世代別 GENERATION

20代の転職を成功させるための、3つのアピールポイント

更新日:2018.11.9
公開日:2018.7.9

20代は、どの企業からも引く手あまたで、転職をするには絶好の年代といえます。「今までやっていた仕事と違う職種を選びたい」と大胆な決断をしても、20代ならギリギリセーフで許されます。そういう意味では、「何の心配もなく転職活動をしてください」と言いたいところですが、本当に心から満足できる転職先を見つけたいと思うなら、そうはいきません。

並みいる20代のライバルを押しのけて、理想の企業に転職するためには、自分を効果的にアピールするポイントをしっかりとつかんだ上で応募や面接に臨むことが大切です。では、20代の転職を成功へと導くために、これだけは押さえておきたい3つのアピールポイントをご紹介しましょう!

転職者の4割近くは20代後半。ライバルも理想の転職先を狙っている!

20代は求人を募集する企業の数もダントツに多いのですが、「20代のうちに転職をしたい」と考えている人の数も、他のどの年代よりも大勢います。総務省統計局の平成29年労働力調査によると、2017年の転職者総数は311万人。そのうち15~34歳までの転職者は136万人と、半数近くに及んでいます。

また、転職エージェントのDODAが2017年下半期の転職者を集計したところ、転職者のボリュームが最も大きい年代は25~29歳で、38.1%という結果が出ています。転職者の実に4割近くを、20代後半が占めているということになります。

「会社の業績が傾いた」「リストラに遭った」といったさまざまな事情をかかえるミドル世代とは違い、20代の転職希望者の多くは「今よりもっと良い転職先を探したい」と考えており、その分強気で応募や面接に臨んでくる可能性が高いでしょう。

もし、あなたが「今よりも条件的にも環境的にも良く、ずっと働きたいと思える企業に転職したい!」と考えるなら、よほど心して転職活動に臨む必要があります。

彼を知り、己を知ることが、20代の転職必勝の秘訣!

企業がどんな人材を求めているか、自分がそれにどう貢献できるかを知る

「彼を知り、己を知れば百戦危うからず」という孫子の兵法の言葉がありますが、その後の原文には、こう書かれています。「彼を知らずして己を知れば、一勝一負す。彼を知らず己を知らざれば、戦う毎に必ず殆し」。

「敵の実情と己の実情を把握していれば、たとえ百戦戦っても負けることはない。敵の実情を知らず、己の実情だけを把握していると、勝つことも負けることもある。そして敵のことも己のことも把握していなければ、必ず負けるだろう」というような意味ですが、ここには転職活動の大きなヒントが隠されています。

それは、「敵を知ること」と、「己を知ること」の重要性です。敵を知るとは、募集する企業がいったいどんな企業で、20代のどんな人材を求めているのかを把握すること。そして己を知るとは、自分にどんな能力があり、どれだけその企業に貢献できる人間なのかを知ることです。

“企業研究”と“自己分析”、この2つのどちらかひとつが欠けていても、転職を成功させることはできません。逆に言えば、この2つさえしっかりと準備しておけば、孫子の言う通り「百戦危うからず」の求職者になれるということです。

企業が望む20代転職者に、自分がピッタリの人材であることをアピールする

企業は20代前半の転職者に社会人としての常識とフレッシュさを求めている

まずは、企業が20代転職者に何を求めているのかについて、お話ししましょう。同じ20代でも、20代前半と20代後半とでは、企業が求めている人材のイメージにも違いがあります。

20代前半といえば、まだ大学を卒業して間もない年代。浪人をして大学院を卒業したら、新卒者でも25歳という人はざらにいます。そんな初々しい20代前半の転職希望者に対して企業が求めているのは、

「特別なキャリアは必要ないが、社会人としての一般常識はわきまえていてほしい」
「新卒のようなフレッシュな気持ちで、会社に溶け込んでほしい」

ということです。そのため、「自分はもう社会人なのだから、キャリアをアピールしないと」などと考えてしまうと、逆効果になってしまう場合もあるので注意しましょう。

そもそも、企業が20代前半の転職者を受け入れたいと考える理由には、新卒で入社した社員のうち何人かが辞めてしまい、欠員ができたケースも少なくありません。そのため、第2新卒として20代前半の社員を入れたいと思っているので、キャリアまでは期待していないのです。

しかし、中途入社の社員に対しては新卒社員のように手厚い研修はできないので、ある程度社会人としてのマナーや一般常識を知っていてほしいという気持ちはあります。そんな企業の本音に最も響くアピール法は、やはり自分がいかにその企業へ転職したいかを、真摯な気持ちで伝えることでしょう。

