職種別 OCCUPATION

プログラマーの転職を成功させるためのポイントとプログラマーお勧めの転職エージェント

更新日:2018.11.9
公開日:2018.3.15

プログラマーの仕事は、システムエンジニアと同じく“IT”(information technology)という言葉が世の中に広まるずっと前からある、コンピューター関連で長い歴史をもつ職種です。

時代がどんなに進歩しても、人間が考えたことをコンピューターが理解できる言語に翻訳する人がいなければ、システムは起動しません。AIの急激な普及によって、多くの仕事が無くなると言われる中でも、プログラマーの仕事はこれからも引く手あまたである可能性が高いでしょう。

“人類最後の職業になり得る”とも言われているプログラマーの仕事は、しっかりとしたキャリアを磨くことによって、大いに将来が期待できる職種のひとつといえます。

プログラマーとして転職するなら、まずは自分のキャリアパスを描いておくこと

プログラマーとして転職したいなら、まずは自分が将来どのようにキャリアップをしたいと考えているのかを、明確にしておくことが大切です。

プログラミングの技術を磨いていくと、当面の目標となり得るのが「システムエンジニア」です。何年かプログラマーとして技術を磨いていくと、やがて何人かのプログラマーを取りまとめるリーダーとなり、プログラミングだけでなくシステムそのものを開発・構築・運用する立場になっていくのが一般的です。

考えておきたいのは、その先です。システムエンジニアとして何年か経験した後に、自分がどんな職業に就いていたいかによって、転職するのにベストな企業も絞られてくるでしょう。

では、システムエンジニアのその先にどんな職業が考えられるのかを、ご紹介したいと思います。

システムエンジニアのキャリアパスに関して詳しく知りたい人は、

“管理的な立場”から、“正真正銘の管理職”にシフトしていく

管理職は、専門職よりも全体的に給与が高め

プログラマーとして転職してシステムエンジニアになり、何年か管理的な立場を経験すると、「今後は課長(または部長など)として活躍してもらいたい」といった形で、会社から声をかけられるケースがあります。コミュニケーション能力が高く、人を引っ張っていくオーラのある人は、そうなる可能性が高いといえるでしょう。専門職よりも全体的に高給なので、給与のアップを目的に管理職を目指す人もいます。

IT系の管理職は、課長クラスで年収600~800万円台といったところです。プログラマーからシステムエンジニアになって数年間経験した頃といえば、ちょうど結婚して子育て真っ最中の時期。「子どもためにもしっかり稼がなければ」と思っている人が、少なくありません。

そんなときに管理職として声をかけられれば、やはりこころよく引き受けるケースが圧倒的でしょう。ただし、管理職には向き不向きがあるので、自分の特性を十分に考慮して決断することが大切です。

管理職になると、現場仕事はできなくなる。仕事内容を理解した上で選択を

また、管理職になることによって、今までのように現場仕事ができなくなることも、覚悟する必要があります。部門のリーダーとしてスケジュール管理やコスト管理・人材管理など、“管理”と名の付く仕事が大半を占めるようになります。

いったん管理職に就けば、それから先の長い年数を、管理職としてやっていくことになります。その辺をよく理解した上で選択することです。

管理職であり専門職でもある“プロダクトマネージャー”を目指す

システムエンジニアの次なるステップとして注目されている職種

プログラマーとして転職後にシステムエンジニアになり、次なるステップとして目指す職業のひとつとしていま注目されているのが、「プロダクトマネージャー」です。その名の通り“プロダクト(製品)のマネージャー”のことで、ITに関わる商品の開発・販売の戦略を立て、実施するまでの責任を追います。

システムエンジニアやプログラマーのように昔からある仕事と違い、プロダクトマネージャーはITリテラシーの高まりなどを背景に後発で誕生した職種なので、まだまだ職種に関する情報も少ないかもしれません。

プロダクトの価値を高めるための重要な意思決定を行う

プロダクトマネージャーはプロダクトの全体を見るのが仕事なので、開発はもちろんマーケティング、マネージメントまでこなす必要があります。開発タスクの規模が小さければ、エンジニアが兼任する場合も少なくありません。

たとえば、「この開発案件において、AとBの業務のどちらを先に手がけるのが効率的か?」「この要件は状況次第で省いても問題ないか?」など、プロダクトの価値を高めるための重要な意思決定を行うことになります。

