
「自分が転職活動をしていることを知られたくない」と思っている人は、少なくありません。友人や家族に秘密にしたいという場合もありますが、最も多いのは、社内の人に秘密にしたいというケースです。
転職活動をしていることが社内の人にバレてしまうと、それだけで間違いなく会社には居づらくなります。上司からあれこれと詮索されたり、場合によっては転職活動を阻止されてしまう場合もあるでしょう。
そのようなことにならないためには、どのようにして秘密裏に転職活動をしていったらいいのでしょうか?
- 5秒で転職診断
- あなたの性別は?
転職を秘密裏に進める為に、間違っても会社関係者に転職を匂わす言葉を漏らさない
たとえ同僚との飲み会であっても転職活動中の言動は、極めて慎重に行うこと
これは鉄則中の鉄則ですが、転職活動中に会社の上司や同僚に、間違っても転職を匂わすような言葉を漏らしてはいけません。特に要注意なのが、同僚との飲み会です。同期のメンバーだったりすると、つい心を許してしまい、「実はオレ、この会社にはもう先がないかと思って秘密で転職活動しているんだ」というようなことを言ってしまいがちです。
これがただの愚痴であればいいのですが、転職活動中はその言い方が微妙に明るくなってしまうなど、「おや?こいつ、もしかして転職を考えているな」と思わせる可能性を含んでいます。転職活動を秘密のままにしておきたいのであれば、転職活動中の言動は、たとえ飲み会でも極めて慎重に行う必要があるのです。
本当に親友と呼べる同僚に対しては、自己判断で対応を
「でも、会社の同僚とはいえ、同期のメンバーは苦労を共にした大事な仲間なんだ。いつでも腹を割って話してきたのに、転職の話だけ秘密にすることはできない」という人もいるでしょう。
たしかに、一人の人間として考えれば、それは正しいといえます。仕事で窮地に立たされたときも、同期の仲間は陰で一生懸命支えてくれたかもしれません。しかし、それは“同じ会社の仲間だから”という前提があってのこと。
ひとたび自分が転職活動中だとわかれば、同期のうちの何人かは、態度を変えてくるでしょう。それが、ビジネスの世界というものです。
ただし同じ職場内でも、本当に親友と呼べる人がいる場合は、「あとは自己判断で」としか言えません。場合によっては転職活動をフォローする側に回ってくれる可能性もあるので、その辺は慎重すぎるくらい慎重に動く必要があります。
たとえ家族でも転職を秘密にするかどうかは、ケースバイケース
転職のことを秘密にせずを夫婦で話し合えるのが、理想的なパターン
会社関係者に転職活動を秘密にするのは鉄則だとして、家族はどうでしょうか?愛する妻(夫)に対して、転職活動を秘密にするのは、それこそ“裏切り行為”といえるかもしれません。転職は家計にも直接響くことなので、できれば打ち明けて話し合えるのがベストです。
物事を冷静に受け止められるパートナーであれば、「こういう理由で転職を考えている。転職先はこういう会社を考えていて、そこに就職すると生活はこう変わり、今よりもこういう点で良くなる。だから、自分の転職活動に協力してほしい」と、話してみることです。
もしかしたら、「せっかく転職するなら、もっと残業が少なくて、子どもと過ごす時間を作れる会社を選んでほしい」というように、パートナーからの要望もあるかもしれません。こうして夫婦で希望を出し合い、よりお互いに納得できる形で転職を進めるのが、理想的なパターンです。
たとえ家族でも、転職を秘密にしていた方がいいケースもある
しかし、転職を妻(夫)に打ち明けることが、かえって転職活動にとってマイナスになってしまう場合もあります。たとえば、妻が心配症で、「せっかく一部上場の会社に勤めているのに、何でわざわざ転職しなければならないの?会社の将来性が無いなんて言うけど、転職したらもっと将来性がなくなることだってあるでしょう?」といった具合に、夫の足を引っ張ってしまうようなケースです。
また、自分の妻と会社の同僚の妻が知り合いなど、何らかの関係で転職のことがバレる危険性がある場合も、転職の話は秘密にしておいた方が賢明でしょう。
秘密裏に進める転職活動は基本的に退社後と休日を活動時間にあてる
いくら秘密にしていても有給休暇を頻繁に使うと、怪しまれる可能性あり
働きながら転職活動をする人の多くが悩むのが、「いつ転職活動をするか?」ということです。会社の有給休暇をとって面接にいくのは最小限にとどめ、可能な限り退社後の時間と土日などの休日を活動時間にあてるようにしましょう。
面接のために頻繁に会社を休むと、たとえ言い訳を見つけても「何となくあやしい」と悟られてしまうものです。ただし、「どうしても平日の日中でなければ面接ができない」というような場合は、何とかそれらしい理由をつけて有給休暇を取ることです。
また、退社後や土日などは本来休息しなければいけない時間なので、なるべく無理のない範囲で転職活動を行うのがベストです。同じ週に何社もの面談を行うようなスケジュールを組むと、体調を崩してしまうこともあるので、くれぐれも自重しましょう。
