職種別 OCCUPATION

社内SEへの転職を成功させるためのポイントと、お勧めの転職エージェント

更新日:2018.11.9
公開日:2018.4.13

システム開発会社などのエンジニアとして働いていた人の中には、「定年まで働ける」「ひとつの企業のシステムにじっくり関われる」などの理由から、企業内の「社内SE」への転職を目指す人がいます。社内SEは比較的仕事が楽で、残業が少なく、安定しているというイメージがあり、IT関連の転職希望者にとって人気の職種のひとつです。

そんな社内SEへの転職を目指す人のために、社内SEへの転職を成功させるためのポイントと、お勧めの転職エージェントをご紹介しましょう!

そもそも社内SEとは、どんな仕事?

社内SEとは、企業の社内で自社の情報システムを企画・開発したり、稼働中のシステムが安定的に運用できるように管理するなどの業務を担当する人のことです。

ひと言で社内SEといっても、企業によってその定義はさまざまで、経営陣に近い立場で10年後・20年後を見据えた社内システムを提案する人もいれば、システム開発の外注管理を中心に行う人、社内のパソコンがうまく稼働しないときのトラブルシューター的な役割を担う人もいます。

大企業の社内SEか、中小企業の社内SEかによっても、業務に違いがある

大企業のSEは上流工程に関われる反面、会社のシステム全体を把握できない

社内SEの仕事は、大企業か中小企業かによっても業務に違いがあります。大企業は開発するプロジェクトが大量にあり、社内SEも何人かいて、それぞれの担当に分かれて仕事をします。

大企業の場合、開発業務やメンテナンス業務そのものは自社関連の情報システム会社に任せるケースも多く、社内SEが行うことはあまりありません。必然的に社内SEはシステム戦略の企画や、要件定義などの上流工程に関わることになります。

また、大企業の社内SEの仕事は細分化されているため、社内システムの核の部分を担うというよりは、与えられたパーツをこなすというイメージが強いでしょう。大企業の社内SEには、このように上流工程に関われるというメリットがある反面、会社のシステムをすべて把握できないというデメリットもあります。

中小企業のSEは、安定性や待遇面に不安がある反面、社内のシステム全体を把握できる

その点、中小企業の社内SEは、会社の安定性や待遇面に不安がある反面、社内のシステム全体を把握できるというメリットがあります。社長との距離も近く、会社経営の一翼を担うような感覚で、上流工程から下流工程まですべてに関われます。

社内SEへの転職を考える人は、「大企業だから生活が安定している」といった表面的な部分だけでなく、仕事内容が自分に合っているか、どのようなキャリアを積めるかなども考慮して、総合的に判断することが大切です。

では、そうした点を頭に入れつつ、ここから先は社内SEへの転職成功のポイントについてお話ししたいと思います!

社内SEは人気の職種。ライバルに勝つためには、万全の準備を整えてから採用試験に臨むこと

社内SEは、IT関連の転職希望者が最終的に選ぶ職種として、非常に人気があります。そのためライバルも多く、システムエンジニアやプログラマーだけでなく、ネットワークエンジニアやITコンサルタント、プロダクトマネージャーなどの強者もライバルに入ってくる可能性があります。

中途半端な気持ちで社内SEの採用試験に臨んでも、採用されることはまずありません。並みいるライバルの中から自分が選ばれるためには、応募や面接のための万全の準備を整えてから、採用試験に臨む必要があります。



職務経歴書で社内SEの仕事に役立つキャリアをしっかりとアピール

転職成功のための準備の中でも、特に重要なのが職務経歴です。社内SEには下記のような能力が求められるため、自分がその要素をどこまで備えているのかを、職務経歴書や自己PR文でしっかりとアピールする必要があります。

  1. サーバーやネットワークに関する知識
  2. システム設計・構築の経験
  3. Active Directoryの操作経験
  4. スクリプトの作成経験
  5. セキュリティ管理の経験
  6. コミュニケーション能力

企業研究・業界研究をして、社内SEとして転職を考える企業の成長性を厳しくチェック

定年までの就職を考えるからこそ、成長性を厳しくチェックすることが大切

社内SEへの転職を考える人の多くは、定年まで腰を据えて勤めたいと考えているかと思います。そのため、転職を考えている企業が今後安定的に成長するのかどうか、業界的な発展が見込めるのかどうかを、しっかりとチェックすることが大切です。