20代前半の人が採用試験を受ける場合は、あくまでも新卒のようなフレッシュな気持ちを持ちつつ、社会人としての基本的な常識を備えていることをアピールすることが大切です。転職エージェントに登録すると、担当のキャリアコンサルタントがその辺は丁寧に教えてくれるので、大いに活用することをお勧めします。

20代後半の転職者に対しては、企業もこれまでの職歴を考慮する

20代前半とは違い、20代後半の転職者に対しては、企業も前職でどのような仕事をしてきたのかを考慮するようになります。かといって、30代の転職者のようにリーダーとしてのキャリアまでは求めていないので、あくまでも「うちで働いたらどんな活躍をしてくれる人なのだろう?」という可能性の視点からチェックしています。

そのため、20代後半の転職希望者に対して企業が求めているのは、

「今後うちの会社で成長できる人材であってほしい」
「募集する職種のキャリアはなくてもいいが、素養は持っていてほしい」

ということです。そのため、「自分はまだ20代だから、企業側も未経験OKだというから、特に今までの経験をアピールする必要はないだろう」などと考えていると、落とされてしまうかもしれません。また逆に、20代のたった数年間しかないキャリアをわざと大きく膨らませようとしたり、応募する職種に無理やり結び付けてアピールする必要もありません。

企業としては、新卒から20代後半までの年月を、応募者がどのような気持ちで仕事に取り組み、どんな能力を発揮してきたのかを知りたいと思っています。たとえその仕事が募集している職種とは違っても、どのように仕事に取り組む人なのかがわかれば、将来性を推し量ることができるからです。

20代の転職だからこそ、応募書類で“やる気”と“誠実さ”を強くアピール

キャリアの浅い20代にとって、応募書類のやる気アピールは必須

20代の転職希望者の中には、「まだたいした経歴はないから、応募書類は簡単に書いておこう」と考える人がいるのですが、実はキャリアの浅い20代だからこそ、応募書類で自分の“やる気”と“誠実さ”をしっかりとアピールする必要があります。

たとえば30代でシステムエンジニアのキャリアを持つ人が応募する場合であれば、「〇〇株式会社の〇〇部でシステム設計を〇年やってきました」と言えば、その一言である程度の実績や能力は察しがつきます。企業側はそれをベースとして、どんな人材なのかを深堀りすることができるでしょう。

ところが、20代の転職希望者には、その確たるベースがありません。そのため、いったい何を理由に採用したら良いのか、企業側としても悩むのです。「〇〇君は今まで総合職の仕事に一生懸命取り組んできて、後輩の面倒もよくみていたようだ。彼のような誠実な人間なら、当社の社員として十分やっていけるだろう」というような、抽象的な判断をせざるを得ないため、なおのこと応募書類や面接から得られる情報が貴重なのです。

後輩への指導経験や、新人研修の経験をアピールしてもOK

採用試験に応募する際には、自分がどのような仕事をしてきて、どんな能力を持っているかを、たとえ20代の少ないキャリアでも応募書類でしっかりと伝えましょう。たとえば応募する職種とは直接関係なくても、自分が先輩として後輩の指導にあたってきた経験や、取引してきた業界に関する知識、新人研修でマスターした訓練の内容なども、ひとつの立派なアピールポイントとなります。

その内容を見て、採用する企業側は「やはり新卒とは違う、しっかりとした社会経験を持っている。安心して採用できる人材だ」と判断することができるのです。

退職理由や志望動機を練ることも、非常に重要

なぜ今まで働いていた会社を辞め、この企業に応募しようと思ったのかという一連のストーリーは、企業が20代の転職者を採用する際に決定打ともなる情報です。「前の会社は残業が多くてプライベートがまったくないので、残業が無い御社に入りたいと思いました」などという自分サイドの退職理由や志望動機では、採用はほとんど望めません。

たとえば、残業が多いことが退職理由だったとしても、「前職では人間関係は良好だったのですが、毎日退社時間が夜11時を超えていたため、スキルアップのための時間を十分に確保することができませんでした。御社には資格を取得することでキャリアアップできる仕組みがあるため、定時に退社できる日は資格取得のための勉強に時間を費やし、着実にキャリアアップを図りたいと思っています」といった前向きな表現の仕方にすると、グッと好印象になり、やる気をアピールすることもできます。

キャリアを評価されて採用されることが難しい20代だからこそ、なぜ転職したいのかという部分でやる気をしっかりとアピールし、「この人を採用したい!」と採用担当者や面接官に思わせることが大切です。

