検診・健診センターの看護師へ転職する6つのメリット、4つのデメリット!仕事内容や年収についても解説

更新日:2021.1.7

「検診・健診センター」への転職を考えている人のために、検診・健診センターの看護師に転職するメリット&デメリットや仕事内容、年収、転職成功のためのポイントについてご紹介しましょう!

看護師が検診・健診センターに転職するメリット・デメリット

検診・健診センターの仕事は、看護師さんの間でとても人気の高い職種のひとつです。いったいどんな点にメリットがあるのでしょうか?

検診・健診センターの看護師に転職するメリット

ワークライフバランスを大切にできる

検診・健診センターは基本的に予約制で、決まった時間に決まった検査などを行うので、残業になることはほとんどありません。多くの検診センターは、17時~18時には業務が終わります。

毎日決まった時間に出勤し、決まった時間に帰れるので、ワークライフバランスを大切にしたい人にとってはとても魅力的な職種です。

看護師資格を活かして残業のない仕事に就こうとすると、検診・健診センター以外に「産業看護師」や「学校の保健室」の看護師などがありますが、どれも希望者は多いので、その点は覚悟しておいた方がいいでしょう。

医療事故への不安が少ない

病院の看護師さんの多くは、常に医療事故への不安と隣り合わせで、それが大きなストレスになっている人も少なくありません。

その点、検診・健診センターの仕事は検査や保健指導、事務作業などが中心なので、医療事故の不安が少ないのは安心できる点です。

患者さんも健康面で大きなトラブルをかかえていない人が多いので、突然容態が変わるといった不安もなく、看護師の精神的な負担は軽いといえます。

体の負担が少ない

検診・健診センターの仕事は検査が中心なので、重いものを持ったりすることもなく、体の負担が少ないというメリットがあります。

子育て中や介護中の人などは、自宅での育児や介護にかなり体力を使うので、仕事が楽なのはとても助かるでしょう。

ブランクがあっても復職できる

検診・健診センターの仕事は、採血や血圧測定・心電図検査といった決められた作業をこなすので、一度経験すればブランクがあっても問題なく復職することができます。

病院の看護師などは、いったんブランクがあると医学の進歩に付いていけず、復職が大変になってしまいます。

そう考えると、「子育て中は仕事を休みたい」というような人にとって、検診・健診センターの看護師は安心して働ける職種といえるでしょう。

ただし、人気のある職種なので、ブランク後に復帰できるとすると、正社員ではなくパートや派遣といった形になるかもしれません。

受診者とじっくり向き合って健康管理の指導ができる

病院内の健診部門や企業内健診センターは、予防医療に力を入れているので、受診者とじっくり向き合って健康管理の指導ができます。

健康診断やがん検診などの結果を見て、一人ひとりに適切なアドバイスをすることで、企業や地域の患者さんの健康維持・改善に貢献することができるでしょう。

前回の検査で悪い数値の出た受診者が、看護師のアドバイスを聞いて生活を見直し、次の検査で数値が改善されたときなどは、看護師として大きな喜びを感じるに違いありません。

たとえば「適度な運動が必要だとわかってはいるけれど、なかなかできない」という患者さんに対して、あるときは笑顔で励まし、あるときは運動できるきっかけを提案するなどしてモチベーションを高めることも、看護師としての腕の見せどころです。

ホテルライクな施設もある

最近の健診・検診センターの中には、まるでホテルのようにゆったりとした作りになっているところもあり、看護師は限られたお客様をおもてなしするコンシェルジュのように、優雅に働いています。