「社内SEにはなれたけれど、AIの普及で業界が縮小気味で、将来どうなるか心配」といったことになってしまっては、せっかくがんばって社内SEになっても、長期的な生活の安定は見込めません。

JOBPOTAに掲載されている「転職成功の決め手となる“企業研究”は、どのようにして行ったらよいか?」「転職しようと考えている業界の業界研究を行って転職準備を万全にする必要性」を読んで、企業研究・業界研究を厳しい目で行い、長く安定して発展する企業をセレクトしましょう。

衰退期(変革期)に差しかかった大企業は、よく考えて決断を

また、たとえ大企業に就職できても、その企業が時代的に衰退期(変革期)に差しかかっている場合もあります。人間に寿命があるように、企業にも寿命があって、草創期→成長期→安定期→衰退期(変革期)という基本的な流れを、多くの企業がたどることになります。

大企業の中には成長期をとっくに過ぎて変革の必要に迫られている場合もあるので、注意が必要です。今の経営状態がどうかだけではなく、10年後・20年後を見据えてのびしろのある会社に転職することが大切です。

もちろん、どの企業もその道筋をたどるわけではありません。日本航空のように、衰退しかかった航空会社が凄腕の実業家の手によって見事に盛り返したケースもあります。逆に、今現在順風漫歩に進んでいても、ある日突然の事態によって経営が落ち込む場合もあります。

そういう意味では経営状況だけでなく、企業の理念がどこまでしっかりしているか、フットワークが軽いか、体質的な問題はないかなども、詳しく調べる必要があります。

社内SEへの転職で後悔しないように要注意!

せっかく社内SEへの転職を考えている人に水を差すようですが、実は社内SEへの転職を達成した人の中には、「転職は失敗だった!」と嘆く人もいます。たとえば、こんな例があります。

残業に嫌気がさして社内SEに転職

システム開発会社でシステムエンジニアとして働いていたAさんは、仕事自体は面白いものの、毎日夜遅くまで働く生活にすっかり嫌気がさしていました。「こんな状態では、プライベートなんてまったくないし、恋愛もできない。残業のない会社に転職したい!」と考えたAさんは、転職エージェントに登録したところ、大手繊維メーカーの社内SEの仕事を紹介されました。

給与もほぼ変わらず、年間休日が多く残業がほとんどない社内SEの業務は、それまで残業でヘトヘトになっていたAさんにとっては、とても魅力的でした。一も二もなく応募し、無事転職が決定。「これで残業漬けの生活から抜け出せる!」と、Aさんは大喜びでした。

仕事のつまらなさにストレスが溜まるAさん

ところが社内SEとして転職をして半年後、自分自身でもはっきりとわかるほどストレスが溜まっていることに、Aさんは気付きました。その理由は明確で、仕事がつまらないのです。

社内SEとしてのAさんの仕事は、現在稼働中のシステムを管理し、トラブルがあれば対応するという業務。大企業なので、Aさんがやりがいを感じるシステム開発の仕事は外注に回し、Aさんは外注先からあがってきたシステムを確認するのみでした。

また、社内のシステムが順調に稼働している間は暇なことも多く、他の社員に「パソコンの電源が突然落ちたんだけど、見てもらえますか?」といったお願いをされることもしばしば。どちらかといえば、社内SEというより、“IT小間使い”といった方がいいような状況でした。

「社内SEよりもシステム開発会社の社員の方が良かった」と後悔

「ここなら定年まで安泰で働けると思っていたけれど、この仕事を延々と続けるのかと思うと、ゲンナリして働く意欲が無くなる。たとえ残業漬けでも、前の会社の方が良かった」と、社内SEへの転職を後悔するAさんでした。

Aさんのように社内SEへの転職を後悔する人は少なくない

実はAさんのように、「社内SEなら残業が無い」「社内SEなら仕事が楽」と考えて転職した人の中には、仕事のつまらなさに辟易する人も少なくありません。システム開発を請け負う会社の仕事は確かに大変ですが、常に新しい案件を引き受けて自分の能力に挑戦できるという点では、大きなやりがいと面白さを感じられる仕事です。

そんな面白さを実感していた人が、管理を中心とした社内SEの仕事に転職してしまうと、あまりの物足りなさに強いストレスを感じてしまうケースが多々あります。たとえ残業が無くても、平日の大半の時間はその仕事に費やすわけですから、そのストレスたるや半端ではありません。

