世代別 GENERATION

40代で転職をするなら、ここをポイントに会社選びを!

更新日:2018.11.9
公開日:2018.7.9

40代の転職は、これまでのキャリアを存分に活かして年収を大幅にアップできる人もいれば、逆に待遇の悪い企業に転職が決まって嘆く人もいます。つまり、人によってかなり落差が激しいのが、40代の転職の現実なのです。

では、40代で年収を大幅にアップできる人とは、どんなキャリアを持った人なのでしょうか?また、「40代でも本当に満足できる転職ができるのだろうか?」と危機感を持っている人は、いったいどうすれば理想の転職先を見つけることができるのでしょうか?40代の転職の実態なども踏まえながら、お話ししたいと思います。

40代の転職は全体的に考えると非常に難しい

40代を境に転職後の年収減少が始まる

40代の転職は、もともと20代や30代に比べると、全体的にとても厳しいのが現実です。2015年3月にリクルートワークス研究所が発表した「ワーキングパーソン調査2014」によると、40代で転職後に年収が10%以上増えた人は32.2%、10%以上減った人は32.9%です。

この数字だけを見ると「年収が上がった人も下がった人も同じぐらい」と思ってしまいますが、20代・30代は転職後に年収が増加する割合が40代よりも5~10%多く、40代を境に転職後の年収減少が始まることを示唆しています。

40代の転職1年後の年収は平均450.9万円

40代の正社員・正職員の転職1年後の年収は、平均450.9万円。しかしこの数字は、高額所得者が跳ね上げている部分もあるため、40代の多くの人の平均年収とイコールではありません。

40代の平均年収で最も比率が高いのは300万円~400万円未満で23.3%、次に多いのが200万円~300万円未満で22.6%、続いて400~500万円未満の15.1%という数字になっています。

40代で転職1年後の年収が400万円未満の人は半数以上もいる

実にショッキングな数字なのですが、40代の転職者で年収が400万円未満の人は53.4%と、なんと半数以上にも上っています。「40代の転職1年後の年収がそんなに低いとは!」と、ショックを受けた人もいるのではないでしょうか?

40代であれば、少なくとも500万円以上はもらいたいところ。それが転職によって年収が減少してしまい、300万円台になってしまう人も少なくないということです。さらに、年収300万円未満のパーセンテージに至っては40代の方が30代よりも多いという、非常に不安な結果も出ています。

40代の平均応募者数は10.6社、そのうち内定に進むのは1.4社

また、40代で転職活動を行った人が企業に採用される確率は、どのぐらいあるのでしょうか?40代の平均応募者数は10.6社。そのうち書類選考に通って面接に進める割合は約35%(3.6社)、さらに内定に進む確率は約30%(1.4社)という結果が出ています。約10社に1社の割合で、採用内定が決まったことになります。

10社の採用試験を受けて、やっと1社の内定が決まるという過酷さ。そしてたとえ採用されても、半数以上の人が年収300万円台で我慢しなければならない現実。その辺をよく考えた上で、40代の転職はくれぐれも慎重に行うことが大切です。

40代で転職1年後の年収が700万円以上の人も10人に1人はいる

そうかと思うと、40代の転職者の中には、年収1,000万円以上を確保している高額所得者もいます。割合的には全体の6.2%とけっして多くはありませんが、すべての年代の中で年収1,000万円以上の割合が一番多いのは40代なので、それは非常に嬉しいことです。

また、年収700万円以上の人の割合は、全体の12.4%になります。約10人に1人と考えると、けっして多いとはいえないでしょう。しかし、40代でハイクラスの転職を実現する人が、確かに10人に1人はいるということです。

40代でハイクラスの転職を実現する人とは、いったいどんな人?

では、40代でハイクラスの転職を実現できる人とは、いったいどんな人なのでしょうか?ハイクラス求人の多くは管理職や専門職・営業職で、経営企画のディレクターや、技術系のエキスパート、新規事業のプロジェクトリーダー、経営幹部、AIプロデューサーなど、どれも長年にわたるキャリアと高い能力を認められてキャリアアップするケースです。

たとえば「営業職の課長として実績を出し続けてきたが、企業全体の経営が思わしくなく、上のポストもつかえているので、このまま同じ会社にいても昇進が望めない。業績が伸びている企業の新規プロジェクトリーダーの求人があれば、転職したい」というような場合は、ハイクラスの転職を実現できる可能性が高いでしょう。

20代から仕事をスタートしたとすると、40代には15年前後のキャリアを有しているはずです。その間に自分がしっかりと実績を積み、高い職務能力を持ち、かつ転職を望む職種が高額所得を望める職種であれば、40代の転職でもキャリアアップを実現することは可能です。

40代の転職活動は絶対に妥協できない条件を決めておく

企業と自分との妥協点をどこに見出すかが、重要なポイント

40代の転職を成功させるには、企業と自分との妥協点をどこに見出すかが、重要になってきます。「休日が少ないのはしんどいけれど、家の近くにある会社だから通勤時間は少ないし、何とかやっていけるだろう」といったように、理想の条件ではないけれど妥協できる範囲であれば、受け入れる気持ちが大切です。

しかし、「子どもと触れ合う時間を大切にしたいから、休日は土日じゃないと困る」「住宅ローンをかかえているから、前職の給与額は絶対にキープしたい」といったように、絶対に譲れない条件というものもあるのではないでしょうか?