看護師さんの中には、このようなゆったりとした雰囲気の中で働きたいと希望する人もいて、健診・検診センターへの転職を考えるひとつの要素となっています。

検診・健診センターの看護師に転職するデメリット

人気がある職種なので、求人の倍率が高い

検診・健診センターの看護師は夜勤や残業がなく、定時に帰れるので、就労条件の良さに惹かれて応募する人が大勢います。

そのため、どうしても求人の倍率が高くなり、狭き門となっているのが現状です。

給与が少ない

検診・健診センターの看護師の年収は400万円以下の場合も多く、病院の看護師の給与に比べて低く、昇給もあまり望めません

看護師と同じかそれ以上の収入を求める人は、別の職種を選んだ方がいいでしょう。

ただし、人間ドッグ専門のハイグレードな民間施設の中には、比較的高い給与を出すところもあります。

仕事が単調でつまらないと感じる人もいる

大病院の急性期病棟などでバリバリと働いてきた看護師さんの中には、「結婚をするからそろそろ定時で帰れる仕事を見つけないと」と検診・健診センターの看護師に転職はしたものの、「仕事が単調でつまらない」と後悔する人もいます。

確かに看護師が子育てをしながら病院で働くのは容易なことではありませんが、かといって性に合わない仕事を選ぶと長続きしないので、注意が必要です。

自分の性格や職業適性をよく考えた上で転職するよう、くれぐれも注意しましょう。

キャリアアップを図るのが難しい

検診・健診センターの看護師は予防医療にかかわるという点でキャリアを深めることはできますが、仕事自体の難しさはあまりなく、今後看護師としてキャリアアップを図りたい人にはあまり向いていません

そのため、いったん検診・健診センターの看護師になったら、もう医療の第一線には戻ることができないので、その点はよく考えておく必要があるでしょう。

ただし、キャリアアップの道筋がまったくないわけではありません。「健診食生活改善指導士(人間ドッグ食生活アドバイザー)」や「総合健診指導士」といった資格を取得して、予防医療のプロとしてやっていく人もいますし、保健師として転職する人もいます。

自分がどこを目指すかによって、キャリアパスも違ってくるでしょう。

検診・健診センターの看護師になるには

病院内の健診部門や、企業内の健診センター、健診専門センターに転職する

検診・健診センターの看護師になるには、病院内の健診部門に転職する方法や、企業内の健診センターに転職する方法、健診専門のセンターに転職する方法などがあります。

比較的年収が高めの傾向にあるのは、病院内の健診部門です。病院内で一律の給与規定があるので、病棟看護師と同じ年収(夜勤や残業手当はなし)を確保できるからです。企業内健診センターの看護師も、比較的年収が高めです。

それに比べて、健診専門のセンターは年収が低めに設定されるケースが多く、収入面では不満を感じるかもしれません。

ただし、病院内の健診部門に勤めていると、突然病棟の看護師に異動になってしまうリスクもあり、その点を考えると企業内健診センターや検診・健診専門のセンターの方が、安心して勤め続けられます。

正社員募集もあるが、アルバイトや派遣社員の募集も多い

検診・健診センターの職種は正職員募集もありますが、アルバイトや派遣社員の募集も多く、正職員の求人は少なくて倍率が高めです。

そのため、「アルバイトや派遣社員でもかまわない」という人はすんなり仕事に就ける場合もありますが、正職員にこだわるとなかなか決まらない可能性もあるでしょう。

黙々と作業できる忍耐力がある人に向いている仕事

検診・健診センターの仕事は、朝から夕方までひとつのパートを担当し続けるので、黙々と作業できる忍耐力がある人に向いている仕事です。

また、ずっと座って働き続けることが苦にならない人であることも、意外と大切です。

よく企業に勤めている人で「自分はデスクワークをしている」と言う人がいますが、よく話を聞いてみると、ときどき立って部署内を移動したり、社内の他部署に歩いていくといった作業があったりします。

ところが、検診・健診センターの看護師の場合はそれとは違い、“正真正銘のデスクワーク”です。いったん担当部署に座ったら、次から次へと来る受診者に座ったまま対応し続けるので、それがどうしても耐えられないと思う人もいるほどです。

