
30代を迎え、自分の仕事に対して満足していなかったり、不安や不満を感じたりして、転職を考えている、という人もいるでしょう。
そこで今回は、転職を成功させたい30代の人のために、転職のコツと注意点について解説していきたいと思います。本記事を読めば、30代の転職に対する不安を払拭できるので、ぜひ読んでみて下さい。
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知っておきたい30代の転職事情
まずは、30代の転職事情について解説していきます。
30代で転職を成功させたいのであれば、転職の現状について頭に入れておくことが大切です。以下に解説する項目を読めば、30代の転職を取り巻く現状を把握することができるでしょう。
30代での転職は不利ではない
結論から言うと、30代での転職はそれほど不利ではありません。
厚生労働省が発表している「平成28年度雇用動向調査結果の概況」を見てみると、30代前半での転職入職率は約10.5%。20代全体の平均が13%程度であることを考えると、極端に不利になっているとは言えない数字になっています。
また、リクナビNEXTによる30代前半の転職希望者や転職活動経験者へのアンケートによると、50%の人が30代での転職において不利だとは感じなかったということです。
これらから、30代の転職に対して、あまり悲観的になる必要がないことがわかります。
30代後半になると若干不利になる傾向に
一方で、30代後半になると、転職が若干不利になる傾向にあります。
雇用動向調査の概況にある、30代後半の転職入職率は約8.5%と、30代前半と比較して若干厳しい数値となっています。
その理由としては、30代後半の転職希望者に対して、企業側がマネジメントスキルを求めていることや、30代後半を対象にした求人そのものがやや少なくなることなどが挙げられます。
30代での転職に必要な期間は3ヶ月程度
30代での転職を考えている場合、転職期間の目安は3ヶ月程度と考えておきましょう。
こちらもリクナビNEXTの調査によるものですが、30代前半の転職希望者の約6割が、転職活動開始から3ヶ月以内に転職を決めています。
もちろんこれは、転職に対してしっかりと準備をしていることが前提の数字です。ちなみに、転職に3ヶ月以上かかった人は全体の約4割。3.7%の人は転職に1年以上の期間を要したと答えています。
あまり深く考えずに転職活動へと臨んでしまうと、自分が希望する職種や条件の転職先に選んでもらうことができず、転職活動が長期化する可能性がありますで、これから転職を考えている人は、十分に注意しましょう。
キャリアを活かした転職なら年収アップも見込める
これまでのキャリアを活かした転職をした場合は、年収アップを見込むことができます。
先程の厚生労働省の調査によると、30代前半の転職者の約39%、30代後半の転職者の約42%が前職と比較して年収が上がっています。一方で、約6割の人が年収は変わらない、もしくは下がってしまう結果となっています。
これは、30代での未経験職への転職では年収がダウンしやすく、キャリアを活かした転職では年収がアップしやすい傾向にあるためです。
つまり、転職をすることではなく、どのような転職をするのか、ということが年収のアップやダウンにつながるということです。
覚悟を持って挑めば未経験職にもチャレンジ可能
30代ともなると、未経験の職種への転職は難しいと考える人が多くなるようです。
先述したリクナビNEXTの調査によると、30代の転職経験者の約6割が未経験職種への転職に対して、難しいと感じているという結果が出ています。これは、企業側が即戦力として30代の転職希望者を見ていることが関係しています。
そのため、30代で未経験職種へ転職する場合は、イチから教えて育ててもらうというのではなく、これまでに培ってきた経験やスキルを、新しい職場でどのように活かしていくのかを考える必要があるでしょう。
一方で、これまでに幅広く職種を経験している場合は、それを買われて転職を成し遂げるケースもあります。また、どうしてもやりたいと思うことが見つかった場合は、難しさは感じなかったというケースも。
どちらにしても、未経験職種への転職を考えている場合は、相当の覚悟を持って臨むことが大切になります。
30代未経験でも狙い目の職種や業種
ところで、30代で未経験でも挑戦しやすい職種というのも存在しています。
転職サイトや転職エージェントによって紹介されている、未経験者を頻繁に募集している職種の一例は以下の通りです。
- 営業サポート業務
- 不動産賃貸仲介
- 接客販売
- 法人営業
- 配送スタッフ
など。もちろん、すべての業界で未経験者を募集しているわけではありませんが、将来のことを考えたうえで、未経験の職種に挑戦したいと考えているのであれば、検討してみてはいかがでしょうか?
