
「ワークポートとの面談の内容はどんなもの?」「面談に臨むための準備や注意点について知りたい」
——このように考えている方に向けて、ワークポートとの面談内容や流れ、注意点について解説します。
また、面談に関する質問に対する回答も紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ワークポートの面談に臨むための準備
まずは、ワークポートの面談に臨むために、どのような準備が必要なのかを解説します。
具体的には、以下のような準備を行ないましょう。
- 会員登録を済ませる
- ワークポートからの連絡に対応して面談の日程調整を行なう
- 転職に対する希望や考えをまとめておく
- 履歴書と職務経歴書を作成する
- 必要な持ち物を準備する
会員登録を済ませる
ワークポートとの面談を行なうためには、まずは会員登録を行ない、転職相談への申込みを行ないます。
ワークポートのWEBサイトにある「転職相談サービスに申込む」というボタンから、ワークポートに登録しましょう。
登録を行なうために入力する情報は以下の通りです。
- 氏名(漢字)
- 氏名(カナ)※任意
- 生年月日
- 連絡先メールアドレス
- 電話番号
- 住んでいる都道府県
- 希望勤務地
- 希望職種
- 直近の経験職種 ※任意
ワークポートに登録するために必要な情報はこれだけですので、1分~2分程度で登録は完了します。
ワークポートからの連絡に対応して面談の日程調整を行なう
次に、ワークポートからの連絡に対応し、面談の日程調整を行ないます。
ワークポートへの登録が完了すると、メール(もしくはコールセンターからの電話連絡)にて、面談の案内連絡があります。
ワークポートのWEBサイトには、登録から3営業日以内に連絡があると記載されており、多くの場合は翌日までには連絡があるようです。
メールでの指示に従い、面談の予約画面から希望の日程を伝えて、面談日時の調整を行ないましょう。面談の時間は10時から20時30分まで対応可能になっています。
面談の予約が完了すると、担当の転職コンシェルジュから日程に関してメールでの案内があります。
転職に対する希望や考えをまとめておく
面談の日時が決まったら、より具体的な準備を行ないます。面談に備えて、転職に対する希望や考えをまとめておきましょう。
面談では転職にどのような希望を持っているのか、どのような条件で転職したいのかをできるだけ詳細に伝える必要があります。
また、転職コンシェルジュに自分の想いをしっかり伝えることで、希望に合った求人情報を紹介してもらうことができ、充実した転職への繋がっていくことになります。
転職に対する思いをしっかりと言語化して、余すことなく伝えられるように備えておきましょう。
履歴書と職務経歴書を作成する
面談への準備として、履歴書と職務経歴書を作成しておきましょう。
ワークポートでの面談では、求職者の経歴やスキルが確認されるためです。
また、ワークポートでは、面談中や面談直後に求人情報を豊富に提供してくれます。興味がある企業が見つかったら、そのまま応募に進む可能性があり、その場で提出書類の添削が行なわれる可能性もあります。
自分の経歴について棚卸しをするという意味でも、面談には履歴書と職務経歴書を準備して持参することをおすすめします。
必要な持ち物を準備する
先述した準備のほかに、面談当日に持参する物も準備しておきましょう。
ワークポートでは、面談には私服で行ってもいいということになっていますが、常識的に人と会う場合の礼儀を損ねない服装で臨むことが大切です。
Tシャツやジーンズ、サンダルなどは避け、オフィスカジュアルの洋服類を用意しておきましょう。
また、A4サイズの紙類が収納できるかばんと筆記具、メモ帳も準備しておいてください。
ワークポートとの面談の流れ
ワークポートとの具体的な面談の流れは以下の通りです。
- 自己紹介
- 経歴・スキルなどの確認
- 転職の目的や希望条件などを確認
- 求人の紹介
- 履歴書・職務経歴書の添削
自己紹介
ワークポートとの面談は、求職者と転職コンシェルジュの自己紹介からスタートします。
転職コンシェルジュに与える印象は非常に大切ですので、はきはきと自己紹介するよう心がけましょう。