あきらめる条件があまりに多い場合は転職そのものを見直してみる

「ここは絶対に外せない!」という条件まで妥協してしまうと、後で必ず後悔することになります。希望条件に優先順位を付けて、上位のものは最後の最後まで死守しましょう。希望条件が下位のもので妥協しても、上位のものさえクリアしていれば、人間は納得できるものです。

そして、どうしても優先順位のトップを妥協せざるを得ないほどあきらめる条件が多い場合、もしもまだ会社を退職していないなら、転職そのものを見直してみることも必要でしょう。どちらが40代の自分にとって本当に良い結果となるのか、5年後・10年後はもちろんのこと、退職後に年金生活となったときの収入までシミュレーションしてみることです。

「人生100年時代」と言われる今、実は60歳や65歳で定年を迎えた後の生活というのは、意外と長く続きます。たとえあと15年ほど今の会社で我慢をしても、その後の20年で幸せな人生が築ければ、それで良しと妥協する選択肢もあります。

自分のキャリアにピッタリの求人を探す

40代で転職する際に、異業種への転職はほぼ100%考えられません。今までやってきた経験を活かして、どこまで自分が企業に貢献できるかが、転職成功のカギになります。そのためには、自分のキャリアにピッタリの求人を探すことが大切です。

「今まで営業をやってきたが、やはり自分には営業は向いていない」と言えるのは、せいぜい30代まで。40代以降は、職種で迷う選択肢はありません。自分のキャリアを徹底的に活かせる求人を探し、「御社が求めている業務に関しては、すべて私にお任せください」と言えるぐらいの強いアピールが欲しいところです。

「でも、自分はそこまでのキャリアを持っていない」という人もいるのですが、果たして本当にそうでしょうか?キャリアの棚卸をしてみると、意外とそんなことはなく、自分にもそれなりの立派なアピールポイントがあることに気づかされます。まずはこれまでの経験を見直し、自分にどんな実績があって、どんなことができるのかを、自己分析してみましょう。

自分の実績や能力を文字にすることで、あらためて「そうか!自分はこんなことも、あんなこともできたのだ」と気づき、書類選考や面接でしっかりとアピールすることができます。

履歴書・職務経歴書を練りに練る

40代の転職は、応募の書類選考の段階でどんな人物なのかがイメージできないと、そこで無情にもハネられてしまう可能性があります。自己PRや志望動機を読んでもピンとくる点が無く、写真からも何となく暗い中年の印象が伝わってくると、採用担当者も「会うだけ無駄かな」ということになってしまうのです。

書類選考でハネられないためには、履歴書や職務経歴書を練りに練って、自分の魅力を最大限に伝えることが大切です。もちろん面接時にも自己PRや志望動機などは話しますが、短時間の面接内ですべてを話し切ることはできませんし、伝え忘れてしまう場合もあります。そんなときでも、応募書類にすべてが網羅されていれば、慌てずに済むでしょう。


また、応募書類に貼付する証明写真も、非常に重要なインパクトがあります。特に40代は若い頃と違って、写し方ひとつですごく老けて見えたり、生活に疲れたように見えてしまいがちです。「本当に違う!転職の証明写真の好感度を劇的にアップさせるコツ」をよく読み、好感度の高い証明写真を貼付しましょう。

キャリアに自信がない人はできるだけ多くの転職エージェントに登録する

キャリアコンサルタントに相談しながら進めていくこと

40代で転職を考える場合、自分のキャリアをしっかりとアピールできる自信がある人は良いのですが、「会社の事情で転職せざるを得なくなった」「親と同居するために引っ越すので、転職が必要になった」など、さまざまな事情で転職を余儀なくされた人もいるでしょう。

その場合、ただでさえ40代で求人が少ない中から自分にピッタリの転職先を探すのは、至難の業です。それを何とかするためには、できるだけ多くの転職エージェントに登録し、可能性の幅を広げることです。

求人数の多い転職エージェントを中心に、あやしい転職エージェント以外は、できるだけたくさん登録しておきましょう。そして自分と相性の良いキャリアコンサルタントを見つけ、その人にピッタリと付いて、自分に一番合った転職先がどこかを相談することです。

