面接 INTERVIEW

面接官に良い印象を残す、自己紹介のコツ

更新日:2018.11.9
公開日:2018.1.25

転職を希望する会社の書類選考が通り、いざ面接へと臨むとき、「どんな自己紹介をしたらいいのだろう?」と悩む人は多いかもしれません。実は、この自己紹介。応募者の第一印象を決定づける、極めて重要なアイテムなのです。

わずか数分という短時間で自分の人柄や個性を伝え、目の前にいる面接官や採用担当者の心をグッと惹きつけるには、いったいどんな自己紹介をしたらよいのでしょうか?面接で良い印象を残すための、自己紹介のコツをご紹介します。

まずは自己紹介のパターンを把握しましょう

自己紹介には一定のパターンがあるので、まずはそれを把握することが大切です。

  1. 挨拶をして、名前を名乗る
  2. 職務経歴を紹介する
  3. 自己PRを話す
  4. 志望動機を話す
  5. 締めの挨拶をする

自己紹介というと頭の中が真っ白になってドキドキしてしまう人も、「取りあえずこの通りに話をまとめればいいのだな」と思うと、少し気が楽になるでしょう。

面接の自己紹介の一例

では、細かい話をする前に、自己紹介の一例をご紹介しましょう。自己紹介にかける時間は、通常3分程度です。

ハウスメーカーから不動産会社への転職を希望するAさんの、面接での自己紹介

職務経歴を紹介する

「私は2012年に〇〇大学を卒業し、新卒社員としてハウスメーカーの株式会社〇〇に入社しました。配属されたのは営業部で、5年間にわたり新築マンションの販売に携わってきました。新築マンションの分譲が決まると、開発部や広報部と連携をとってマンションの売り出しをスタートし、モデルルームでお客様をご案内したり、契約や住宅ローンの締結・登記などに関わるさまざまな業務を行ってきました。入社3年目からは、3名の新卒社員のリーダーとして、OJTを行うなど後輩のフォローも行いました。」

自己PRを話す

「5年間の営業活動を通して、私は“お客様との信頼関係”が仕事をする上でいかに大切かを、学ばせていただきました。入社当初は、営業成績を上げることに躍起になっていましたが、そのときは思うように数字が伸びませんでした。ところが、入社1年後に、一生懸命お世話をしてマンションをやっと購入されたお客様からお電話をいただき、『私たちのために懸命にお世話をしてくださって、本当にありがとうございました。ようやくマンションを購入することができ、心から感謝しています。新居はとても快適で、満足しています。』とお礼の言葉をいただき、涙が出るほどうれしかったのを覚えています。『仕事のやりがいとはこういうことなのか』と、そのときに実感し、それ以降はお客様の満足度を高めることを第一に営業活動を行ってきました。不思議なことに、それからは営業成績がどんどんあがり、入社3年後には同期の中で営業成績トップとなることができました。」

志望動機を話す

「仕事はその後も順調に進み、やりがいを持って業務に取り組んでいたのですが、3ヶ月ほど前に上司から声がかかり、『君の手腕を買って、海外の営業所長に抜擢することになった』と、海外勤務を命じられました。私は深く悩みましたが、現在は私の親と2世帯住宅に住んでおり、やはり日本を離れるわけにはいかないと判断致しました。そのような状況の中で御社が営業社員を募集されていることを知り、御社のように地域に密着した不動産会社でぜひ働きたいと、強く思うようになった次第です。

私のこれまでの経験を活かし、今後は地域の人々と共に歩む不動産営業マンになりたいと、考えております。御社の営業される地域は、私の生まれ育った街でもあります。この街の魅力や特徴は熟知しており、その思いをお客様にもお伝えしたいと考えております。」

締めの挨拶をする

「本日は何卒よろしくお願いいたします。」

面接の自己紹介をする際に押さえておきたいポイント

面接で自己紹介をする際に押さえておきたいポイントをお話ししましょう。

中途採用で最も重要なのは“職務経歴”

新卒の就職試験で行う自己紹介では、応募者のやる気や人間性を重要視しますが、中途採用の場合に最も重要なのは“職務経歴”です。今までどんな仕事をしてきて、それを新しい会社でどのように活かせるのかを、わかりやすくイメージできる自己紹介にする必要があります。

面接官に突っ込まれたい内容を、自己紹介の話題に盛り込む

面接の際は、自己紹介以外すべて「面接官からの質問に答える」という形式で進んでいきます。いくら自分が「これについてもっと話したい」と思っても、面接官から質問がなければ答えることはできません。そこで、自己紹介の内容が重要になってくるのです。

自己紹介で話した内容の中から、「これはもう少し内容を突っ込んで聞いてみたい」と面接官に思ってもらえるよう、工夫をして話すことが大切です。たとえばこんな風に…

面接官の質問で話が盛り上がり、採用に至ったBさんの自己紹介

面接の際、自己紹介に見事に成功し、面接官との話が盛り上がって採用に至ったBさんの事例をご紹介しましょう。Bさんは家電量販店の販売職を経て、メーカーの取扱説明書を制作する会社に転職を果たしました。以下、Bさんの面接での自己紹介の一部です。

■面接でのBさんの自己紹介

「私はこれまで5年間、家電量販店で販売の仕事をしてきました。私自身も主婦ですので、家電製品を毎日使っており、自分の経験を活かしながらお客様に商品のご紹介をしてきました。

1年ほど前に、「煮物が美味しくできるというからこの調理器具を買ったのに、ぜんぜん美味しくなかった」と苦情にいらしたお客様がいらっしゃいました。そのお客様は、「取扱説明書の通りにやったら、素材がグッタリしなびてしまった」と、商品を購入したことを後悔されているご様子でした。