経歴・スキルなどの確認
求職者の経歴やスキルなどの確認に移ります。
持参した履歴書・職務経歴書をもとに、転職コンシェルジュがインタビューする形で確認が進みます。
転職コンシェルジュとの面談で大切なことは、あなたについて知ってもらい、その情報を共有することです。
質問された内容にはわかりやすく返答するようにしましょう。
転職の目的や希望条件などを確認
転職の目的や希望の条件などの確認に移ります。
先述した経歴やスキルに加えて、転職の目的や希望の条件を踏まえて、ワークポートが求人情報を紹介することになりますので、自分の想いをしっかりと伝えるようにしてください。
また、ワークポートのWEBサイトにも記載されているよう、面接ではなく面談なので、できるだけリラックスして臨むようにしましょう。
もし、転職の時期や希望の条件が明確に定まっていない場合でも大丈夫ですので、あなたが現状で感じる転職への本音を伝えるようにしてください。
求人の紹介
経歴・スキル、転職の目的、希望の条件などをヒアリングしたところで、それに見合った求人情報が紹介されます。
情報が明確になっている場合は面談のなかで、そうでない場合は後日メールや電話で、希望に合った求人情報が紹介されます。
ワークポートでは、約3万件の公開求人に加え、登録することで紹介してもらえる非公開求人も豊富に扱っています。
また、求人情報だけではなく、最近の採用情報や企業の近況など、業界に関する情報も伝えてもらうことができます。
面談後も希望の条件に合う求人情報を、eコンシェルという専用ツールで紹介してもらえます。
履歴書・職務経歴書の添削
紹介された求人情報から興味がある企業が見つかったら、企業に提出する書類の作成・添削に移ります。
担当の転職コンシェルジュが、採用担当者の目に留まるような書類作成をサポートしてくれます。
企業との面接にたどり着くためには、書類選考を突破する必要があります。そのためには、応募する企業に合わせて書類を作成しなければなりません。
転職コンシェルジュとともに、魅力的な応募種類を作成しましょう。
面談後の転職支援の流れ
ワークポートでの面談では、求職者の状況に応じてヒアリングから書類添削までが行なわれます。時間にすると30分程度から長くて1時間程度になると考えておきましょう。
面談後の流れとしては、以下のように進んでいくことになります。
- 企業への応募・面接
- 内定・入社
企業への応募・面接
面談後は、企業への応募を行ない、書類選考へと移ります。
書類選考を通過できれば、いよいよ応募企業との面接に臨むことになります。ワークポートでは、経験豊富な転職コンシェルジュが個別の面接対策を講じてくれます。
自己アピールの方法や話し方などといった細かい指導や、ロールプレイングによる模擬面接を行なってくれます。
そのため、面接に自信を持って臨むことができます。
内定・入社
面接を突破できれば、企業から内定をもらうことになります。
内定を獲得した後は、給与条件や入社日の調整、現職を円満に退社するための手続きなどを行ないますが、すべて転職コンシェルジュがサポートしてくれます。
特に、入社条件については転職コンシェルジュが採用担当者としっかり交渉してくれますので、思うところがあれば必ず伝えてもらうようにしましょう。
無事、入社できた後も転職コンシェルジュが定期的にフォローしてくれます。条件の違いがある場合や、転職後に悩みを抱えている場合は、遠慮することなく相談してください。
ワークポートとの面談での注意点
転職エージェントとの面談に臨む場合、いくつか注意しておきたい点があるので紹介します。
具体的には、以下の点に注意が必要です。
- ネガティブなことを話し過ぎないこと
- 名刺は渡してはいけない
- 清潔感のある服装を心がける
- 絶対に遅刻をしないこと
- 面接中の態度に気を付ける
- お礼のメールを送る
- 面談ではすべてを語ろう
ネガティブなことを話し過ぎないこと
転職コンシェルジュとの面談では、ネガティブなことを話し過ぎないようにしましょう。
度が過ぎると、転職コンシェルジュからの印象が悪くなり、求人紹介を渋られる可能性があるためです。
転職は前向きな理由だけで行なうものとは限りません。何らかのネガティブな要因があって転職を決意することも往々にしてあるものです。
