
「転職が無事決まった」「転職活動を中断したい」
——このような理由で転職エージェントを退会したいと考えている方もいることでしょう。
IT業界やWEB業界への転職に強いワークポートの退会方法や再登録の方法について紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ワークポートを退会する方法
一度登録した転職エージェントは、自分から申し入れて退会することが可能です。
ワークポートを退会するための方法は以下の4つです。
- WEBサイト経由で退会する
- eコンシェル経由で退会する
- 電話で退会する
- 担当者に直接伝えて退会する
WEBサイト経由で退会する
ワークポートはWEBサイト経由で退会することができます。
ワークポートのWEBサイトには退会専用のフォームは設置されていないので、[問い合わせフォーム]から退会手続きを行なうことになります。
[問い合わせフォーム]には以下の情報を入力して送付します。
- 問い合わせ項目(選択)
- 名前
- メールアドレス
- 会社名(任意)
- 問い合わせ内容
- 個人情報の取扱いについての同意
問い合わせ内容の欄にワークポートを退会する旨とその理由を記入して、送付すれば手続きは完了です。
自分を担当してくれている転職コンシェルジュに直接伝えるわけではないので、気まずい思いをする必要はありません。
eコンシェル経由で退会する
ワークポートの専用ツール「eコンシェル」経由でも退会を申請することができます。
「eコンシェル」はワークポートに登録すると利用できるツールで、求人の紹介や案件ごとの進捗状況の確認、転職活動のスケジュール管理、担当の転職コンシェルジュとのやり取りなどを行なうことができます。
「eコンシェル」のトップページから[設定]→[退会依頼]の順に進み、次に[退会・個人情報削除]ボタンを選択します。
その後に確認ダイヤログが表示されますので、[はい]を選択すれば退会依頼の申請は完了です。
ただし、選考中の求人案件がある場合は、「eコンシェル」から退会依頼を申請することはできません。その場合は、担当の転職コンシェルジュに直接連絡する必要がありますので注意しましょう。
電話で退会する
ワークポートに電話をすることで退会することも可能です。
こちらも退会専用ダイヤルがあるわけではなく、問い合わせ専用ダイヤルに電話をして退会手続きを行ないます。
担当の転職コンシェルジュに連絡するのではないので、気まずいことは全くありません。ただし、受付時間が9時から20時30分までと限られているため、注意が必要です。
担当者に直接伝えて退会する
担当の転職コンシェルジュに直接伝えてワークポートを退会することもできます。
普段からやり取りしている電話番号やメールを使って退会を申し付けることで、スムーズに退会することができます。
転職コンシェルジュとの相性が良くないために退会したい場合は、少し気まずい思いをするかもしれません。
そのような場合は、先述したように「WEBサイト経由での退会申請」「eコンシェル経由での退会申請」「電話での退会申請」といった手段を利用することをおすすめします。
退会メールの送り方
退会することをウェブサイトやメールなどの文面で申請する場合、どのような文章を送ればいいのかわからないという方がいらっしゃるかもしれません。
退会メールの一例としてテンプレートを紹介しますので、参考にしてください。
内定が決まって退会する場合
ワークポートで紹介してもらった求人案件以外で、転職先から内定が決まって退会する場合は、以下のような文章を添えて退会申請を行ないましょう。
「ワークポート ○○様(担当者名)
いつもお世話になっております。
△△(名前)でございます。
この度、他社の転職エージェントを経由して内定をいただき、転職先が決定いたしました。
そのため、転職活動を終了したく、退会させていただきたいと思います。
貴社を通じて転職ができなかったことを、たいへん心苦しく思っております。
また、末筆ながら、○○様の益々のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
△△」
転職活動を辞めるので退会する場合
特に転職先は決まっていないけれど、転職活動を辞めるために退会する場合は、以下のような文章を添えて退会申請を行ないましょう。
「ワークポート ○○様(担当者名)
いつもお世話になっております。
△△(名前)でございます。
この度、当方の諸事情により、転職活動を中断することとなりました。
そのため、たいへん申し訳ありませんが、ワークポートを退会させていただきたく存じます。
○○様には手厚いサポートをしていただき、たいへん感謝いたしております。
誠にありがとうございました。
直近で転職活動を再開する目途は立っておりませんが、
再開する際には改めて求人情報の紹介やサポートをいただけますと幸いに存じます。
何卒よろしくお願い申し上げます。
△△」
ワークポートを退会する前に検討すべきこと
転職先が決まった場合や転職活動を中断する場合は、ワークポートを含めて利用していた転職エージェントすべてを退会することになります。
それ以外の理由でワークポートの利用を辞めようとしているなら、退会前に検討するべきことがあります。
担当者との相性が悪ければ変更してもらおう
もし、担当の転職コンシェルジュとの相性が悪いためにワークポートを退会しようとしているなら、辞める必要はありません。
なぜなら、担当の転職コンシェルジュを変更してもらうことができるからです。
担当者を変更したい場合は、担当者本人に伝えるかもしくはWEBサイトの問い合わせフォームから申請することができます。