30代で転職しても職場には馴染むことができる
30代ともなると、転職先に馴染めるかどうか不安だという人もいるでしょう。しかし、30代で転職したとしても、職場に馴染めなかったり、そのことでハンディを感じたりしているという人は少ないようです。
リクナビNEXTの調査によると、30代前半で転職した人のうち、75%が入社後のハンディを感じていないと答えています。
ただし、これは職場に馴染もうと努力をした場合です。社風にもよりますが、年上の後輩ができた時に気を遣われるのは、ある意味当たり前のこと。そのため、自分から新しい職場に馴染もうとする前向きな姿勢が必要です。
女性にも求められる専門性
30代の女性が転職する場合でも、男性同様に専門性が求められることがほとんどです。
特に、事務関連の仕事は、女性に人気が高い職であるだけでなく、これまでに事務職の経験がある転職希望者が多くいることから、なかなか狭き門といえるでしょう。
そして、30代女性の場合、結婚や出産などのライフイベントについて注目されることがあります。
結婚や出産の予定、それらが要因で仕事を辞めることがないかなどは、面接で質問することがタブーとなっており、直接的に聞かれることは少ないと思っていいでしょう。
ただ、企業にとっても重要な点であるので、あらかじめ回答について考えておいた方がいいかもしれません。
また、女性が転職する場合は、福利厚生や職場の環境についてしっかりと確認しておいた方がいいでしょう。産休・育休制度はあるのか、その後の復帰について降格などがあるのか、上司や社内の文化的に結婚・出産に理解があるのかなどを吟味し、後悔のない転職になるよう心掛けましょう。
目的が明確なら30代でも転職は成功する
30代で転職する場合に大切なことは、転職の目的を明確にすることです。転職を希望する人によって、何を成功とするかはさまざまですが、大切なことは、何のために転職をするのかということ。
ここについてしっかり考えることができなければ、30代の転職という人生において節目ともなりうる機会を棒に振ることになり、後々引きずってしまうことになるでしょう。
転職の目的についてしっかり考えたうえで、妥協せずに転職活動を展開していく努力を惜しんではいけません。
30代が転職を考える理由とは?
30代が転職を考える理由について見ていきましょう。
さまざまな転職理由がありますが、主に以下のようなことが要因となっています。
- 給与に対する不満から
- 会社の将来性に対する不安から
- 人間関係の悪さから
- 専門知識や経験を生かせないという不満から
これを見ると、給与などの待遇や職場環境に対して不満を抱くことが多いことがわかります。
また、30代になると転職を意識せざるを得ないような転機が訪れる機会があります。それは人生におけるライフイベントが発生したり、期待していたことが起こらなかったりすることで、転職について本格的に考えだすことが多いようです。
例えば、ライフイベントには以下のようなものがあります。
- 転居を伴う異動が命じられる
- 上司が苦手なタイプの人物に代わる
- 親の介護が必要になる
- 自分に合わないと感じる仕事を命じられる など
期待していたことが起こらなかったケースには、以下のようなことが考えられます。
- 昇給・昇格するはずが現状据え置きとなった
- 産休・育休制度があると説明を受けていたのに、実際には許可が下りない
- 働き方改革のはずが、職場環境や労働状況が変化しない
など。このように、30代ともなると自分の身を置く環境への不満や、転職したくなるような転機などが発生しやすくなるのです。
30代が転職先を決断する理由
これらの理由がきっかけで転職活動をスタートし、実際に転職先を決める場合、何が決め手になるのでしょうか?
リクナビNEXTのアンケートによれば、転職を希望している段階では、将来性や待遇面への不満であることが多いのに対して、転職先を決める一番の要因となるのが「仕事の内容」であったという結果が出ています。
つまり、自分が満足して取り組むことができる仕事を選ぶことで、自分が成長したり、給与が上がったりすると考えた人が多いということです。
一時的な給与アップや現職からの逃避などを目的とせず、自分が本当にやりたいことについて考えてみるのもいいかもしれません。
30代の転職に必要な心構え
ここからは、30代の転職に対して必要な心構えについて解説していきたいと思います。
これまで解説してきた転職事情を見ても、転職したいとおぼろげに思っているだけでは、希望する職に就くことは難しいといえます。
まずは、自分をしっかりと顧みながら、じっくりと向き合うことが大切です。
本当に転職が必要かよく考えること
最初に大切になるのは、自分にとって本当に転職が必要なのかどうかを考えることです。転職について短絡的に考えている場合、現状抱えている不満などを解消できない可能性があるからです。
仮に、転職ができたとしても、今と同じような理由で新たな転職を考えているようでは、転職は成功していないのです。また、転職癖がついてしまっては、キャリア形成や給与アップなどを見込むこともできなくなってしまいます。
現状の不満について、自分で解決できるかどうかを考え、実行してからでも、転職は遅くありません。まずは、とにかくじっくり考えることから始めましょう。