ときには通常の管理職よりも難しい意思決定を迫られることもあり、観察力や判断力といった能力も求められるポストです。難しさがある分、高収入を得ることができ、プロダクトマネージャーとして活躍できれば企業からの引き合いは保障されたようなもの。まさに“腕一本”で立っていくことができる職種です。

ITコンサルタントやITアーキテクトへの道も開けている

エンジニアのアドバイザー的な存在になる道もある

プログラマーとして転職し、システムエンジニアの経験を十分に積んだ後、その知識を活かして業務改善やシステム導入などを推進する「ITコンサルタント」や、システムの設計コンセプトや設計方法・システムの構築などを考える「ITアーキテクト」になる人もいます。

どちらもエンジニアにアドバイスを与える仕事なので、非常に難しい仕事である反面、結果が出たときには大きなやりがいを感じることができるでしょう。

プログラミング技術を徹底的に磨いて“スーパープログラマー”になる

ずっと“好き”を仕事にできることの喜び

「プログラムを組んでいるときの時間が、自分にとって至福のとき」「新しい言語が登場すると、ワクワクする」そんな“プログラム大好き人間”を自称する人は、転職先でプログラミング技術を徹底的に磨いて「スーパープログラマー」の道を歩むのが、最も幸せな生き方といえます。

考えてみれば、絵を描くことが何より好きな人が画家になって、画家の管理職になるかといえば、そんなことはありません。画家は生涯ずっと画家であり続けることが生き甲斐でしょうし、それ以外の選択肢は考えないものです。

とことんプログラミング言語に精通することで、プログラマーを続けられる

ところが、プログラマーのほとんどは“企業”という組織に所属するため、組織を成長させるためのポストというのが必要になってきます。「このままずっと働かれても困る」という、企業側の都合もあるでしょう。

通常の会社員であれば、ここで「いつまでも子どもみたいに、好きなことばかりやってはいられない」と覚悟し、管理職ポストに入るところです。しかしプログラマーの場合は、「ずっと好きなことをやっていたい」という本人の強い気持ちがあれば、とことんプログラミング言語に精通することでそれを貫き通すことができるのです。

ただし、管理職ほどの給与は望めない

スーパープログラマーの存在は希少で、「この人にしか任せられない」という絶対的な仕事を任される可能性もあります。ただし、どんなにプログラミングの腕を磨いても、多くのスーパープログラマーの給与は管理職ほどではありません。そこは覚悟をする必要があるでしょう。

とはいえ、プログラマーの給与自体が他の職種に比べて悪くはないので、好きなことを仕事にし続けられる喜びには代えられないかもしれません。

プログラマーであり続けるためには、健康管理も重要

“プログラマー35歳定年説”というのを聞いたことがあるでしょうか?プログラマーの仕事は一般的にハードで、学ばなければならないことも多く、35歳を過ぎた頃からそれがキツくなるという説です。

その35歳定年説を乗り越えて、プログラマーとして特別な存在になるためには、常に体調を良い状態に管理し、新たなことを学ぶ意欲も能力も備えておく必要があります。スペシャリストとしての道を選んだ以上、20代のプログラマーと渡り合っても負けないだけの意欲と体力は、必須と考えた方が良いでしょう。

プログラマーへの転職で知っておきたい。「管理職志向とスペシャリスト志向は、ここが違う! 」

自分が管理職志向なのか、それともスペシャリスト志向なのかを知っておくことは、プログラマーとして転職する上で非常に重要です。なぜなら、管理職志向であればプログラミングの技術だけでなく、経営的な側面にも興味をもつ必要がありますし、スペシャリストになるのであればより多くの言語を使える技術を磨く必要があるからです。

もともと「自分は管理職志向だ」とわかっている人は、メーカーなどの大企業に転職してプログラマーからシステムエンジニア、管理職へと安定して進む道も考えられます。しかし、プログラミングのスペシャリストになる人は、システム開発会社で多くの案件をこなさなければ、専門的な技術を磨くことはできません。

自分がどちらに向いているのかを把握した上で、転職するのにベストの企業を選ぶ必要があるでしょう。では、管理職志向とスペシャリスト志向の人は、いったいどこがどうちがうのでしょうか?以下のチェックリストを使って、自分がどちらに向いているのかをチェックしてみましょう!