以下のような文章にてメールで伝えるのがおすすめです。
「たいへんお世話になっております。
現在転職支援をしていただいている△△(名前)と申します。
担当いただいている○○様(担当者名)にはたいへん丁寧に対応していただき
感謝いたしておりますが、
何分転職活動が初めてで不安を感じており、
他の方のご意見もぜひ伺いたいと考えております。
もし可能であるなら、現在志望している業界に詳しいアドバイザーの方と
一度お話をさせていただければと存じます。
お手数をおかけいたしますが、
何卒よろしくお願い申し上げます。
△△」
良い求人を紹介してもらえないなら見直しと対策を
ワークポートを利用しているけれど、良い求人を紹介してもらえない場合も、退会前に検討するべきことがあります。
まずは、他の転職エージェントに登録して、どのような求人を紹介してもらえるのか様子をみてみましょう。
あなたが求めている業界や在住している地域などによっては、ワークポートの得意分野から外れてしまい、求人を紹介してもらいにくくなる可能性があるからです。
ワークポートは総合型転職エージェントでありながら、IT業界やWEB業界への転職に強みを持っています。ですが、その他の業界への転職にそれほど強くないということを理解しておきましょう。
他の転職エージェントでも同じように良い求人を紹介してもらえない場合は、登録内容などを再度見直す必要があります。
また、ワークポートからの電話やメールなどでの連絡に対応できているか、自分が求める条件などを明確に伝えられているか、確認してみてください。
これらの対応をしっかりしたうえで、他の転職エージェントでは良い求人を紹介してもらえるという場合は、ワークポートを退会して他の転職エージェントに乗り換えることを考えましょう。
転職活動の中止や他のサービスしか利用しないなら辞めてもいい
諸事情によって転職活動を中止する場合、他の転職エージェントしか利用しないと判断した場合は、ワークポートを退会しても差し支えないでしょう。
その場合は、先ほど紹介したような文章を添えて、退会申請を行ないましょう。
ワークポートを退会する場合の注意点
何らかに理由によってワークポートを退会する場合には、いくつか注意しなければならないポイントがあります。
- 退会する前に応募中の求人は辞退する
- 問い合わせダイヤルでは退会理由は正直に伝えてよい
- 退会するからといってバックレてはいけない
退会する前に応募中の求人は辞退する
ワークポートを退会する前に、自分が問い合わせている求人や応募中の求人がないかを確認し、応募している求人がある場合は辞退しておくようにしましょう。
ワークポートから応募している求人があるままで退会してしまうと、ワークポートだけではなく、相手の企業にも迷惑となってしまうためです。
また、ワークポートから紹介を受けた求人が、ワークポートの独占求人ではない場合、他の転職エージェントでも取り扱っている可能性があります。
転職活動を再開したり転職したりした後に、その企業との関わりができる可能性はゼロではありませんので、応募に対して辞退をするというのが筋といえるでしょう。
転職エージェントを利用する場合のマナーとして、退会する場合は応募求人を必ず辞退するということを理解しておきましょう。
問い合わせダイヤルでは退会理由は正直に伝えてよい
問い合わせダイヤルに連絡してワークポートを退会する場合、その理由は正直に伝えても問題ありません。
嘘の退会理由を考えている方もいるようですが、自分が感じていることをそのまま素直に伝えたほうがいいでしょう。
再度ワークポートを利用することになった場合でも、より自分に適した転職サポートを受けられる可能性があります。
ただし、直接伝えるケースでは角が立ってしまう可能性もありますので、先述したような文章を参考に退会申請を行なうようにしましょう。
退会するからといってバックレてはいけない
ワークポートを退会するからといって、バックレてしまうのは絶対にいけません。
今後使うこともないし、退会申請も面倒だからそのままフェードアウトしようと考えている方がいるかもしれませんが、人材紹介を行なうワークポートは他の転職エージェントとの「横のつながり」を持っている可能性があります。
もしあなたが退会申請をせずにバックレてしまった場合、その情報が業界内で共有されて、次に転職エージェントを利用したい時に、適切なサポートが受けられなくなったり、登録すら断られてしまったりするケースも考えられます。
また、社会人として求人を紹介してほしいと依頼しておいて、バックレてしまうのはいただけません。
ワークポートを退会する場合は、必ず所定の退会申請を行ない、円満に退会するようにしましょう。申請に時間は掛かりませんので、バックレることがないようにしましょう。
ワークポートは登録も退会も無料
ワークポートは、他の転職エージェントと同様に求人紹介や転職サポートを無料で受けることができるサービスです。退会する場合も同じで、違約金などは発生しませんので安心してください。
そもそも転職エージェントが無料で利用できるのは、求職者が企業に入職し定着した段階で、企業から転職エージェントに報酬が支払われる仕組みとなっているためです。
一般的には、入職した方の年俸の約3割が報酬の金額として設定されているといわれています。入職しない限り企業と転職エージェントの間で金銭のやり取りは発生しません。そのため、仮に退会したとしてもお金が必要になることはないのです。
ワークポートに再登録する方法
諸事情によってワークポートを退会した経験があり、その後再度ワークポートを利用したいとなった場合はどうすればいいのでしょうか?