「採用担当者はどう感じるだろう?」ということを意識して書類作成を

応募書類を提出する際、応募者としては「どんな内容にしたらいいだろう?」ということに気持ちが集中してしまいがちです。しかし、採用担当者は応募書類の内容だけでなく、書類全体から伝わってくる応募者の印象というものを、とても重要視しています。

「この20代の応募者は、いったいどんな性格の人なのだろうか?」「コミュニケーション能力は高いだろうか?」「仕事に対するやる気は十分にあるか?」といった具合に、書類全体を通して応募者の人となりを見抜こうとしているのです。

そのときに、たとえ素晴らしい経歴がなかったとしても、「一生懸命書いたのだな」というオーラが伝わってくれば、採用担当者は間違いなく応募者のやる気と誠実さを感じ取るでしょう。応募書類をしっかり書くことには、そうした側面もあるので、できる限り空欄は作らず、簡潔でいながらはっきりと意思の伝わる書類にまとめることが大切です。

面接では、20代に求められる“人間力”をアピール

20代を採用するにあたって、企業はスキルよりも人間力を重要視する

前項では応募書類についてお話ししましたが、では書類選考後に行われる「面接」はどうかというと、20代の採用にあたって面接は“極めつけ”ともいえるほど重要です。応募書類でアピールできるキャリアがないからこそ、“人間力”で勝負する必要があるのです。

採用する企業側も、20代の若者を受け入れるにあたっては、中途半端なスキルよりも人間力を最も重要視します。なぜなら20代といえば、低迷する経済情勢の中を必死で生き抜いている企業にとって、未来を支えてくれる大切な存在だからです。

企業は20代に、未来の頼もしいリーダーを求めている

企業は20代社員が30代となって中堅リーダーに成長したときには、どんなことにもへこたれずにやっていける力や、人に言われないでも自分で仕事を開拓できる実行力、部下から慕われる包容力を持って、皆を引っ張っていってほしいと思っています。

本来ならばそれは新卒者に期待するところですが、企業の中には新卒を一から大切に育てる余裕がないため、第二新卒者や20代転職者に白羽の矢を立てている企業も少なくありません。

面接の中で人間力をアピールし、「一緒に働きたい」と思ってもらうことが大切

このように、企業から人間力を期待されている20代の求職者にとって、面接は“ここ一番の大勝負のとき”と言っても過言ではありません。特に営業や企画・サービスといった職種を希望する人は、人間力の高さを大いに期待されていると思って間違いないでしょう。

人間力といっても、何もバリバリの体育会系のような、パワフルな人でなくてはならないというわけではありません。静かな落ち着いた雰囲気の人であっても、人を包み込むような優しさや誠実さがあり、そこを慕われてリーダーシップを発揮する人もいます。

大切なのは、面接の中でそうした自分の人間的な魅力を十分に出し切り、採用担当者や面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらうことです。

面接で自分の人間力をアピールするためには、どうしたらいい?

では、面接で自分の人間力をアピールするためには、いったいどうしたら良いのでしょうか?まずは、自分が人間的な面でアピールできることは何なのかを、自己分析することが大切です。いつもどんなことを考えて行動しているか、どんな人間になることを目指しているか、どんなことに感動し、心を動かされるかなど、思いつくことを転職ノートなどに書き出してみましょう。

それによって自分の人間的な面でのアピールポイントがわかり、面接時にそれを織り込んで話すことができます。

また、職場の先輩や同僚・後輩、学生時代の部活仲間とのエピソードなどがあれば、それも書き出しましょう。面接時の自己PRなどにうまく盛り込むことができれば、リアルな情報として面接官の心に残ります。

面接時は笑顔で表情豊かに、自信をもって話すこと

20代の応募者が面接をするときには、「どんなことを話すか?」も重要ですが、それと同じぐらい「どんな風に話すか?」が採否に大きく関わります。応募者の表情や姿勢・堂々とした態度などから、面接官はその人の人間力を見抜き、採用後の活躍ぶりを推測するのです。

もちろん他の年代でも表情や姿勢・態度などは重要ですが、キャリア以外の部分が大きな評価の対象となる20代においては、何にも増して重要ということです。

「どんな姿勢や態度で面接に臨んだらいいかわからない」という人は、下記の記事を読んで面接時の姿勢や態度に気を付け、面接官に豊かな人間性を感じてもらえるよう、好印象を与えるテクニックもマスターしておきましょう。