そもそも転職に向いているのか考えること
また、30代からの転職に自分が向いているのかどうかについて考えることも大切です。
20代の転職のように、ポテンシャルに期待して採用されるのとは違い、30代での転職の場合は、これまでの実績や身につけているスキルがシビアにみられるようになるからです。
そのため、30代での転職を考えている人のなかには、本当は転職に向いていないという場合も出てきます。特に、以下のような場合は、転職に向いていないといえるでしょう。
- 違う業界の空気を吸ってみたいと考えている
- カッとなりやすい性格である
- アピールできる強みがやる気しかない
- 年収をアップさせたいとしか考えていない
本気で転職を考えている人は、自分を客観的に分析し、より前向きな理由を持って転職しようとしています。そのような人と比べられたとき、企業側はどちらを採用したいと考えるかは、一目瞭然だと思います。
転職に関して譲れないものは何か
それでも転職したいという場合は、転職するにあたって自分が譲れないものについて考えてみましょう。その理由は、希望のすべてがパーフェクトに叶う転職先など存在しないからです。
そこでおすすめしたい方法が、転職する目的に優先順位をつけること。転職をするうえで、譲ることができない順に順位をつけていきます。
そこで、下位にきたものを眺めて、現職からランクダウンすることを許容できるかどうかを考えてみましょう。この作業を行うことで、自分が譲れないものがハッキリしてきます。
詳細は後述しますが、転職に対して望むものは人によって違うもの。譲れないものと、失っても構わないものをあらかじめ決めておくことで、転職活動をスムーズに行うことができるようになるでしょう。
転職を有利に進めるための媒体はフルに活用すること
ここまで考えてきてもなお、転職が必要だと感じているのであれば、いよいよ行動に起こすタイミングが来たといえるでしょう。
ここで大切になるのは、転職を有利に進めるためには、使用できる媒体をフル活用するということです。媒体には、ハローワークや新聞、求人広告などさまざまなものがありますが、ぜひ活用したいのが転職サイトや転職エージェントです。
転職サイトを利用すべき理由は、ほとんどの企業が求人広告をWeb上に掲載しているためです。また、転職エージェントは、転職のプロフェッショナルで、あなたの転職が完結するまで手厚いサポートを受けることができます。
これらの媒体を利用することで、転職先企業の選択肢を増やすこともできますし、自分が本当に行きたいと思える企業にも出会いやすくなります。どちらも無料で利用することができますので、必ず登録をして転職に臨むようにしてください。
積極的に転職をしたほうがいいケースとは?
30代での転職はそれほど不利ではないですが、心構えなどによって成功と失敗がはっきり分かれやすいものです。
実際に、転職した人のうち、自信を持って転職に成功したと答えられる人は、全体の半分にも満たないことが、リクナビNEXTのアンケートでもわかっています。
この視点から考えると、積極的に転職をしたほうがいいケースと、転職には慎重になるべきケースの二つに分けることができます。
では、どのような場合に積極的に転職をすべきなのか、見てみることにしましょう。
スキルや実績などに自信を持っているケース
これまでに身につけてきたスキルや、積み重ねてきた実績に対して自信があるという場合は、積極的に転職するべきといえます。また、仕事に対しての専門性が高い人も積極的に行動して差し支えないでしょう。
その理由は、30代での転職では、即戦力として期待されることが多くなるからです。つまり、「今、何ができるのか」が大切になるということです。
エン・ジャパンが行った調査によると、8割を超える企業が直近3年以内に35歳以上の人材を採用しており、求めていたことがそれぞれの人が持つ専門性や、自社にはない経験・能力であることがわかっています。
30代前半だったとしても、同じようなことが求められることになりますので、スキル・実績・専門性に自信があるという場合は、自分が希望する転職に成功する可能性はかなり高いといえます。
これまでにマネジメントの経験があるケース
これまでに何らかのマネジメント経験があるケースも、積極的に転職をするべきといえるでしょう。
30代後半になると、管理職のポストに就く機会が多くなり、このような場合、マネジメント経験があることが必須条件となることがあるためです。そして、多くの企業でマネジメント経験のある人や、その能力が高い人を求めていることが多いのが実情です。
これまでの経験に加えて、マネジメント経験もあるという場合は、自分が希望する企業を案外簡単に見つけられるのかもしれません。
どちらでもない場合は転職活動を慎重に
上記した2つのケースのどちらにも当てはまらないという場合は、慎重に転職活動を行う必要があるでしょう。
転職を考える理由はそれぞれですが、自分の現状やこれまでの経験などを顧みないと、企業に対して高望みになってしまい、転職先が見つからなかったり、自分の希望する条件が叶わない転職になってしまったりすることもあるためです。
先述したように、自分の希望がすべて叶う転職先はありません。本当に自分が求めるものを縛ったうえで転職活動を進めていくことをおすすめします。
30代の転職にとって重要な事前の準備とは?