このような場合、ワークポートに再登録して求人紹介や転職支援を受けることができますので、安心してください。
ここでは、ワークポートに再登録する方法について紹介します。
ワークポートは退会しても再登録可能!
ワークポートは一度退会したとしても、再登録することができます。ただし、これは初回登録時に所定の手続きを行なって円満に退会している場合に限ります。
前回の利用状況が悪かったり、退会申請をせずにバックレていたりする場合は、その情報が社内で保存され共有されている可能性があります。そのため、再登録の申し込みをしても、却下されてしまうこともあるでしょう。
逆に、前回ワークポートを利用して転職し、再度転職のためにワークポートを利用するような場合は、優良顧客として認識されている可能性があり、再転職のための親切なサポートを受けることができるでしょう。
ワークポート退会後に一定期間を過ぎるとデータは消去される
ワークポートに一度登録している場合、退会後も一定期間は登録したデータや面談の内容などは保存されています。しかし、退会から期間が空いて再登録する場合、個人情報の取扱いの関係から、データが消去されている可能性があります。
面談では初回登録時のように、自分の経歴やスキルについて再度インタビューされることになるということを理解しておきましょう。
再登録の方法は初回登録と同じ
再登録は、初回に登録したときと同じ方法で行ないます。ワークポートのWEBサイトにアクセスし、各ページに設置されている[転職相談サービスに申込む]ボタンを選択します。
次の画面で、必要な情報を入力し、[利用規約に同意し、登録する]ボタンを選択すれば、再登録は完了です。
入力する情報は以下の通りです。(※色付き文字は入力必須項目)
- 名前(漢字)
- 名前(カナ)
- 生年月日
- 連絡先メールアドレス
- 電話番号
- 在住している都道府県
- 希望勤務地(都道府県or海外)
- 希望職種
- 直近の経験職種
ワークポートでは、登録時に必要以上の情報を入力する必要がありませんので、約1分で登録は完了します。
登録が完了した後は、ワークポートからのメールもしくは電話での連絡に対応して、転職コンシェルジュとの面談日時を調整します。
まとめ
今回はワークポートを退会するための具体的な方法や、再登録する方法について解説しました。
ワークポートでは退会専用のフォームや連絡先などは設定されていませんので、以下の方法を使って退会を申請することになります。
- WEBサイト経由で退会する
- eコンシェル経由で退会する
- 電話で退会する
- 担当者に直接伝えて退会する
また、ワークポートは退会後の再登録も可能となっており、初回登録と同じ方法で再登録を行なえます。
ワークポートの退会方法は簡単!ただし退会前にしっかり検討して
ワークポートの退会申請の方法はどれも簡単に行なえます。ただし、退会を考えている場合、その要因について把握し、場合によっては検討しなおす必要があることも解説しました。
担当の転職コンシェルジュとの相性が悪い場合は、担当者の変更を申し出るだけで不安や不満が解消される可能性があります。
また、良い求人を紹介してもらえない場合は、他の転職エージェントにも登録し、併用しながら様子をみたり、登録している経歴や対応などを見直したりするだけで、より状況を把握しやすくなります。
安易に退会する前に、改善できそうな点は改善して、改善できない場合は他社の転職エージェントを利用するようにしましょう。
本記事がワークポートの退会を考えている方の参考になれば幸いです。
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最新情報をお届けします
AGENT エージェント情報
許可・届出受理番号 | 13-ユ-040590 |
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受理受付年月日 | 平成15年08月01日 |
事業所名称 | 株式会社ワークポート |
事業所所在地 | 東京都品川区大崎1-2-2 アートヴィレッジ大崎セントラルタワー9F |
電話番号 | 03-6417-0076 |