世代別 GENERATION

シルバー世代が転職をするなら、ここをポイントに会社選びを!

更新日:2018.11.9
公開日:2018.6.25

シルバー世代の活躍が、いまクローズアップされています。会社を定年になり、人生の第2ステージを見つけようとする人の中には、「しっかり働いて稼ぎたい」という人もいるでしょうし、「収入よりも働くやりがいが欲しい」という人や、「時間にゆとりがあるので地域貢献したい」という人もいるでしょう。

定年退職後の仕事探しは、受け身になるのではなく、まずは自分から積極的に一歩を踏み出すことが大切です。ここでは、収入面・やりがい・社会貢献など、さまざまな面を考慮しながら、シルバー世代の転職に役立つポイントをご紹介しましょう。

ハローワークなどの公的機関を利用する

シニアコーナーが設けられているハローワークもある

シルバー世代の活躍が国を挙げて叫ばれているいま、シニア向けの求人も少しずつ充実しつつあります。「しっかり働いて稼ぎたい」という人は、まずはハローワークなどの公的機関に出向き、相談することをお勧めします。

ハローワークによっては、60歳以上の転職希望者を対象に、シニアコーナーを設けているところもあり、60歳以上のシルバー向け求人情報を提供する専門ブースが設けられています。

求人情報だけでなく、シルバー世代の就業に役立つ資格講座の情報や関係図書などもあり、シルバー世代に向けた就職活動基本セミナーなども開催されています。

東京都内で働きたい人は、「東京仕事センター」も活用できる

東京都内への転職を希望する人は、東京都指定管理事業の「東京しごとセンター」を活用することをお勧めします。東京しごとセンターでは、55歳以上の求職者を対象に、これまでの職業経験や経歴・希望に応じた仕事探しのアドバイスを行っています。都内で仕事を探している人なら、都民以外の人でも利用できます。

「60歳を過ぎたら、もう限られた仕事しかない」と思っている人もいるのですが、こうした施設に積極的に相談することで、自分のキャリアを活かした理想の転職が実現する可能性も広がります。特に今はシルバー世代の就業を政府も後押ししている状況なので、自身のキャリアを活かして社会で活躍できる道が、今後はもっと拓けてくるでしょう。

転職エージェントを活用する

60代の求職者に合ったハイクラス求人がある

「大手企業や上場企業を定年になったが、これまで培った経験を次世代に繋ぎたい」「定年後も社会との接点を持ち続けたいが、出会いがない」そう考えるシルバー世代の方は、転職エージェントに登録するのもひとつの方法です。

転職エージェントの中には、60代の求職者に経営者や取締役などのハイクラス求人を紹介するところもあります。たとえば「ビズリーチ」に登録すると、上場企業の役員経験者などが定年後の転職先を希望する場合、社外取締役などの求人を紹介してもらうことができます。「Spring転職エージェント」や「JACリクルートメント」「キャリアカーバー」なども同様に、60代の役職者に紹介できるようなハイクラス求人を確保しています。

信頼できる2~3社の転職エージェントを選び、長いスパンで付き合う

また、大手転職エージェントも積極的に活用しましょう。「DODA」には、年収800万円以上の求職者を対象にした“DODAエグゼクティブ”があり、60代に合ったハイクラス求人を紹介してもらえます。同じく大手の「リクルートエージェント」も、非公開のハイクラス求人をかかえています。

やみくもに転職エージェントを選ぶのではなく、信頼できる2~3社を選択し、ピッタリの転職先が見つかるまで長いスパンで付き合っていくのがベストでしょう。

“シニア”の項目がある求人サイトを利用する

中高年を対象とした求人サイトがある

最近はシルバー世代に特化した求人サイトも増え、インターネットで転職先を簡単に探せるようになりました。たとえば「マイナビミドルシニア」(https://mynavi-ms.jp/)は、40代・50代・60代の転職に特化した求人サイトです。希望する勤務地や条件を入力して検索すると、それに該当する40代~60代の転職先が出てくる仕組みです。