その点をよく考慮した上で、転職するか否かを判断した方がいいでしょう。

看護師専門の転職エージェントに登録するのがおすすめ

検診・健診センターの求人は、ハローワークやインターネット上の転職サイトで求人を探すだけでなく、転職エージェントに登録するのがおすすめです。

検診・健診センターの求人数は病院の看護師に比べてかなり少なく、倍率も高いので、少しでも多くの求人情報を入手した方がいいからです。

検診・健診センターの求人が多いのは、「看護のお仕事」や「マイナビ看護師」「ナース人材バンク」などの看護師専門転職エージェントです。

その中でも「看護のお仕事」は検診に力を入れていて、登録をすると検診・健診センターの求人が出たときに、すぐに連絡をもらえます。

公開求人よりも、非公開求人が狙い目

ネット上にすでに公開されている検診・健診センターの正職員募集は、応募が殺到する可能性があるので、おすすめなのは「非公開求人」です。

非公開求人は公開求人に比べて応募者が少ないので、内定の確率を高めることができるからです。

非公開求人を数多くもっているのが、転職エージェントです。転職エージェントの利用は無料なので、1社だけではなく2~3社に登録して、たくさんの非公開求人が集められるようにしておくとよいでしょう。

検診と健診センターの違いとは

健康状態を総合的に調べるための施設が「健診センター」で、がんなどの病気を早期発見するために特定の検査を行う施設が「検診センター」です。

健診センターと検診センターの両方の機能をもつ施設も、数多くあります。

「健診センター」は、企業の社員や地域住民の健康診断を行う一次予防の施設

健診センターは、企業の社員の定期健診や、地域住民の特定健診(特定健康診査)を行う、1次予防のための施設です。

労働安全衛生法によって、事業者は労働者に対して健康診断を受けさせる義務があるため、企業の社員は年1回必ず定期健康診断を受診します。

地方自治体も、国民健康保険の被保険者(40歳~74歳)を対象に、特定健康診査の受診票を配付しているため、国民の多くが年に1回の健康診断を受けることになります。

健診センターは、こうした年1回定期的に受診するお客様に対して、血圧は正常か、心電図に問題はないか、血液検査の結果は正常かといった体の全体的なチェックを行います。

健診センターが最も混むのは6月頃

健康診断は、新年度バタバタした時期が終わって一段落した頃に予約をする人が多いため、健診センターは6月頃が繁忙期のピークになります。

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
×

◎ 閑散期
〇 やや空いている
□ 普通
△ やや混んでいる
× 繁忙期

健診が圧倒的に多いのは、やはり新年度の前半です。4月頃から徐々に受診者が増え始め、5月のゴールデンウィークが明けた頃からグンと増えて、6月にかけてピークになるというパターンです。

逆に8月のお盆前後や年末は空いているので、夏休みや年末年始の長期休暇は非常に取りやすいでしょう。

「検診センター」は、特定の臓器に関する検査を行う二次予防の施設

検診センターは、病気の早期発見・早期治療を目的に、がん検診(胃がん、肺がん、大腸がん、乳がん、子宮がんなど)などを行う、二次予防のための施設です。

検診・健診センターの看護師の仕事内容

健診・健診センターの看護師の主な仕事内容は、下記の通りです。

  • 採血
  • 血圧測定
  • 心電図検査
  • 身体計測
  • 聴力検査
  • 視力検査
  • 尿検査
  • 医師の診察補助
  • 内視鏡検査の介助

一人の看護師がすべてを行うのではなく、看護師はいずれかひとつの業務を担当し、流れ作業で行うのが一般的です。

1日に100人以上をこなすこともあるので、テキパキと手際よく作業を行うスキルが求められます。

特に採血の業務は大変で、ミスをするとクレームも入りやすく、採血の得意な看護師さんは重宝されるでしょう。給与面でも、他の担当より若干高くなる傾向にあります。

アルバイトや派遣で検診の仕事をしようとしている人は、採血が得意なら優先的に採用してもらえます。

逆に血圧測定は簡単なので希望者が多く、アルバイトの仕事を見つけるのは大変かもしれません。

看護師が健康指導を行う検診・健診センターもある

検診・健診センターの中には、看護師が健診結果をもとに健康指導を行う職場もあります。

たとえば企業内の検診・健診センターの看護師は、毎年その企業の社員の健康診断を実施しているので、前年度のデータなどと比較をしながら、必要に応じて保健指導面談を行っています。