ここからは、30代が転職する場合に必要な事前の準備について紹介していきたいと思います。
30代での転職では心構えが大切という話をしてきましたが、同じくらいかそれ以上に大切となるのが、事前の準備です。さまざまな準備をしておくことで、転職の失敗を防ぐことができるからです。
では、具体的にどのような準備が必要なのか、順を追ってみていくことにしましょう。
必要不可欠なのは自己分析
30代が転職するにあたって、絶対に欠かすことができない準備が自己分析です。
転職においては「転職市場」という言葉が頻繁に使われます。これは、転職希望者を売り手、企業側を買い手として見たものです。
買い手に対して自分をアピールする場合、自分のことが良く分かっていない状態では、アピールすることは難しくなります。つまり、まずは己を知ることから始めなければならないということです。
まずは、自分のことを客観視し、自分の強みが何なのかしっかりと考えてみましょう。特に、日本人は、謙虚な国民性ゆえに自分のマイナスポイントに注目してしまいがちですが、それではいけません。自己分析で大切なことは、あくまでも自分の強みです。
そして、感情と思考を切り分けて自分を分析し、論理的にアピールできるようにすることが重要となります。
もし、うまく自己分析ができないという場合は、転職エージェントに依頼すれば、自己分析を一緒に行ってくれます。誰かと一緒に自己分析を行うことで、自分では気付けなかった強みを知ることができることもあるので、ぜひおすすめです。
希望を満たしてくれる企業を選定する
転職する場合には、応募する企業についても調べておかなければなりません。
転職先の候補を探すには、ハローワークや転職サイト、転職エージェントを利用するといいでしょう。それぞれの特長は以下の通りです。
- ハローワーク:地域の求人情報が多い
- 転職サイト:様々な職種や勤務地について幅広く検索することが可能
- 転職エージェント:一般的には見ることができない「非公開求人」が多数ある
先述したように、利用できる媒体はフル活用しながら、自分が働きたいと思う企業を探していきましょう。
また、これらの情報源には転職先の条件のほかに、社風や職場環境、期待される職務内容などについても、記載されているケースがありますので、入社後のミスマッチとならないように事前に確認しておくことが大切です。
面接や試験に対する対策を行う
もう一つ大切な事前準備が、面接や試験に対する対策です。
希望する業種や企業によって、面接での質問内容や実施される試験内容は異なりますので、詳細については、自分で情報を集めたり、転職エージェントに相談したりしましょう。
どんな場合でも共通しているのは、以下のようなことです。
- 応募書類の内容はわかりやすく、正しく伝えるための工夫をすること
- 面接においては、経験や価値観などを正しく伝えられるように練習すること
- 共通試験(SPI3など)の対策をしておくこと
面接や試験まで進みながら、採用に至らなかった場合、心が折れてしまいそうになることもあるでしょう。だからこそ、事前にしっかりと対策を講じておくことが大切になります。
30代の転職を成功させるためのポイント
ここからは、30代の転職を成功させるためのポイントについて解説していきたいと思います。
これから紹介するポイントを理解しておけば、転職が成功する確率を大きくアップさせられるかもしれません。
これまでに紹介してきたことと、少し重複する部分もあるかと思いますが、転職を成功させるためには、それほど重要なのだと理解してもらえれば幸いです。
転職する理由を明確にしておくこと
一つ目のポイントは、転職する理由を明確にしておくということです。
30代の転職希望者にありがちなことは、転職先に対する過度な希望です。繰り返しになりますが、希望のすべてが完璧に整った企業というのは存在しないものと考えましょう。
転職理由を明確にしないまま応募先の企業を選択するのは、衝動買いをするのと同じようなもの。それでは、希望通りの転職が叶うはずがありません。
あなたにとって転職したいと思う理由に順位付けをし、最も高い順位となるのが、本当の転職理由です。そして、その転職理由は、今後の転職活動のコンセプトとなります。まずは、しっかりとした軸を持つことが、何事においても大切なのです。
綿密な自己分析を行うこと
自己分析については、できるだけ綿密に行うことが転職を成功させる鍵といえるでしょう。
30代での転職では、即戦力であることを求められることが多くなります。そのため、面接でこれまでの実績やスキル、何ができて、会社にどのような貢献ができるのかなどについて、自分の言葉でわかりやすく説明しなければならないからです。
それに加えて、新しい会社でどういったことがしたいのか、どのようなキャリアを積んでいきたいのかについても表明しなければなりません。そのためには、自分について細かい部分まで分析をして強みを見つけておかなくてはならないのです。
これまでに担当してきた業務の詳細、自分なりに取り組んできたこと、それに対する業績などについて、徹底的に棚卸しをすれば、自分の強みを再確認できたり、気づけていなかったアピールポイントを掘り出したりすることができます。
できるだけ綿密に、というのがポイントですので、頭の片隅に入れておくようにして下さい。
転職先の社内の雰囲気や社風を知っておくこと
転職を成功させるには、転職先の雰囲気や社風についても知っておくことが大切です。
新卒から30代まで働いてきた場合、今までとは全く異なる社風の会社に飛び込んだ時に、馴染めなくなってしまう可能性があるからです。
このような情報を仕入れるためには、口コミサイトを利用するのがおすすめです。匿名にて投稿されている分、求人情報だけでは知ることができない、社内の雰囲気を把握することができます。