シルバー世代を積極採用する企業もある

シルバー世代の転職先には、ホテルや社員食堂の調理スタッフ、不動産の物件管理スタッフ、マンションコンシェルジュ、駅構内のサポートスタッフ、交通警備スタッフ、タクシードライバー、設備管理スタッフ、スーパーのレジ、倉庫の軽作業、配達スタッフなど、さまざまあります。

たとえば不動産の物件管理の仕事は、不動産を問わず司法書士や警察官として経験を積んできたなど、豊かなキャリアのある60代の転職希望者を積極採用しています。残業が発生した翌日は出勤時間を遅らせたり、週3日の選択肢も設けるなど、シルバー世代への細かい配慮もなされています。

シルバー世代のコミュニケーション能力やマナーの良さを求める企業もある

企業が60代を積極採用する理由として、これまでの人生を通じて身につけてきたコミュニケーション能力やマナーの良さなどが、業務を円滑に進める上で必要と評価しているケースが少なくありません。

たしかに、シルバー世代が今までの長い業務経験で培ってきたキャリアには揺るぎのないものがあり、さまざまなトラブルにも対処できる柔軟性、リーダーとしての貫禄といったものを、すべて兼ね備えています。これは、30代・40代にけっして真似できるものではありません。

「60代になっても仕事に妥協することなく、社会で活躍したい」と考えるなら、こうした“シルバー世代の良さに着目して求人募集を出す企業”に目を付けることも重要です。こうした求人は、今はまだ募集件数としてはわずかですが、これからは増えていくことが予想されます。今現在見つからなくても、「もうしかしたらそういう求人が出るかもしれない」と、常に心のアンテナを張っておくと、時間はかかっても出会える可能性が出てくるでしょう。

シルバー人材センターに登録する

家庭教師から草刈り、家事サービスまで、職種はさまざま

「定年後の仕事なので高収入は必要ないが、自分の得意なことを活かして地域と関わり、人の役に立ちたい」と考える人にお勧めしたいのが、高齢者のための人材センター「シルバー人材センター」です。シルバー人材センターは、高齢者の方々の能力を積極的に活用するために設けられた全国唯一の組織で、現役引退後もなんらかの形で働き続けたいと希望する方々のニーズに応えています。

シルバー人材センターで行っている仕事は、家庭教師から学習教室の講師、パソコン指導、庭木などの剪定、大工仕事、ペンキ塗り、事務、建物管理、営業、草刈り、清掃、農作業、調理作業、家事サービスまで、実にさまざまあります。その数ある分野の中から、「これなら自分にやれそうだ」と思うものを選んで申し込むという方法です。

たとえば地域の人から「庭が草ぼうぼうになってしまったけれど、仕事が忙しくて手が付けられない。シルバーの方に草刈りをお願いできますか?」とセンターに連絡が入れば、草刈りのスキルを学んだシルバー会員が行って、作業をします。

収入は少ないが、80歳を超えても働くことができる

シルバー人材センターの仕事は収入的には少ないので、しっかり働いて稼ぎたい人には不向きですが、80歳以上の高齢者でも働くことができるという利点があります。

また、シルバー人材センターには会員同士のサークル活動などもあり、ハイキングや囲碁・将棋、民謡・舞踊、ゲートボール、カラオケなど、地域によってさまざまな集まりがあって、自分の好きなサークルに参加して楽しんでいます。

シルバー人材センターに興味がある人は、公益財団法人全国シルバー人材センター事業協会のホームページ(http://www.zsjc.or.jp/)に、詳しい内容や入会方法が載っています。 

第2の人生をボランティアに生きるという選択肢もある

「年金や貯蓄が十分にあるので、これ以上収入を得る必要はないけれど、何か人のためになることがしたい」という人は、第2の人生をボランティアに生きるという選択肢もあります。

NHK厚生文化事業団の「ボランティアネット アーカイブ」(https://www.npwo.or.jp/arc/nhkvnet/)を見ると、全国にどんなボランティア活動があるのか、実際にどんな活動を行っているのかなどが、詳しく載っています。また「JICAボランティア」(https://www.jica.go.jp/volunteer/application/senior/)では、シニア海外ボランティアも募集しています。

シルバー世代が転職をする上で気を付けること

面接などでおごった態度にならないよう注意を!