大企業や学校などへ巡回検診に行くこともある

大企業や学校などの健康診断を行う場合は、巡回バスに乗って現地に出向いたり、施設内に検査会場を作って行う場合もあります。

医師1人に看護師が1~2名、それに事務スタッフが加わって現地に出向きますが、遠方の場合は泊りがけになることもあります。

ただし、巡回検診は基本的に単発バイトや派遣の看護師に任せる健診センターも多く、逆に単発バイトの仕事を考えている人は、巡回バスの仕事ができると仕事の幅が広がるでしょう。

受診者は「お客様」というつもりで接することが大切

検診・健診センターにやってくる人は、病院のように「患者さん」ではなく、どちらかというと「お客様」と言った方が的確です。

病院の看護師をしていた人の中には、受診者を患者さんと同じように上から目線で対応してしまい、ひんしゅくを買ってしまう人もいるので注意しましょう。

接客のマナーを守り、優しくきちんとした態度で受診者に接することが大切です。

検診・健診センターで働く看護師の一日のスケジュール

検診・健診センターの看護師の一日のスケジュールは、勤務するセンターによっても違いますが、一般的に次のようなスケジュールとなります。

8:00 出勤

出勤時間は健診・検診センターによってさまざまで、9時過ぎに出社のところもあれば、早朝オープンの場合は7時前に出社のところもあります。

朝早いのは大変ですが、早朝から勤務すると16時頃には退勤になるので、アフターの時間が充実します。通勤電車が空いているのも、メリットのひとつです。

8:15 朝礼

朝礼でその日の受診者数の確認や、担当業務に関する伝達などを行います。

8:30 事前準備

健診のための事前準備を行います。

9:00 健診業務開始

採血、血圧測定など各担当に分かれ、自分の担当業務に集中します。

繁忙期には一度に何人ものお客様が訪れるので、てきぱきとムダなくこなすことが大切です。

12:00 お昼休み

休憩所でお弁当を食べたり、近くの飲食店でランチを食べたりと、さまざまな形でお昼の時間を過ごします。

検診・健診センターは、病院やクリニックのように診療時間が延びることが少ないため、ほぼ定時にしっかりと休憩をとることができます。

13:00 午後の健診業務(または事務作業)

休憩が終わったらまた担当部署に戻り、午後の健診業務を開始します。

午後は健診業務がない日も多く、その際は受診者のデータ入力や、受診結果の郵送準備、書類作成といった事務業務を行います。

17:00 退勤

夕刻にはピタッと仕事が終わり、定時に退勤できます。

検診・健診センターは予約制で、基本的に健康な人を対象としているのでアクシデントも少なく、残業はほとんどありません。

ただし、6月頃は受診の予約が殺到するので、残業が発生する場合もあります。

検診・健診センターの看護師の年収水準

未経験から検診・健診センターの看護師になった場合

勤務するセンターによって年収はさまざまですが、未経験から検診・健診センターの看護師になった場合、年収の相場は300万円~400万円ほどです。

検診・健診センターの場合、どこに勤めるかによって100万円近く年収差が生じるのですが、仕事の内容はどこもほぼ一緒なので、できるだけ給与の高い転職先を探す方がいいでしょう。

経験を積むと年収はいくらぐらいになる?