また、転職エージェントの利用もおすすめです。転職エージェントでは、クライアントとなる企業と連絡を取り合っており、社内の状況や雰囲気についても把握しているからです。
自分の性格や働き方に合った社風かどうかを知ることも可能ですし、そのような会社を紹介してくれる可能性もあるため、ぜひとも活用したいところです。
面接でのポイントを理解しておくこと
転職を成功させるためには、面接でのポイントを理解しておくこともたいへん重要です。
応募先の面接で注目されることが多いのは、「即戦力の人材かどうか」ということと「会社に馴染める人材かどうか」ということです。これらのポイントについて理解したうえで面接に臨むことが、通過率を大きく左右することになります。
即戦力かどうかについては、志望動機に対する受け答えで明暗が分かれやすいといわれています。
- OK例:入社してから○○な活躍ができるから
- NG例:○○の業務の中で△△なスキルが身に付くから
また、スキルや経験以外でも、以下のようなことが面接通過の是非に大きく影響します。
- 30代であるにもかかわらず、年齢に対する考えが甘い
- キャリアの割にビジネスマナーができていない
そして、面接では、会社に馴染めそうな人柄をアピールすることも大切なポイントです。
30代ともなると、性格や社内でのスタンスなどがハッキリしてきますし、人によっては自分のキャリアに対するプライドが生まれていることもあるでしょう。人によっては、社内や部署内の雰囲気に馴染めないこともありので、採用担当者はその点も気にしながら面接を行います。
どこでもうまくやれそうな人柄をアピールし、チームで働くことができるということを意識して質問に回答することが重要になります。
転職先が決まってから退職すること
今の職場を退職する場合、転職先が決まってからにすることが重要です。
30代前半での転職活動期間は平均3ヶ月程度だと説明しましたが、会社を退職した状態で転職活動をする場合、この間は貯金を切り崩す生活になります。
リクナビNEXTのアンケート調査によると、転職活動期間中に使ったお金の総額は、平均で54万円程度。ほとんどが生活費や家賃などです。
転職活動は長期化するケースもあり、金銭的に追い詰められることも十分に考えられます。そうすると、早く転職先を決めたいという焦りから、希望する転職を成し遂げることができなくなる可能性が高まってしまうのです。
金銭的・精神的に安定した状態で転職活動を行うためには、転職先が決まるまでは会社を退職しないことが必須事項であることを心に刻んでおきましょう。
転職後は新入社員のつもりで仕事に臨むこと
晴れて転職が決まり、入社を果たした後に大切なことは、新入社員のつもりで仕事に臨む姿勢です。どれだけ実績とスキルがある即戦力だとしても、その会社で新人であることに変わりはないからです。
実務の経験があったからといって、前職での仕事の仕方や自分なりのやり方をいきなり主張してしまっては、後ろ指をさされてしまうことは目に見えています。新たな業務提案を行うより、新しい職場の仕事の進め方をマスターし、問題なくこなせるようになることが先決です。
また、即戦力入社の場合、何かと注目されることもありますので、身だしなみにも十分注意しましょう。さらに、入社までに業務関連の基本知識をマスターしておくことは最低限のマナーですので、自分から前向きに取り組むようにしてください。
転職エージェントを利用すること
30代の転職を成功させたいなら、転職エージェントを利用することは必須といえます。
転職エージェントは、無料で利用することができ、転職の相談に乗ってくれることに加え、求人紹介や必要書類の添削、給与などの交渉など、転職に必要とされることに対して、手厚いサポートを受けることができるからです。
転職エージェントを活用すべき理由の詳細については後述しますが、それを読めばきっとあなたも、転職エージェントに登録したくなるはずです。
30代の転職では転職エージェントを絶対に活用するべき理由
30代での転職を成功させるために転職エージェントを活用するべき理由について、掘り下げていきたいと思います。
転職活動を1人で行っていくのは、実に心もとないものです。採用の連絡を受けられない日々が続くと、精神的にもつらくなってしまうでしょう。
転職エージェントに登録することで、担当者のサポートを受けながら転職活動を行うことができるので、気持ちに余裕を持って行動することができるでしょう。
では、理由について見ていくことにしましょう。
企業側が採用したい人物像がわかる
転職エージェントを利用することで、企業側が採用したいと考えている人物像について把握することができます。転職エージェントは、企業の採用担当者と綿密に連絡を取り合っており、どのような人材を必要としているのかを知っているからです。
このような情報は、求人情報だけではなかなか読み取りづらいもの。自分にとってピッタリの職場だと思っていても、企業はそう思っていない可能性もあります。
特に、未経験の職種を希望している場合、企業とのマッチング(=関連性)はかなり重要視されます。転職エージェントに相談することで、見当違いな企業へ応募し、落選の通知を受けることは劇的に減少するでしょう。
面談によって自己分析がより明確になる
転職エージェントを利用すれば、転職に必要な自己分析をより明確なものにできます。
自己分析は一人で行うこともできますが、やはり限界があるもの。転職エージェントとの面談を行うことで、より客観的に自分について把握することができます。また、価値観や本音についても掘り出すことができるでしょう。
