿易事務の仕事に就くなら、それを押してでもやりたい、がんばりたいという気持ちがなければ、続けていくことは難しいでしょう。

貿易事務への転職を果たした後、どんなキャリアアップの道が開かれている?

さて、貿易事務の仕事に転職した後は、いったいどんなキャリアアップの道が開かれているのでしょうか?貿易事務の仕事は、海外のお客様とのコミュニケーションスキルや、外国語による書類作成のスキル、タイムマネージメントスキルなど、今後のビジネスに必要なさまざまなスキルを習得することができます。

ある意味貿易事務を通してマスターするスキルは、国際化が進む世の中にあって、誰もが基本的にマスターしておくべきスキルともいえます。そのため、ここで紹介するキャリアアッププラン以外の道に進んだとしても、貿易事務のスキルは活かすことができるでしょう。

輸出入業務のスペシャリストを目指す

貿易事務の仕事をしながら国家資格である「通関士」の資格を取得し、輸出入業務のスペシャリストを目指す道は、貿易事務のキャリアプランとしては王道といえます。働いている会社でそのままキャリアアップするのも良し、勤務先でのステップアップが難しければ、資格取得後に転職をするのも良いでしょう。

実際、貿易関係の求人には、「通関士の資格をお持ちの方は優遇します」と表記されている求人も数多くあります。給与のアップも期待でき、輸出入業務のスペシャリストとして安定して働くことができます。

外資系企業に転職し、年収を大幅にアップ

国内の企業に貿易事務として転職した人は、そこで何年か貿易関係の業務をみっちりとマスターし、数年後に思い切って外資系の企業に飛び込むのもひとつの方法です。外資系企業は、実力さえあればそれに見合った給与をポンと出す場合もあり、年収を大幅にアップさせることも可能です。

ただし、外資系企業は日本企業のように手厚い福利厚生がなく、育児をしながら働く場合は、道を閉ざされるケースも少なくありません。その辺はよく考えた上で、どちらがいいのかを判断することが大切です。

海外との交渉経験を積んで、営業職やバイヤーに転身する

貿易事務の仕事をしていた人の中には、海外との交渉経験を積んで、営業職やバイヤーに転身する人もいます。海外の取引先との折衝で頭角を表したり、調整力の高さが認められた場合などは、事務よりも直接取引に関わる方向に進むこともあり得ます。

また、独立して貿易関係の会社を興す人もいます。会社ではなくても、海外の人とのやり取りに長けていれば、海外の品物を輸入して販売するお店を開くなど、さまざまな可能性が考えられます。

貿易事務への転職に役立つのは、こんな資格

貿易事務への転職を考えるなら、まずは「TOEIC」で650点以上を取得しておくことをお勧めします。さらに、「貿易実務検定」のC級と、「マイクロソフトオフィススペシャリスト」のスペシャリストレベル一般(ワードとエクセル)を取得しておくと、転職活動に活かすことができます。

英語力を証明する資格(特にTOEIC)

貿易事務への転職を考える人は、語学力に自信がある人が大半ではないかと思います。その語学力がどれだけあるかを、資格によって証明することが、貿易事務への転職にあたっては一番重要なポイントとなります。

「TOEICで800点を持っている」「英検1級を持っている」「海外留学の経験がある」など、語学力をアピールする方法はさまざまありますが、最も必要なのはやはりTOEICの点数です。実際、応募資格にも“TOIEIC何点以上”という条件が付いているケースが多く、転職準備期間中にTOEICを受けて、できるだけ高得点を取っておくことをお勧めします。

また「日商ビジネス英語」も、商社や海外取引の現場で使う英語スキルをアピールできるので、貿易関係の仕事に就くにあたっては役立ちます。

貿易実務検定

貿易に関する実務能力や知識をアピールできるのが、「貿易実務検定」です。C級・B級・A級の3種類がありますが、未経験から貿易事務への転職をする場合、A級・B級は難しくてもC級は取っておいた方が良いでしょう。

C級の合格率は50.2%(2017年12月実績)です。試験日も年に5回あるので、転職準備期間中にうまく合えば受験も可能です。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(MOS)

ワードやエクセルなどの操作スキルを示す「マイクロソフトオフィススペシャリスト」は、貿易関連の資格ではありませんが、実際の業務には必ず必要なので取っておくのがベストです。エキスパートレベルまでは必要ありませんが、ワードとエクセルのスペシャリストレベル(一般)は取得しておくと良いでしょう。

通関士

「通関士」とは、税関の手続きを行う専門家のことで、この資格を持っていると貿易事務の転職の幅もかなり広まります。通関士は国家資格なので、「貿易の仕事をするなら、通関士の資格は持っていたい」と思う人も多いのですが、合格率は9.8%(2016年実績)と“狭き門”です。

職種未経験の人は、転職前に資格取得を目指すよりも、「貿易事務の仕事に就けたら、働きながらいずれ取得しよう」と考える方が賢明でしょう。

貿易事務の転職を成功させるなら、転職エージェントを賢く利用しましょう!