キャリアコンサルタントにスルーされても落ち込まないこと

キャリアコンサルタントはたくさんの転職希望者を相手に仕事をしているので、40代で転職エージェントに登録すると、その後で何の連絡もこないケースが少なくありません。キャリアコンサルタントも自分の採用実績がほしいので、どうしても20代や30代に重きを置きがちなのです。

しかし、そんなことでいちいち落ち込んでいては、40代の転職は実現しません。40代で転職エージェントに登録する場合は、むしろ「スルーされるなんて当然」ぐらいに考えて、親切に付き合ってくれる誠実なキャリアコンサルタントを一人でも見つけることに力を注いだ方が賢明です。

5~10社に登録して、たとえ1社でも親身になってくれるコンサルタントが見つかったら、その人のフォローをしっかりと受けながら転職成功へと歩を進めましょう!

キャリアに自信がある人は転職エージェントを選んで登録する

ハイクラス求人の多くは非公開なので、転職エージェントへの登録は必須

年収700万円以上のハイクラス求人を探している40代の人も、転職エージェントに積極的に登録することをお勧めします。それはなぜかというと、ハイクラス求人はインターネット上の転職サイトなどにはあまり掲載されず、非公開求人として扱われているケースが多いからです。

転職エージェントに登録することで、非公開のハイクラス求人を紹介されたり、ヘッドハンターを介して募集企業とつながることもできます。しかし「自力で探そう」などと考えていると、そうした転職先には永久に出会えない可能性があります。

たとえばリクルートエージェントやマイナビエージェント、DODAなどの大手転職エージェントは、どれかに必ず登録しておきましょう。大手の転職エージェントは、非公開の求人を多くかかえています。登録して自分の希望職種や希望年収などを伝えることによって、その条件に合った非公開求人が見つかれば、紹介してもらうことができます。

ハイクラス求人に特化した転職エージェントもある

また、ビズリーチやJACリクルートメント、キャリアカーバーなどのハイクラス求人に特化した転職エージェントは、当然ながら40代の高収入の求人を保有しています。会社を退職せずに働きながら長いスパンで転職を考えるなら、こうしたハイクラス転職のエージェントに登録し、いい案件が発生するのをじっくり待つのもひとつの方法です。

ビズリーチはヘッドハンティングサービスの最大手で、2,000名以上のヘッドハンターが登録しています。年収750万円以上の高収入案件を中心に取り扱い、創業社長の後継者や上場企業の役員クラスなどの高ポジションも多数扱っています。

キャリアカーバーのヘッドハンター数は800名以上とビズリーチに比べて少なめですが、リクルートが母体なのでそこからの案件もあり、求人数は多めです。

引き継ぎをスムーズに行うこと

「立つ鳥跡を濁さず」と言いますが、40代の社員は会社で重要なポストに就いていることが多く、存在感も半端なくあります。そのため、退職することによって迷惑をかけることだけは、一企業人として避けたいものです。それが今までお世話になった会社に対する、ささやかなお返しともいえるでしょう。

まず重要なのは、退職のタイミングです。会社の繁忙期に転職することはできるだけ避け、転職先を探している間にコツコツと「引継書」を作成しておきましょう。できるだけわかりやすく、自分がいなくなってもそれを読めばわかるぐらいの、見やすく丁寧な引継書を作ることができればベストです。

転職が決まって後任の人に引き継ぐ際も、転職先が許してくれるギリギリの期間まで会社に残り、丁寧に引き継ぐことが大切です。内定が決まってもうまく退職することができず、内定取り消しになってしまうようなことのないよう、用意周到に準備をして円満退社を図りましょう。

失業保険をもらいながら転職活動をする場合は十分な資金の確保を

40代といえば、子どもがこれから大学受験という人もいますし、私立高校に通っている人もいます。住宅ローンも返済真っ只中で、長い人生の中で最も生活が大変な世代といえるでしょう。そのため、会社を辞めて失業保険をもらいながら転職活動をする人は、「失業保険が切れるまでに絶対に転職を決めたい!」と思うかもしれませんが、現実はそう甘くはありません。

40代の転職は先にも説明した通り非常に厳しいため、6ヶ月やそこらでは決まらないパターンも十分にあり得ます。そのときに対処するために、40代で退職後に転職活動を行う人は、転職活動中に資金が底をついてしまわないよう、十分な資金を用意しておくことが大切です。

40代のための転職ポイントに関するまとめ

40代の転職は、人生の中で最も大きな決断のひとつです。どんな転職先を見つけるかによって、人生が大きく好転することもあれば、奈落の底に向かってしまうケースもあるでしょう。転職先の選択にあたっては、くれぐれも慎重に行い、企業の詳細をこと細かに調べた上で決定することが重要です。

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