面談という会話のなかでは、よりリラックスして自分のことについて考えることができますので、これだけでも転職エージェントを利用する価値は十分にあるといえるでしょう。
応募に必要な書類の添削をしてくれる
転職エージェントを利用すれば、応募の必要な書類の添削を行ってくれます。転職の際に提出が求められる職務経歴書ですが、書き方のせいで書類選考を通過できないことは多々あります。
転職の足掛かりとなる書類選考を突破するためには、職務経歴書の準備は必要不可欠。そのため、「読みやすい」「わかりやすい」などのポイントを押さえて書く必要があるのですが、どのようにして書けばいいのかわからないという場合もあるでしょう。
転職エージェントでは、応募先の企業に伝わりやすい職務経歴書にするために添削やレクチャーなどでサポートしてくれます。また、フォーマットも用意されており、自分の経歴についてわかりやすい職務経歴書を作成することができるので、書類選考を突破する確率がグンとアップするのです。
模擬面接によって転職の成功率が上がる
転職エージェントでは、模擬面接によって本番の面接に備えることができます。転職を成功させるかどうかの大きな分かれ目である面接に対して、しっかりと準備ができるというのはたいへん有効であるといえるでしょう。
エージェントとの対面方式で模擬面接を行えば、予行演習にもなりますし、至らない部分に対して修正を加えることも可能です。
特に、誰もが弱くなってしまいがちな志望動機について対策を講じることができるのが大きなポイント。経験をどのように活かすのか、応募先の企業とどういった関連性があるのか、深く掘り下げた返答を用意できるのは、面接において非常に重要です。
また、良かれと思っても、面接では出さないほうがいいワードがいくつかあります。
- スキルアップしたい
- 福利厚生などの副次的な項目に惹かれた
- 勤務地が近い
- ワークライフバランスが取りやすそう
これらのワードは、受け手によっては悪い印象を与えてしまう可能性があります。こういったことに対して、事前に準備をするというのが、いかに重要なことか分かってもらえると思います。
転職者に関するデータが豊富である
転職エージェントの強みの一つが、転職者に関する豊富なデータをも持っているということです。特に、面接で質問されたことなどについて求職者にアンケートをしており、転職における具体的で詳細な情報を蓄積しているのが強みの一つといえます。
簡単に言い換えれば、「どんな質問されたのか」「どのように答えたのか」について、転職成功者のデータも持っているということ。これに沿って対策や修正点について教えてくれるのは、とても心強いではないでしょうか?
転職エージェントは、転職を成功させるコツを知っているということを理解しておいた方がいいでしょう。
手厚いサポートが精神的に楽にされてくれる
最後のポイントは、転職エージェントを利用することで、手厚いサポート受けることができるということです。
転職エージェントで受けられるサポートの一例は、以下の通りです。
- 本音や価値観まで掘り下げた自己分析サポート
- 求人サイトに公開されていない非公開求人の紹介
- 志望する企業への応募代行業務
- 採用面接の日程や時間を調整
- 面接準備として模擬面接の実施
- 不採用になった場合の面接内容や結果のフィードバック
- 年収や待遇などの就労条件交渉
- 面接や内定の辞退連絡代行
- 内定決定から入社までのフォロー
いかがでしょうか?転職エージェントを利用するだけで、このようなサポートを無料で受けることが可能になるのです。もちろんそれだけでも心強いのですが、誰かが付いてくれているという安心感は何ごとにも代えがたいものがあります。
転職エージェントを利用して希望する転職を果たし、キャリアアップや年収アップを実現している人はたくさんいますので、ぜひあなたも利用してみて下さい。
参考:30代におすすめの転職サイト・エージェント8選!選び方や注意点も
転職エージェントを利用する場合に押さえておくべき注意点
ここからは、転職エージェントを利用する場合の注意点について解説していきたいと思います。
希望通りの転職を叶えたいのであれば、転職エージェントとうまく付き合い、最大限に活用する必要があります。そのために押さえておくべきポイントを紹介しますので、よく理解しておきましょう。
こまめに連絡を取り合うこと
転職エージェントを利用する場合は、こまめに連絡を取り合っておくことが大切です。
企業側から依頼を受けた場合に、転職エージェントは登録している求職者のデータベースの上位から順番に求人案内のメール連絡を行っていきます。このデータベースに表示される順番が「更新日」、つまり最後の接触した日が近い順になっているのです。つまり、連絡をしておかないと更新日が古くなってしまうのです。
これにより、求人案件の連絡が後回しにされてしまうことになり、挙句の果てには「更新日が古いということは、転職が決まった可能性が高い」と判断されて、連絡が来なくなってしまう場合もあります。
良い求人情報を教えてもらうためには、こまめに連絡を取り、データベースの表示順を上げておく必要があるのです。
転職に対する積極的な姿勢を伝えること
転職エージェントを利用する場合は、転職に対する積極的な姿勢を示すことも大切です。大前提として、転職エージェントはビジネスであり、担当するエージェントにも売り上げ目標があります。
そこで、転職時期について聞かれたときに、「いいところがあればすぐにでも」など、転職に対して積極的な姿勢を表明することで、売上につながりやすいと判断されやすくなります。優先順位を上げて案件を紹介してもらえる可能性も高くなるというわけです。
