世代別 GENERATION

50代で転職をするなら、ここをポイントに会社選びを!

更新日:2018.11.9
公開日:2018.6.25

50代で転職を考える場合、転職理由はさまざまあるかと思います。「今まで培った経験を活かして、さらにキャリアアップを図りたい」と考える人もいるでしょうし、「会社の経営が思わしくない」「仕事がキツくて続けられない」といった事情で転職を考える人もいるでしょう。

正直なところ、ヘッドハンティングを受けられるようなキャリアを持つ人以外、50代の転職活動は非常に厳しいものがあります。しかし、50代でもうまく企業のニーズにはまり、自分の希望に近い仕事を見つけて転職する人がいるのも事実です。

では、いったいどうすれば、50代の転職を成功させることができるのでしょうか?

50代の転職が厳しいことを自覚した上で、心して転職活動を

50代の転職活動は長引く。会社に勤めながら探すのが、賢明な方法

50代の転職は20代・30代・40代に比べて非常に厳しく、ヘッドハンターから引き抜きを受ける一部の人を除いては、転職活動が長引くことが予想されます。そのことを自覚した上で、心して転職活動を行うことが大切です。

会社側の事情でやむなく退職する場合は別ですが、もしも事情が許すのであれば、勤めている会社を退職せずに探すのが賢明な方法といえるでしょう。

転職の厳しさがありながらも、意外と多い50代の転職者

「50代の転職は厳しい」と書きましたが、では実際50代で転職をする人は、いったいどのぐらいいるのでしょうか?

リクルートワークス研究所が、首都圏で働く9,857人を対象に行った「ワーキングパーソン調査2014」によると、50代の正社員で直近5年以内に転職をした人の割合は24.4%と、ほぼ4分の1の人が転職を実行したという結果が出ています。

この結果には転職時に40代だった人も含まれていますが、そこを差し引いたとしても、想像した以上に50代の転職者は多いと推察できます。

50代転職者の3分の1以上が、倒産やリストラなどを理由に転職をしている

ここで気になるのが、退職理由です。「最も重要な退職理由は?」という質問に対して、「会社の倒産・事業所の閉鎖」と答えた50代正社員は18.8%(全年代の平均は6.0%)、「早期退職・退職勧告」と答えた50代正社員は17.4%(全年代の平均は3.8%)と、各年代の中で50代が最も多くなっています。

この結果から、50代転職者の実に3分の1以上が、倒産やリストラなどを理由に転職をしていることがわかります。会社の経営が思わしくなくなったときに、賃金が多い50代がリストラなどの標的になってしまうのは、仕方のないことといえるかもしれません。

50代の半分以上が、転職をしたことに満足している

ただし、希望が持てるアンケート結果も出ています。「転職して良かったか?」という質問に対して、50代正社員は55.1%と、半分以上の人が「よかった」と答えています。20代後半の62.3%には遠く及びませんが、けっして少ない数字ではありません。

ちなみに、転職して満足した正社員の全年代平均は58.5%と、50代の55.1%とあまり変わりません。「30代から転職が厳しくなる」「40代や50代は転職先がない」などと言われながらも、結果的に半分以上の50代が転職に満足しているというのは、非常に貴重な結果です。

会社の愚痴をこぼしながらストレスの溜まる日々を送るよりは、多少の妥協があるにせよ、新たな一歩を踏み出すことで、人生をより良い方向に変えることができるということでしょう。

自分のキャリアや能力を徹底的にアピールする

50代の転職は、自分の培ってきたキャリアと能力で勝負することが重要

50代で転職をする際に、未経験の業界に飛び込むということは100%考えられません。それが可能なのは20代後半か、どんなに遅くとも30代前半までです。50代で転職をするからには、今まで自分が培ってきたキャリアと能力で勝負するよりほかに、道はないでしょう。それを徹底的に応募先にアピールすることが、転職成功の最も重要なポイントです。