そのため、本当に辛かったことなどについて伝えるのは問題ありません。ですが、面談でネガティブなことを愚痴のように語るのは、絶対にやめましょう。
転職コンシェルジュに「転職できたとしても、すぐに辞めるのではないか」と思われると、企業にもあなたのことを薦めにくくなってしまいますので、注意してください。
名刺は渡してはいけない
ワークポートでの面談では、現職の名刺を渡さないようにしましょう。
企業の名刺を持っている場合、それを業務以外で利用してしまうと、社会人としてのモラルが低いと判断されてしまうことがあるためです。
非常に細かい点ではありますが、ちょっとした仕草や行動からどのような人物なのかを見極めることもありますので、十分に注意してください。
清潔感のある服装を心がける
ワークポートでの面談では、清潔感のある服装で臨むことを心がけましょう。
転職エージェントの面談ではスーツ必須と考えている方も多いですが、ワークポートでは面談は私服で参加していいことになっています。
リラックスして面談に臨むためにも、堅苦しくないスタイルで問題ありませんが、あまりにもカジュアルすぎる格好で訪問するのはいただけません。
また、アクセサリーをたくさん身につけたり、奇抜なスタイルで着飾ったりするのもNGです。
常識の範囲内で、少し落ち着いた服装をセレクトするようにしてください。
絶対に遅刻をしないこと
当たり前のことですが、面談に遅刻するのは絶対にしてはいけません。
転職コンシェルジュだけではなく、その後に面談を控えている利用者にも迷惑を掛けることになります。
また、面談に遅刻することで「時間にルーズな人」との印象がついてしまうことも考えられ、求人を紹介してもらいにくくなる可能性もあります。
ワークポートでの面談も転職活動の一部と捉え、遅刻しないよう心がけましょう。また、急用や不慮の事情などで遅刻しそうな場合は、速やかに連絡するようにしましょう。
面談中の態度に気を付ける
面談中の態度には十分注意しましょう。
ワークポートのWEBサイトには「リラックスいただき、あなたの本音をお聞かせください」と記載されていますので、それほど緊張する必要はありません。
ですが、面談中の態度からあなたがどのような人物なのかを測っていることを忘れてはいけません。
あまりにも常識からかけ離れているような態度や言動では、転職コンシェルジュがあなたのことを企業に推薦しようと思わなくなってしまいます。
常識的なマナーやモラルをしっかり守りながら、面談に臨むようにしてください。
お礼のメールを送る
面談が終了した後は、担当の転職コンシェルジュにお礼のメールを送るようにしましょう。
ちょっとしたことですが、相手に好印象を与えることになるため、より多くの転職先を紹介してもらえる可能性があります。
また、そのメールにあなたの転職の想いを添えておくのも効果的です。
面談ではすべてを語ろう
ワークポートとの面談では、転職について考えていることすべてを話せるよう準備しておきましょう。
転職コンシェルジュは、あなたの長所や短所、プラス要素、マイナス要素なども鑑みて、転職先を紹介し、企業に推薦しようとしています。
また、求職者からの情報と、転職エージェントからの情報に差異があった場合、どちらも企業から信用されなくなってしまう可能性があります。
全面的なサポートを受ける以上、すべてを話すつもりで面談に臨みましょう。
ワークポートでの面談の質問を解消
最後に、ワークポートでの面談に関してよくある質問について答えを解説していきますので、参考にしてください。
電話面談はできるのか?
ワークポートでは、電話面談も可能です。
ワークポートは各地に拠点を構えていますが、すべての都道府県に拠点があるわけではありません。そのため、居住地からオフィスまでが遠く、時間や費用が掛かることもあるでしょう。
そんな場合は、ワークポートの電話面談を活用しましょう。面談の内容は経歴の細かい確認など除いて、職歴や転職の目的、希望の条件を伝えて終了となります。
ただし、転職エージェントを活用して転職したい場合、担当のコンシェルジュとの相性の良し悪しが重要になりますので、できれば対面での面談を行なうことをおすすめします。
土日は面談ができるのか?