少しいやらしい話に聞こえてしまうかもしれませんが、転職活動を有利に進めるための、一つの手段として覚えておきましょう。
相性のいいエージェントに任せること
転職へのサポートは、相性のいいエージェントに任せることが大切です。
エージェントとはいえ人間ですので、相性の良し悪しはあるものです。性格が合わなかったり、知識に不満があったりするときは、遠慮することなく変更を申し出ることをおすすめします。
エージェントを利用する理由は、あなたの転職を成功させるためです。そのためには、エージェントに情を移す必要はありません。エージェント側にとっても、担当を変更することはたいして大ごとではありませんので、気にしないようにしましょう。
自分に嘘はつかないこと
転職エージェントを利用する場合、自分の経歴やスキルなどに嘘をつかないようにしましょう。
一度やり取りをした情報は、しっかり保管されます。例えば、数年前に登録した内容と、今回の内容が異なる場合、その違いはすぐに発覚するのです。
虚偽の報告をする応募者に対して、エージェント側は企業側に紹介するにはリスクがあると判断することがあり、案件紹介などの制限が掛かる可能性もあります。
自分の推薦文を必ず確認すること
企業に送られる自分の推薦文は、必ず確認するようにしましょう。企業側へ人材を紹介する場合、エージェントからその人物の推薦文が送られることになっています。
ただし、あまり優秀なエージェントでなかった場合、推薦文の内容が酷く、なかには経歴を書き写したようなものを送付されるケースもあります。そのため、「面接時に相違が無いように」「自分を見直しておきたい」などの理由をつけて、推薦文を見せてもらうようお願いしてみましょう。
同じ求人に他のエージェントから応募しないこと
複数の転職エージェントを利用している場合、異なるエージェントから同一の求人に応募することはやめましょう。これは、すぐに確認できてしまうことで、各エージェントに企業側から確認の連絡が入ることになります。
場合によっては、企業側にもエージェント側にも不信を与えてしまうことになりかねず、最悪の場合は、破談になってしまうケースもありますので、十分に注意するようにしましょう。
30代の転職におすすめの転職エージェント5選
ここからは、30代での転職におすすめしたい転職エージェントについて紹介したいと思います。
転職エージェントにはさまざまありますが、それぞれに強みがありますので、自分に合ったエージェントを選択することが大切です。
もちろん、複数に登録しても問題ありませんので、一つに絞る必要はありません。選択肢を広げながら、転職活動を進めていきましょう。
JACリクルートメント

一つめに紹介するのは、JACリクルートメントです。
このエージェントの特長は、ミドルクラスからハイクラスの高年収層に特化しているということ。そのため、積極的なキャリアアップを目指しているという人には、おすすめのエージェントといえます。
また、独自に取り扱う求人が多く、それぞれの求人の質が高いと、もっぱら高評価を得ているのもおすすめポイントの一つです。
全国の求人を網羅し、幅広い業界に強みを持っているので、上質な求人情報と、しっかりとしたサポートを受けたいというのであれば、登録しない手はないでしょう。
ビズリーチ

テレビCMでおなじみのビズリーチも、30代におすすめの転職エージェントです。
ビズリーチの特長は、高収入案件が豊富であるということ。年収500万円以下の求人はほぼなく、逆に年収1000万円を超える案件が豊富に取り揃えられています。
また、もう一つの特長として、面談などは行われず、同じくビズリーチに登録しているヘッドハンターから直接スカウトされる仕組みになっています。他のエージェントと比較してシビアな分、自分の市場価値を判断しやすいでしょう。
もちろん、公開求人に対して、自ら応募することも可能となっていますので、幅広く活用することができるでしょう。
DODA(デューダ)

最後におすすめしたい転職エージェントはDODA(デューダ)です。
DODA最大の強みは、公開求人数5万件以上、非公開求人数3.5万件以上(2020/06/30時点)という、圧倒的な求人数にあります。全国対応・全年齢対応ですので、自分にピッタリの転職先を見つけやすいでしょう。
また、キャリアドバイザーは各業界のスペシャリストが揃っているので、特定分野への転職についても、親身に相談に乗ってくれるのが嬉しいところ。総合力が高く、詳細な部分へのサポートも手厚いので、登録しておいて損はないといえます。
type転職エージェント

次に紹介するのは、type転職エージェントです。
転職成功者の71%が年収アップに成功するなど、20~30代の年収アップに強みを持つtype転職エージェント。年収アップのために転職したいと考えている人なら、登録は必須といえます。
東京・埼玉・神奈川・千葉の一都三県での転職を得意としており、特にWeb業界やIT関連業界に強みを持っています。紹介案件としてはエンジニアや営業職が多くなります。
また、他の転職エージェントと比較して、求人数は少なめですが、その分、それぞれの案件の質は高いと評判です。
パソナキャリア

パソナキャリアも30代の転職におすすめしたい転職エージェントの一つです。
全国42都道府県に拠点があり、都市部から地方都市まで幅広くカバーしているのが最大の特長。転職支援実績25万人、16000社以上の企業と取引をしてきた実績から、転職支援のノウハウが確立されています。
年収アップ率が高いことや、非公開求人数が多いことも、転職希望者にとっては嬉しいところ。メインとしてもサブとして、ぜひ利用したいエージェントといえるでしょう。
まとめ|30代でも転職は成功させることができます!