検診・健診センターの看護師として経験を積むと、センターにもよりますが350万円~450万円ほどの収入となります。

検診・健診センターの看護師は、昇給があまりなく、経験を積んでもさほど年収が変わらないというのは残念な点です。

ただし、無理なく長く働き続けられるというメリットは大きく、その点を考えてこの職種を選ぶ人は少なくありません。

検診・健診センターの看護師のここが知りたい!

夜勤はあるの?

検診・健診センターは日中のみの仕事なので、夜勤はありません。

毎日同じ時間に出勤し、同じ時間に退勤して、規則的な生活を送ることができます。

土日には休める?

検診・健診センターの営業は多くの場合平日で、土日祝日が休日になっているところも多く、土曜に出勤があっても日曜日は必ず休むことができます。(ごく稀に、土日に営業することで集客を図っている検診センターもあります。)

ゴールデンウィークや夏季休暇、年末年始休暇もカレンダー通り休めるので、旅行や帰省の予定を立てやすいでしょう。

検診・検診センターの看護師さんの中には、年末年始の休暇に有給休暇をプラスして、2週間の海外旅行に行った人もいます。

残業はどのぐらい?

検診・健診センターは予約制で、診察と違って一定の時間に終えることができるので、残業はほとんどありません。

基本的に健康な人を相手にしているので、お客様の容態が急に変わって残業になるといったことも、ほとんどないでしょう。

ただし、6月などの繁忙期にお客様が殺到すると、職場によってはこなし切れずに残業になるケースもあります。

また、巡回検診で遠方に出かけた場合は、早出や残業が発生する場合もあります。

転勤や出張はある?

検診・健診センターの看護師の仕事に、転勤はほとんどありません。

ただし、複数の施設をもつ検診・健診センターの場合は、「あのセンターがいま忙しいので、応援に行ってほしい」と頼まれることはあるかもしれません。

出張に関しては、センターによって「巡回検診」や「出張検診」があり、その際は健診場所によって朝早くから出発し、夜遅くに帰ることもあります。遠方に出かける場合は、朝5時起きで出勤するようなこともあります。

有給休暇は取れる?

検診・健診センター内の看護師同士でうまくシフトを組めれば、有給休暇は無理なく取ることができます。

子育てをしながら働ける?

検診・健診センター内の看護師の仕事は、夜勤や残業がなく体の負担も少ないので、子育てをしながら働くのにまさに最適な仕事です。

そのため、「結婚をしたら病院の看護師を辞めて、検診・健診センターに転職したい」と考える看護師さんも少なくありません。

引越しをしても仕事は続けられる?

引っ越し先の地域で検診・健診センターの看護師募集に採用されれば、仕事を続けることはできます。

検診・健診センターは地方にもあるので、臨床開発モニターやクリニカル・エデュケーターのように都心に集中している職種ではなく、転職しやすいのは嬉しい点です。

ただし、先ほども話した通り求人の倍率が高く、求人はあっても必ず転職できるとは限りません。

検診・健診センターの看護師はパート募集も多いので、「パートでも良い」と考えるなら、引っ越し先でも働き続けられる可能性は高いでしょう。

検診・健診センターの看護師への転職に成功した事例

今後の人生を考え、残業や夜勤のない職種への転職を考え始める

Aさんは看護学校を卒業後、地元の総合病院の外科病棟で3年間働いていましたが、20代後半を目前にして漠然とした不安を感じていました。

外科病棟の看護師A
外科病棟の看護師A

「このまま病院で働いていていても、結婚したらどうなるのだろう?もし子どもが生まれたら、実家は遠いからサポートをお願いできないし、残業や夜勤をしたら子どもを夜間保育に預けなければならない。そこまでして看護師の仕事を続けたくはないし…」

