
転職によって今までとは違う職業にキャリアチェンジをしたいと思っている人は、いったいどんな職業に就くべきなのか、迷っている人もいるのではないでしょうか。また、「今と同じ職業に転職して、本当に良いのだろうか?」と、現状の職業に疑問を感じている人もいるかもしれません。
自分がどんなタイプの職業に向いているのかを知ることは、転職先を考える上でとても重要なことです。そこで、適職を見つけるための参考に、簡単な自己分析チェックをしてみましょう。
仕事をするにあたって、あなたが一番重要視していることは何ですか?
- 自分の能力を試せる仕事がしたい → 能力重視派
- 人間関係の良い職場で働きたい → 環境重視派
- たくさん稼げる仕事がしたい → 収入重視派
- 残業が少なく、しっかり休める仕事がしたい → プライベート重視派
①から④の中で、あなたが最も重要視していることは何でしょうか?「①から④まで全部」という人もいるかもしれませんが、そこまで都合のいい転職先というのは、ほとんどありません。自分がキャリアチェンジするにあたって、何に一番こだわって職業を選ぶかを決めると、自分の希望に合った職業をある程度絞り込むことができます。
“能力重視派”のあなたに向いているのは、専門的な職業
自分の能力を十分に発揮できる、専門的な職業
「自分の能力を試せる仕事がしたい」ということを最も重要視している人は、何らかの専門的な職業に就き、そこでスキルアップを図るのがベストの選択です。
専門的な職業といっても、さまざまあります。弁護士や医師なども専門的な職業ですが、資格取得のための時間や費用が膨大にかかるものは、転職先として選ぶのは厳しいでしょう。
求人が多いのは、ITエンジニアやWebクリエイター
職種未経験でも入社することができ、会社で働きながら専門的な技術や能力を身に着けることができる職業としては、「ITエンジニア」や「Webデザイナー」「コーダー」などが挙げられます。数ある専門職の中で、真っ先にこれらの職種を取り上げたのは、現在最も求人の多い職業のひとつだからです。
ロボットやAI(人工知能)が人間の職業を奪うと言われる中で、時代の波に乗ったITエンジニアやWebデザイナーのようなクリエイティブな職業は、人間が行う必要のある仕事として残る可能性が大いにあります。
特にITエンジニアの需要は非常に多く、IT企業としても本来は経験者を採用したいのですが、人材が足りないために未経験から育ててくれる会社も少なくありません。まったく違う職種からITエンジニアに転職した人も少なくなく、設計や構築といった上流工程の仕事をマスターできると、鬼に金棒の専門技術になります。
行く行くはフリーランスになるという選択肢もある
Webデザイナーやコーダーなどの情報サービス業を専門とする場合は、いずれディレクターとしての力を付けて会社の中枢に加わったり、フリーランスになって自分で仕事を取る方法もあります。専門的な職業の場合は、このように「行く行くはフリーランスになる」という選択肢があるのも、魅力のひとつです。自宅を事務所にして、場所を選ばずに働く生き方が、今後は増えてくるでしょう。
いま注目を浴びているロボットエンジニア
また、最近注目を浴び始めた職業のひとつに、「ロボットエンジニア」があります。ロボットエンジニアとは、産業用ロボットや介護ロボット、災害用ロボットなど、いま社会で必要とされているさまざまなロボットを作るエンジニアのことです。ロボット製作の請負会社であるロボットSIer(ロボットエスアイアー)の中には、理系・文系を問わず、未経験可で社員を募集しているところもあります。
ほかにもクラウドビジネスを展開する企業のプロダクトマネージャーなど、時代の最先端をいく職業の中には、人材を自社で育てることを前提に未経験可の求人をかけるケースも少なくありません。
“環境重視派”のあなたに向いているのは、ボトムアップ経営の企業
自由な社風の会社は、のびのびと仕事ができる
「お給料はそこそこでも構わないから、人間関係が良好な会社に転職したい」という人は、自由な社風の会社を選ぶと良いでしょう。若い転職者の中には一流企業にこだわる人も多いのですが、明治や昭和の頃からある老舗企業の中には、いまだに上司が部下に命令を下すトップダウンのスタイルをとっている会社もあります。間違ってそういう会社に入ってしまうと、窮屈で飛び出したくなってしまうかもしれません。
かたや風通しの良い会社は、上司と部下の間に垣根がなく、先輩と後輩のコミュニケーションも盛んで、社員は皆のびのびと仕事をしています。そういう会社は、社長が「仕事は社員の裁量に任せ、上司はそれをフォローする役割」というボトムアップの考え方を持っているので、社員同士がギスギスせず気持ちよく働くことができます。
“収入重視派”のあなたに向いているのは、営業職やIT関連
特に高収入が期待できるのは、不動産の営業職
「多少大変でもいいから、収入の高い仕事に就きたい」という人は、企業の営業職を職業に選ぶのもひとつの方法です。特に高収入が期待できるのは、不動産関連の営業職。不動産業界は未経験からの転職を受け入れる確率が高く、実力さえあれば年収1,000万円以上の収入を得ることも可能です。ただし、不動産業界は入る人も多ければ出ていく人も多く、安定雇用という点からは厳しい業界です。
IT関連のエンジニアの職業も、未経験で転職した当初は高い収入を望めませんが、数年経ってシステムエンジニアのレベルになると、年収700万円以上の収入を得ることが可能です。
他にも、Webアプリの開発者や、ゲーム開発を行うゲームエンジニアといった職業も、未経験から転職できて高収入が望める職種です。
“プライベート重視派”のあなたに向いているのは、事務系や工場勤務
事務系や工場勤務は、定時退社で休暇も取りやすい
「仕事も大事だけれど、私生活を犠牲にはしたくない。残業がなく、週休二日で有給が取りやすい仕事がいい」という人には、事務系の仕事や工場勤務の仕事などがお勧めです。
事務系の職業のすべてに残業がないというわけではありませんが、企業の事務職は定時に終わる仕事が比較的多く、土日祝日もしっかり休めます。有給休暇も比較的取りやすいでしょう。
また、工場勤務のように時間管理がしっかりしている所は、定時で終わって社員が一斉に帰宅するというパターンも少なくありません。店舗の販売スタッフなども、閉店後に片づけをして定時に帰れるケースが多いでしょう。
適職を見つけるための自己分析チェックに関するまとめ
自分の能力を試すことができ、人間関係が良好で高収入が得られ、残業がなくプライベートも大事にできる職業があったら、こんなに最高の転職先はありません。しかし、現実はけっこう厳しく、残業がなければ収入が少ないなど、どこかしら我慢をして転職先を見つける人が多いようです。
しかし、「ここだけは絶対に譲れない」という部分にこだわって転職先を選ぶと、多少の不満はあっても、概ね満足できるものです。転職先を探すときは、このように「自分自身が一番こだわっている条件は何か?」を考えながら探すと良いでしょう。
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