ワークポートでは、土曜日・日曜日の面談に対応しています。そのため、在職中で平日に時間が取れない場合でも、問題なく面談を受けることができます。
土曜日・日曜日の面談を希望する場合は、転職相談に申込みをする際にその旨を伝えておきましょう。
また、平日でも20時30分開始まで転職相談に対応していますので、空いている時間をうまく調整して面談を予約しましょう。
支援を受けられる期間は決まっているのか?
ワークポートでは、登録から転職支援を受けられる期間は決まっていません。
一般的な転職エージェントでは、登録からの支援期間が3ヶ月と設定されているケースが多く、その期間が過ぎてしまうと再登録が必要になることもあります。
ワークポートでは転職支援の期間が原則無制限となっていますので、転職活動を焦って進めたり、再登録をしたりする必要はありません。
転職活動になかなか時間が取れない方や、じっくりと転職活動を進めたい方にとっても利用しやすい転職エージェントとなっています。
面談はキャンセルできるのか?
面談のキャンセルは面談当日でも可能です。ただし、急用などでどうしても面談をキャンセルしたい場合は、できるだけ早めに連絡を入れ、代わりの日程を調整するようにしましょう。
無断でキャンセルするのは絶対にいけません。転職コンシェルジュはあなたのために時間を取って面談に臨んでいます。
多大な迷惑を掛けてしまうことに加え、転職コンシェルジュも人間ですので、それなりの対応となってしまう可能性があります。
社会人として常識的な対応を心がけるようにしてください。
応募を急かされた場合はどう対応する?
もし、その応募が望んだものでない場合は、理由を話したうえできっぱりと断りましょう。
ワークポートには多くの転職コンシェルジュが在籍しており、全体的な質は高いものの、人によって多少対応が異なるケースがあります。
なかには、求職者に対して企業への応募を急かしたり、勝手に応募して面接に行くように伝えてきたりする方もいるようです。
あなたが希望の転職を実現させることが最も重要です。希望とはかけ離れた求人への応募に対しては、理由を伴って明確に固辞するようにしましょう。
また、そのような対応をして求人を紹介してもらえなくなるようなら、担当の転職コンシェルジュの変更を申し出るか、他の転職エージェントを利用することを考えたほうがいいでしょう。
転職活動において、あなたが主役であることは絶対に揺らぎません。今後の人生を考えても重要な節目となることですので、慎重に考えて行動するようにしましょう。
まとめ
今回はワークポートでの面談の流れや注意点などについて解説しました。
面談に関する質問の回答についても紹介していますので、利用時の参考になれば幸いです。
ワークポートの面談にはしっかり準備をして臨もう
転職エージェントでの面談は、転職活動において重要なポイントの1つであることは確かです。なぜなら、面談の内容を受けて転職先の候補を紹介してもらうことになるからです。
担当のキャリアアドバイザーとの顔合わせの意味合いもあるため、必要以上に緊張しなくてもいいですが、しっかりと準備をして臨むことが大切になります。
特にワークポートでは希望を伝えてから求人を紹介してもらえるまでのスピードが速いため、場合によっては早期に転職が決まる可能性もあります。
転職コンシェルジュとの面談には、転職への想いや希望を伝えらえるよう備えながら、リラックスして本音で話ができるよう意識しましょう。
転職コンシェルジュは今後の転職活動をサポートしてくれるパートナーですので、失礼のないようにマナーを守って接するようにしましょう。
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AGENT エージェント情報
許可・届出受理番号 | 13-ユ-040590 |
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受理受付年月日 | 平成15年08月01日 |
事業所名称 | 株式会社ワークポート |
事業所所在地 | 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9F |
電話番号 | 03-6417-0076 |