詳しくお話を伺ったところ、実は取扱説明書の文章が誤解を与えるような書き方をしていたため、お客様が使い方を間違えていらしたことがわかりました。そこで、その場で正しい使い方をイラスト入りで書いて差し上げたところ、お客様は大変喜んでくださり、数日後に作った煮物を持って御礼に来てくださいました。

これがそのときのメモです。それから私は「もっとわかりやすく親しみやすい取扱説明書を作りたい」という気持ちが芽生え、御社の社員募集に応募させていただいた次第です」

■自己紹介の話題をきっかけに話が盛り上がる

このBさんのエピソードが、面接官の興味を引き、話を盛り上げるきっかけになりました。

面接官「ではBさんに質問ですが、当社は現在〇〇という調理器具の取扱説明書を受注し、「主婦の人が読みたくなるような取説にしてほしい」と依頼を受けています。あなたなら、どのような取説を制作しますか?」

Bさん「はい、私なら、まずは“すぐに使いたい派”の方のために、巻頭に『〇〇早わかり』を制作します。調理器具の画像を中心に吹き出しを付けて、イラストも入れて、取りあえずすぐに操作ができるように導きます。その他のページも、画像とイラスト・吹き出しを多用して、わかりやすく説明します。この調理器具は意外と操作が複雑なので、購入した人が商品の良さを実感しなければ口コミは広がりません。インターネット上でチャット形式の相談コーナーを作ってもいいかと思います。」

面接官「なるほど、それは面白そうですね。もっと話を聞かせてくれませんか?」

このように面接官とBさんとの間で話が盛り上がり、Bさんは見事取扱説明書の制作会社に入社することができました。Bさんがもしも面接でエピソードを話さなければ、ここまで話が盛り上がらなかったかもしれないと思うと、自己紹介の内容がいかに大事かを思い知らされます。

自己紹介は長すぎず短すぎず、指定された時間があればそれを守る

自己紹介は、言いたいことが山ほどあるからといって、ダラダラといつまでも話してしまうとかえって逆効果です。通常は3分程度で、文字数にするとおおよそ900文字前後です。

あらかじめ話したいことを文章にまとめておき、実際の自己紹介はそれを棒読みするのではなく、自分の言葉に消化させて自然体で話すことが大切です。

3分程度を想定して練習をしていても、中には「1分間でまとめてください」といった意地悪な要求をしてくる企業もあります。あなたがどれだけ臨機応変に話をまとめられるか、その場での対応力を試そうとする意図があるのかもしれません。

その際は、職務経歴の概要と簡単な志望動機だけでまとめるのも、ひとつの方法です。面接の前に「自己紹介が1分の場合」「自己紹介が3分の場合」と、さまざまなパターンを練習してみるのも良いでしょう。

自己紹介のときは笑顔を忘れず、ハキハキと話す

自己紹介をするときの自分の表情にも、十分に注意しましょう!真面目な顔でモソモソと口ごもるように話すと、「暗くてはっきりしない性格ではないだろうか?」と思われてしまいます。面接官の目をしっかりと見ながら、常に笑顔でハキハキと話すことが大切です。

最初と最後の挨拶をしっかりと丁寧に

「自己紹介をしてください」と言われたら、まずは挨拶をして名前を名乗り、自己PRや志望動機を話したら、最後に締めの挨拶をすること。これは自己紹介の基本中の基本なので、絶対に忘れないようにしましょう。

かといって、必要以上にかしこまる必要はありません。最初に面接の機会を与えてもらったことへの感謝を伝え、最後によろしくお願いしますという気持ちを伝えるだけでいいのです。

“礼に始まり、礼に終わる”というのは、日本の武道の精神でもあります。剣道などでは、「礼儀・礼節を持って試合に臨むことは、勝敗よりも重要である」と考えられてきました。面接の際の礼儀は、話すことの内容と同じくらい重みがあると考えた方が良いでしょう。

こうした応募者の態度の一つひとつを、“人を観るプロ”である採用担当者が、けっして見逃すはずはありません。

「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえたら、大成功!

自己紹介のインパクトはとても強いので、採用担当者や面接官から「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、向こう側から見た自分自身の印象を常に意識して話すことが大切です。

「一緒に働きたい」と思ってもらうためには、人柄が良く、明るくにこやかで、前向きな意欲を持っているかどうかが重要になります。面接にことごとく受かる人もいれば、能力があるのになぜか落ちてしまう人がいるのは、この辺にも違いがあるのでしょう。

自己紹介では姿勢を正し、きちっとした態度を示すことも大事ですが、自分から心を開いて話すことも大切です。それによって、採用担当者や面接官に親しみを感じてもらうことができ、お互いの心の距離もグッと縮まります。

面接の自己紹介に関するまとめ

面接の自己紹介で押さえておきたいポイントをいろいろとご紹介しましたが、結局のところ日本の企業の採用試験では、「一緒に働きたい」という共感の気持ちこそが、採用へとつながる一番のカギになるのではないでしょうか?

先に紹介したBさんのように、自己紹介をきかっけに面接で話が盛り上がり、採用へと結びつくケースはよくあります。面接官も人の子、能力はあるけれどとっつき難い人よりは、一緒に気持ちよく仕事ができる人と一緒に働きたいと思うのは、当然のことです。

そのあたりの人の心理も考えながら、いかに採用担当者や面接官と心を通わすことができるかを、工夫するようにしましょう。

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