暗記した文章の棒読みは絶対にNG!自分の言葉で話すことが大切

自分がどんな人間なのかを面接官に伝えるためには、面接官と心を通わせることが大切です。そのためには、たとえどんなにあがり症の人でも、覚えてきた文章を棒読みするような受け答えは絶対にNGです!内容的にはいいことを言っていても、気持ちがストレートに伝わらないので、面接官の心にまったく響かないからです。

これはスピーチなどでも言えることですが、「話をソツなくまとめよう」とすればするほど、話は杓子定規でつまらなくなり、聞く人に感動を与えません。「きちんと話さなければ」という責任感から、緊張状態にも陥ってしまいます。これでは、面接官と心を通わすことなど、到底無理というものです。

もちろん、何もかもまっさらな状態で面接に臨んだほうがいいというわけではありません。面接でよく聞かれる質問には、すべて答えられるだけの準備はしておきたいものです。ただし、話すことを丸暗記するのはかえって逆効果なので、面接官の質問に対してはあくまでも自分の言葉で話すことが大切です。

面接の練習は自分一人ではなかなか難しく、特に人生経験がまだ浅い20代の場合は、自分以外の人のアドバイスをもらうことが大いに参考になります。できれば転職エージェントに登録するなどして、キャリアコンサルタントに模擬面接をお願いし、プロの目からサポートしてもらうことをお勧めします。

20代の転職を成功させるためのポイントに関するまとめ

20代の転職は、これからの人生を決める上で大きなターニングポイントになります。本当に心から転職したいと思える企業を選び、自分のアピールポイントをしっかりと伝えて、転職を成功へと導きましょう!

転職支援実績が豊富な転職エージェント・転職サイト3選

リクらくは学歴・職歴に自信がない20代を正社員にした支援実績多数あり リクらく

総合評価 4.4
求人の質 4.0
サポート 4.6
スタッフ 4.6
  • 正社員
  • 未経験OK
  • フリーター歓迎
  • 女性
  • 給料UP率高
公開求人数 - 非公開求人 2,000件 対象年代 20代・フリーター・既卒第二新卒 対応地域 東京・神奈川・千葉・埼玉
年収UP率 未経験OKの高年収求人多数! 得意職種
  • ◎全業種
絶対に就職・転職を成功させたい20代は、リクらくがオススメ!

リクらくは、20代に特化した転職エージェントです。そのため、20代までの学歴・職歴不問の未経験歓迎求人がほぼ全求人となっており、スキルや経験に自信がない方でも正社員の内定を取れます。今まで正社員になれなかったフリーターの方など、20代には絶対オススメできる転職エージェントです。

未経験者、フリーターでも正社員内定率80.3%の就職・転職支援サービス ジェイック

総合評価 4.3
求人の質 4
サポート 4.5
スタッフ 4.5
  • 全国対応
  • 正社員
  • 未経験OK
  • フリーター歓迎
  • 女性
  • 非公開求人多数
公開求人数 - 非公開求人 5,000件 対象年代 20代・未経験・フリーター 対応地域 全国
年収UP率 非公開 得意職種
  • 営業
  • 事務
  • ITエンジニア
20代の未経験就職・転職に強い就職・転職支援サービス!

JAICは既卒、第二新卒、大学中退、フリーターなど20代の未経験者に特化した就職支援サービスです。完全無料で社会人としての手厚い研修を受けられるため、未経験者、フリーターでも正社員内定率80.3%という実績!また、書類選考なしで面接だけでの就活が可能です。

20~30代の転職成功率No.1!非公開求人のみのマイナビエージェント マイナビエージェント

総合評価 4.4
求人の質 3.9
サポート 4.2
スタッフ 4.6
  • 全国対応
  • 正社員
  • 未経験OK
  • 女性
  • 非公開求人多数
  • 給料UP率高
公開求人数 6,544件 非公開求人 21,388件 対象年代 全年齢 対応地域 全国対応
年収UP率 やや高い 得意職種
  • 営業
  • 企画
  • 事務
  • ITエンジニア
  • 金融系
  • コンサルタント
20代に最も支持されている転職エージェント!独占求人80%

キャリアアドバイザーとの距離が近く、特に転職前後のサポートに定評があります。20代でも年収アップの実績が多数あり、給料が上がらなくてお悩みの若い世代には特におすすめの転職エージェント。現在の職場に不満を感じている方は、まず無料のキャリアカウンセリングを受けてみることをおすすめします!

都道府県別おすすめ転職エージェントを利用して納得の転職を

特集記事

都道府県別転職エージェント