今回は、転職を成功させたい30代が知るべきコツと注意点と題して解説してきました。いかに今回説明してきた内容をまとめていきたいと思います。
30代の転職事情
30代での転職は、20代での転職と比較してやや難易度が上がるものの、そこまで不利なものではありません。
転職に必要な期間は3ヶ月程度。キャリアを活かした転職なら年収アップも見込めますし、覚悟を持って挑めば、未経験職にもチャレンジすることができます。大切なことは目的を明確にすることであることを理解しておきましょう。
転職に大切な心構え
次に、30代が転職する場合に必要な心構えについて解説しました。具体的には、以下のような心構えが必要となります。
- 本当に転職が必要かよく考えること
- そもそも転職に向いているのか考えること
- 転職に対して譲れないものは何か考えること
- 転職を有利に進めるための媒体はフルに活用すること
また、30代では積極的に転職をしたほうがいいケースがあります。
- スキルや実績などに自信を持っているケース
- これまでにマネジメントの経験があるケース
このどちらかに当てはまる場合は、自分が希望する転職先を見つけやすいかもしれません。また、上記以外の場合は、慎重な転職活動を展開したほうがいいでしょう。
転職にとって重要な事前の準備
次に、転職する際の事前準備について紹介しました。心構えと同じか、それ以上に大切になりますので、怠らないようにしましょう。具体的には、以下のような準備が必要となります。
- 自己分析
- 応募する企業の選定
- 面接や試験に対する対策
これらを十分に準備できるかできないかによって、転職の成功率は大きく左右されます。できる限りの準備をして転職活動に臨むことを心掛けましょう。
転職を成功させるために必要なポイント
次に、転職を成功させるためのポイントについても解説しました。心構えや準備以外にも転職を成功させるためのポイントはたくさんありますので、しっかり押さえておきましょう。
具体的には、以下のようなポイントがあります。
- 転職する理由を明確にしておくこと
- 綿密な自己分析を行うこと
- 転職先の社内の雰囲気や社風を知っておくこと
- 面接でのポイントを理解しておくこと
- 転職先が決まってから退職すること
- 転職後は新入社員のつもりで仕事に臨むこと
- 転職エージェントを利用すること
これらは、転職を有利に進めるためや、転職が決まった後に後悔しないようするために重要なものばかりです。
転職エージェントを絶対に活用するべき理由
次に、30代での転職で転職エージェントを利用するべき理由についても紹介しました。
具体的には、以下のような理由が挙げられます。
- 企業側の採用したい人物像がわかるから
- 面談によって自己分析がより明確になるから
- 応募に必要な書類の添削をしてくれるから
- 模擬面接によって転職の成功率が上がるから
- 転職者に関する豊富なデータを所有しているから
- 手厚いサポートによって精神的に楽にさせてくれるから
転職エージェントを利用することで、転職に必要な部分を強化したり、至らない部分を修正したりすることが可能です。
また、誰かにサポートされることで、転職活動が孤独なものになることはなくなりますので、安心して転職のために行動できるようになるでしょう。
転職エージェントを利用する場合の注意点
次に、転職エージェントを利用する場合の注意点ついても紹介しました。
転職活動を有利に進めていくためには、転職エージェントを最大限に活用することが大切です。
具体的には、以下のような注意点があります。
- こまめに連絡を取り合うこと
- 転職に対する積極的な姿勢を伝えること
- 相性のいいエージェントに任せること
- 自分に嘘はつかないこと
- 自分の推薦文を必ず確認すること
- 同じ求人に他の転職エージェントから応募しないこと
これらを押さえておかないと、転職エージェントを利用している価値は半減するといっても過言ではありませんので、十分に注意して下さい。
30代の転職におすすめの転職エージェント5選
最後に、30代の転職におすすめする転職エージェントを5つ紹介しました。具体的には、以下の5つとなります。
それぞれ異なる特長を持った転職エージェントですが、どのエージェントも転職成功の実績は豊富です。自分に合った転職エージェントを選ぶことが、転職成功の近道ですので、ぜひ利用してみて下さい。
本記事を読むことで、30代の転職を有利に、かつ失敗しないように進めることができるでしょう。30代での転職は自分の将来だけではなく、人生の節目になるかもしれないことです。
自分の希望が叶う転職を必ず成功させるため、できる限りの準備をして転職活動に臨むようにしてください。あなたの転職が成就ことを心から願っています。
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