転職エージェントを活用することで、転職先の選択肢が大幅に広がる

「未経験だけれど、貿易事務の仕事に就きたい!」「貿易事務の仕事をしているが、さらにキャリアアップを図りたい」そんな転職希望者のさまざまな要望を聞き、最適な転職先を見つけるアドバイスをもらえるのが「転職エージェント」です。

同じように転職活動を行っていても、自分だけの力で探そうとする人と転職エージェントを上手に活用する人とでは、転職先の選択肢の量と質に大きな違いが生まれます。転職エージェントはその会社でしか紹介できない非公開求人もかかえているので、上手に活用することで思いもかけない転職先が見つかることもあります。

キャリアコンサルタントからは、転職に必要な貴重なアドバイスをもらうこともでき、しかも登録料は基本的に無料!転職活動にプラスにはなっても、マイナスになることはほぼないので、積極的に活用することをお勧めします。

大手をまずは押さえ、外資系や女性を支援する転職エージェントにも登録

貿易事務の転職先を紹介してもらえる転職エージェントは、多数あります。その中からどこを選ぶかというのが迷うところですが、まずは「リクルートエージェント」や「マイナビ」「DODA」のような大手転職エージェントを、1社程度は必ず押さえておいた方が良いでしょう。

また貿易関連の転職であれば、「JACリクルートメント」のように外資系企業の求人を多く手がける転職エージェントにも、登録しておくのがベストです。その他にも、気になる転職エージェントがあれば登録し、2~3社の転職エージェントと付き合いながら転職活動を進めていくのがベストです。

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「JACリクルートメント」は、ロンドン発祥の外資系転職エージェントなので、外資系企業の求人が多数あるのが特徴です。英語で面接を受けたり、英文で履歴書や職務経歴書を書いたりする場合にも、JACリクルートメントに登録しておけば手厚くフォローをしてもらえます。

キャリアコンサルタントのレベルも高く、落ち着いて転職先を探すことができます。

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女性が貿易事務の転職を考える場合は、女性の転職支援に力を入れている「type転職エージェント」に登録するのもおすすめです。type転職エージェントは「女の転職@type」(https://woman.type.jp/)という転職サイトを運営していて、女性の活躍を推進する企業も積極的に紹介しています。

出産・育児という人生のライフイベントを控えている女性は、転職後に大きな生活の変化を強いられる可能性が高いため、その大変さをよく理解しているキャリアコンサルタントが必要です。type転職エージェントには子育て経験豊かなキャリアコンサルタントもいて、親身になって相談に応じてもらえます。

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貿易事務の転職を考える人の中には、「貿易事務の派遣社員として働いているけれど、できれば正社員として転職したい!でも、本当に派遣社員から正社員になれるのか?」「未経験から貿易事務の正社員を希望するのは、無謀なのだろうか?」など、さまざまな不安をかかえている人もいるでしょう。

そんな人にお勧めしたいのが、大手転職エージェントの「DODA」です。「DODA」はキャリアコンサルタントの丁寧な対応で定評があり、転職希望者のさまざまな相談に、熱心に対応してくれます。

貿易事務の転職に関するまとめ

貿易事務の仕事は人気が高く、先ほどもお話しした通り、未経験の人が正社員として転職するのは難しいのが現実です。貿易事務の派遣社員募集は数多くあるため、もしも正社員のポストが難しい場合は、まず派遣からスタートするのが無理のない進路かもしれません。

貿易事務の仕事を希望する上で最も危険なのは、“貿易”という言葉の響きにつられて、職務内容をあまり把握せずに転職を考えることです。「人気の職種だから」「英語が使えるから」といったうわべの魅力から転職してしまうと、入社してみたら「残業が多いし、たしかに英語は使うけれど、所詮は事務仕事。やりがいが感じられない」など、不満を感じてしまう可能性もあります。

貿易事務の仕事を選ぶ際は、業務内容を詳しく把握した上で、将来のキャリアパスをしっかりと立てた上で転職活動に臨みましょう。

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