定年前に役職に就いていたシルバー世代の中には、「自分は現役時代は偉かったのだ」という気持ちが抜けずに、面接などの際に思わずおごった態度を見せてしまう人がいます。しかし、そうすると採用側としては「使いづらい人だ」と思って引いてしまい、なかなか転職が決まらないケースがあるので注意しましょう。

定年前の自分は、定年前の自分。これからは新しい第2の人生を踏み出すのだという気持ちで、謙虚な態度で転職活動を行うことが大切です。

「シルバー世代に職はない」と、決めつけないこと

人生100年時代、後半の40年をどう生きていくかというのは、昔にはなかった新たなテーマです。「まだまだ働ける」「75歳ぐらいまでは働きたい」と考える人も多いのですが、企業側の受け入れ態勢が十分ではないため、「シルバー世代には働き口なんてない」と決めつけてしまう人がいます。

しかし、それはとてももったいないことです。今の60代の体力や気力は、昔の40代後半と同じ。それはサザエさんに登場する波平さんが54歳だったことでもわかりますが、実は定年制度が普及した頃の日本人男性の平均寿命は60代なかばで、今の平均寿命とはかなり隔たりがありました。

そう考えると、10年以上は長生きするようになった今の時代、むしろ働かなくなる年齢が60歳であることが不思議なのであって、まだまだ引退するには程遠い体力や気力は持っているはずです。納得できる転職先がすぐには見つからなくても、「自分を雇おうとしないなんて、企業ももったいないことをしている」ぐらいに考え、経済的な事情が許す限り妥協せずに転職活動を行うことが大切です。

年金との兼ね合いに気を付けること

シルバー世代といえば、基本的には年金を受給する世代。65歳未満の人で、「特別支給の老齢厚生年金」を受け取っている人も多いかと思います。このときに、年金と転職先の収入を合わせた金額が一定以上を超えると、受け取れる年金が減額されてしまうので気を付けましょう。

日本年金機構の「ねんきんダイヤル」(0570-05-1165または03-6700-1165)に問い合わせるなどして、事前にしっかりと調べておく必要があります。

自分の体力を過信しないこと

シルバー世代の中には体力に自信がある人も多く、「三浦雄一郎が80歳でエベレストを制覇した」という話を聞くと、「自分もまだまだいける」と過信してしまいがちです。しかし、体力というのは人によって個人差が大きく、若い頃と同じ体力があると思っていたら、実はそこまでなかったというケースも少なくありません。

シルバー世代が転職をする際は、現役時代と同じように働き過ぎて体調を崩さないよう、くれぐれも注意が必要です。身体は年々衰えているのだということを自覚しつつ、無理なく働ける時間や労働内容を吟味し、健康で働き続けられる工夫をしましょう。

シルバー世代のための転職ポイントに関するまとめ

少子高齢化が問題視され、高齢者の雇用を促進するために「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」が制定されるなど、働くシルバー世代への期待はますます高まりつつあります。

2017年2月の総務省労働局の調査によると、2006年には1,728万人だった55歳以上の就業者数は、2016年には1,896万人と、10年間の間に168万人増えています。この数字は、これからも間違いなく増え続けるでしょう。

それに対して、シルバー世代の人が納得して転職できる職場はどれぐらいあるかというと、まだけっして多いとは言えないのが現状です。“シルバー世代”という新しい働き手をどうやって受け入れていったら良いのか、企業としても模索している段階といえます。

「若い人より安く使える」「人材が足りないからシルバー世代を雇うしかない」といった雇い方ではなく、経験豊富で人格的にも磨かれた世代の人を高く評価し、それなりの収入と待遇で雇い入れる企業が、1社でも増えていくことを願いたいものです。

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