そう考えたAさんは、インターネットでいろいろ検索をして、検診・健診センターの看護師なら残業や夜勤がなく、週末も休めることを知りました。

看護師専門の転職エージェントに相談

外科病棟の看護師A
外科病棟の看護師A

「検診・健診センターなら、結婚して子どもが生まれても働き続けられるかもしれない!」

と思ったAさんは、次第に気持ちが転職へと傾き始めたのです。

外科病棟の看護師A
外科病棟の看護師A

「そういえば同僚が転職をするときに、転職エージェントに紹介してもらったと言っていた」

と思い出したAさんは、看護師専門の転職エージェントに登録し、電話で相談することにしました。

担当のキャリアカウンセラーは、

キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタント

「たしかに検診・健診センターのお仕事は、結婚・出産をしても無理なく働けますよ」

と教えてくれました。

ただし、人気が高い職種なので求人の倍率も高く、正社員として入るのはなかなか大変とのことでした。

何度か採用試験に落ち、「もう無理なのかも」と思う

それから数ヶ月、Aさんは3回ほど検診・健診センターの正社員求人を紹介してもらいましたが、書類選考では通るものの、面接の時点ですべて不採用になってしまいました。

3回目の採用試験に落ちたときは、さすがに「やっぱり無理なのかも」と思ったAさんですが、病院の看護師の仕事を辞めたわけではないので、焦らずに探し続けようと思うのでした。

「自分は何のために転職するのか?」を、あらためて考え直す

外科病棟の看護師A
外科病棟の看護師A

「面接で不採用になるパターンを何とか克服したい」

と思ったAさんは、今まで仕事が忙しくて電話でしか話したことがなかったキャリアカウンセラーに、直接会って相談してみることにしました。

そのときにAさんは、キャリアカウンセラーから

キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタント

「Aさんは検診・健診センターの看護師になったら、どうしていきたいと思っていますか?」

と質問を受けたのです。

意外な質問に戸惑うAさんでしたが、

外科病棟の看護師A
外科病棟の看護師A

「そういえば、転職の条件ばかり考えていて、自分は何のために転職するのか、考えたことがなかった」

と、そのとき初めて気付いたのでした。

企業内の検診・健診センターを目指して一念発起

もともとAさんが看護師になったのは、高校時代に尊敬していた担任の先生が病死し、病気の恐ろしさを実感したことで、

外科病棟の看護師A
外科病棟の看護師A

「一人でも多くの人の健康を守る仕事がしたい」

と思ったことがきっかけでした。

ところが、看護師として残業に、夜勤にと忙しく働くうちに、仕事に追われていつの間にかそのことを忘れてしまっていたのです。

そのことをキャリアカウンセラーに話すと、

キャリアコンサルタント
キャリアコンサルタント

「企業内の検診・健診センターに勤めると、社員の方々と長いお付き合いをしながら、親身になって健康を守るお手伝いができますよ」

と教えてくれました。

外科病棟の看護師A
外科病棟の看護師A

「自分は企業内の検診・健診センターの看護師になりたい!」

と意を決したAさんは、一念発起して転職活動に臨み始めたのです。

志望動機を徹底的に見直し、模擬面接も受ける

その後、Aさんはキャリアカウンセラーのアドバイスのもと、応募書類の志望動機の部分を徹底的に見直し、模擬面接も受けて、自宅で何度も面接の練習を重ねました。

そして1ヶ月後、Aさんの自宅からそう遠くない場所にあるIT企業が検診・健診センターを新設することになり、看護師を若干名募集するという情報が転職エージェントから入りました。

高い倍率にかかわらず、企業内の検診・健診センターに見事採用

Aさんは今までの努力の成果を発揮すべく、完璧を期して応募。書類選考はスムーズに受かり、面接のときは自分の検診業務にかける思いを、看護学校に入ったきっかけも含め、自分の言葉で堂々と伝えたのです。

その結果、非常に高い倍率があったにもかかわらず、Aさんは企業内の検診・健診センターの看護師として、見事採用が決まりました。

看護師A
看護師A

「残業がないとか仕事が楽だとか、自分本位の考えで応募をしても、採用には至らないのだということがよくわかった。これからは企業の社員の方々の健康維持・増進に貢献できるよう、がんばりたい!」