社内SEへの転職で後悔しないためには、転職先で社内SEがどんな仕事をするのかを詳しくリサーチし、自分が実際にその仕事をする姿をイメージしてみましょう。その生活が毎日続いたときに、自分は果たして耐えられるのかどうか、やりがいを感じられるのかどうかをよく考えることが大切です。

転職エージェントを上手に活用すること

社内SEを目指すなら、転職エージェントへの登録は必須

社内SEへの転職を成功させるためには、転職エージェントの活用は必須です。インターネット上の転職サイトにも社内SEの募集は載っていますが、転職エージェントに登録することで未公開求人も含め、より広範囲の求人から選ぶことができるからです。

転職エージェントに登録をすると、担当のキャリアコンサルタントから転職活動に関するさまざまなアドバイスをもらうこともできます。企業に関する情報も豊富に持っているので、社内SEの転職先を選ぶにあたって、どんな企業を選んだら良いかといった貴重な助言をもらうこともできます。

2~3社程度の転職エージェントと関わるのがベスト

社内SEへの転職にあたって、転職エージェントを選ぶ際は、まず「リクルートエージェント」や「マイナビ」のように、圧倒的な求人数を持つ大手転職サイトは必ず押さえておいた方が良いでしょう。あれもこれもと選ぶのではなく、大手転職エージェントの中から自分に合った1社を選んで登録することをおすすめします。

IT関連に強い転職エージェントの中からも1社選び、登録しておきましょう。「DODA エンジニア IT」や「type転職エージェント」などは、IT関連の転職情報が特に豊富な転職エージェントです。

さらに、気になる転職エージェントがあれば登録し、合計で2~3社の転職エージェントと関わるのがベストです。

社内SEの転職先を自力で探すのは非効率的

転職を考える人の中には、「転職サイトもたくさんあるし、転職エージェントを訪問して登録するのも面倒だから、自分で探す」という人もいますが、それは非効率的なので止めた方が賢明です。社内SEの職種は非公開求人になっているケースも多く、転職エージェントに登録しないとせっかくいい転職先があっても、みすみす逃してしまうことになるからです。

面接対策なども、できれば転職エージェントのキャリアコンサルタントから直接指導を受け、当日に備えることをおすすめします。

社内SEの転職に強いエージェントは?

業界随一の求人数を持つ転職エージェントの老舗「リクルートエージェント」

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「リクルートエージェント」は、リクルート系の最大手転職エージェントで、業界随一の求人数を持ち、非公開求人も多数持っています。IT関連の求人数は、大手からベンチャー・非公開求人を含めて4万件以上。企業に対して圧倒的な知名度があり、強力なコネクションも持っているので、非常に心強いエージェントです。

IT関連のプロフェッショナルがキャリアコンサルタントとしてサポートをしてくれるので、社内SEへの転職に有効なアドバイスをもらうことができます。

IT業界への転職に強い「type転職エージェント」

type転職エージェントは20~30代の年収アップ転職に強い type転職エージェント

公開求人数 8,500件
非公開求人数 7,500件
対象年代 20代~30代
対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉
年収UP率 71%
得意職種 営業 企画 事務 ITエンジニア 建築土木
20~30代の年収アップ転職に強い転職エージェント!

「type転職エージェント」は、エンジニア向けの転職情報誌「type」を発行するキャリアデザインセンターが運営している転職エージェント。そのため、ITエンジニアの転職にはとても強く、Typeの転職成功者の約半分がエンジニアです。

求人数の多い他のエージェントには出ていない求人もあるので、社内SEへの転職を希望するなら、押さえておきたい転職エージェントのひとつです。

システムエンジニアの転職に関するまとめ

IT企業のエンジニアとして働いていた人が、社内SEとして転職することは、ある意味自分の人生を決定づける大きな節目ともいえます。「30代半ばに差しかかり、結婚して子どももできたし、そろそろ一つの企業に収まって安定した生活を送りたい」といった理由から、社内SEを希望する人も多いことでしょう。

しかし、社内SEの仕事は経営面に貢献できるやりがいのあるポストもあれば、小間使いのように使われてしまう残念なポストもあります。「社内SE」という職種名に惑わされず、どんな仕事内容なのか、経営陣は社内SEに何を期待しているのかなどをよく調べた上で、間違いのない転職を果たしましょう。

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