転職エージェントを通すと、融通が利きやすい
転職エージェントを通して応募すると、担当者の方で企業に対して「応募者は平日9時から18時まで勤務があるので、平日の19時以降か土日祝日の面接をご希望です」といった細かい配慮をしてくれるため、スムーズに転職活動ができます。
企業によっては、忙しい転職者のために、電話やSkypeによる面接を行っているケースもあります。
ビジネスダイアリーや勤務先の電話、仕事上のメルアドは、転職活動には絶対に使わない
ビジネスダイアリーに転職面接予定を書き込むと、上司や同僚に見られる可能性も
転職者の中には、「仕事の予定と転職の面接の予定がダブってしまうと大変だから」と、ビジネスダイアリーに転職面接の日程を書き込んでしまう人がいますが、これは絶対にNGです。仕事上のダイアリーは、いつ上司や同僚に見られるかわかりません。
「あれ?○日に書き込んである企業って、うちの取引先だったっけ?」などと言われたら、もう半分以上バレてしまったようなもの。そのようなことにならないよう、転職面接の予定などは、転職専用のノートに書き込みましょう。
勤務先の電話やメルアドを転職活動に使うと、社会人としてのモラルを疑われる
また、勤務先から支給されている電話機を使って応募企業に電話したり、仕事上のメルアドを使って転職エージェントとやり取りするのも、もってのほかです。もしもそのことが応募企業にわかってしまうと、社会人としてのモラルを疑われることにもなります。
周りに秘密で転職活動をする方法に関するまとめ
働きながら転職活動をするということは、並大抵のことではありません。転職を考えていることが会社にバレたら大変なことになりますし、中には上司からいじめを受けたり、いきなり窓際に飛ばされる人までいます。
「いっそのこと退職して、失業保険をもらいながら新しい仕事先を探したい」と思うかもしれませんが、家庭を持っていると収入面の不安もあって、そうもいかないのが現実です。できれば会社で働きながら、転職活動がバレないようにあの手この手で工夫し、就職先が見つかった後で退職願を出すという無難なルートを歩きたいものです。
関連記事
-
40代の転職お役立ちガイド
-
30代の転職お役立ちガイド
-
20代の転職お役立ちガイド
転職支援実績が豊富な転職エージェント・転職サイト3選
転職満足度No.1!業界トップクラスの転職支援サービス DODA(デューダ)
公開求人数 | 56,635件 | 非公開求人 | 40,000件 | 対象年代 | 全年齢 | 対応地域 | 全国対応 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
年収UP率 | やや高い | 得意職種 |
|
業界最大級の非公開求人!転職者満足度No.1の転職エージェント
DODAの魅力は圧倒的な求人数と満足度の高さ。全国で9万件以上の求人は転職できる可能性を高めてくれます。また、DODAのキャリアアドバイザーは業界ごとのスペシャリストです。特定分野への転職に親身に相談に乗ってくれます。
年収1,000万円を超える求人多数!ハイクラス向け転職エージェント ビズリーチ
公開求人数 | 89,000件 | 非公開求人 | 非公開 | 対象年代 | 30代~50代の男女 | 対応地域 | 全国+海外 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
年収UP率 | 高い | 得意職種 |
|
年収600万円以上の方に大人気!高収入の転職希望者は登録しておこう
ビズリーチの特徴は何といっても豊富な高収入求人。年収が500万円以下の求人はほとんどなく、年収1000万円超えの求人も豊富です。忙しい人には大企業から直接声がかかるスカウト制度もあり、忙しい中で効率的に転職活動を行いたい人にもおすすめできます。
IT/WEB業界のエンジニア・クリエイター職に強い!IT専門の転職エージェント レバテックキャリア
公開求人数 | 2,000件 | 非公開求人 | 10,000件 | 対象年代 | 30代~40代 | 対応地域 | 東京都・埼玉県・神奈川県・千葉県・関西・福岡 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
年収UP率 | 非常に高い | 得意職種 |
|
関東・関西・福岡エリアのITエンジニア経験者は登録必須!
レバテックキャリアは、ITエンジニアが利用したい転職エージェントNo.1に選ばれるITエンジニア経験者専門のサービスです。関東・関西・福岡エリアでの転職支援に強く、ITエンジニアの年収UPやキャリアUP支援を得意とします。年間3000回以上の企業ヒアリングをもとに、IT業界に精通したアドバイザーが転職サポートを行うため、自分では気付かない自身の強みを見つけてもらえるかもしれません。基本的にはオンラインでの面談となっており、転職にあたっての悩みごとや不安はいつでも相談ができます。
この記事が役に立ったら
いいね!をお願いします
最新情報をお届けします