と、決意を新たにするAさんでした。

看護師が検診・健診センターに転職するためのポイント

応募書類対策を徹底する

検診・健診センターの看護師は人気が高いので、多数の応募があることが予想されるため、採用されるためにはまず書類選考を通らなければなりません。

そのためには、「数ある応募書類の中から選ばれる、キラリと光る印象的な応募書類」を作成する必要があります。

よく「書くのは苦手だから、ネット上にあった模範例を参考にして志望動機や自己PRを書いた」という人がいるのですが、倍率の高い職種に関してはそれは通用しません。

企業の人事担当者も、ネット上の模範例などにはよく目を通していて、同じような文章が書いてあると「これはパクりだな」と気付いて不採用にしてしまうケースもあるほどです。

応募書類を書く前に、「自分はなぜ検診・健診センターの看護師転職したいのか?」「自分にはどんなキャリアがあって、どんな点で企業に貢献できるのか?」といったことを、しっかりと考えておきましょう。

模擬面接を受け、自宅でも面接の練習をする

無事応募書類が通った後は、面接対策です。検診・健診センターの看護師は「欠員が出たので1名募集」といった狭い枠内の募集が多く、書類選考で8人が残ったとしたら、その8人の中からたった1人だけが選ばれるという、非常にシビアな世界です。

特に、企業内の検診・健診センターの正社員募集は人気が高く、高倍率になることが予測できるので、心してかかる必要があるでしょう。

まず、模擬面接を受けるのは必須事項です。転職エージェントのキャリアカウンセラーに「模擬面接をお願いしたいのですが」と依頼すると、無料で模擬面接が受けられ、的確なアドバイスがもらえます。

キャリアカウンセラーの指摘を踏まえて、自宅でも何度も面接の練習をして、本番当日に備えましょう。そうすることで、面接への自信をつけることができます。

ただし、暗記した言葉を思い出しながら話そうとすると、面接担当者にはすぐにバレてしまうので、絶対にNGです。

面接当日はあくまで自分の心の中から湧き上がる言葉を、ストレートに伝えることで、面接官の共感を得ることができます。

病院の看護師と検診・健診センターの看護師の違いを理解する

病院と検診・健診センターでは、職場の雰囲気も受診者の層もまったく違います。その点をよく理解して、何気ない態度やマナーにも気を付けて面接に臨むことが大切です。

病院の看護師は患者さんの看護を行うのが仕事なので、患者さんと親しく会話をすることはあっても、「お客様」という意識で接することはあまりないかもしれません。

それに対して検診・健診センターは、健康な受診者という「お客様」を扱う施設です。そのため、ある意味おもてなしの心をもって接し、「また来年もこの検診センターで受診したい」と思ってもらえるよう、接客の心得を身につけておかなければなりません。

面接官は「この人はお客様に好印象を与えることができる人だろうか?」といった点を推測しながら面接をするので、面接のときは終始笑顔で明るく対応することが大切です。

お化粧はナチュラルメイクで、服装は黒や紺・グレーなどの清潔感のある服を着用し、靴はシンプルなパンプスが無難でしょう。

髪型や爪などにも気を配り、できるだけ好印象を与えられるよう努力しましょう。

まとめ

検診・健診センターの看護師への転職についてご紹介しましたが、いかがでしたか?

検診・健診センターの看護師の仕事は夜勤や残業がなく、日曜日に休めて転勤もないので、病院の看護師さんの転職先としてとても人気が高い職種です。

ただし病院のように看護の技術や知識を磨くことができないので、看護師としてのキャリアを積むという点では、物足りないと感じる人もいるでしょう。

でも、検診・健診センターの看護師の仕事にやりがいがないわけではありません。企業の社員や地域の方々の健康を守るというのは、看護師としての重要な役目のひとつです。

「予防医療」という観点からスキルを深めていき、広い意味での医療に関わっていくことも、とても意義のあることでしょう。

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