“50代にもなって”ではなく、“50代だからこそ”自分を積極的にアピール

転職活動をする人の中には、「〇〇株式会社の〇〇課長をしていたことは履歴書に書いてあるので、おおよその経験や能力は察しがつくだろう」と考えて、詳しいキャリアや能力を伝えない人がいます。中には、「50代にもなって自己PRでもないだろう」と、半ば照れもあって応募書類を通り一遍にまとめてしまう人もいますが、それは絶対にNGです。

たしかに業界に詳しい採用担当者や面接官であれば、ある程度の察しはつくかもしれません。しかし、具体的に自分がどんなことができ、どのように会社に貢献できるのかを伝えるためには、やはり履歴書や職務経歴書の内容を充実させる必要があります。

“50代にもなって”ではなく、“50代だからこそ”自分を積極的にアピールしましょう!転職への強い意欲を示すためにも、応募書類の中身はしっかりと充実させることが重要です。

キャリアを活かした転職が難しい場合、特別なスキルが必要ない仕事を探す

事務系の仕事や管理業務、配達・集荷業務などが確実

50代で転職活動を行う人の中には、「自分は特に仕事でキャリアを積んでこなかった」という人もいるでしょう。キャリアを積んできたとしても、それを活かせる転職先がほとんど見つからないという、レアなケースもあるかもしれません。

そのような場合は、事務系の仕事を探すか、なければビル・マンションなどの管理業務、警備員、宅配便の配達・集荷業務など、特別なスキルが必要ない仕事を探すのが確実な方法です。

自分が希望する年齢まで働ける仕事を見つける

また、50代に転職できたとして、自分はいったい何歳まで勤めるのかということも、あらかじめ考えておくことが大切です。たとえば56歳で転職をする場合、60歳で退職する予定の人はあまりいないでしょう。少なくとも65歳、長ければ70代まで勤めたいと考えているかもしれません。

そのときに、転職を考えている仕事が、希望する年齢までしっかりと働ける仕事かどうかを見極めることは、とても重要です。もしも「75歳までは働きたい」と考えているなら、一日中暑さ寒さに耐えながら立っているガードマンのような仕事は、先々続けるのが厳しくなるでしょう。

それに比べて、マンションの管理人などは屋内業務で、座っている時間も比較的長く、70代後半になって勤めている人も大勢います。50代で転職をする場合は、「これが最後のチャンスになるかもしれない」ということを念頭において、体力的に長く勤められる転職先を考えることが大切です。

転職エージェントを活用する

ハイクラスの転職を考える人は、転職エージェントへの登録が必須

経営企画ディレクターや、技術系のエキスパート、新規事業のプロジェクトリーダー、経営幹部、AIプロデューサーなど、年収700万円以上の管理職・専門職・営業職のハイクラス転職を考えている50代の人は、転職エージェントへの登録が必須です。

なぜなら、ハイクラス求人は公開すると業務に支障をきたすなどの理由から、非公開になっている可能性が高いからです。転職エージェントは、こうした非公開求人を数多くかかえていて、エージェントによっては扱っている求人案件の80%ほどが非公開です。

まずはリクルートエージェントやマイナビエージェント、DODAなどの大手転職エージェントの中から、1~2社は選んで登録しておきましょう。さらにビズリーチやJACリクルートメント、キャリアカーバーなどのハイクラス求人に特化した転職エージェントにも登録しておくと、可能性の幅が大きく広がります。

ハイクラス転職は、長いスパンで考えることが大切

ハイクラスの転職先は、50代の場合20代の転職先とは違って案件数が少なく、その中からさらに自分にピッタリの転職先を見つけるとなると、かなり長いスパンを必要とします。そのため、「退職してから集中して探そう」などと考えると、1年経っても転職先が決まらず、失業保険が切れて慌ててしまうということにもなりかねません。

enミドルの転職が2014年10月にコンサルタント130名を対象に行ったアンケート調査によると、20代・30代の求職者に対して「3ヶ月以内に転職が決まる人が多い」と答えたコンサルタントは全体の80%以上、40代では59%、50代では30%という結果が出ています。