プログラマー転職者の管理職or専門職度チェック
  1. 人から命令されるよりも、自分で決めたい
  2. プログラミングの仕事にこだわるよりも、給与を上げたい
  3. 業務内容がガラッと変わっても、順応していける
  4. 同じ仕事をずっと続けるよりも、変化する方が面白い
  5. 人の上に立ちたい
  6. マネージメントに興味がある
  7. 責任を持たされると、やる気がでる
  8. 人と会話をするのは、苦手ではない

上記のチェックで“YES”が多かった人は管理職志向“NO”が多かった人は専門職志向である可能性が高いといえます。

「プログラマーからシステムエンジニアになって、行く行くは会社のマネージメントに関わりたい」「人から支持されるのがあまり好きではない」「ずっとプログラミングばかりやっていると飽きてくる」という人がプログラマーのスペシャリストの道を選んでしまうと、「この仕事をいったいいつまで続ければいいのか?」「年下の管理職にあれこれ言われて頭にきた」というような事態に陥る可能性があります。

逆に「自分はプログラミングをしているときが最高に幸せ!家に帰っても何かしらプログラミングと関わっている」「自分が組んだプログラムが起動した瞬間の喜びは、言葉で言い表せない」「人と関わるよりも、コツコツと自分のペースで仕事をするのが好き」というような人が管理職を選んでしまうと、「こんなはずじゃなかった!仕事は楽しくないし、部下ともうまくいかない」ということにもなりかねません。

自分の性格や傾向を把握して、それに沿った転職活動を行うことが、プログラマーへの転職を考える上で非常に重要です。

プログラマーへの転職は、未経験者でも可能性がある!

プログラマーは技術職なので、「未経験の人はプログラマーにはなれない」と思っている人も多いのですが、実はそんなことはありません。たしかに経験者の方が圧倒的に有利ですが、転職者の中には、未経験からプログラマーになった人もいます。

総合職から“手に職”を求めて、プログラマーの道を選択

菓子メーカーの総合職として働く26歳のAさんは、将来に対する漠然とした不安を感じていました。「今は女性が結婚しても働くのが当たり前の時代なのに、私ができることはWordやExcelの操作程度。このまま会社で働き続けても、そのうち会社にいづらくなるかもしれない」

そこでAさんは、何とか手に職をつけるべく、転職を決意しました。転職エージェントに登録し、キャリアコンサルタントに相談したところ、「女性が手に職をもって働ける仕事として、プログラマーという職種もある」とアドバイスを受けました。

社内の教育システムに納得し、無事転職を果たしたAさん

Aさんはキャリアコンサルタントから未経験者を積極的に受け入れるシステム開発会社を紹介され、採用試験を受けました。男女比は半々、結婚して子どもができた先輩社員の中には、自宅勤務をしている人もいるとのこと。

しかもその企業は独自のプログラミング言語教育システムを持っていて、未経験者は事務的な仕事をしながら言語を学び、プログラマーへと進む仕組みでした。「これなら私もプログラマーになれる」と確信したAさんは、採用試験の際にその熱い思いを伝え、無事採用されることができました。

プログラマーの転職に強いエージェントは?

プログラマーの仕事は、自力で探そうとするよりも、転職エージェントを利用するのが早道です。未公開求人も含めて、より広範囲から自分に合った会社を紹介してもらうことができ、キャリアコンサルタントからさまざまなアドバイスをもらうこともできます。

プログラマーの転職に強いエージェントは、下記のほかに「マイナビエージェント×IT」「type転職エージェント」「レバテックキャリア」などがあります。1社にこだわらず、気になる転職エージェントにいくつか登録して、幅広い可能性の中から最適な企業をセレクトすることをお勧めします。

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企業キャリアカウンセラーのアドバイスも丁寧で、親身になって相談に乗ってもらえます。登録すると、求人中の企業からスカウトメールが届きます。スカウトメールから採用へと結びついた求職者も、多数います。

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プログラマーの転職に関するまとめ

プログラマーの需要は今後も増え続けることが予想され、非常に将来性の高い職業といえます。今や「求人募集の半数はIT関連」と言われるほど求人数も多く、IT企業は喉から手が出るほど社員を欲しがっているため、未経験からプログラマーへの転職にも広く門戸が開かれています。

そのため、食いっぱぐれの無い専門的な職業を身に付けたいなら、転職を機にプログラマーの道を歩むのもひとつの選択肢かもしれません。ただし、IT企業の中には“IT土方”と言われるブラック企業もあるので、注意が必要です。

転職エージェントのキャリアコンサルタントに相談しながら、待遇面・残業面・教育面でしっかりとしたIT企業を選択することが大切です。

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