3ヶ月以内に転職先が決まる50代は、わずか3割しかいないということです。ではあとの7割の50代はどうかというと、5割弱が6ヶ月以内、2割強が7か月以上で転職を決めています。8割近くが半年以内に転職を決めているので、「それなら半年見ておけばいいだろう」と思ってしまいますが、その中に失業保険などの関係であわてて転職をした人が何人いるかはわかりません。

また、3ヶ月以内に転職が決まる割合が高い職種は技術系(IT・Web・通信系)で、最も割合が低い職種は経営・経営企画・事務企画などの経営系でした。自分が希望する職種が転職しやすい職種なのかどうかも踏まえながら、それに合わせて長いスパンで転職を考えることが大切です。

キャリアに自信がない人は、できる限りたくさんの転職エージェントに登録する

50代の転職活動で自分のキャリアをしっかりとアピールできない場合は、できる限りたくさんの転職エージェントに登録することが大切です。求人数の多い大手転職エージェントを中心に登録し、自分と相性の良いキャリアコンサルタントを見つけて、その人に相談しながら自分に最適な転職先を紹介してもらうことです。

ただし、転職エージェントの中には悪徳業者もいるので、十分に注意が必要です。間違って悪徳業者に登録してしまうと、足元を見られてとんでもない転職先を紹介されてしまう可能性もあります。

当サイトのランキングをチェックするなどして、安心して利用できる転職エージェントに登録しましょう。ランキング上位の転職エージェントなら、利用者からの評判も良く、安心して登録することができます。

「絶対にこれだけは譲れない!」という条件を決めておく

50代の転職に、妥協が必要なことは事実

「50代で転職をする人は、採用の条件が悪くても妥協しないと、いつまで経っても転職先が決まらない」と言われた経験がある人も、いるかもしれません。たしかに、50代で転職を成功させるためには、どこまで自分が妥協できるかを考えることも必要です。「土日休みで残業なし。現在の給与よりも10%はアップさせたい」などと言っていると、いつまで経っても内定が決まらない可能性もあるでしょう。

自分にとって絶対的な転職の条件は、最後まであきらめないこと

だからといって、何でもかんでも妥協すればいいかというと、それは違います。たとえば「体力に自信がないから、残業がある会社は避けたほうがいい」という条件を第一に考えていたにもかかわらず、なかなか採用が決まらないと、つい焦って「残業があるけれど、仕方が無い」などと妥協してしまいがちです。

しかし、実際に転職してみたら、あまりの残業の多さに1年でギブアップしてしまったなどということもあり得ます。自分が「絶対にこれだけは譲れない!」と思っている条件は、最後の最後まで譲らずに、それでも決まらない場合は転職そのものを考え直してみることも必要です。

引き継ぎの準備をする

50代で転職をする場合は、自分が退職することで周囲に及ぼす影響が大きいので、その点は十分に考えておく必要があります。他の社員や取引先に迷惑をかけないよう、用意周到に「引継書」を作成しておくなど、転職先が決まるまでにきちんと準備をしておき、スムーズに移れるようにしておきましょう。

また、退職のタイミングを考えることも大切です。会社の繁忙期は避け、無理なく後任に引き継げる時期を選ぶことが大切です。50代で転職をする人は、採用が決まってもなかなか辞められずに採用取り消しになってしまうケースもあるので、くれぐれもしっかりと計画を立てておくようにしましょう。

50代のための転職ポイントに関するまとめ

50代の転職は、正真正銘これが最後の転職と言い切ってもいいでしょう。その転職を成功させられるかどうかで、自分自身の人生の後半が決まるといっても、過言ではありません。そのため、50代の転職活動は、他のどの年代よりも慎重に行う必要があります。

家族はもちろんのこと、退職する会社の上司や同僚の理解をしっかりと受けられるよう、細心の注意をはらって転職活動を行いましょう。

また、50代で転職する人の中には、会社都合で退職せざるを得なかった人もいます。その場合は、必然的に退職後に転職活動を行うことになるので、失業保険の受給期間にも限りがあり、受け身の姿勢でいてはいつまで経っても転職先は見つかりません。

自分から積極的に動いて、ありとあらゆる可能性を追求し、納得できる転職先を見つけることが大切です。

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